Reader Store
大河への道
大河への道
立川志の輔/河出書房新社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

21件)
3.9
5
9
4
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文字で見て自分の頭でイメージを膨らませるよりも、落語を見聞きしたいって思った作品。そりゃ元が落語だからそうなるか。 人生何でも挑戦!元気が出る作品でした。

    0
    投稿日: 2025.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地元の小学校の校歌に、”忠敬翁がしいた道”と歌詞が出てきて、街の方に敬愛されています。なので、松山さんの様な人(市役所に勤めていて忠敬さんを知らない人)はいないと思いました。

    0
    投稿日: 2024.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    51歳で隠居し、そこから天文歴学や測量学等を学び、日本全国を歩いて測量し『大日本沿海輿地全図』を作った伊能忠敬を題材に、立川志の輔さんが落語にした「大河への道ー伊能忠敬物語ー」の小説版。まさかそういうオチだったのかと、落語も聴いてみたいなと思った。それにしても、『大日本沿海輿地全図』が完成する数年前に忠敬は既に亡くなっていたとは知らなかった。

    0
    投稿日: 2024.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画版は公開時に劇場で鑑賞済みです。1冊のボリュームとしてはすぐ読了できる程度に薄め。だけどいくら薄めといえども、これを丸ごと1時間半かけてしゃべる落語家がいるとは信じがたい。オリジナルである立川志の輔の落語をめちゃめちゃ聴きたくなります。 映画版と大きく異なる点は、脚本家がベテランではなくてわりと若いということ。映画版の橋爪功には笑わされました。それから、映画版は原作以上に問題が勃発。しかし200頁付近の、上様の前に地図が広がるシーンは、映画版未見の人にはぜひご覧いただきたい。ジワッと来て涙目になります。 映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/3c64ed8ebf89edaa541d95868f366c5c

    0
    投稿日: 2023.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化もされた新作落語のノベライズ版。元が落語だけにテンポ良くスラスラと読める。オチも完璧。 伊能忠敬を主役とした大河ドラマの誘致を目指す市役所職員。新進の脚本家にプロットを依頼し資料を読み解いていく。その中で明らかとなる衝撃の事実。 テンポ良く笑いあり涙ありの感動作。

    1
    投稿日: 2022.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやはや、伊能忠敬の執念というかすごい人だったことがこれでもか、これでもかと詰まった一冊。落語の原案というだけあってかなり緻密なお話で、オチもバッチリ。チュウケイさんと私まで言ってしまうほどにひきこまれ一気読み。大河いけるよこれは!!!

    4
    投稿日: 2022.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画も面白かったけど、小説も読みやすくて面白かったです。小見川出身の人に地元では本当に「ちゅうけいさん」て言うらしいと聞いて感動しました。

    2
    投稿日: 2022.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伊能忠敬の功績を大河ドラマにしようとする企画を立て、千葉県香取市役所の池本と木下、若き脚本家加藤と共にプロット作成に挑む、という立川志の輔の落語演目。 途中で忠敬を慕う人物の回想が入り、どういった様子で地図作成に挑んでいたか膨らんでいくも。 最後の締めはグッジョブ! ただ、現実には「鎌倉殿の13人」しかり、もっとうまい見せ方はありそう。とにかくいろいろ勉強になった。 235冊目読了。

    1
    投稿日: 2022.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伊能忠敬を大河のドラマにというプロジェクトをこなすために奮闘する香取市の職員とライター。その中で伊能忠敬を取り巻く人の奮闘ぶりが滲み出して、最後はプロジェクトの話に戻って面白いオチになる。簡単に読めて面白い一冊。

    1
    投稿日: 2022.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    立川志の輔さん新作落語「大河への道・伊能忠敬物語」の小説版。映画「大河への道」の原作。 日本を測量し、はじめて日本地図を作った伊能忠敬。その故郷、千葉県香取市の観光振興プロジェクトとしてNHKの「大河ドラマ推進プロジェクト」を任せられた池本主任と木下くん、脚本プロットを任せられた若き脚本家の加藤くんの奮闘ぶりと、伊能忠敬とそれを支えた人々の驚きの歴史感動物語。 面白かった。 立川さんの落語で聞いてみたい。 伊能忠敬という人の名前だけは知っていたけど、地図作りがどんなものなのかは、全く知らなかったので興味深かった。映画も未見だが、キャストも素晴らしいので、ぜひ観てみたい。

