
ふしぎなお金
赤瀬川原平/筑摩書房
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総合評価
(4件)3.3
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powered by ブクログすぐ読めた。10分くらい 悪貨は良貨を駆逐するっていうのは確かにと思った お金について改めて考えさせられた
5投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログまぁ、絵本だからこんなに早く読めてしまっても不思議はない。血とお金、見えない、約束ごとだけで存在しているとされるお金、手形、悪貨は良貨を駆逐する、わかるようで分からない。わからないままなのは哲学か。これこのまま図書館に返したらそれで終わりだろうな。買うなら買って、読み返すような本なのだろう。次はどんな感想を持つのだろうか。
0投稿日: 2022.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
哲学絵本。類似性という点で、財布と拳銃を結びつけて考えたことがなかった。たしかに仕舞う場所は似ているし、身につけておかないと不安。盗まれて悪用されたら洒落にならない。それにしても「良貨は悪貨を駆逐する」で、金運が逃げて行きそうなほどボロボロに描かれた紙幣の絵に、ちょっと笑ってしまった。今持っているものを手放し、より状態の優れたものを手に入れる。よくいえば循環・リサイクルなんだろうけれど。
0投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ「こどもの哲学 大人の絵本」シリーズ第三弾(オリジナルでは第一弾)。原本は2005年毎日新聞社刊行。 お金を拳銃や血液といったさまざまなものに見立てて説明しているのが説得力があって、薄いからあっというまに読み終えたけれど、何度も何度も読み返したくなる。文章もすごいが、名画の模写、さすがの細密なお札、かわいい犬など肩の力が緩急自在な挿絵もすごい。なによりあとがきがすごい。 こんな作品を復刊文庫化してくれて、さすがちくま文庫、やはりちくま文庫、ありがとう。
0投稿日: 2022.05.17
