「学」「二項性」の暴力性に抗うドゥルーズというイメージを持った。 これはかけがえのない収穫だ。 存在一義性、内在性は難しかった。 第四章の狂気、第五章の表面、第七章の無人島(なかでも他者論)はかなり引き込まれた。 著者の誠意を感じた。