    1
    投稿日: 2022.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この偉業は伊能忠敬を慕う名もなき仲間たちによって達成され、本作に伊能忠敬は登場しない。しかし伊能忠敬の存在は実に大きかった。 (厳密には今作の主人公は伊能忠敬ではないけど)こういう主人公の在り方いいなあ。落語調だからオチも素敵。

    1
    投稿日: 2022.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    立川志の輔の新作落語を小説に仕立てたこちら。実質3時間くらいでさくっと読めちゃう。正直感動も感心もしないけど、読むのは苦じゃないから時間があればどうぞ。

    2
    投稿日: 2022.07.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    立川志の輔ファンであり、新作落語「大河への道」も聴いたうえで、小説版を読んだ。落語の話を忠実に落とし込んでいる。しかし、である。これを一小説として読んだ場合に、落語ほどのインパクトは得られない。 落語は生で聴くに限る!これが結論。ただし、映画版も見てみたい。

    1
    投稿日: 2022.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まず、友達から勧められて映画を見た。伊能忠能の事は「地図を作った人」くらいの認識しかなかったが、映画の冒頭シーン(忠能の死)から引き込まれた。完成した地図をお上にご覧いただく場面は圧巻だった!地図作りに尽力した人々の思いや苦労を想像し自分まで泣きそうになった。 映画観賞後に文庫本を購入。映画と本では若干内容が異なるが、それはそれで楽しめた。

    1
    投稿日: 2022.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    映画 2022/6/10 立川シネマシティにて鑑賞 史実でも、将軍家斉は、高橋らの伊能組を劇的に許したのだろうか? でも、あの仕事を見せられては処罰はできないよな

    1
    投稿日: 2022.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画が話題なので見に行きたいと思ったけれど、たぶんテレビ放映待ちになりそうなので、とりあえず原作を読んでおく。 読んでみると、原作の落語を小説らしく語り直したもので、もちろんすいすい読めるが、志の輔さんの落語も一度は生できいてみたいぞと思う。伊能忠敬の史実を踏まえつつ、晩年〜地図完成まではまるでミステリー小説を読むようで感動的だった。想像力の勝利。 そしてこれを映画ではどういうふうにオールキャスト二役にアレンジしたのかが興味深い。 伊能忠敬本人の一代記と考えるとたしかに大河ドラマはむずかしいかもしれないが、地図完成までの群像劇という形なら、大河ドラマ化大いにありだと思う。いつか実現しないかな・・・ さて次は「犬王」だ…(河出文庫、快進撃というか宣伝上手というか…)

    1
    投稿日: 2022.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画観に行って観終わって気になって買って読んだ。 やっぱり映画は原作とはちょっと違う(発案くらい?)のだな。映画は映画で楽しんだけど、原作やっぱり面白い。短いのが残念。と言うのか、伊能忠敬がそれだけ大きかったと言うことか。

    1
    投稿日: 2022.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伊能忠敬ストーリーを大河に推薦するために、千葉県香取市の池本と木下が奮闘する話であるが、最後は落語らしい、ほろ苦いようなクスッとするオチになっている。

    2
    投稿日: 2022.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伊能忠敬を大河ドラマで取り上げてもらうために、伊能忠敬や彼を支えた人々を掘り下げていく、市役所の職員と脚本家。 熱くて、真っ直ぐで、気持ちの良い小説だった。

    1
    投稿日: 2022.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話題の映画化原作、落語家:立川志の輔の人気演目小説版。 千葉県香取市の市職員が、地元の偉人である「伊能忠敬」の生涯をNHK大河ドラマのテーマにすべく奮闘する姿を描いています。 落語演目なのでもう少しユーモラスなのかと思ってましたが・・いや、なかなかに感動的なクライマックスでした。 映画、より「立川志の輔の高座で観たい!」と思わせる作品でした。オススメ作です!

    2
    投稿日: 2022.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    落語が元になっているだけあって、とにかく面白いです。拍子がよくて、流れもあって、引き込まれます。なにより、人と人とのかかわりあい方がいい塩梅。大河ドラマにしたいよね…と奔走する現代の人たちと、大河ドラマになるんじゃない?と主人公(仮)の伊能忠敬さん及び周辺の人たち。映画を観るか、噺を聞くか…どちらもぜひとも実現したいです。

    1
    投稿日: 2022.05.07