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人体の全貌を知れ――私たちの生き方を左右する新しい人体科学
人体の全貌を知れ――私たちの生き方を左右する新しい人体科学
ダニエル・M・デイヴィス、久保尚子/亜紀書房
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総合評価

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    翻訳者は、この本に対しての感想として細胞の存在感の大きさを言っていた。つまり、細目としての細胞ってことだな。 そこからしか、人体への探究は始まらないのだろう。包括的全体だ。 それにしても、知るためにはいかに近づくかが、重要だということは、よくわかった。そのための思考、手法、用具を誂え、揃えられるかから、既に知ることは始まっている、と。たとえ、それが漠とした潜入対象であっても。そこへの地図は、解釈も含め日々更新し続けることも然り。

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    投稿日: 2024.12.21
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    ■評価 ★★★✬☆ ■概要・感想 ○生物学の最新の進歩を、その研究を飛躍的に進歩させた人のストーリーに乗せて、説明している本。 ○マイクロバイオームについて知りたいと思い手に取った。他で言われているように、良い食品があるというよりもその人に合う食品が何かを正確に捉えるほうが重要。GI値は目安に過ぎず、ケーキをバンバン食べても太らない人もいれば、寿司を食べると血糖値が急上昇してインスリンショックで太る食品となる人もいる。近い未来(既に到来している?)、自分にあう食事という側面で最適化されていくこともあるかと思う。 ○プロバイオティクスは、エビデンスが揃っていないので、ウォッチする状態でいいかと思う。食物繊維豊富な野菜などを積極的にとって、腸内細菌に栄養を届けることが、現状わかっている範囲のいいことかと思った。

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    投稿日: 2023.10.25
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    コネクトーム(脳の配線全体)の作成の話が、この本で紹介されていて、大変面白かったです。解析多色標識法と光遺伝子の発見を中心にどのように、作成のまさに解像度が上がっていったのか。アイデアとそれに至るプロセスが刺激的でためになります。 ブログで読んだ、興味を持った分野だったので、刺さりました!

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    投稿日: 2022.11.12
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    ヒト生物学の6つの分野ー細胞、胚、臓器・器官系、脳、マイクロバイオーム、ゲノムーについて細胞を中心におきながら書かれている。 ヒト=人間の全体像を探り病気と健康とはを解明する科学の進展を解説している。 かなり専門的で分かりにくい部分もあるが考えさせられること新しい科学の進展を知らされる。

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    投稿日: 2022.11.07