
総合評価
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powered by ブクログ緊迫感があってとても面白かったけど、 これはこれで偏っている気もする、 という部分もあるなー。 谷沢が1番良かったな。 結局、笑っていただけやもんな。 なかなか出来るものではない。 素晴らしいと思いました。
0投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログ門田博光、江夏豊、田尾安志、谷沢健一、広岡達朗と5人の癖のある野球人のインタビュー集。 どの人の話もコクがあって面白かった。
2投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ門田、田尾、矢沢、広岡、そして江夏。知ってるようで知らない話がごまんと出てきて、想像以上に面白い本だったな。 正しいことを、いや自分は正しいと思っていることをやっているだけのつもりが、いつしか疎まれ、争われ、巻き込まれる。野球界だけじゃ無いよなと思うけど、野球界は、特にこの5人のレベルにある選手たちは、孤独や痛みや寂しさ、怒りそういうものを一瞬でも、、全てかき消す事ができる場所を持っていたのが羨ましい。
0投稿日: 2023.12.16
powered by ブクログどうもこの手の野球物はみんな自分語りを入れなくては気が済まないのかそのあたりとても読んでてしらける部分ではあるのだが、一部ユーザーレビューで見たよりはとても面白く読めた。特にもはや球界の最高齢と言っていい広岡の語りは圧巻で、一見冷たそうな彼の中に強い情熱があっての理由があったことに感銘を受けた。
0投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ悩みの根幹をなすのは対人関係 自分の思いが人にうまく伝わらないことに起因 生まれて生きて死んでいくだけで人生は大成功
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログプロ野球ファンならずとも、掛布が衣笠が江川が…なぜ監督になれないの?と思ったことがあるはず。衣笠は鬼籍に入り、掛布と江川は待望論は根強いも今や齢67…。 なぜなれなかったのか…。それはあの事件か、借金か人格か…と理由はまことしやかに語られるも所詮噂のレベルを超えるものはない。 本書には昭和・平成のプロ野球史に輝かしい成績と戦績と記憶を残した5人が取り上げられている。門田博光・田尾安志・広岡達朗・谷沢健一・江夏豊。ちなみに監督経験は広岡・田尾。 読み了えた感想は、球団を代表するスーパースター・功労者はその球団の監督になるのが当然。とりわけ生え抜きであれば、なおさらという思いに囚われ過ぎているのではないか…。 単純になりたくないのかもしれないし、諸事情から好機を逃したケースだってある。にもかかわらず、なれない然るべき『瑕疵(かし)』を嗅ぎ回っている気がしてならない。 瑕疵は欠陥・不具合・傷を意味する。本書はその瑕疵にフォーカス。ここでいう瑕疵とは、徒党を組まず、筋を通し、忖度せず、正論を語り、信念を突き通したゆえに孤高のプレイヤーとして終える。この一徹さが監督やフロントに扱いづらいヤツという印象を与え、不遇の扱いを受けたことを意味する。 門田は毎打席ホームランを目指す打法に固執、それをからめ手を用いて阻止する野村克也、広岡は打撃の神様 川上哲治の拙い守備を、哲のカーテンの川上采配を批判、干されるも己の道を希求、不偏不党の田尾はお山の大将 星野に森に村山に楽天監督時代は三木谷氏に直言、親分肌 谷沢は派閥を作らず開放的性格を星野に嫉妬され強引に引退、江夏は村山引退後は血行障害に苛まれながらも細腕繁盛記よろしくエースとして孤塁を守るも阪神のお家騒動から南海へ。 〈出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない〉やというが、現実は中々そんなに甘くない。ここまで書いて落合がドラゴンズナインに向けた言葉を想起。『俺は好き嫌いで起用はしない、必要かどうかで判断。ただ必ずしもそうではない。嫌われても使わざるを得ない、圧倒的な力を持った選手になれ!』 オレ流を貫いた落合だけに説得力はある。還暦間近な人間から見れば、圧倒的な力を持っていようとも〈人間には好き嫌いの感情がもたらすダブルスタンダード〉という物差しが厳然とあるんだよと付け加えたい。 監督になるのが目標ではなく、タクトを振るうことにより達成したい野望があるのなら、時に自身を曲げ、相手の懐に入ることも肝要だと思う。そう、大義成就のためには。 生来の性格もあるが、現役時代の輝かしい実績があれば、監督やコーチにならずとも、セカンドキャリアに思い悩むことなく、猟官運動に奔走する必要が無いとも言える。 元ロッテ里崎の様に、1軍コーチでさえ薄給、飲食店経営もリスキーと見なし、現役時代より引退後を想定。蓄財に精励し蓄えは十分。ゆえに野球解説やYouTubeでは遠慮会釈なく語る御仁もいる。 信念を貫けば確執は生じる。この5人は現役時代に不遇をかこったかもしれない。たが、その信念・一徹さが現役時代の輝かしい成績を生み、レジェンドとして評価されているのだから、監督になるとか、ならないかは実に取るに足りない見方だよなぁってことを教示してくれた一冊。 ひとり70頁ほどなのに1冊の伝記を読み切ったぐらいの熱量をビジバシ感じる力作。
2投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
谷沢さん・田尾さんは、知らないことを知れた。 他の三人については、影絵のようにノムさんが出てくるのがちょっとおかしかった。 この三人については、これまでも色々なことが語られている。どれが正しくどれが間違いということはないんだろう。人は多面的なものだから。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログスジを通したプロ野球選手。人間関係ではうまく行かずワザで生きる男たちを描く。 本書に出てくる選手たち、いずれもよく言えば個性派、悪く言えば偏屈。取材対象の強烈な個性と求心力に、筆者の筆力がこれほど追いついていないノンフィクションも珍しいだろう。不思議な魅力の本。 門田博光、田尾安志、広岡達朗、谷沢健一、江夏豊。 出版前に元の球団に電撃復帰し日の目を見なかった章は巨人の桑田か? 筆者が題材を未消化なままの稀有な作品。
0投稿日: 2022.06.10
