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自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」
自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」
荒木博行/日本実業出版社
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総合評価

(64件)
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    うーん…… これは、エッセイなのか?? 筆者の個人の感想なのか? 難しい文章で、分かりにくく、面白くはなかった…

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    投稿日: 2026.08.23
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    本との付き合い方について書かれた本。 本書の「はじめに」には、以下のように書かれている。 「まあ、読書法は究極的にはケースバイケースですね」(p2) この本は、あるべき読書法のようなものを一切示しておりません。(中略) 「本とどう付き合っていくのか?」ということに対するコンポーネント(※部品)をまとめたものです。(p6より。※は評者による補足) また、「『必殺読書法』のような奥義は存在しない」という小見出しの部分には、こう書かれている。 自然体に読みたいように読む。これしか答えはありません。(p143-144) 以上のことから次の2点がわかる。 1.細切れの読書論の寄せ集め。 2.具体的な読書法は書かれていない。 1について。 全体を眺めて見ると、部品をきちんと組み立てて製品をつくるのではなく、単に部品を集めただけという印象を受ける。これは、著者が意図したことである。「はじめに」でも書かれていた通りだ。著者はこれを「庭師的なものの書き方」とも書いている。建築物のように設計書ありきで書くのではなく、自分の内側から育ってきた言葉を頼りに、外側からハサミを入れていくようなイメージ(p210)とのことだ。何とも抽象的な表現だが、その方が、"自分の頭で考える"ことを促進するのかもしれない。 2について。 まったく読書法が書かれていないわけではない。アウトプットファーストの読書法「アムロ読書法」(p113)は読書法と名付けているし、具体を抽象化してから再度具体化するという「具体と抽象の三角跳び」(p135-140)も、問い育てる読書法といえるだろう。 いま、「具体」と「抽象」という言葉が出てきた。本書は「具体と抽象」がキーワードとなっており、頻繁に出てくる。これが本書のキモである。目の前にある具体的なものを抽象化し、思考の次元を上げるというのが、著者の考え方の根底にある。 著者は、どんな本でも抽象化して考えれば、自分にあてはまるものになるという。本書の言葉を引用しよう。 どれだけ異なるカテゴリーの本であっても、抽象度を上げれば自分と「航路」がつながる。その意味で、自分と関係ない本は存在しないのです。(p123) たしかに理論上はそうかもしれない。しかし、それは理想論であり、やや強引な理論に感じる。実際には、そう上手くいだろうかという疑念が残る。 * 読書において重要な要素の筆頭に挙げられるのは、どの本を選ぶか、つまり選書の方法である。本書における選書法は、本を以下の3種類に分類するものである。 1.新たな問いに対する新たな答え=「問いの発見」 2.既存の問いに対する新たな答え=「答えの発見」 3.既存の問いに対する既存の答え=「既知のリマインド」 この3つを今の自分の状況に合わせて、バランスよく組むことを提案している。 読書論の本では、読む本を「既知」と「未知」の2つに分類している本はわりとよく見かける。本書では「未知」が2つに分けられているが、概念自体は新しいものではない。 私は読書をテーマにした本を何十冊も読んでいるので、本書は「既知のリマインド」に該当した。ただ、ここで考えたいのは、本書を選んだのは、知っていることを確認する目的で読んだわけではないということだ。まだ知らないことも書かれているかもしれない。そう思って読んだのだ。 つまり、選書の時点では「答えの発見」の本だと思って選んだが、結果としては「既知のリマインド」の本だったのだ。 3つをバランスよく読むのは、本を選ぶ時点では揺らぎがあるため選書法としては不完全だ。 ここまで書いたことをまとめつつ、結論めいたことを書いて終わりにしたい。 「具体と抽象」及び「問い」が本書の核になっている。掘り下げて考えるというスタイルではないため、踏み込みが浅いと感じる部分もある。その代わり、自分で考えるきっかけは多いともいえる。読書について、何かヒントを探している人であれば、何かしら得るものがあるかもしれない。

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    投稿日: 2026.05.21
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    これまでは読んで終わりの読書が多かったわたし。ただ読むだけで終わらせない読書にするための考え方を学び、整理することを目的に手に取ってみました。 【概要】 ・自分の頭で考えて本を読むための姿勢、本の読み方を整理 ・自由にそして能動的に読書することの勧め、読書を通した”問い”の発見 【感想】 ・「本を読む」ことに留まらず、物事の考え方や捉え方、そして自分自身のあり方までを問われているような感覚になる一冊でした。 ・哲学者の言葉も登場し納得する箇所も多かったです。自分で考え抜いたことが真に意味を成すものであり、明らかに道理に反することでない限りそこには絶対的な正解や間違いはないと思います。だからこそ、とくに自信がない時や不安な時には、「自分の考え」を持って行動し発信することが大切と思います。読書はそのための一助となります。 ・ただし、同時に読書は自分の考えを発見し整理する”助け”にしかならないことも確かです。全てを信じるのではなく、最後に答えを導くのは、他の何ものでもなく自分自身であることを決して忘れてはならないのだと考えます。 【刺さったポイント(感想含む)】 ■懐疑の存在、問いを持つこと ・本を無意識で読み、無批判で受け入れることは「他人の頭で考える」状態。頭を駆動させるには、疑問点を見つけ自分なりの問いを持つことが大切。 ■未知の世界を生きるには、物事を抽象化させて考えることが必要 ・変化を抽象度高く意味づけることができれば、過去は連続的に捉えることができる。抽象により物事の本質を見出し、未知の世界に生かすこと。 ・抽象化には具体的な経験の数とその幅が必要となり、読書を通して先人たちの経験を借りることができる。読書は経験を借りている状態であり、もらえる訳ではない。借りた経験をどう活かすかは、自分で考えることが必要です。 ・抽象化には、"一見違うけど実は同じ”、”つまり”と”たとえば”を行き来することがポイントになります。 ■本の選び方:①問いの発見、②答えの発見、③既知のリマインド ・ジャンルを問わず上記の観点で問いと答えの構造を読み取ることができる。 ①問いの発見:新たな問い×新たな答え(今まで考えたことなかった!というもの) ②答えの発見:既存の問い×新たな答え(知りたかった答えがここに!というもの) ③既知のリマインド:既存の問い×既存の答え(そうだよね!というもの) ■問いの重要性 ・①問いの発見のカテゴリーは全くの未知の世界に飛び込むため、読むうえで負荷がかかる。そして、負荷が大きい割にすぐ使えるノウハウや知識は多くない。いま風に言えば、効率の悪い読書となります。 ・ただし、この問いの発見こそ、わたしたちの人生の見方を根本から変える力を持っています。なぜなら、人間は自分が当たり前だと思っていることには、決して自ら問いを立てないからです。未知の世界への入口に気付くには他者の力を借りる必要です。そして本は、私たちがこれまで気付かなかった新しい問いを与えてくれます。 ・わたしたちが考えている当たり前は、ほんとうに正しいのでしょうか。新たな問いに出会うことで、考えるクセをつけたいと思います。そして、読んだ数よりも出会った問いや答えの数を大切にしていきたいです。 ■すばやく分かることを目指さない ・読書をしていると、難解な問いや答えに出会うこともあります。読んだあと実践どころか言葉にすらできず、もどかしさすら感じることもありますが、それでよいということです。 ・感じることと分かることには大きな差があり、分かることと実践できることにはさらに大きな差があります。言葉にできないもどかしさに耐えて、やがてそれが言葉にできる可能性に期待する。そしていつか実践できるようになる日を待つ。目先の物事に囚われるのではなく、考え続ける姿勢が必要であり、この点どこか普段の生活でも大切にしたい考え方だと感じました。 ■読書における脳内保存法:①刻み込む、②冷凍保存、③つなげる ①読んだままにせず、書くこと話すことを通して、脳内に刻み込む ②読んだ時はよく分からないけど、大切そうなこと気配がする場合はキープする ③答えは問いを忘れたころに見つかる ■本は読んでも、読まれるな ・ショーペンハウアーは、「自分でものを考えずに、代わりに他人に考えてもらうことだ。他人の心の運びをなぞっているだけ」として多読は人を愚かにする、とまでいっています。 ・そのなかで、本書では読書を熱狂7:懐疑3の割合で読むことを勧めています。熱狂とはその通りと思うこと、懐疑は疑うことです。懐疑があるからこそ、新たな問いが生まれ、新たな問いはまた別の問いと出会うきっかけになります。 ■問いを抱えて、育てる努力をすること ・本書では全体を通して問いを持つことを重要性を説いてきました。最後にも「問いの耐性」を持つことが重要と私たちに投げかけます。ネット検察により、一瞬で答えが分かるこの世界だからこそ、問いを発見し、抱えて、"自らの力で"答えを導くことに真の価値があるということです。 ■自分の頭で考える読書 ・繰り返しにはなりますが、読書はわたしたちに新しい問いと発見を与えてくれます。ただし、それはあくまで考えを整理するための"助け"ででしかありません。 ・よい本に出会いその思想に熱狂しつつも、懐疑を忘れない。問いを発見し、分からないモヤモヤに耐え、自らの力で答えを導く力を鍛える。それこそが、私たちが読書するときに忘れてはならない姿勢であり、「自分の頭で考える読書」ということです。

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    投稿日: 2026.05.02
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    いわゆるTO DO本ではなく、本との向き合い方、心構えを学ぶ本という印象。本棚の真ん中に鎮座させます。まずは、病い(私は完読の病いが重い)の治療から。

