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自由学園物語
自由学園物語
羽仁進/講談社
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総合評価

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     基本的には著者の自伝。ただし、ちょうど自由学園の入学から卒業までが描かれているので、そういう意味で、筆者から見た「自由学園物語」とも言える。  筆者について多くは知らないが、なかなかユニークな少年時代を過ごしたようだ。買った生き物が、ロバ、オオサンショウウオ、ミミズクと聞いただけで、ある程度想像がつく。  p.36 すでに池袋からの西武鉄道が通っていたが、沿線には豊島園と大泉の撮影所(東映の前進)ぐらいしかなく、それ以西は、客がほとんどいないという状態だった。夜には人糞肥料を輸送していると陰口をたたかれ、コエだめ列車などとバカにされていた。  真偽のほどはわからないが、なかなかユニークなエピソードである。

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    投稿日: 2020.05.06