
悲終伝
西尾維新/講談社
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総合評価
(3件)5.0
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powered by ブクログこの分厚さ、悲鳴伝読み始めて途中で挫折してしばらく放置してたけど、また読み始めたらあっという間でここまで読み切りました!!
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死んだはずの人間が生きていたり、没案になったはずの案が真逆の形で復活したりとどんでん返しの連続で、終始驚かされつつ読み進めました。 最終的に親友の花屋と話し、剣藤さんと再開し、地球と再度の邂逅を望むなど最後の最後まで最初期の人物が重要な位置付けにいて、空々くんの人生において重要な位置付けに彼女達がいるのだと再認識しました。
0投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伝記シリーズ堂々完結、終わってしまうのが寂しくてならなくて、それでも面白くて止められなくて、相反する気持ちを抱えながらようやく読みおえました。 読み終えての印象は、ああ、この物語はそらからくんが心を得るまでの物語なんだなってこと。 心を得るっていう表現が正しいのかは分からない。自分に気づく、とかなのかもしれない。 少年が青年になる。自分というものを確立させる。よくいわれるアイデンティティの確立なんてものに近いのかも、なんてことを思う。 そらからくんと剣藤犬个、わたしにとっては2人が永遠。 剣藤犬个からのメッセージのシーンで、そらからくんはようやく自分を見つけられたんだろうなと思う。 そらからくんが怒るシーンがとてもとても好きでした。 最終話もすき。さすが地濃鑿。婆さんになっても元気だったね。みんなみんな歳をとって、老人になっていく。生きて、死ぬ。 そらからくんの頭に最後に出てくるのが剣藤犬个なのもたまらないね。 英雄そらからくんが、やさしい人生を送れてよかった。
1投稿日: 2024.12.22