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    投稿日: 2026.01.15
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    最近、なぜ本が読めないのかとか読書に関しての本が出てきているなぁ、と思っていたところにちょっと雰囲気が違う感じの本を見つけたので読んでみた。 第一印象は知識創造社会の中で読書をすることにはどんな意義があるのかを教えてくれる本だと思った。いくつかのメタファにはちょっと分かりにくさを感じるが。例えばショートケーキのイチゴの話。イチゴをショートケーキの全体像と意味しているように解釈しそうになるが、 ショートケーキと認識する本質的な、あるいは支配的なコンポーネントがイチゴだということを比喩として伝えたいということなのだろう。 本から学び取って他分野や他領域に活用できるだけの抽象度を高める技法を確立しよう、というのにはとても好感がもてる。 博士課程でなんとなく身につけた論文の読み方に通じるものも感じる。他者の知恵をどう拝借するかの心構えに則った読み方だ。研究者の先行研究調査で論文を読むが、その読書版という方が近いだろう。ここまでは勉強的側面だが、エンタメとしてのガイドがあるのは魅力的な点かも 。 この本の話で読書ポートフォリオのカテゴライズの視点は役に立った。問いを見つける、答えをみつける、自分の正解を再確認するという視点で読書経験をカテゴライズするとよいとのこと。確かにこれはよい整理の考えだと思う。 読書法の本というより思考について読書をどう活用するかという観点なので、タイトルが自分の頭で考える読書というより、読書を使った思考力の鍛錬法という方が内容に整合するかも。研究者の先行研究調査で論文を読むが、その読書版という方が近いだろう。読書法というよりは、思考法にどう読書を活用するのかと捉えたほうがよさそうに感じた。

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    投稿日: 2025.11.16
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    読書家の書いた本は、共感も発見も多くて、読んでるだけで楽しくなってきます。 荒木博行さんの『自分の頭で考える読書』も、まさにそんな一冊。 何が楽しいかというと、なんとなく自分の中で形成されてきた読書スタイルが、「◯◯理論」や「◯◯法」といった形で言語化されているところ。 モヤモヤ漂っていたものが名前を持った瞬間って、なぜか嬉しいですよね。 本書で特に印象的だったのが、「スノードーム理論」です。 スノードームとは、お土産などでよくある、振るとキラキラと粒が舞い上がるあれです。 あのスノードームのように、知識をたくさん沈殿させていこうという発想にリスペクト! スノードームに失礼ですが、ここまでスノードームを意識したのは人生で初めてでした…笑 自分の読書感覚もまさにスノードーム。 お見事な比喩でした。

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    投稿日: 2025.11.13
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    著者が提唱する「具体と抽象の往復思考」という概念から、私なりに読書の本質について考えてみた。 仕事では毎日、異なる課題に直面する。その度に一から考え直すわけではない。過去の案件から共通項を抜き出し、使えるものは流用し、固有の部分だけに集中する。営業でも企画でも、結局は過去の経験を因数分解して組み合わせ直している。 読書も同じはずだ。しかし多くの人は、本を読むことそれ自体に意味があると錯覚している。 確かに読書をすると、一時的に賢くなった気分になる。専門用語を覚え、もっともらしい議論ができるようになる。まるで自分がバージョンアップしたかのような錯覚に陥る。だが、それは機動戦士ガンダムでランバ・ラルが言った「モビルスーツのおかげだぞ」という状態と同じだ。道具に頼っているだけで、本当の実力ではない。本当に強いパイロットは、モビルスーツの特性を理解し、それを活かした戦い方を編み出す。読書でも同じことが言える。他人の思考をそのまま借用するのではなく、自分の思考体系に組み込んでこそ意味がある。 では、どうすれば借り物ではない自分の武器にできるのか。 それは問いを持つことだ。「これって、過去に経験したあの出来事と似ていないか?」「この理論は、別の分野でも使えるのではないか?」自分のデータベースを総動員して、新しい情報を既存の知識と照合する。そして新しい組み合わせとして保存するか、単なる焼き直しとして整理するかを判断する。 具体的には、まず本の内容を抽象化する。「要するに著者は何を言いたいのか」を一段高い視点から捉える。次に、その抽象概念を自分の具体的な経験に当てはめて検証する。そしてまた抽象に戻り、別の具体例で試してみる。この往復運動を繰り返すことで、借り物の知識が自分の血肉となる。 Pythonでライブラリから必要なモジュールを取り出して課題を解くように、読書で得た要素を分解し、自分なりに再構築する。その時初めて、読書という行為が完結する。そして確実に、一歩前に進むことができる。 この本は、読書を単なる情報収集ではなく思考訓練として捉え直すきっかけを与えてくれた。読書の真価は「読んだ後」にこそあるのだと実感している。

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    投稿日: 2025.08.17
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    読書の関する課題と解決策を与えてくれた本です。読み終わって私の場合、「既知のリマインド」が多いとわかりました。もっと「問いの発見」「答えの発見」につながるような読書に変えていきたいと思います。 また読書の病も多かったです。特に「完読の病」「読書時間不足の病」が多いです。このあたりは改善していきたいです。

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    投稿日: 2025.02.03
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    読書が創造的な行為であることを教えてくれる本 ネクストアクション: 「つまり」「たとえば」を行き来する

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    投稿日: 2024.12.13
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    本を読んだ後に、よかった!で終わらせるのではなく、読みながらなぜ?と「問い」を見つける大切さ。そしてその問いに対して自分なりの考えや意見をもち、その問いがすっきり解消できたのか、懐疑が残ったのか。懐疑について自分でしっかり考えることで新たな自我を生み出せる。読書の方法って正解はないと思いますが、自分の学びになる読書をするためのヒントが得られたと思いました。 ・読書のポートフォリオ、バランスを意識しながら本を選択してみる ・問いの抽象化を意識する ・読書後に懐疑を携えながら自分で考えていく

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    投稿日: 2024.08.01
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    読みやすい文体ながらも読書について様々な観点から切り込んできます。具体から抽象的な問いを立て、具体的な回答に落とし込むというのはなるほどと思った。

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    投稿日: 2024.07.28
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    【評価】 内容   :★★★☆☆ 読みやすさ:★★★★★ 難易度  :★☆☆☆☆ ボリューム:★★☆☆☆ 【所感】 読書をするにあたっての術というよりはその心得のススメ的な内容。つまるところ『読書は何か学んでやろうとか身構えず、自然体で楽しみながらが一番』といったメッセージだと受け取った。本の分類を「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」と定義するのはtipsとしてよいと思い実践してみる。本は読んでも読まれるな。

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    投稿日: 2024.06.15
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    読書法の本はなるべく読もうと思っているのですが、今回もその流れで手に取った一冊。著者は前著で知り、興味を持ちました。 この読書本は一風変わった印象があります。「読書法はケースバイケース」「必殺読書法はない」など、本音で語るところは共感します。章の展開としては、読書の必要性、本の選び方、読書の誤解の解消、読書の効果といった感じで、読書法を知りたい読者にとっては、新たな考え方を得られます。 「本は読むべし、読まれるべからず」という文が紹介されていますが、これが本書の本質なのかなと思います。非常に面白い一冊でした。 ▼コンポーネント(部品、成分、構成要素等)を示しつつも全体像をあえて余白として残すことで、読者の属人的事情を乗り越えられるのではないか  読者の「考える力」を借りることにより、それぞれの事情にフィットしたケースバイケースの読書法が生み出せるのではないか ▼この変化の時代を生きるために、「抽象化する力」こそが便りになる ▼本の最大の魅力というのは、やや逆説的ですが、「魅力的ではない」という点  本には五感的にも時間的にも、思考できるだけの「余白」が十分にある ▼本を読む「文脈」(コンテスト)を意識する  「コンテクスト」の要素は、本を読む「場所」と「タイミング」 ▼「問い」に対する3つの本の選び方 ①問いの発見 ②答えの発見 ③既知のリマインド ▼「既知のリマインド」に偏る人が多い傾向  そのため、3つのカテゴリーのバランスをとったポートフォリオを組む ▼読書の病 ・完読の病 ・コミットメントの病 ・積読の病 ・実践の病 ・読書時間不足の病 ▼「熱狂7割・懐疑3割」が理想的なバランス <目次> 序章 変化の時代、「終身エンタメチャレンジ」の扉を開けよう 第1章 なぜ今、本なのか? 第2章 どんな本を選ぶのか? 第3章 本を通して「問い」を育てる 第4章 「読書の病」を治療しよう 第5章 「読書が役に立つ」とは、どういうことか? 第6章 「本を読む」とは、自らを生きるということ 付録 自分をつくる読書ーこの本で取り上げた、私をつくる64冊

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    投稿日: 2024.01.23
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    本の種類は3種類ある。 1️⃣問いの発見 2️⃣答えの発見 3️⃣既知のリマインド 大切なことは抽象化する力。 自分がたてた具体的な問いは、具体から抽象を経て、新たな具体へ進むことで、問いを育てていく。

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    投稿日: 2023.12.10
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    「本とどう向き合うか」という問いに対する荒木マスターの考えがまとめられた本。 いままで短期的に役立つ情報を得るため、HOW TO本を読むことが多かったが、本の問いと答えを読み取り、自分で問いを立てながら解釈していく必要性を学びました。 また「本は読む人が価値を決める事ができ、同じ本を読んでも得られる教訓は異なる」と述べられており、こういった感想を書くことに対する自信を貰いました。 本を読んでも時間が経つと忘れてしまう人、表面的なところだけさらっており学びが身についている気がしない人には、「読書」という行為を見つめ直すことが出来るため、おすすめの本です。

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    投稿日: 2023.12.03
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    すっと分かる本。 新たな発見があったわけではないが、そうだなと思いつつ読めた。 問いを自らに醸成させるために、答えに少しでも近づいたと感じるために、いろんな切り口で考えるために読んでいるんだと思う。

