ユタなど霊的職能者の取材を通した沖縄怪談のあれこれ。 「こういうことがありました」調の怪談で、伝承や歴史の裏付けもしつつ載せるものだからリアル。沖縄人の血に刻まれた文化も噛んでるから内容に共鳴しやすいのか。ご近所も舞台に上がっていたので見学に行こう。

どちらかというと沖縄の歴史や神話のような趣がある内容でした。 サブタイトルにある耳切坊主のなはしは、特に印象に残りました。 黒金座主と北谷王子の因縁がいまも続いているなんて、驚きです。 他の話もいくつか気になるものはありましたが、やはりその名前が沖縄名だからなかなか覚えることはできませんでした。 沖縄に行くときは、もう一度これらを調べてから訪れたいと思います。

なおテダ御川で採掘されたトラバーチンの多くは、現在の国会議事堂の石材となった。 　あの建物の礎には、まさに聖域を壊して掘削された石材が使われているのである。