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すこしずつの親友
すこしずつの親友
森埜こみち/講談社
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総合評価

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    伯母さんの感性が素敵だなと思った。 こんな伯母さんがいたら、たくさん話が聴きたくなりそう。 ゴッホとゴーギャンの関係性も初めて知った。 私自身は親友と呼べる人がいるかいないか、そもそも親友の定義も正直わからずにいる。 でも、一瞬でも同じ時を過ごし、思いが通じ合うことができたのかなと感じる人は何人も思い当たる。 これからも、人生のどこかでそんな人たちに出会えたらいいなと思う。

    3
    投稿日: 2024.02.12
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     オーストラリアのエアーズロックを現地の先住民は「ウルル」と呼ぶこと、慣れない所に出かけると、乗り場を間違え慌てていると知らない人の足にスーツケースの角が当たり気まずい空気が漂う事もあるが、申し訳なさそうに謝ると解ってもらえる事、銃を肩から下げた男を見かけたら旅の予定を変えてでも命を守る事などが書かれてました。

    1
    投稿日: 2023.03.03
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    「親友って、どうやったらつくれるの」 「親友は、たぶんつくるものじゃなくて、出会うのよ」 わたしの問いに伯母さんはそう言った。 いますぐ親友が欲しいわたしに伯母さんは笑って言った。 「すこしずつの親友になら、すぐにでも出会えるわよ」 それはなぜか旅先で出会うことが多い、本当はどこにいても会えるのだけど。 そう言って、ネパールで出会ったすこしずつの親友の少年の話をしてくれた。 始めの話からもう、心にじわっとくるお話でした。すこしずつの親友ってどんなものかというのが、一つ一つは短い旅先での話を聴く(読む)ごとに、ああこういうことかと腑に落ちてきました。「聴く」と書きたくなるくらい、読んでいる自分自身も伯母さんと姪のお泊まり会に参加させてもらっているような気持ちになりました。 「親友」や友達関係について悩んだり考えたりするのは、小中高生くらいがピークかなと思うので、その頃の子ども達のそばにこういう本があるといいなと思いました。 難しく考えなくても、出会うときには出会うものだし、すこしずつの親友ならきっともう出会ってるんじゃない?って寄り添ってくれるような本。

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    投稿日: 2023.02.27
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    「親友」っていうものに憧れる時期って、確かにあるなぁと思い出した。 すこしずつの親友って、とても素敵。 こういう物の見方を教えてくれる大人が身近にいたら、すごくいいだろうなと思う。

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    投稿日: 2022.11.28
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    すこしずつの親友もいう考え方が とてもすてき。 こんな大人が周りにいたら、 どれだけホッとするだろう。 伯母と姪という、 あの優しい関係は 親子では出せないんだろうなあ。

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    投稿日: 2022.07.09