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    投稿日: 2023.09.25
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    教育のパラドックス→わかりやすく、教えれば教えるほど、受け手は考えなくなる。 コンポーネント(部品)をランダムに見せて、全体像を見せない ジョージ・ソロス グローバリゼーションと自由化 障壁のない巨大タンカー→船内の石油が転覆する恐れあり ホチキス担当者の悲劇→この仕事は何を実現するための手段なのか?と問うのをやめてしまった。 抽象化する力はAIに真似できない。 組織を殺す怠惰な抽象化(俺の経験では…、バブル時代は…) 終身エンタメチャレンジの道を選ぼう! どんな本を選ぶか?→問いの発見、答えの発見、既知のリマインド 問いの発見の本はそれなりに負荷がかかる。 読んだ冊数を意識しないこと→効率的に使いたいと言う気持ちは弊害が多くなる。あなたの答えを避けるようになる。冊数を気にするのは良くない。 質問者が置かれたシチュレーションと本のメッセージの本質的な共通点を見つける アパレルと半導体のビジネス→タイミングこそが重要 共通項を探しゲーム→自分の問いの抽象度を高めることで、過去の叡智との航路を作れ P123 本を読む前に自分の問いの抽象度を高めておく(上司に報告しても否定される→本屋で×「話し方・コミュニケーション」系の本→他者との理解は?そもそも理解とは? 波多野一郎「イカの哲学」) 問いの抽象度→具体化→抽象度 細谷功 完読の病→本には相性がある・タイミング・自分にとって旬ではないと思ったら静かに本を閉じて、またいつか開く日を待てばよい。 共有図書館を構築する→もし世の中のすべての本を網羅した図書館があるとしたら、今読もうとしている本はその図書館のどの辺に位置づけられるかを知っていることが重要。実際にその本の細部を知っているかどうかは重要ではない。 その本の問いと答えの位置付けを理解して、図書館のしかるべき場所に置いておく。 コミットメントの病(1冊の本に没頭しなくても良い) 積ん読の病→ビオトープ(小さな生態系)積ん読を悪いことだと思い込んでしまうことが、病の正体・積ん読は、囲まれた人に力を与えてくれる存在 実践の病(ダンテ神曲、カラマーゾフの兄弟→読んでもすぐに実践できない) ×読んだら即実践→短絡的な読書サイクルから逃れる意識 読書時間不足の病 読書は役に立つか?という問いに意味はない スノードーム理論(沈殿しているものが浮かび上がる) アイディアの回路を形成 懐疑を忘れた陳腐な悪の恐ろしさ 他人の頭で考える読書になってはいけない アイヒマン 政治においては服従と支持は同じものなのだ。これが君が絞首されねばならぬ理由、しかもその唯一の理由である。 ダンテ神曲・完全版 河出書房新書・平川祐弘 カラマーゾフの兄弟 光文社古典新訳文庫・亀山郁夫

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    投稿日: 2023.09.17
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    具体的なところと抽象的なところ、「既知のリマインド」と新たな発見が、全体を通してバランスよく散りばめられていて全く飽きずに読むことができた。 「共有図書館」や役に立つかの観点の罠といった、普段読書するなかでなんとなく感じてたことをうまく言語化してくれたし、以前読んだショーペンハウワーの『読書について』をこの本を通して理解を進めることができた。今まで読んだ読書に関しての本で1番良書だったと思う。 最後の実存主義についてはおそらく6割ほどしか理解できていないので、4割の謎を抱えたまま自分にとっての「答え」が降ってくる日を待つとしよう。

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    投稿日: 2023.07.17
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    Voicyのbook café でも語られていることも多かったが、再確認の意味も含めて面白かった。 問いと答え、具体と抽象、熱狂と懐疑など、二項対立の行ったり来たりが読書なのかなと思ったが、要は、自分で考えながら読みたいように読むのが読書なんだ。正解はない。

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    投稿日: 2023.06.03
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    タイトルの「自分の頭で考える読書」とは、「他人の頭で考える読書」をしてしまうことへの警句。 自分の中で「問い」を持ち、読書を通じて自分なりの「答え」にたどり着くのが「自分の頭で考える読書」 また、本にはその著者が掲げた「問い」と「答え」が含まれているが、それが自分にとって新しいのか、既知のものなのかで、本を選ぶ際のポートフォリオを組めるという。読書は往々にして負荷の少ない「既知のリマインド」に偏りがち。それを自分自身の認知行動を変え負荷をかけてでも、「問いの発見」や「答えの発見」につながる読書をすべきであるというのが本書の主張。 また、「問い」に関し、共通項としてグルーピングする「抽象化」を行った上で、その後に十分「具体化」するなど含蓄のある話がたっぶり盛り込まれている。 いわば、読書の哲学といった奥深い内容になっているため、自分にはレベルが高すぎると感じた部分も多々あった。 しかし、できるだけ、その本のメッセージと符号する空間での読書、時時の自分の心身状況にあった本を読む「並行読書」の勧めなど、力みすぎない読書も示されていた。 著者の読書に関する達人ぶり、哲人ぶりを強く実感、読書の意味や自分の成長に向けた活用の仕方を少し学べた感はあった。

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    投稿日: 2023.02.21
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    「本を読むという行為は生きるということと相似形だと思っている」という筆者の考えに共感する。 読書を通して自分を知るというのは、私もいつも感じていることなので。 紹介されている本でいくつか気になったものがあったので、読むのが楽しみ。

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    投稿日: 2023.01.18
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    2023年一発目の読書は、コテンラジオから超相対性理論経由でファンになった荒木博行さんのこちら。 ファンになっていなくても、このタイトルを認知したならいずれ読んだだろうなぁ。 本の読み方は人それぞれ。 わたしはどちらかと言えば単に活字を読むのが好きなのと、知らないことを知るのが楽しいから本を読んでいる。 仕事に役立てよう!とか、 自分を変えたい!とか、あまりそういうモチベーションで本を読んでいない。 だから自己啓発本とかあまり読んでこなかった気がする。 この本で書かれている、 「問い」と「答え」については全然意識していなかったけど、 新たな「問い」の発見、既知の問いに対する新たな「答え」の発見、「既知のリマインド」という本の分類の仕方は、それこそわたしなりの新たな問いの発見に繋がってめちゃくちゃ興味深かった。 あの本とあの本とあの本はわたしにとっては問いの発見だったな、アレとあれとあのへんの本は答えの発見で、全編肯首しまくったのはあのあたりの本だ! とか、自分の読んできた本を思い出しながら、時にはアレはどこに当てはまるかな?とか考えながら読んだ。 そして読みながら、多分わたしは問いを見つけるのが下手くそだし、抽象化することはできてもそこから具体に戻るのが 苦手なんだなぁということにも気づけた。 全編なんともゆるくかわいいイラストが掲載されていて、ほっこりする。 読みやすい文章、かわいいイラストからも荒木さんの人柄が滲み出ていて、ますますファンになった。 そんで嬉しいのが、この本にたくさん出てきた64冊もの著者の蔵書リスト。 読んでみたかった本もたくさん載っていて、今年一年は読む本探しに苦労しなさそう。 幸先の良い2023年の読書スタートが切れました。満足!

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    投稿日: 2023.01.08
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    現実に即した色々な出来事の要点を抽象化して蓄積する 世の中は速いスピードで色々変わっていくけれど、抽象化していれば横展開が可能になる。 それを読書にも応用しよう、という本。 読書から得た知見を抽象化し、蓄積する。さらに現実的にどう応用できるのか?と具体化も大事。 (読書をする時に、具体的な悩みを抽象化して、思いもよらないところからヒントを得るのも大事) 具体も抽象を行き来して知見を深めてゆく、という本。 後半はトピック的なことが色々。 ・即時的な効果を期待しないで読む本も大事 ・読んだ知識を蓄積させるには、読んだあとのアウトプット方法を自分なりに確立させると効果的(自分はここでの要約と、読みながら友人にどう説明するか想像する、の2点だなと思った)

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    投稿日: 2022.12.30
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    読みやすい 抽象化できることで色々な共通点が見つけ出せる それらしい思いつきは抽象化ではない 本は余白がある、自分のペースで自分の頭で考える 動画は情報が多過ぎて考えられない 問いの発見、答えの発見、既知のリマインド 具体と抽象を行き来することが大事 死にゆく沈殿と生き残る沈殿 脳に刻み込む→書く、話すなど 懐疑があることが大事 何でもすぐに答えが出せる時代に、問いを抱え続ける事が大事、時間を置いて答えを見つけることが大事

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    投稿日: 2022.12.30
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    220ページの、多読であれば良いというわけではなく、良い本を読み、その思想に熱狂しつつも「懐疑」を忘れない。そして、そこから生まれた「問い」を抱え続け、そのモヤモヤとした状況に耐えうる力を鍛えること。それこそが読書をする時に忘れてはならない姿勢なんだという文章に感じ入った。 とりあえず、今本棚にある本を少しでも多く読むことには変わりないのだけれど、来年からは、もっと一冊一冊をじっくり味わいたい。読み始めて面白くなければ若しくは入れなければ、一旦諦めて本を閉じれば良い。何を問い、どう答えているかだけ見つければ、そこに付箋してまたいつか読めば良い。この言葉には救われるなあ。

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    投稿日: 2022.11.20
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    読書に関する考え方を変えてくれた この本を読んでから、気持ちを楽に読書を出来るようになった 本への理解が深まるようになった

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    投稿日: 2022.11.12
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    読書との向き合い方の指南書である。読書とは肯定的な行為であることが前提にあり、その書籍が投げかける「問い」と「答え」(あるいは新たな「問い」かもしれない)に真摯に向き合うことだと感じた。 著者は冷凍保存という言葉を使っているが、私は基礎研究という言葉で同じようなことを思っていた。読書をすることで短絡的に役に立つことばかり考えていないで、その書籍にあった言葉がいつかの自分に役立つことがあるかもしれないと思って書籍と向き合っている。 最後に著者が本書で紹介している書籍を紹介している。 また、ここから書籍の旅が始まる。

