
絶望令嬢の華麗なる離婚 ~幼馴染の大公閣下の溺愛が止まらないのです~
高槻和衣、白谷ゆう/ツギクル
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(1件)3.0
| 0 | ||
| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一度目のとき、カイルは手助けできなかったのだろうか。 アバンがもうクズ過ぎてクズ過ぎて。 無論二度目の方も変わる筈もなく。 ただ二度目の人生は、有能なマリアとアンドルをそばに呼び寄せた時点で勝ち確定だった気がする。 とんとん拍子にことは進み、カイルも事あるごとに手助けをしてくれ、いつの間にやら国王たちすら味方につけているし。 大逆転にも程がある。 後はもう粛々と離婚の成立とカイルとの関係性の決着を待つのみという。 ただそこまではこの一冊で辿り着いてくれない……ぐぬぬ。 意外だったのは、辺境に追いやられて逆に健康になった上にハッスルして(言い方が古い)お子さんまで作っちゃったアバンのご両親、そして外伝のカイル。 本人は黒歴史と言っていたが、似合っていたんだろうなとしみじみ。 挿絵でも見てみたかった。
2投稿日: 2022.09.26
