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新宿の猫
新宿の猫
ドリアン助川、まめふく/ポプラ社
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総合評価

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    読書記録25-45 『新宿の猫』 誰もが淋しさを抱えた新宿の猫だった 何をやってもうまくいかない 明日の見えない闇の中で もがくように生きるボク 山ちゃんと ゴールデン街の小さな店で働く夢ちゃん 生きづらさ、互いの傷を舐め合い 生きる猫達 ある事件をきっかけに距離ははなれ 長いブランクを経て再び軒先で出会った猫達は… 読み返しても涙が滲む二人の若かった日々 ゴールデン街の猥雑さ 弱い色の世界 金のあじさい、銀のあじさい 私には見える気がする 遠く離れた街に暮らす本の友達が 新宿に来てくれて 初めて会ったその日に貸してくれたこの作品 お返しする日が来たけれど、改めて購入して 自分の本棚に並べておきたい、そんな一冊

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    投稿日: 2025.09.20
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    一時暮らしていたことで好きになった新宿が舞台の作品を本屋で見つけて読んでみた。 読んで良かった。見つけられて良かった。 途中に出てくる詩が自分にはぐっと刺さるものがあった。それは小説の構成も影響してかもしれないけれど、細かい細工が終始成されていてあっぱれと言いたくなる作品だった。 宝物にしたいような作品。

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    投稿日: 2024.11.13
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    「僕」に随分と感情移入しながら読んだ。時代はやや違うが、私も二十代の頃こんな感じだったなぁ。下請けの下請けみたいな働き方の辛さ、仕事は尊敬もするが理不尽な上司。情けないほどのボロアパート、逃げ込む呑み屋。でも主人公は随分と頑張られたと思う。 途中途中、若い二人の話だから!少し恥ずかしく感じるところもあったが!でもこういう思い出があるからずっと頑張れたんだろうなぁ。 二人の再会は静かに押し寄せるものがあった。時間って本当に過ぎていく。私も常々、そこに驚く。いや、そういうところに驚くようになったのは最近かなぁ。上京して18.9年。そこそこに時間を積み上げたから。 ヒヨドリは絶対許さん。 最後、猫の家族図原本!こんな感じだったんだ!これは素敵!!なんて味のある!! 本屋さんで、さて何を買おうかなとウロウロしていて、全然想定してなかったがこちらにしてみた。読めて良かったと思える本だった!!でもなんだか1ページに詰まってる行の量が読みにくい?

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    投稿日: 2024.09.24
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    自分は最後に出てくるスマホを眺めながら一杯飲んだ青年の立ち位置だから、この話の温かさをふわりとしか感じ取れないが、時代という背景を知っていればより心に響くんだろうなと惜しく感じた。

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    投稿日: 2022.08.06
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    新しく改装などしたら絶対に復原できない、新宿のゴールデン街。 そのひとつの飲み屋さんに通うようになった1人の若者。 夢ちゃんと呼ばれる店員さんと、お店に貼られていた猫の家族図 切ないけれど希望の光が見えるお話 猫達だけが信じられる 猫達だけしか信じられない 「金のあじさい 銀のあじさい」のエピソードがこころが痛む

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    投稿日: 2022.07.14
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    居酒屋「花梨花」の客と夢ちゃんとボク山ちゃん、そして通りすがりに覗いていく猫たち。 ほぼほぼボクの視点で語られる世界は小さいけれど広く、狭いけれど奥深い。そしてちょっぴり哀しい。けれど、ホッとする。 泣いてしまった 久しぶりだった

    1
    投稿日: 2022.01.20