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    投稿日: 2022.10.23
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    非常に共感することが多かった。何より、一つの答えを示す、ではなく、様々な視点を提供している、読書や知性に対する謙虚さ、がそうありたいと思わせる。自分で考え、蓄積し、自分自身を作っていく、その楽しさを改めて感じた

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    投稿日: 2022.10.09
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    p.5 手取り足取り丁寧に示せば、受けては無違反でそのナレッジを受け止めてしまう。その結果出来上がるのは、「教える人の劣化コピー」です。だからこそ、何かを教えるときは、全体像を見せてはなりません。全体像は、ショートケーキの「いちご」のようなもの。何かを教えるときに、教育効果の最も高い「全体像を考える」と言う行為を、教える側は奪ってはならないのです。 p.39 本の中には自分では経験し得ない他者の知見が詰まっています。自分では決して届かない深さまでの考察にたどり着いた人、自分では決してできない広がりの研究にチャレンジした人、そんな人生の先輩たちの経験は、全て本の中に存在します。古くは二千数百年前からそのストックが残っており、そして望むならば、ほとんどの知見はいつでも入手することができるのです。 p.43 私たちの前には2つの扉があります。片方は「終身学習刑」と言う扉、もう一方は「終身エンタメチャレンジ」と言う扉。さて皆さんはどちらを選ぶでしょうか?変化の時代、「学び続けなくてはならない」と言うメッセージに溢れていますが、どうせ学び続けるのであれば、楽しく学び続けたいですよね? p.48 ここで言う「魅力的」と言うことの意味は、短時間で効率的に情報を吸収できることです。例えば、何かを知るためにYouTubeの解説動画を作れば、誰かがわかりやすくその概念を説明してくれているでしょう。見栄えのする動画と音声が視覚と聴覚を同時に刺激し、一気に脳内に飛び込んできます。時間あたりの情報量が多い分、短時間で効率的に吸収できるはずです。 しかし、情報量が多いと言うのは、受け手側の私たちは情報を受け取ることで精一杯になってしまうと言う事でもあります。いわば、圧が強い。つまり、映像を見ている間の私たちは、飛び込んできた情報を吸収することに脳のリソースの大半がされてしまい、自分でじっくり考えると言うことがおろそかになりがちなのです。 その一方で、本は動画ほど短時間でコンパクトに情報収集ができません。テキスト化、せいぜい図表位しかありませんので、五感のうち使われるのは主に視覚だけ(もちろん、本の手触り感などはありますが)。非常に圧の低いメディアです。 ただし、情報量が少ないと言う事は、自分の思考を投入する余地があると言うことです。本に話しかけても何か返ってくるわけではないと言う意味では一方的なのですが、本を読んでいる間の私たちは、様々なことを思考しながらページをめくっているわけです。動画や音声とは異なり、自分でコンテンツを消化するペースを決めることもできます。つまり、本には五感的にも時間的にも、思考できるだけの「余白」が十分にあるのです。 p.81 本は「問い」と「答え」が自分にとって新しいかどうかを整理することで、3つのカテゴリー、つまり「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」に分けることが可能になります。 p.85 確かに、コミュニケーションの発信者の視野そのものを見ることができません。したがって、そのシェアが確認できない以上、今お互いに語り合っている「木」と言う存在は、果たして同じものなのかを確認することができないのです。 そう考えると、私たちが押し疎通しあっていると言う事は、単にわかったつもりになっているだけかもしれない。ウィトゲンシュタインは、その前提の不安定さに何ら疑問を持たない私たちを客観的に見つめ、そして、その中で「なぜ他者とコミュニケーションができるのか?」と素朴な「問い」を投げかけてくるのです。この「青色本」と言う本が持つこの根源的な「問い」も、私にとっては今までは自分に問いかけたことがなかったみちのものであり、私に影響を与えた1冊なりました。 p.90 ドナルドホフマン」世界はありのままに見ることができない」 この本は、「私たちは世界を正確に見ることができているのか?」と言う「問い」に対して、その答えをノートしつつ、その背景として「この世の中で適応するための進化が、正しい認知を阻害している」と言う会予定をしました。「私たちがこの世の中をどう認知しているのか?」と言う「問い」そのものは、常に私が疑問に持っているものであり、「問い」そのものは私にとって新しいものではありません。しかし、その「答え」として「進化」「適用」と言うキーワードを踏まえて提示したこの本のメッセージは、とても大きな発見でした。この概念を、ホフマンはパソコンやスマホの「インターフェイス」と言う比喩で説明します。 私たちは、スマホの写真アプリのアイコンの後に、本当に物理的な写真が存在していると思って押しているわけではありません。実際に存在するのは、二進法をベースとした無味乾燥のデジタルデータです。しかし、私たちはアイコンの裏側にあたかもリアルな写真があるものとして振る舞うことができる。それは、このスマホやアプリの使い手がそのようなインターフェースに仕立てただけのことです。実在は非常に複雑であり、直感的に理解することができません。 そして、この世の中も同じように、私たちの目に見えているものは実在ではなく、単なる人間にわかりやすいインターフェイスなのかもしれないのです。 例えば、人間は紫外線を見ることができません。しかし、インターフェース上では「日焼けした」と言うサインで感知することができます。人間がサバイバルするためには、それくらいのインターフェースで充分と言うことなのです。 もし紫外線を含めた光子光線が見えてしまうと、情報過多でより高度な脳が必要になり、そのためにはより多くのエネルギーが必要になり…結果的には生き残ることができなかったでしょう。だから、今の人間は、この世の中を生き残るためのギリギリ最低限の認知をしているのだと。 このホフマンが提示した「答え」は、私が長らく抱えていた「問い」への補助線として、とても新鮮なものでした。 →HSPが疲れやすいのもこれ? 他の人が見えない・聞こえないものが見え・聞こえている=情報過多になりやすい。紫外線が見えているのと一緒(surviveすることを1番に考えた時、生物としての人類としては劣性にあたるのかもしれない) p.98 一般論を言えば、「ケチのリマインド」に偏ってしまう人が多い傾向にあります。先ほど述べたように、「問いの発見」のカテゴリーは、世界の見え方そのものを刷新するために、読書の際の体力の消耗が激しい。「答えの発見」のカテゴリーも、それなりにカロリーを消費します。だから、読書となるとどうしても自分が知っている「既知のリマインド」に偏りがちなのだと思います。 特に「口のリマインド」は、自分の「正しさ」を証明してくれる本が多くなるため、不可もなく、スピーディーに読めます。そのため、おのずと「冊数」と言う観点で読書量を稼ぐことができます。 しかし、読んだ本の冊数だけは増えても、全く成長していない可能性があります。なぜならば、「既知の問いと答え」の話の中でループしているからです。いくら本をたくさん読んでいても、「世の中って、やっぱり自分が思っている通りだよね」「やっぱり自分が正しいんだ」としか思えなくなっているとしたら、それはちょっと危険な状態かもしれません。 p.101 近くにあったのに気づかずに踏み込んだことがなかった世界。そんな「未踏の世界への入り口」に気づくためには、他者の力が必要になります。それを実現できるのが、他者の思考を言語化した「本」と言う存在です。自分では当たり前すぎて気づかない。だからこそ、「新たな問い」を提供してくれる「本の力」を使うのです。 p.110 教員と言う立場で前に立つものの、受講生として来ている人たちはほとんどが自分より年上であり、経験豊富なビジネスパーソンばかりでした。その人たちを前にして、若造の自分が何をどう話せばいいのか。 もちろん、教えるべき領域の知識量こそ(準備をしているから)それなりにありますが、それ以外の領域においては、私自身の経験から語れることなんてほとんどない。さて困った…。私は登壇前に、登壇科目の準備をする一方で、自分なりの戦略を考えました。 そこで見出した答えは、徹底的に他者の力を使う、と言うこと。この他者の力とは受講生の力であり、そして本の力です。 例えば、とある受講生から、授業の内容からそれた(でも本質的な)「問い」が出たとしましょう。「荒木さんの言うことはわかりました。でも、私はこういう状況であり、こんな時はどうしたら良いでしょうか…?」と。 そんな時に、まずは受講生の力を使うわけです。「なるほど、良いといいですね。これに対して他の皆さんはどうお考えですか?」と。経験豊富な人たちが集まっている場なので、皆さんから良いアドバイスはいろいろ出てきます。その間に、私の頭はフル回転しながら、その問いに適切なヒントになる本を探すのです。 そして、おもむろに「なるほど、皆さんのアドバイスとして、大きく2つのパターンがありましたね。1つ目は…。2つ目は…。その上で、それらの点を深く理解するためには、「〇〇」と言う本を読むことをお勧めします。実はこの本には、〜と言うことが書いてあるので、この2つのヒント包含した内容になっています」と言うようなメッセージを出すのです。この中に、私自身の直接的な意見は入っていません。受講生の意見と、本の引用のみ。この形であれば、経験に劣る自分でも付加価値をさせるはず。この方程式に可能性を見出した私は、そこから必死になって本を読んだわけです。 p.121 共通項探しゲーム 「一見違うけれど、実は同じ」と言うことを見いだす抽象化のスキルを高める 例えば、「仲間に助けてもらった事はあるか?」「良いチームを作るために心がけている事は何か?」など。この部屋で会話が成立すれば、一気に心理的な距離が近くなります。つまり、一見するとバラバラな属性の2人であっても、抽象化した瞬間にお互いの心の間に「航路」ができるのです。 p.130 ①具体偏重タイプと②抽象偏重タイプ ①具体レイヤーにこだわりや興味関心がつよい人は、一般的には抽象化が苦手である傾向にあります。目の前の過去の事象にこだわりが強く、一つ一つをこだわりを持って丁寧に考える。しかし、その子子の事象を貫く法則や共通項などにあまり関心が向きません。8割型のビジネスパーソンは、この「具体偏重タイプ」のような気がします。 →「1を聞いて1を知る」を繰り返している可能性が高い ②自称横断する法則やメカニズムにはつよい関心を示す一方で、具体的な出来事にはそれほど関心がわかない傾向があります。組織内では2割位の人が該当するマイノリティーです。このタイプの方は、読書した後の実践段階での「問いの舞台が」て壁にぶつかることが多いです。抽象的な概念レベルで満足してしまい、目の前にある具体的な課題にどう当てはめて、どう具体的にどう行動していくのか、ということが放置されてしまうのです。 →この概念は、自分の身の回りで言えば、例えばどういうことなんだろうかと言うように、「例えば」の問いを自分に向けてみると良いでしょう。 p.132 抽象化の最大のメリットとは? それは、複数のものを共通の特徴を持ってグルーピングして「同じ」とみなすことで、1つの事象における学びを他の場面でも適用することが可能になることです。つまり「1を聞いて10を知る」(実際には、10どころか100万でも可能)です。 p.148 谷本を閉じてそのまま本棚に戻すのではなく、せめて何が書かれている本なのかと言う概要だけは把握しておくことです。せっかく1度は興味を持って手に取った本ですから、「この本の『問い』と『答え』どのようなものなのか」と家概要把握しておくのです。例えば、私は、パラパラとめくって目に入ってきた子単語の1000胡屋店最終章八戸学院に目を通し、印象的な部分に付箋を貼っておきます。「目に入ってきた単語」と言うのは、自分が興味関心がある言葉のはずなので、その前後の文章は比較的理解しやすいのです。 p.145〜 読書の病  ・完読の病(途中でやめてもOK) ・コミットメントの病(平行読書OK) ・積読の病(積んであってもOK) →積読環境はビオトープである  ・実践の病(感じるものとわかるもの、わかるものと実践できるものには大きな差がある) ・読書時間不足の病(生活の中の読書の優先順位を考えよう。別に一位じゃなくたって良いぜ) p.184 「脳内のSnowdome」の沈殿物を増やそう 私たちの頭の中は、飾られている時のスノードームの中のように、読書を経て蓄積された知識が見えない部分に沈殿しています。普段は低迷に沈殿しているのですが、バイブからの刺激によって振動が与えられると、一気にそのすぐがふわっと舞い上がります。そして、その舞い上がった粒同士がつながると、新しい模様を作ることになる。その瞬間的にできた新しい模様こそが、また新たな発見であり、インスピレーションなのです。 例えば、私は人と対談しているときに相手の言葉に着想を得て、「そういえば、この前、読んだ本でこんな言葉がありまして」と言うように、1つのキーワードからの連想がどんどんつながって浮かんでくることが頻繁にあります。これは、まさに藤原さんの言う「沈殿物」が脳の中にたまっていたところに、誰かの言葉が刺激となって脳内が確保され、浮き上がった知見が変わる形状を作っていったパターンです。 そう考えると、何か新たなアイディアを見出そうと思ったら、私たちは日ごろから脳内の沈殿物を増やす必要があります。沈殿がなければ、粒のないSnowdomeのように、シェイクしても形作られるものは何も現れてこないのです。そして、異質な沈殿があればあるほどシェイクされて浮き出てくる形状がユニークになるのです。 p.202 「熱狂」と「懐疑」のバランスに答えがある 本を読む読書と本に読まれる読書の違いはどこにあるのか?ー「熱狂と懐疑のバランス」に答えがある 本を読んだ後、そのメッセージを深く理解し、一片の曇りもなく「その通りだ!」と思った状態を「熱狂10割」としましょう。一方で、読んでもその主張の意味することを理解できない、同意できない、などネガティブな読後感だけで終わったのだとしたら、その状態を「懐疑10割」とします。 理想は、熱狂七割、懐疑三割。 その読後感とは、具体的には、おおよそのメッセージを理解共感できた、と言う感触とともに、一方で未だ風に落ちていない、もしくは「それは本当なのか?」と言う感情が相まっている、と言う読後感です。人にとっては、これを「よかったけど…何かもやる」と表現するかもしれません。 →本を読み終わっても「もやる」と言う事は、読書こそ終われど、その後も本質的な意味での読書は続く、と言うことです。新たな「問い」を抱かされるから、ファイルを閉じられない。でも早く閉じたい。そのような時、私たちはその居心地の悪さを解消するために、まだ1本を読み、人に話を聞き、必死にファイルを閉じようとするのです。この「会議3割」と言うのは、その後の活動の原動力にもなるのです。…そしてこの「懐疑3割」こそが、「本に生まれない」ための、大切な自我の確立でもあるのです。 p.217 「問い」を持ち、それに対して考え続けること その重要性を語るにあたり、触れておきたい本があります。それはハンナアーレントのエルサレムのアイヒマンです。 ユダヤ人を強制収容所へ送り込む責任者だった元ナチス親衛隊13、アドルフアイヒマンの戦争犯罪を暴くエルサレム法廷の様子を描き、刊行当時、多くの物議をかもしました。もしSNSがある時代であれば、「大炎上案件」となったのは間違いないでしょう。では、なぜ物議をかもしたのか。それはアーレントがこの裁判そのものの中立性に対して批判をしたこと、ユダヤ内部にもナチスに協力した人たちがいたことを明らかにしたことなどの要素もありましたが、何よりもホロコーストの実行において責任ある立場にいたアイヒマンが行った行為を「陳腐な悪」と結論づけたことにあります。 当時、この裁判を待ちわびていたユダヤ人は、アイヒマンは死刑に値する邪悪な存在であり、そのJAXAによって死刑にしされることを渇望していました。しかしアーレントはいます。彼は昔ではない、ただ施行しているなかっただけの凡庸な人間のだと。この本で彼女が明らかにしたのは、アイヒマンは凡庸な人物で、組織内においては優秀な実務家であったと言うことです。このアーレントの考えの院長には、このようなメッセージにりつきます。それは、「あなたもアイヒマンなりえた」と…。この指摘によって、多くのユダヤ人は、アイヒマンに抜けていた呪いがまるでブーメランのように自分の所へと帰ってくる恐ろしさと同時に、アイヒマンと同列に語られることへの拒否感や嫌悪感を感じたことでしょう。これが炎上の最大の要素です。もちろん、彼女はアイヒマンに罪がなかったと言うことを言おうとしているのではありません。上町にて、アーレントがアイヒマンに語りかける1節を引用しましょう。 「(中略)議論を進めるために、きみ(※アイヒマン)が大量虐殺組織の従順な道具となったのは、ひとえにきみの不運のためだったと仮定してみよう。その場合にもなお、君が大量虐殺の検索を実行し、それ故積極的に支持したと言う事実は変わらない。と言うのは、政治とは子供の遊び場ではないからだ。政治においては復習智樹は同じものなのだ。(中略)これが君が行使されなければならない理由、しかもその唯一の理由である。」 つまり、どれだけ組織的な圧力があったとしても、そこに小城版思考停止で復習してしまう事は、支持したことと同じチームになる、と言うことです。この「思考停止は罪になりよる」と言うメッセージを、時代を経て今日を生きる私たちも、重たく受け止めるべきでしょう。

