
総合評価
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powered by ブクログある未成年者が、合計四人の男女を殺傷した殺人及び殺人未遂容疑で全国に指名手配された。犯人の遺留品によって重要容疑者は割り出され、解決に向かいはじめたかに思われたが、事件は結局、迷宮入りしてしまう。それから四年の月日が流れ、事件の唯一の生存者となった一礼比梢絵は、事件の様々な謎が解き明かされることを求めていた。事件を担当した刑事でもある双侶を頼って、そんな彼女が足を踏み入れたのが、ミステリ関係の創作に携わる者たちが開く会合〈恋謎会〉だった。ひとつの事件をめぐって、会のメンバーは謎を推理していく。彼女が本当に知りたかった謎は解き明かされるのか――。 西澤保彦さんの代表作のひとつでもある『聯愁殺』を読むのは、たぶん人生で、3、4回目。結末を知っててもなお、ラストの壮絶さには衝撃を受けてしまいます。唖然、呆然……というやつですね。どうしてこんな展開を、こんな〈動機〉を思い付くことができるのでしょう。そして結末はインパクトも、もちろんですが、その大部分がひとつの空間で謎について談義するだけなのに、なんでこんなにも先が気になって仕方ないのだろう、というヴァリエーションに富んだ推理談義も魅力的です。ミステリは〈動機〉である。しかもちょっと奇抜なだけでは満足できない、というひとには絶対におすすめしたい一冊です。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ吐き出しては飲み込んでの繰り返し。種明かしの満足感はあれど、道中のアトラクションに欠ける。読むのがつらい。
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こういう「すでに起きた事件をみんなでディスカッションする形式で推理」するのは自分の好みです。現場に足を運ぶでもなく、それぞれが与えられた手がかりで推理。今回は推理するメンバーが新たな情報を与えたりしてそれがまた推理に組み込まれて・・・っていうのもよい。 でも、なんかなあ。それぞれの出す仮説がどれもこれもパッとしない。「ここからはわたしの想像を交えて・・」がどれもこれもひどい。否定する根拠はないけど、でもそれはさすがに・・・のオンパレード。いやでも語り手である梢絵さんもモノローグでそんな感じの感想だし・・・メタ的なことを言うと「これが真相だったらいやだなあ」という。 でもさすがにそれはなく。最後の最後で真相があきらかになるんですが・・・・その後がひどい。真犯人を前にして刑事が急に油断して殺されるかね?そして「これから連続殺人しまくってやるー」って。さすがに〈恋謎会〉のメンバーが不審に思って気づくでしょ。でもまあ成し遂げたとは書かれていないけど・・・
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログあんまり前情報なく読んだ。 ある事件について、登場人物がひたすら推理合戦をしていくというゴリゴリの本格ミステリ。 そうきたか!という推理が出てきたかと思えば、ある一要素であっけなく廃案となったり、というのを繰り返していくうちに… ハウダニットにあたる作品だと思うが、こんな動機で罪が犯されるのは、衝撃であり恐ろしいなと思った。 派手な展開はないので時々眠くなるが、のんびりと推理を楽しめた。
3投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログ迷宮入りの連続殺人事件、唯一の生存者から真相究明を託された〈恋迷会〉の面々。白熱の推理バトルの末、彼らが辿り着いた真実とは――!?〈解説〉唐木 厚
0投稿日: 2022.06.07
