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古代日本列島の謎
古代日本列島の謎
関裕二、細谷敏雄/講談社
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総合評価

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    この書籍では、日本古代史の謎とされる事柄を「日本書紀」などの古代の書物を資料として、著者が解説されています。

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    投稿日: 2020.11.12
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    日本人の曖昧な体質はどこから生まれたのか。ヤマト建国、共存の着想を検証する。日本と日本人の正体! 日本人とはいったい何者なのだろう。どこからやって来て、どこに行こうとしているのか。たった1つのキーワードを掲げるだけで、おもしろいように「日本人の正体」がわかるようになってくる。そのキーワードとは「日本人の曖昧な体質」なのだ。しかし、この「曖昧な体質」は、ヤマトがいくつもの地方、多くの異なる文化を持った人々の集まりであったため、共存していくうえでの知恵であった。民族の誇るべき歴史といえる。

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    投稿日: 2015.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者は日本古代史の研究家とのことですが、どこまで通説なのか、かなりユニークな意見に新鮮さを感じると共に、吃驚ではあります。紛い物ではないかとさえ思えてしまいます。日本の東西の違いから始まり、それを大和朝廷の成立時に遡って二つの文化圏があったと主張します。そして記紀の記述、魏志倭人伝の邪馬台国から、大和朝廷の東征(九州から畿内への東遷)説を主張するのです。物部氏が天皇家の前の大王家であったとか、蘇我氏が物部氏と実は繋がっていたとか、極めて真面目な議論として展開しています。縄文時代は新石器時代でもあったわけですが、翡翠の勾玉の孔をどうやって開けるか、縄文人の知恵に勝てますか?という問い掛けには参ったと感じました。名古屋は大阪から見ると関が原の東、東京から見ると箱根の西であり、関東か関西か、という認識差の説明も面白かったですが、確かに古代において名古屋は尾張氏(物部氏の支族だった!との主張)領有する東国だったわけですね。熱田神宮に3種の神器の1つがある理由、出雲大社が最大の神社だった理由など、常識から考えて不思議なことは多くあります。著者によれば邪馬台国は畿内が圧倒的有利になっているがそれほど単純な話ではないといいながら、以上のような論拠を連ねて東遷を主張しているわけですね。非常に楽しく読みました。

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    投稿日: 2013.08.22
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    読みやすい面白い日本古代史といえば関裕二。 タイトルどおり、日本のあらゆる地方、極東アジアの今思われているよりはるかに活発であったであろう交流も視野にいれた説はとても面白かったです。一章一章が興味深すぎてそれぞれにまた別の本が読みたくなります。 文庫版前書きが一番心に残っている。 日本人とは何者なのか。 日本人はどこからきてどこへ行こうとしているのか。 その信仰の本質はどのようなものなのか。 日本のインテリ層の嫌う「日本人の曖昧な体質」その根元である「多神教的発想」 このキーワードで「日本人の正体」がわかるようになってくるはずだ。

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    投稿日: 2012.07.01
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    以外に面白かった、と言えば失礼ですね。 多分、関さんの本を初めて読んだと思います。 硬い歴史の本かと思ったら、あまりに柔らかくて、目から鱗…ちょっと違うかな。 文章も読みやすく、資料をもとに読み説く感性というか、繋げていく力というか… ボーっと読んでた、判りにくい、古事記や日本書紀が、読む人に読ませれば、こんなに面白いのかと驚きました。 シュリーマンがただの伝説のはずだった、都市を発掘したように、これで、邪馬台国が見つかったら面白い。 まぁ、日本じゃ、上に建物いっぱいなので、発掘は難しいでしょうけど。 他の出版物も、読んでみたくなりました。

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    投稿日: 2010.12.25