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トラファルガー
トラファルガー
青池保子/秋田書店
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総合評価

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    原画展いった勢いで再読。原画展の帆船があまりに美しかったので。 1979年の作品で、シリアス歴史もの。 男の美学というか何かそんな感じのかっこよさにくらくらきます。帆船同士の夜間の一騎打ちの海戦シーンに痺れました。かっこいい! 描線にまだ少女漫画の夢っぽいところ(キャラクターの足が長いとか)と柔らかさがある頃で、この時期の絵が一番好みかも。

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    投稿日: 2023.08.13
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    ずいぶん前に読みました。今思うとミスタ・ラドリック、その年で戦列艦の艦長とはすごい! ほかにも突っ込みどころはいろいろありますが、帆船の魅力に触れた最初の作品です。

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    投稿日: 2011.02.07
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    短編だからなのか、あまり好きだ!という声を聞かない『トラファルガー』。 系列的には海洋戦モノなので、『七つの海』や『エル・アルコン』と同じ。 時代は英仏戦争。フランス革命でバラバラに引き裂かれてしまった親友同士のユージンとマルソー。15年後、海鮮の最中に2人は再会する――。しかし、ユージンは英国海軍士官、マルソーは仏国艦隊一の狙撃手 ――2人は敵同士だった。 あの時代の海戦の激しさ・残酷さにリアリティが溢れ、帆船はダイナミック、狙撃シーンの迫力は圧倒的。でも、時代背景と同時にこの頃の青池作品に漂う華麗さもあって重厚なのに軽やか。 ユージンとマルソーの子供時代がかわいいことかわいいこと。ちなみに実際にネルソン提督を撃ったのは、『マルソー』という名の狙撃手だったとか。

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    投稿日: 2007.08.29