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稲荷町グルメロード
稲荷町グルメロード
行成薫/角川春樹事務所
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総合評価

15件)
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    就活対策のためになんとなく祖父母の街の復興アドバイザーに応募した幸菜。見事落選した日にアドバイザーに当選したクリスと出会い彼のアシスタントとしてアドバイザーの仕事を手伝うことに。 シャッター商店街の隠れた名店の店主達と幸菜、クリスの生い立ちがぐんぐん物語に引き込まれていった。軽い中身のあまりない話かなと思っていたら良い意味で裏切られた。短編なのにそれぞれジンとくる良い話。続編も楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    食と人情の話。 こういうの弱いんだよなぁ。 寂れた商店街をなんとか蘇らせようと若者が奮闘する。 飲食を扱う店をメインに据えることで、他と差別化を図る。 でも、その飲食店も色々と問題を抱えていて… いい作品だった。出てくる食べ物はどれも美味しそうだった。 若者が奮闘する姿も、それによって前進する人たちもみんないいなぁ サーモンの話が特に良かったな

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    面白かった!幸菜ちゃんが素直な性格というか、とっつきやすい子だったのでスラスラと読めました。お店の人もクリスも、それぞれの主張がはっきりしていて筋も通っていて、よくある対立話だけどワンパターンじゃなかったのも良かった。グルメの説明も無駄なく分かりやすくて、実物見たい!と思ったし食べたい!と思った。やっぱりグルメ小説好きだな。

    0
    投稿日: 2025.01.01
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    気持ちが良いほどハッピーエンド! 最高に楽しく読んで いた。 就活どうなったのかとか、クリスとの関係とか すごく気になるなー! きっと全ては幸せになったんだろう。 三つの幸せ。 いいなそういうの!

    0
    投稿日: 2024.12.20
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    「本日のメニューは。」「できたてごはんを君に」を読んでAmazonでポチッと。 前2作とは少し毛色は違い、 各話がゆるい繋がりではなく、 しっかりとメインストーリーはあるけれど、 こちらも十分面白い 続編をポチッとしようかな

    7
    投稿日: 2023.05.13
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    Given、Get、Give それぞれが与えられ、手に入れて、与える人になろうと過去から未来へと繋がっている。商店街も少しずつ活気が戻ってきた。2が楽しみ。

    10
    投稿日: 2023.05.11
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    初読みの作家さん。 テンポよくでも丁寧に綴られた物語。 味って、料理そのものの味だけでは決まらないってところが深いなぁ。そして前向き、ひたむきな想いの尊さよ。

    1
    投稿日: 2022.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お金につられて商店街の復興に携わることになった主人公。シャッター商店街にフットワーク軽い立ち位置で少しずつお店を増やしていき、閑散からは脱したところまで進みました。シリーズのようなので次回はさらにお店も増えて出来ることも増えてるのかなと気になります。 あとはクリスと幸菜の関係も気になります。

    0
    投稿日: 2022.05.14
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    何となく手にとって読んでみたら、予想外に面白かった。 最近グルメ小説なんてジャンルもあるらしく、美味しいものに溢れた話なんだろうなって思ったらメインは街の復興。 シャッター街になった街をグルメをメインにして、また栄えさせようって話。 死んだ街ではない、ちゃんと生きていて、人が生活していて… ただそこには自分も知らなかった税金やらなんやらが色々関わっていて、単純に街の活性化、店の売上を上げればいいなんて話ではなくて。 そういうの知らなかったから、何か面白かった。 人情系だけど、私はそういう経済の仕組みみたいなものが無知だから、そういう小説や実用書読みたいって思った。

    0
    投稿日: 2021.09.05
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    稲荷町ゾンビロード/空のカーテン/回る、回らない/ スリー・ハピネス/稲荷町グルメロード ゾンビがグルメに生まれ変われるのか? 年間報酬2,500万円は高くないのか? こんな若造に何ができるのか? 悪感情を切り離すのに必要な物は何か…… 気持ちが明るくなって来るのが嬉しかった。

    0
    投稿日: 2021.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お店のリニューアルや新商品開発までには苦労するが、そこを乗り越えればびっくりするくらいスムーズに話が進むのでちょっとびっくりした。 乗り越える山が全部前の方にあるというか。 逆にそこまではとんとん拍子に進むけど、その後に問題が起きるというパターンも見たかった気がする。 考え方が真逆とまではいかないけれど、違う二人がバディを組んで商店街の活性化に挑むお話。 この二人は最初はフィーリングというか、なりゆきというか、何でこの二人でバディを組んだのかという感じだったが、最後のエピソードを見ると縁があった二人だったのか。 彼女が見た成功のビジョンが現実化するかはこの段階では分からないが、リアルでも消えつつある商店街を救える成功例の一つとなってほしいと思う。

    0
    投稿日: 2021.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生・御名掛幸菜が、「ゾンビロード」とまで呼ばれる寂れた商店街を立て直す為に選ばれた、アドバイザー瀧山クリスくんの、アシスタントになって、奮闘するお話。 主人公の幸菜ちゃんが、今時の悩める大学生で、なんとも健気。商店街とそこに住む人々と関わっていくたびに成長していくのは、見ていて面白い。 老舗の和菓子屋さんの家族関係、お寿司屋さんの父娘問題、最終的にクリスと祖父や父との過去まで出てきて、なにもかもが繋がっている。色々伏線回収。 ちょっと繋がりすぎかな?という感じがしないでもないけど、明るい未来が見える結末で良かった。 タクシー運転手のお父さんの守るべき一番大事なもの、の件は良かった。というか、このお父さんが格好いいんだよね。あまり登場しないのが、また良し。

    0
    投稿日: 2021.06.19
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    "ゾンビロード"と呼ばれる寂れた商店街・稲荷町商店街。復興を賭け、商店街活性化アドバイザー・クリスと女子大学生・幸菜が奔走するグルメ小説。 地方都市の商店街はどこも青息吐息なのが現状だ。立地条件が良いか、しっかりとしたコンセプトがある所だけが生き残れる。活気ある商店街は、通りすがるだけで元気を貰える。日本経済の未来は、各地の商店街が命運を握っているのかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.06.16
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    『運命』ってよく使っているな。 自分に対しては悪い出来事の言い訳のように…。 他人にも慰めだったり憧れだったりで…。 『都合のいい偶然』って思いもしなかった。 自分の住む市も駅前の商店街は寂れてしまっている。 徒歩5分にあったモールも昨年閉店してしまい跡地は現在も朽ちた建物がそのままの状態で残ったままで進展している様子もない。 もし、アドバイザーの募集があったなら応募してみたいと思う。跡地利用にアイデアはあるんだ。現実問題、可能なのかは別として公言できないかと空想だけしている。 『都合のいい偶然』なんて考えたことはなかったな。 都合がいいから偶然であって、逆の場合は『運が悪かった』と思うんだろう。 ノンフィクション作品でない作品では、都合のいい偶然が重要で、あまりにも都合がよすぎた場合にはすべてを台無しにしてしまったり、絶対にありえないと物語とわかりつつ否定してしまうことも多々ある。 喫茶店での出会いは都合が良かったし、モノローグとしてはアリかな? でも…。 続編読みたいとはいまいち思えていないんだよね。

    0
    投稿日: 2021.06.13
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    「本日のメニューは。」が良かったので気になっていた作家さん。 全体的にご都合主義だけど、朝ドラみたいな爽やかさがよい。 よくあるグルメ蘊蓄じゃなくて人情に重きをおいてるのも好感度高い。 ドラマ化したらいいのでは。

    0
    投稿日: 2021.04.29