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    投稿日: 2022.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    #メモ ##考えて本を読むとは 懐疑が大事、本の内容を無批判で受け入れてはいけない。熱狂7懐疑3のバランスがちょうどいいのでは?? 懐疑を言葉にしていくことで、他人の頭で考える読書になることを避ける。問いを抱えて育てることに努力する。 ##本との向き合い方 読書のパラドックス。なんか活かそうと思って読まない方が、なんか活きる。本なんて自由に読めばいい。 ##問いと答え 過去を抽象化して、未来に活かす。具体のレイヤー、手段の引力に負けるな。本の中にある他者の知見を抽象化して借りる。 自分の問いの抽象度を高めた上で、本を読む。抽象度を高めれば、どんな課題も過去の延長にある。 本の中の具体を抽象化して、再度自分の行動に具体化する。 ##本の魅力 本には思考できるだけの余白がある。だから懐疑して自分のオリジナリティが出てくる。 ##本の選び方 問いと答えの構造で本を選ぶ。問いの発見。答えの発見。既知のリマインド。この3つにラベリングするとわかり良さそう。自分の人生のフェーズでポートフォリオを組んでみると良さそう。 ##読んだことを定着させる 読書のスノードーム理論。読んだ本を振り返って、生きる沈澱にする。なんか大事そうな言葉はそのまま冷凍保存。 #感想 本を読んでも右から左になっちゃってる気がするのが、悩み。自分の頭で考えるってのが気になって読んでみた。 懐疑ってのにかなりピンと来た。自分に足りてないのはこれな気がする。本を読んでてモヤモヤしたときはそういう人もいるなと思ってその部分は読み流してた気がする。 もやもやを言葉にして、「問い」に抽象化する。やってみよう。

