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トリプル・ゼロの算数事件簿
トリプル・ゼロの算数事件簿
向井湘吾、イケダケイスケ/ポプラ社
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総合評価

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    小学校五年生の三人組、人生を算数で考える有明雄天(ありあけゆうてん)、運動が得意で正義のヒーロー大好きな轟恭平(どどろききょうへい)、クールなマジシャン少女四宮怜(しのみやれい)は、学校のトラブルを解決する秘密のチームを結成している。 みんなの得意を活かすため、トラブル解決には算数を使って考える。  いじめられている子を助けるためには「ゼノンのパラドックス」  死んだおばあちゃんへのお別れを言うためには「自分たちの体で、丸の中に三角を書く公式」  無くなった文房具事件には「誕生日当てゲーム」 さあ「いじめゼロ、悪さゼロ、泣く子ゼロ」のトリプル・ゼロ目指して正義のヒーローの出番だ! 小学生向の推理読み物って色々なジャンルがありますね。読書を利用したもの(『図書室の奥はシリーズ』)、科学を利用したもの(『科学探偵シリーズ』『サッカク探偵団シリーズ』など)、そしてこちらは算数を利用したもの。 解決のためには運動能力だけでなくてそれぞれが自分の得意を活かしてというのはいいですね。(…神業過ぎて小学生離れしていますが…(^_^;) さらに普通の推理モノと違うのは、お悩みに対する解決がはっきりしていないこと。学校に来られなくなった子の「解決」ってなんだろう?算数には答えがはっきりして、そこにむかう公式がある。この「トリプルゼロ」では解決がどこかを考えるところからとなります。 そして「正義のヒーロー」というけれど、「正義」って危ういもんだよ、という問題提議もしています。 1巻は登場人物紹介のようなもの。 今後の展開として、6年生の雄天の算数の師匠の神之内や、なにかの目標のために児童会会長になった虎山など、次巻以降への気になる動きを見せます。

    31
    投稿日: 2025.01.16
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    息子10歳1ヶ月 息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。 読んだ◯ 好反応◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ 「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯ その他

    1
    投稿日: 2024.10.16
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    ゆうてんは頭がいいというのはあまり知られてないが算数の天才、その力でトリプルゼロというグループをつくっていろいろ解決をして面白いです。

    1
    投稿日: 2022.12.17
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    算数しかできない、やる気のない雄天。しかし、雄天は「泣く子ゼロ」「いじめゼロ」「悪い子ゼロ」の理念をもとに困っている人を助けるチーム「トリプルゼロ」を立ち上げる。算数を使って人助けをしながら自分たちも成長していく物語です。雄天の成長して変わる意識に思わずジーンと胸が熱くなりました。僕もそんな仲間を作っていきたいと思いました。

    1
    投稿日: 2019.11.13
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    ・算数などで事件を解決する本です。見ているうちに算数が好きになるかもしれません。 ・トリプルゼロが、すいりではなく、算数を使って事けんを解けつさせていくのがおもしろいので、ぜひ読んでください。 ・この本の主人公が算数を使っていろいろな事件を解決する話です。お話を読みながら算数が分かります。算数が嫌いな人におススメです。 ・ある日算数の天才の主人公が友達のきょう平と事件を解決し、チームを結成していろいろな事件を解決していく話です。 ・この本は主人公の有明雄天がヒーローになり、算数で事件をとく、面白く感動する本でした。 ・小学生がキツネや児童会と戦っているところがワクワクして面白いから。

    2
    投稿日: 2018.01.11
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    数学屋さんの小学生版みたいなものかと思っていたら、宙くんまで出てきて驚き。こういう作品を算数の苦手な小学生に読んでいただいて、算数ひいては数学の奥深さに触れて欲しい。

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    投稿日: 2015.07.04