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ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ
ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ
佐野洋子、北村裕花、小宮善彰/講談社
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総合評価

13件)
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    人間年をとっても子どものころと何も変わらない自分がいる。感じるものは変わらないんだなぁ。不便なことへのノスタルジー、ブスは税金を安くするなどユーモアたっぷりでなるほどと感心。知人や猫の死への思いはしみじみと迫ってくる。

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    投稿日: 2025.07.13
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    品とはお金がない事とは比例しない。 お金でしか物事を測れないのはほんとくだらないと思う。 便利な事と楽しいこともまた然り。 日常ほど面白いものはないんじゃないかと思った。

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    投稿日: 2024.06.22
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    175ページ 1300円 5月2日〜5月2日 インディオのおんなたちが教えてくれること、品のある貧乏な学生、孔ちゃんの死、兄のこと、フツーに死ぬということ。100万回生きた猫に込められた願いとは。 愛猫のフネの死は、どこか崇高で生き物として素晴らしさを感じた。美人じゃないと思っている同志の集まりで、美人じゃない人は税金を安くしてもらいたいという話は、なんだか笑えた。ブス度申告書を自己申告にすると、結局税金を払うことにな るという結論だった。

    5
    投稿日: 2024.04.10
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    2023年6月19日 佐野洋子 文 北村裕花 絵 絵と文のマッチ度高い。 佐野さんが描いた絵じゃなかったのねー。 絵に惚れた

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    投稿日: 2023.06.19
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    佐野洋子さん2冊目 「100万回生きたねこ」の誕生話が読めた♪ 今回は「ブス度申告書」で涙出るほどワロた! ブスが居るから美人もおって世界は多様化して潤ってるってことになるほど! 私も少しは世界の役に立ってるんかもな( ´∀`) ふとした拍子になんか読みたくなる本やなぁ〜♪

    1
    投稿日: 2023.01.08
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    帰省中実家本棚。モタさんの言葉を数年前に読んだ。母の本棚でヨーコさんバージョン3冊を見つけて思わず手に取る。世界を斜めから見ているようで正面からぶつかっているような気もする文章。価値観は人それぞれで、幸せの形は人それぞれだよねと感じるようになった最近。本やネットや様々な表現、媒体を通して様々な価値観や考え方に触れることが楽しい。自分の頭で考えるための引っ掛かりをもらえる。そして、その文章や表現はきっと作者の中の一部で、ここで表現されていること以外のものも多いのであろうことを想像する。それで何になるのかはわからないけれど、考えることは楽しい。2020/1/4

    1
    投稿日: 2020.01.04
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    今回も、これもまたとてもよかった。初めて、自分がどんなおばさんになりたいかを具体的に考えて、おばさんになるのも悪くないなぁと思いました。佐野さんありがとう。

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    投稿日: 2018.09.20
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    前の本に続いて読んでしまいました。 歳をとっても自分の中に4歳の自分や9歳の自分がいるという話が好き。 小さい頃思っていた大人と今の自分のギャップって誰もが感じることだと思う。

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    投稿日: 2017.10.15
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    佐野洋子は、ほとんど読んだので、この本を見た時も、「上手い商売やってるな」くらいにしか思わなかった。 が、手に取って読んでみると(もちろん読んだことのある文章ばかりなのだが)改めてグッときた。 構成が上手いんだな。 佐野洋子のエッセイにはすごい言葉がたくさん詰まっているのだが、あまりにたくさんあるので、記憶している言葉が、どの本のどのエッセイに入っていたか思い出せず、探しているうちに夢中になって読みふけり、「ああやっぱり佐野洋子、すごい」とは思うものの、結局探していた文章にはたどり着けなかったという経験がある私としては、画期的な本だった。佐野洋子の文章ををこういう風に整理して、絵をつけて見せることによって、またあらたな読者が生まれるし、佐野洋子の唯一無二の表現を再び味わうことができる。 絵も原文の雰囲気を壊さない。 NHKの番組を書籍化したとあるが、この絵を見せつつ、ナレーションで文章を読むのだろうか?だとしたら本の方が、佐野洋子の肉声を想像できていいなあ、と思った。 佐野洋子を知らない人にプレゼントするのにも向いている。(もうちょっと安ければ良かったかな、とは思う。) 勿論巻末に出典があり、それぞれの言葉がどの本に載っているかもわかるので、読み返すのにも便利。

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    投稿日: 2017.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    北村裕花氏の絵の横に、作者佐野洋子氏の文字が並ぶ。 ほんの少しの文字で、絵との組み合わせで、話したいことが、一目瞭然の本である。 世の中、凄く便利になった。 洋子さんの幼い時代には、途轍もない夢のようなことが、当たりまえのような生活である。 PCの発達で、人との関わり合いも無くなったし、達成感の喜びも少なくなったような気がする。 老化現象についても、4歳の時の自分と比べて、何が違うのだろうか? 画学生だった時、お金が無くても楽しかったし、それをバネにして、がんばってきたと、、 哲学的に思いにふけるのだが、、、絵と共に見ていると、じんわりと、わかる気がする。 掃除機で、ごみを一瞬んで吸い込んで掃除を終えるのでなく、たまには、箒と塵取りで、掃除してみると、今までしていたことと違った視野が、見える。 清潔さをモットーにしてても、枠にはまった清潔感。 砂場の泥んこ遊び、そして、ペットの足跡、それが、長い人生のうちでどうしたということでもないと感じる。 60年もの付き合いのあった人の永眠や、若くして亡くなった兄の思いを、たどりながら、老いていく寂しさを痛感する。 愛猫のフネが喚きもせずに、クエってと、鳴いて、飼い主の作者に別れを告げて目を閉じる。 そのように生き物の宿命の死を受け入れることが出来るだろうか? フツーに死にたいと、、、ヨーコさんの考え方、、、である。

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    投稿日: 2016.12.03
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    文は佐野洋子(1938~2010 享年72)さん、絵は北村裕花(1983~)さんの「ヨーコさんの言葉 それが何ぼのことだ」、2016.4発行です。ヨーコさんの歯に衣着せぬエッセイ、2014年から、Eテレ、日曜、8:55AM~9AM、放映中ですね!

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    投稿日: 2016.11.13
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    洋子さんのビターですこしだけやさしくて、涙がキラリと光る言葉の数々。絵も味があって最高。宝物です。泣いた。

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    投稿日: 2016.08.21
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    イラストと文で絵本のよう。あっという間に読めるのですが、書いてある言葉は含蓄があり、考えさせられます。税金の話は笑ってしまいました。猫のフネの話は身につまされるというか、我が家の飼い猫に置き換えて読んでしまい、涙です・・・。動物って本当にそのまま生きているのですよね。つらいとか死にたいとかいうことは無いのです。それを思うと、小さいことに悩む必要なんてない、と元気になれる気がします。 「それが何ぼのことだ」そう思って堂々と生きていきたいなぁと思いました。  

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    投稿日: 2016.07.27