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    投稿日: 2022.08.25
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    「本を読む」「自分の頭で考える」という2つのキーワードに惹かれ、店頭で見かけて即買いしてしまいました。結論としては、購入して良かったと思っています。 この本に書かれている「読書とは著者との対話である」このことは出口治明さんの本をはじめ、読書論を紐解く本では必ずと言ってよいほど述べられている言葉です。自分も本を読むときは、著者に賛成・反対しつつ、自分の意見を持ち思考しながら読み進めることを意識しており、それが読書の楽しみでもあります。このことについて明確に意識できるようになったのはこの本の効能かと思います。 また、それ以外にも自分にとってこの本の大きな価値は二つあると思っています。 価値の1つは、アプローチを「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」という3つのラベリングで説明しているところにあります。 今の自分自身の読み方は「答えの発見」「既知のリマインド」が中心になってしまっていることに気づきました。すなわち、すでに自分の中に持っていた答えを確認し、安心感を得るための読み方が中心になってしまっていた、ということです。 今までのアプローチの仕方に満足し「問いの発見」への姿勢が足りていなかったのではないか…? 今後の伸びしろを増やすためには、問いの発見を得るために、興味の幅を広げてみる方が良いのでは? このことに気づかされた点だけでも、本書を読んだ価値があったというものです。 加えて、もう一つの価値として、(今まではあまり意識はしてこなかったが)「複数の要素の共通項を抽出して抽象化してとらえ、そこから得たものを自分の手元の具体論に落とし込んで理解する」という点が言語化されて説明されている、というものでした。 今までの私のアプローチは知識をそのまま本から字面を受け取り当てはめていくのみで、抽象化まで意識はできていなかったように思います。抽象化といっても難しいものではなく、本書では「他に応用するためにその本質を見出し、未知の世界に生かすこと」と説明されていますが、要は気づきと学びを得て他にも生かすことですし、本書を読むことで改めてきちんと意識できるようになったのではないかと思います。 もしかしたら、今後の読書ライフの転換点になるかもしれない。そんなことを思いながら読み終えた一冊でした。 この記事が参加している募集

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    投稿日: 2022.08.18
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    0 どんな本? 本との向き合い方を教えてくれる本。問い、答、 リマインドでのポートフォリオが独特だ。 1 何で読んだの? (1) 読書本の中でレビューが高いから。 (2) 読書効率を上げるtodo。 (3) 読み方、選書、アウトプットへのtodoを得た状 態になりたい。 2 構 成 全6章構成220頁 本との付き合い方から始まり、「本を読むと言う行 為は生きる事と相似」であり生きる力を消え耐える 事ができると締めくくる。 3 著者の問題提起 究極の読書術なんてない。ケースバイケース。 4 命題に至った理由 shiftと言う書籍からヒントを得て「皆の考える 力」を利用すればそれぞれの事情にフィットした読 書法になると考えたから。 5 著者の解 読書とは人生の相似である。他者の考えを受けな がらも自己主張を続ける読書こそが生きる力に繋が る。 6 重要な語句・文 (1) 読書とは人生の相似。 (2) 就寝エンタメチャレンジ (3) コンテクスト (4) 新しい問い (5) 新しい答え (6) 既知のリマインド (7) 抽象化の三角跳び (8) 時間が有っても読まない。 (9) 刻む、保存、繋げる (10) ネガティヴケーパビリティ (11) 熱狂 (12) 懐疑 7 感 想 スラスラ読めた。読んでいて問いを考えながら本 を読みたいと思った。小説は避けて来たが読んでみ ようと言う気になった。1番刺さったのはポートフォ リオ。人に勧めるなら抽象化の三段跳び。深く知り たい事は航路の繋げ方。チョイチョイある挿し絵が 可愛らしい。タイトルの自分の頭で考える読書はピ ッタリだと思う。ショーペンハウエルの読書につい ての見方が変わった。 8 todo (1) 紹介されてる書籍の購入。 (2) 問と答えを読後に書き出す。 (3) 読後のルーティン愚直にやり続ける。 9 問いは?   読書とは? 10 答えは?   人生の相似

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    投稿日: 2022.07.27
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    「具体と抽象の三角跳び」で哲学者や古典を身近なところに寄せるのに憧れる。 抽象化と具体化、意識してみよう。

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    投稿日: 2022.07.08
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    読書について書かれた本は最近よく見かけるが、この本は私がモヤモヤしていた部分を100%解決に導いてくれた。 あ、でも著者のいうように問いは抱えたままにしないと。 好きだから読む。 問いかけが気になるから読む。 ですよねー!

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    投稿日: 2022.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ■人生は一生学び続けなければならない刑…!せっかくなら本を通じて楽しく学び続けたい…!!! ■本の最大の魅力は、思考できるだけの「余白」があるところ。文を読んだ時、思い浮かぶ画面や言葉が、人によって異なる…それが余白。映像だと、余白が少ない。 ■読書のポートフォリオを組もう。3つの要素があるよ! □問いの発見…今まで考えたことのない、問いを提示する本。人生の見方を根幹から変える…力を持つ。 □答えの発見…自分で問いや仮説を持ってる時に、新しい答えをくれる本。自分の仮説を裏切るような答えに驚きがある!と感じるよ。 □既知のリマインド…わかっているけど、できないことをリマインドしてくれる本。既知のことわ、思い出して必要性を再認識させてくれるよ。

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    投稿日: 2022.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    教育のパラドクスとは、教える側がわかりやすく教えれば教えるほど、受けては考えなくなる、と言う矛盾。 どれだけ変化があろうとも、抽象度を高く意味づけることができれば、過去は連続的に捉えることができる。 ダイバーシティが強く叫ばれる時代において、性別や年齢、言葉や肌の色など「違い」ばかりが目に入るが、具体レイヤーの違いは、排除の思考が働く。そのため、共通項探しゲームで抽象化スキルを鍛える。 読書は頭の中の沈澱となって、何かの刺激的浮かび上がる。浮かび上がるように頭にストックするには、アウトプットして整理しておくとよいということで、私のブクログも未来の自分に役立っているといいなと思った。 さまざまな本の紹介の中で気になったのは、『ネガティブ・ケイパビリティ』。答えが出ないことを楽しむ生き方をしつつ、ただ読書を楽しめたらいいと思った。

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    投稿日: 2022.05.29
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    本を読むときは、そこにどんな問いがあり、どんな答えがあるのか考える、というのは、自分にはまだできていない。言葉として伝えてもらってよかった。

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    投稿日: 2022.05.28
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    本の読み方の本だけど、ハウトゥーが書いてあるというより、本に対するスタンスが書かれている本です。随所随所で、著者の人柄が垣間見える表現があってそこも読んでいて面白かったです。本を読むことに迷走してるなと感じた時にまた読みたいです。 以下は、自分的に刺さったポイントと、感想など。 ・本を読むにあたっては、その本の問いと答えを意識する。 ・どの本も、読む人にとって、「問いの発見」をするものか、「答えの発見」するものか、「既知のリマインド」するものかに分類される。この3つをバランスよく本のポートフォリオを描くとよい。 (今まで読んできた本は、「答えの発見」や「既知のリマインド」に該当するものが多かったように思えたので、「問いの発見」になる本も読んでいこうと思った。) ・自分のペースで自由に読め、べき論に囚われるな。 ・読んだ本を生きた沈殿にするには、刻み込む、冷凍保存する、つなげるをしたらよい。 ∟刻み込む→自分なりにまとめてアウトプットする ∟冷凍保存する→意味はわからないけど重要そうな匂いがするものをそのままキープしておく ・自分の中に図書館を作って、今まで読んだ本にアクセスできるようにするとよい。

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    投稿日: 2022.05.26
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    本の問と答えを考える重要性。 知らない問い、知っている問で新しい答えを探す、知っている問いで知っている答えを探す。本の読み方の勉強になる本

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    投稿日: 2022.05.21
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    全体像を示さない、余白の中で何を見つけるか。 既知の問いの答えとして。 ・具体から抽象を得て終わることが多い。さらに自らに引き寄せた具体化を意識する。 ・「共有図書館」の位置付けという発想。この問いと答えはどこに位置付けられるものか。繋がり拡がる読書の期待。

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    投稿日: 2022.05.15
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    flierを運営されている方が、本について書いているということで、読んでみた。 著者も書いているが、この本に明確な答えは(あえて)書いてないと感じる。 読んで、自分はどういう答えを出すかのヒントをくれる感じが強い。 書いてある中で、読む本のジャンルによるポートフォリオを、ステージに応じて変えるということ、三角跳びでの発想というのが印象に残った。無意識にやっていたけど、意識的にやると良さそう。 また著者はVoicyもやっているというので、聞いてみようと思った。

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    投稿日: 2022.05.15
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    『自分の頭で考える読書』 最短距離で役立てようとするのでない"不真面目な"読書が結果的に役立つことあります!その例として先日読んだ『人類学とは何か』からアニミズムの話が! 早く分かるでなく、モヤモヤを抱えながら新たな問いを抱えることができた自分を祝福する読書を! #読了 #君羅文庫

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    投稿日: 2022.05.11
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    自分のこれまでの読書遍歴を思い返しながら読んだ。バカの坂を登る度にまた読もう。わかった気になったらおしまいだから。

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    投稿日: 2022.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    他人の頭で考えるとは、本の内容を無批判で受け入れること。3割は疑うことが大事。 本を読むことは勉強であり、趣味であり、楽しみである。 やっぱり本は良いよね。

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    投稿日: 2022.04.24
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    <目次> 序章   変化の時代、「終身エンタメチャンレジ」の扉を開けよう 第1章  なぜ今、本なのか? 第2章  どんな本を選ぶのか? 第3章  本を通して「問い」を育てる 第4章  「読書の病」を治療しよう 第5章  「読書が役に立つ」とは、どういうことか? 第6章  「本を読む」とは、自らを生きるということ おわりに 「道を拓く読書」の本質 (付録)自分を作る読書 <内容> Voicyで本の紹介をしている企業コンサルタントの本。かわいい挿絵も自ら描いている。哲学書や古典が次々と出てくるあたりが、並大抵のビジネス読書本を違うところ。このへんを読み込んでいたら、真の「本読み」と言っていいだろう(自分は読めないのでダメ)。第5,6章あたりの読み方紹介は役立ちそう。「スノードーム理論」のような感覚。「役立てよう」と読んでもそんなには見につかない。でも「懐疑」や「共感」を意識しながら読んでいくと、ある時フッと、沈殿していた知識が浮かび上がり、その場の話題や状況に「つながっていく」。納得のできる説明だった。哲学書の詠まないとだめだな、と感じさせた本。

