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古代史の定説を疑う
古代史の定説を疑う
瀧音能之、水谷千秋/宝島社
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総合評価

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    教科書の改訂は4年に一度しかされず、学会で常識となった説が反映されるにはさらに長い期間を要する。そのため、私たちが「定説」と思っている歴史が、疑問視されているケースは少なくない。過去20年、発掘調査による新たな発見が相次ぐとともに、AIシミュレーションや古気候学、DNA解析などの科学的手法の急速な発展によって、新たな事実が解明されるようになってきた。本書では、最新発掘調査と最新学説から、新たな「古代日本の姿」を探る。 2000年代から考古学的な発掘調査は飛躍的な発展を遂げている。新たな発掘成果は、古代史の何をどこまで明らかにしているのか。本書は、従来の説に一石を投じる近年のさまざまな発掘成果をもとに、古代史を時代別に整理・検証する内容です。最新研究から歴史の真実に迫る一冊。 第1章 旧石器時代~縄文時代(人類はいつ日本列島に到達したのか;港川人は日本人の先祖なのか ) 第2章 弥生時代(日本の稲作はいつはじまったのか;日本の稲作は中国大陸から直接伝わったのか ) 第3章 古墳時代(ヤマト王権は邪馬台国を継承した王権なのか;初期ヤマト王権の大王は絶対君主ではなかった ) 第4章 飛鳥時代(蘇我氏と物部氏の対立の原因は仏教だったのか;崇峻天皇暗殺の首謀者は誰だったのか ) 第5章 奈良・平安時代(なぜ墾田永年私財法はつくられたのか;延暦寺は平安京の鬼門除けだったのか )

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    投稿日: 2022.11.19