
総合評価
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powered by ブクログ色々な視点で考えても面白かったです。 歴史ファンタジーは大好きなカテゴリーですが、その中でも、今主流となっている日本の歴史に絡めて、アイヌの歴史文化などを垣間見ることができ、私の中では未知でありつつも興味のあったアイヌの方たちの歴史がとても新鮮でした。 また、そこここに、私がこれまで感じていたことや信条にとても近い表現があり非常に共感できるセリフや言葉がありました。 星5つにするか4つにするかで迷いましたが、後半、財宝を見つけて以降のお話がなんだかとても駆け足で、主人公含め登場人物の機微が感じにくかったことや、宿敵の動向がすっぽり抜けているように感じたことがあり、星4つとさせていただきました。
0投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ懐かしの矢野徹。子供の頃理解出来なかったことが、こういうことだったかと感じた。キッドは唐突に思え、また話の回収が急ぎあしか。
0投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冒険小説、そしてびビルドゥングスロマンの秀作。 時は幕末から明治にかけて、題名からも分かるように蝦夷地を主要舞台にアメリカでも忍者同士の死闘が繰り広げられる。復讐劇、宝探し、国際謀略にラヴロマンスと、これでもかのてんこ盛り。 歴史上名高い偉人も複数登場して楽しめます。 宿敵天海との対決は、"おいおいホントかい"と思うところもあるが、敵としての強さが半端でない分次郎への肩入れの気持ちも強くなります。 天海を倒してのちの展開がかなり弱いのが、本書の弱点であるように感じる。むしろ天海を倒すまでを少し端折って、その後の本書では描かれていない次郎の活躍を読みたかった。分量は2倍3倍になってもかまわないので。そこが少し残念。
4投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ幕末 忍者 冒険 ワクワク ドキドキ ハラハラ40年ほど前に角川文庫で読んでから復刊を待ち望んでいた作品。カムイの世界観にも憧れ、青春18切符で北海道旭川まで勢いで行きました。
0投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ前半の主人公に降りかかる不幸が読んでいて辛い。 キャプテンキッドの隠した秘宝が割とあっさり見つかって拍子抜けしたが、道徳的思考を供えた若者が日本の未来を憂い・考える事が本著の主題なのかと思う。 これが正統派のジュブナイル小説と言うものなのだろう。
0投稿日: 2022.10.27