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    投稿日: 2022.04.23
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     いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。  最近は “読書法”“読書論”といった類の本は読まないようにしているのですが、この本はちょっと切り口が違いそうだと期待して手に取りました。  著者の荒木博行さんが説く「本との付き合い方」や “「懐疑」を持ち「問い」を抱き続けよ” というアドバイスは、ネット社会での営みのウェイトが増加し、「同調圧力」とか「正常性バイアス」とかの発露が以前に増して顕在化してきた今日、とても大切な示唆だと思います。

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    投稿日: 2022.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    荒木先生による読書の本。多くの本を読んでいるので、より活用を深めるために読書。 メモ ・手段の引力。抽象化し本質を捉える力 ・今を生きる私たちは自分の経験を踏まえつつ、本を通じて過去の先人たちの経験も借りることが自由にできる。 ・本は非効率な媒体であるために、考える余白があるところが一つの価値 ・本に向かう前にはまず過去を忘れて没入から入る。その次に自分の経験を使い解釈していく ・読書は余白があるからこそ読み手によって独自の作品に昇華していくもの。 ・本選びの一つの観点。本が提示する問いが自分にとって新たなものか。回答が新たなものか ・問いも答えも既知領域の本は、できていないことをリマインドするためによむ ・抽象偏重タイプが行うこと。この概念は自分の身の回りで言えば、たとえばどういうことなのだろうか。たとえばを自分に向けて具体的に考える。 ・完読する必要は必ずしもないが、その本の問いと答えの位置づけを理解し、頭の片隅にいれてこくことが大事。 ・本のリバースエンジニアリングをしてみる。著者と同じテーマで自分ならどんな構成、どんなワーディングで話を進めるか考えてみる。問いを立ててみる。

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    投稿日: 2022.04.09
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    flier要約 https://www.flierinc.com/summary/2948 ==== 荒木博行(あらきひろゆき) 株式会社学びデザイン代表取締役社長。 住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。 ==== 1冊の本を全部読まなければいけない、読んだ中から学びを得なければいけない、学び終えたら実行しなければいけない、… など本書にも書かれているねばならない読書の観点は多かれ少なかれ日本の教育を受けてきた大人なら感じているのかもしれない。 かく言う私も昔はそう思っていた。 ただflier要約に出会い一旦全体像をざっと捉える、これも読書の1つと考えた時に読書がすごくラフなものに変わった。 その要約からこれを知りたいと思った本を購入しその中で自分が知りたい内容をキャッチアップしていくと言うスタイルが今の私の自分で考える読書方法。 本書の中で大きく読書のステップとして3つ挙げていた。 まずは自分の得意または好きな分野の本を読み知識を積み上げること それに慣れてきたら自分の問いに対しての回答を得られる書籍を増やすこと さらに最後に自分の常識を覆すような本にチャレンジすること そのように読書を構造的に考えたことがなかったので読む本を考える際に取り入れていいなと思う。 なぜ私は読書が好きなんだろう?とこの本を読みながらと問いを立てた。 それはやはり読書と言う今の現代のスピードとは違う、もう少しゆっくりなスピードで知識や著者との会話を楽しむことで自分の考えを磨き上げていくこと さらに新たに得た知識や考え方が自分の中の考え方と結びついてまた新たな知識や考え方に昇華されていくこと この2つが私にとっては楽しい時間になっているので読書が好きなんだと感じた。

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    投稿日: 2022.03.21
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    読書についてあれこれ 多読は、抽象化につながり共通項、普遍的内容をつかみ取れる VUCA時代には役立つ。 読書方法の一つは、読みながら抽象化、具体化を自分なりに行ったり来たりさせる 問いと答えを発見する 知識をリマインドする。 読書長所は、余白が持てる=考える余地が持てるのがいいところ。情報収集に終始することも多いネット、映像とは違う。 自分なりの必要性に応じて自由に読むのが一番。

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    投稿日: 2022.03.18
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    本の読み方について語られている本。 「問い」を見出しながら読むことが大切。 メモ 抽象化 サッカー→球技→スポーツ→体を動かすこと ここまで抽象化すればかるた部の人とも共通点を見出せる。 太極拳とチェスは見かけこそまったくかけ離れたものだが、僕の中では一つに統合され始めていた。まるで素地の部分が根本的につながっているかのように、チェスで習得した考え方を太極拳という言語に翻訳して解釈するようになっていった。、毎日のように新たな別の類似性を、発見し続け、ついには太極拳を学んでいるときにチェスを学んでいるような気分になるようにまでなった。

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    投稿日: 2022.03.13
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    今はまさに本を読むことが重要視された時代 ・今の時代はどんな時代? 世界の壁が過去もっともなくなった時代。世界の出来事が世界の影響を与えることになった。影響しやすくなった事で変化が激しくなった。 ・時代の変化に対応する抽象化の力 変化が激しいということはルール変更も多いということ。例えば今まで野球やってたのに、急に禁止にされてサッカーに転向しなければならないといった状況に追い込まれる。そこで生き抜くには野球の具体的なノウハウではなく、サッカーにも転用できる抽象化された経験である。 ・なぜ今更本? Youtubeなどの映像の方が時間効率を考えても圧倒的に情報量が多い。情報量が多いゆえに受け取るだけで脳のリソースを使ってしまい受身状態になる。 本は文字だけである。文字を読むには自分の経験と照らし合わせて読まなければならない。 本は他者の思考を借りて経験を読める。 抽象化された内容はこれからの時代に生き抜く事に繋がる。

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    投稿日: 2022.03.13
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    読書の効果を上げるために読んだが、読書に効果を求めてはいけない(すぐには効果が出ない)という内容だった。本との向き合い方を示唆してくれる内容だった。 文学にも関心を持ち、読書レベルがアップしたように思います。

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    投稿日: 2022.03.11
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    【読む背景】 私の好きなPodcast番組『超相対性理論』で話す3人のうちの1人荒木さん。 Podcastの中でも、witに富んだ言葉や、学びへの意欲、人間的な懐の深さがでているように思う。 そんな荒木さんだけの世界観にどっぷり浸かってみたいと思ったのが、今回本書を手に取ったきっかけ。 【印象に残った箇所】 64P 渡邊康太郎さんは、本を「演奏を待つ楽譜」と表現されています。 →私が『超相対性理論』を聴いていて最も刺さった言葉の一つ。 151P <共有図書館>を把握しているということが、書物について語るときの決め手となるのである。 (パリ第八大学教授 精神分析家 ピエール・バイヤールを引用) →大切だと、常々思っていたことを上手く言葉として表現してもらえた。 152P 教養ある人間は、しかじかの本を読んでいなくても別にかまわない。彼はその本の内容はよく知らないかもしれないが、その位置関係は分かっているからである。つまり、その本が他の諸々の本にたいしてどのような関係にあるかは分かっているのである。 (パリ第八大学教授 精神分析家 ピエール・バイヤールを引用) →151pの言い換えであるが、これもまた的を得た指摘。 219P つまり、どれだけ組織的な圧力があったとしても、そこに無批判・思考停止で服従してしまうことは、支持したことと同じ罪になる、ということです。 (ハンナ・アーレント著の『エルサレムのアイヒマン』のアイヒマンの姿勢と同じ姿勢、すなわち「熱狂」10割で読むことの危険性を指摘した、荒木さんの見解。) →ついつい熱狂10割の本を選び、かつ良い本と考えてしまう傾向が私にはあるが、荒木さん曰く「熱狂」7割、「懐疑」3割ぐらいがベストだという。) 【感想】 さっと読めて、面白くて、立ち止まって考えるところは数箇所あって、荒木さんの世界観を覗ける本。

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    投稿日: 2022.03.04
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    読書は好きである 旅をするかのように 色々な感情に出会えるから でも 時に<べき>ということに支配され 読書を、本を 純粋に楽しめていないことがあった ひとつの本に 丁寧に向き合いながら それでも その時の感情で 洋服を選ぶように 本も自由に選びたい 読みかけだろうが 次を読んだっていい ゆっくり読んだっていい 買ったけど 積読しといたっていい タイミングがあるからね 自由に本を楽しむ これを もう一度再確認した気がする その上で 「問い」や「答え」と 向き合う読書を大切にしたい

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    投稿日: 2022.02.27
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    なぜ本を読むのか? 今の自分に足りない所の答えを探す為に本を読むことが多かったが、もっと気楽に、興味があるから、面白そうだったから読むほうが、自分が本当に知りたいと思っていた答えが見つかる気がした。 「問いの抽象化」という考え方、なるほど!!!と思った。

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    投稿日: 2022.02.26
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    読書に対する向き合い方が定まらず、このままでよいのか落ち着かない自分にとっては示唆に富んでいるように思えた。本書は本を読む意味から始まり、どんな本を読み、どんな読み方をしていくとよいか指針を示している。ただしピンポイントではない。針の先を尖らせるのは読者自身である。読了後、読書とどう向き合っていくか行動した時に、本書の意味する核心的テーマが理解できるだろう。行動するというとなんだか余計に力が入りそうではあるが、肩の力がいい感じに抜けて読書に向き合えると思う。

