Reader Store
情報隠蔽国家
情報隠蔽国家
青木理/河出書房新社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

3件)
3.3
0
2
0
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりにノンフィクションを読む。 様々な事象を読み、事実と意見を区別しながら日々情報に触れなければならないと再確認した。

    0
    投稿日: 2024.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦うジャーナリストの心した作品。青木さんのこれからに期待できる作品。ひどい政治の表も裏もジャーナリストならば・・・。

    0
    投稿日: 2021.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    青木理『情報隠蔽国家』河出文庫。 以前読んだ『絞首刑』は死刑制度の是非を巡るルポルタージュから始まり、最後の最後に刑務所や拘置所に対する批判に変わった挙げ句、連続リンチ殺人事件の死刑判決を受けた元少年に対する主観だけでの擁護と、次第に論点がズレていき、全く評価に値しなかった。 果たして本書はどうだろうか。目次の各章のタイトルはゴシップ週刊誌の如くかなり仰々しく、一抹の不安を覚える。密林では何故か評判良いようだけど。 自分には合わないな。 インテリジェンスの分野では諸外国に比べて遥かに遅れを取る日本。情報の入手も、情報の選別も、情報の取扱いも非常に拙い。早い話が日本にはインテリジェンスは無いのだ。こうした状況に青木理はどう斬り込んでいくのか…… 第1章では防衛省の存在しないはずの文書の漏洩を扱う。存在しない文書の漏洩など馬鹿みたいな話なのだが…… 第2章では公安のおかしなインテリジェンスについて軽く触れる。日本にはインテリジェンスなど無いのだから仕方がない。 第3章は『情報隠蔽国家』のタイトルからは逸脱した国への不平不満と自慢話を並べた雑文集。おやおや。やはり『絞首刑』と同様の展開になり始めたぞ。 第4章。加計学園問題を巡る自慢話から始まるが、ここからが本番のようだ。しかし、政権への罵詈雑言程度にしか読み取れないのは、著者が熱くなり過ぎているからか。もっと冷静に理路整然に論理展開すれば良いものを。 第5章では警察に牙を剥く。囮捜査だろうが何だろうと悪い奴等は捕まえれば良いさ。誤認逮捕や証拠の捏造が無ければね。 第6章は刑事司法の闇。出ました『絞首刑』の一幕。 第7章はカウンター・ジャーナリズムというタイトルで再びの雑文集。 第8章は保坂正康氏との対談。一体、この本の造りとテーマはどうなっているのか。全く一貫性も、まとまりも感じられない。 第9章は三度の雑文集。 定価847円 ★★

    7
    投稿日: 2021.10.08