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    投稿日: 2022.02.24
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    最近読書法の本が多く出されているが、それらの本とは一線を画す読書本 逆説の読書方というべき本 今出されている読書法の本はいかに本を解釈しアウトプットするかという 点に重点が置かれているいわば、ビジネス書的なアプローチをとっている。 それに対して本著書は、あえて遠回りな読み方を推奨している。 本の魅力とは「抽象的で魅力的ではなく余白を残している」点であると。 その点でもビジネス書のような即効性をもとめるのではなく、教養書的な長期的 な効用を求めているところに特徴がある。 一見抽象的な本は即効性がなく、ビジネス書のように具体性がないようにみえるがそれは否という。 そのポイントは以下の2点と思われる ・具体と抽象の往復を行う ・知の沈殿を行う 物事の抽象化を通して一見関係ない物事の共通項を探していく。 また、もやもやした言葉で解決できない言葉があってもあえてその場で解決せず アウトプットして、何かのきっかけで解凍を待つという態度である。 このアナロジーで思い出したのは「アイデアの方法」である。 なにか分からないモヤモヤしたしたものをそのまま放り込んで、あるきっかけで アイデアのスパークを待つ。 その意味でも読書の活かし方もアイデアの発露も本質的には同じなのかもしれない。 Voicyのどこかでビジネス書はカロリーメイトのようにすぐに栄養がつけられるが長期的な効用は少ない。一方人文書・教養書は噛み応えがあり、すぐに栄養がつかず、 即効性はないが、長期的な滋養となるものであるともいっていた。 抽象レイヤーでは読書も同様のことがいえる。 即効性のあるものはすぐに役に立たなくなる。即効性のないものは役に立たないというわけでない。むしろ自身の血となり肉となる。 まさに逆説の読書本といっても差し支えないのではなかろうか。 逆説には本質が含まれている。

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    投稿日: 2022.02.20
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    私個人的に、今の時代に必要なのは自律力だと考える。まさにこの本は、自分の頭で考えることで、その自律力を養おう!というメッセージが詰まっていると感じる。 動画など分かりやすいコンテンツがたくさんある中で、本の魅力は余白があることと語る作者。肩肘張らずに、読書を楽しみ、自分の考えをブレンドさせることが大事なんだと思う。 個人的に実践したいのは、その本の「問い」と「答え」を言語化することである。あと、これに加えて、その答えを実現するためのhowもセットで記載すると良い気がする。 ためしに、この本で試して見る。 問いは ・自分の頭で考える読書とは何か? 答え ・余白を楽しむこと 具体的に ・問いと答えを言語化しておく ・具体と抽象の三段跳び ・読書の病を克服する ・すぐに役立てようと思って読書しない 読後に、気楽に読書ジャーニーに出かけよう♪と思っちゃう素敵な本です。

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    投稿日: 2022.02.08
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    読んでよかった本です。 「自分の頭で考える読書」「なぜ今、本なのか?」「消費するだけの読書」から抜け出そう。「他人の頭で考える読書」になってはいけない。 という、タイトルとうたい文句の意味が大変わかりやすく書かれていました。 基本は本を読むときは必ず『問い』と『答え』を持つことだと思いました。 第1章なぜ今、本なのか? ○本には五感的にも時間的にも、思考できるだけの「余白」が十分にある。「余白」こそが読書の魅力。 ○「経験」という武器を繰り出す前に、「本」という相手の能力を十分に引き出しましょう。そのうえで、自分の経験を最後に乗せていく。この順番が読書を楽しむためには求められている。 ○行間を読むからこそ、そこには解釈の余地が生まれ、その解釈はその人オリジナルのものになる。 ○できるだけ、その本のメッセージと符合する空間で読んでみる。 ○「タイミング」とは、どういう心境のときに読むか。 ○本の価値を決めるのはあなた自身。 第2章どんな本を選ぶのか? ○大概の本は「問い」と「答え」の構造を読み取ることができる。 ○「問いの発見」の本はそれなりに負荷がかかる。 ○「既知の問いと答え」の輪の中だけでループしていると読んだ本の冊数だけは増えて、まったく成長していない可能性がある。 ○大切なのは3種類の本のカテゴリーのバランス。 「既知のリマインド」の本。「答えの発見」「問いの発見」 ○読んだ冊数よりも、本当に自分にとって大切な「問い」や「答え」を発してくれている本に向かい合うことのほうが大切。 ○常々「今の自分」を客観的に見つめながら、そのときに最適なポートフォリオを組んでみる。 第3章本を通して「問い」を育てる 1アウトプットからはじめる ○まずはアウトプットの場を定義する。そして逃げ場がないようなかたちに仕立てる。 ○質問者が置かれたシチュエーションと、本のメッセージの「本質的な共通点」を見つける→一見すると異なる事象の間に「航路」を通すこと ○「一見違うけど、じつは同じ」ということを見出す抽象化のスキル→共通項探しゲーム ○本の抽象度を高める前に、自分の「問い」の抽象度を高めておく ○大事なことは抽象化の後に十分「具体化」する→本からもらった抽象的なことを、最後に自分で具体レベルまで落とし込む「読書のラストワンマイル問題」→問いを具体的にして、自分にとっての意味を考え抜く。 2「具体と抽象の三角跳び」にチャレンジしよう ○「本」という道具を活用して抽象の世界にジャンプする→新たな具体に着地する 第4章「読書の病」を治療しよう 1最後まで読まなければいけないと思い込む「完読の病」 ○「今が読むべきタイミングではない」本もある→どんなタイミングで出会った本でも、「この本の『問い』と『答え』はどのようなものかを把握しておく →その本の「問い」と「答え」の位置付けを理解して、ちゃんと自分の図書館ののしかるべき場所に置いておくことが大事 21冊の本に没頭しなければならないと思い込む「コミットメントの病」 ○なぜ同時並行で読むか→そのときの自分の気持ちに最適な本を選ぶため 3ダメなことだと思わなくていい「積読の病」 ○積読を肯定的にとらえる。自分が自分らしくいられるスペースを作る→常に「ここではないどこかの世界」との比較の参照点を持っていること。積読を悪いことだと思い込まないこと。 4短絡的な学びにつながりかねない「実践の病」 ○人間の「感じるもの」と「わかるもの」には大きなギャップがあり、そして「わかるもの」と「実践できるもの」にはさらに大きなギャップがある。 5罹患率10割の「読書時間不足の病」 9割は仮病→本当に自分にとって大事な時間は何か 第5章「読書が役に立つ」とは、どういうことか? ○「読む」と一口にいっても、読み方に二通り、根本的に性格が違う読み方がある。「情報として読む」のと「古典として読む」の二つ。 ○自分にフィットしたやり方で脳に「刻み込む」→読みっぱなしにせず、書く、もしくは話す。 ○「冷凍保存」する→読んだとき、よくわからないけれど重要そうな気配の漂う言葉というものをそのままの状態でキープしておく。 第6章「本を読む」とは自らを生きるということ ○「本を読む読書」と「本に読まれる読書」の違いは「熱狂と懐疑のバランス」に答えがある→理想的なバランスは「熱狂7割・懐疑3割」

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    投稿日: 2022.02.08
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    超相対性理論、book cafeの荒木さん著の読書本。 この本は、「前のめりに本に向かい合うことによって得られる読書の楽しさ」について書かれた本だと自分なりに解釈。 具体的には、 ・一人称視点で本に向かい合うことで得られるものがある(これは仕事も人生も一緒) ・読書は他者の知見や経験を借りることができる、さらに抽象化することで自分のものにできる ・荒木さん自身を助けたアムロ読書法(アウトプットファースト読書法) ・熱狂と懐疑を整理する読書後のルーティン(私は①とりあえず要素を書き出す、②抽象/つまり?、具体/例えば?を整理する、③どこに納得し、どこに問いを持つかを振り返る) 読書の大切さ、面白さをリマインドさせてくれる1冊。 超相対性理論の渡邉康太郎さん、深井龍之介さんの話も出てきたことにもほっこりした。 渡邉さん→本を「演奏を待つ楽譜」 深井さん→メタ認知のポイントは常に「ここではないどこかの世界」との比較の参照点を持っていること めちゃくちゃ面白い1冊でした。

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    投稿日: 2022.02.08
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    読んでも覚えてないことが多く、この本の言葉を借りれば「死にゆく沈殿」になってしまっているのが、自分の問題意識でした。そうならないように効果的な読書法を見つけたい。そう考えてるうちに気がつけば何も読めない。であれば、どうしたら良いのか。本当の向き合い方を教えてくれる素晴らしい本でした。挿し絵のかわいいイラスト描いてるのが荒木さんご本人だということに驚きました。

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    投稿日: 2022.02.05
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    変化が激しい時代なので、過去を抽象化する能力が求められている。例えば、自動車教習所の教官は長年指導していた実績があっても、今後のAI発展により、無人運転が広がったり、指導者が人間ではなくなる可能性は充分にある。よって教官という仕事が無くなるかもしれないが、抽象化することによって、自分の仕事と新たな仕事の共通項を探して、指導というキャリアを活かして別業界の講師にチェンジしたり、また車が好きであれば整備士と言う道も考えることができる。 しかしながら過去の抽象化にはあらゆる経験知識が必要になってくる。それを読書することによって作者の経験知識を借りてくることができ、抽象化に役に立てる。 但し、読書をしすぎることはショーペンハウアー曰く、自分でものを考えずに代わりに他人に考えてもらうことだ とも述べられている。 このような思考にならないよう著者は読書する時は「問い」を持つことが大切だと述べている。問いを持つことにより、自分で考えることができ、支配されない。 読書は不便だからこそ自分で考えられることを学びました。 

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    投稿日: 2022.02.05
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    ノウハウ本の対極にある、読書についての本。 抽象化と具体化の反復横飛び。 がっつきすぎず、でも求める心は失わず。

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    投稿日: 2022.02.04
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    よくある読書本にみえて、実は学び全般に通ずる思考・姿勢を、数々の名著からの筆者自身の学びとともに紹介してくれている1冊。 この本に書かれてある通り、「何かの役に立つのか?」という気持ちで読むよりも、読むこと、学ぶことそのものを楽しむ気持ちでこの本も読むことをおすすめします。 「そのとおりだ!」と本を純粋に受け入れて楽しむ熱狂と、本の内容に疑問を持ちながら批判的に読む懐疑とのバランスを、それぞれの書籍でもっておきたいですね。

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    投稿日: 2022.01.30