
総合評価
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powered by ブクログ折に触れ読み返そうと思う。 ・アサーションは人権 ・DESC法 ・感情は自分が引き起こしているもの ・怒りは自分でどうにかできる、非難すべき人はいない ・言行不一致は「二重拘束的メッセージ」
10投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ講談社現代新書の「アサーション入門」を読み、もう少し詳しく知りたいと思いこちらの本を手に取りました。 アサーションとは、自分と相手の両方を大切にする表現方法。先に読んだ新書と同様の箇所も多いですが、各項が深掘りされており、こちらも読んで良かった。 波風立てないように相手に合わせているのに、むしろ信頼されず、距離を取られるという内容の箇所に、なんかとても共感しました。 残念ながら、私の職場はアサーションと真逆の様相を呈していますが、アサーションの考え方が皆に浸透したら、面白いなと思いました。 ※本書ではアサーションの考え方は説明されていますが、自分でできるアサーションのトレーニング方法などは書かれていません。むしろ、「トレーニングを受講してね」といった感じです。
8投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ自他を共に尊重することが、自分の心の安定・安心となること、そのためには相手の言葉や感情を相手のものとして認め受け入れることなんだと、わかりやすく書かれていました。特に怒りをアサーティブに表現する方法については、これからも時々読み返して心の中に留めておきたいと思った。自分の怒りは相手によって、どうこうなるものではなく、自分自身でコントロールできること、同じように相手の怒りを自分がコントロールすることでなく、そのものを受け入れることを学んだ。
32投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログアサーション・トレーニングが日本に渡ると、女性の”プロわきまえ”と男性のグルーミングプロツールになってしまうのだと感じた。ラディカル・フェミニズムを学ぶ前に読むと性暴力に遭いやすくなるのではないかと懸念される本だった。 先に男性支配構造を学んでから、薄目で読むべき。 理論はしっかりしている部分もあるが、結局講座受けさせたいの?という感じ。
1投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ図書館で借りた。 assertion。直訳すれば「主張」とか「断言」という単語になってしまうが、本書では冒頭に「自他尊重のコミュニケーション」という意味であると説明されている。サブタイトル『さわやかな自己表現のために』にあるように、要するにコミュニケーションの分類、テキストだ。 「主張」「断言」だと、ただ強く言い張ればそれすなわちアサーションということになるが、そうではなく、相手を尊重しつつ自分の意見を述べ、円滑にコミュニケーションを取る。そういった話が広がる本だ。さまざまな業界でも通用する話で、実際現場の声も記載されており、比較的薄い本であるが大事な内容だと感じた。 どんな仕事に携わるにせよ、学生にも読ませたいし、早いうち新人研修などでも身につかせたい必修といえる分野だろう。 本の内容としても分かりやすく簡潔に記されていた印象。非常に良かった。
1投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログ自分は他人の顔色ばかりを伺って、言いたいことを言えないことが多く、この本で言うところの非主張的な性格だと思う。 この本での気づきは、その場に相応しい方法であれば、自分の気持ちや信念・思いを素直に伝えていいということ。 自分は他人との葛藤をめんどくさがっていたし、その後の関係性が揺らぐくらいなら、何も伝えないことを望んでいた。しかし、お互いの意見がぶつかり合い、寄り添い合う対話こそが、より良いコミュニケーションなのだと学べた。
1投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログアサーションについて講習を受けた事があり、ざっくりとは理解していたつもりでした。しかし、いざ実践してみようと思うと、よく理解できていないことに気づき、学び直そうとこの本を手に取りました。 この本はその場のテクニックだけでなく、アサーティブに考えるための習慣であったり、思想も説明してくれているため、自然とアサーティブな考え方ができるようになったと思います。 『「違い」は「間違い」ではない。違いを理解し合いながら付き合っていく。』心に留めて置きたい言葉に出会えました。
1投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ日本人に必要な力はアサーティブなスキルだと思った。 人に譲ることを美徳としがちな文化で、自己主張することを学ぶ経験が乏しい私たち。 アサーションは人権だ、主張する権利と主張しない権利もある…。 なるほど。当たり前なのに目から鱗。 もう少し図解を交えながら読みやすい工夫をしてもらえたらありがたいなぁ…
1投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ日本にアサーションを持ち込んだ第一人者の平木先生の本です。序盤は結構なページ数をかけて、丁寧にアサーションとは何か、そして人権とは何かについての基本的な説明が続きます。 幼い頃から現在まで気にしている、素直な自己開示のむずかしさ。その問題に「アサーション」という名前があること、そして同じ悩みを持つ人が多くいることを知るだけでも、心持ちがだいぶ違うと思います。 これまでは非主張的であることが、自分の「よくない個性」「直すべき性格」だと思っていました。子供の頃、友達に物を取り上げられても何も言えなかった私を見て、母は「せめて何か言い返せ」と内心ヤキモキしていたとのこと。 本の内容としては、実践的な部分は少なめで、効率や実用的なことを求める人には不足に感じるかもしれません(平木先生のアサーション関連本は多数あるので、フィットするものを選べるかと)。でも、そもそものアサーティブとはを何かを知るだけでも違います。アサーティブは人権とも強く関係しています。自分の人権を守ること。相手の人権も敬うこと。「違い」は「間違い」ではないことがアサーティブな考えであると学びました。なんにせよ「人権」という言葉のワイルドカード感!この言葉の後ろ盾は絶大です。人間にとってこれ以上ない大義名分。私は元来、非主張的なアサーションタイプであり、今でも無遠慮に意見を言えるなんてことはまずないですが、反応が求められる場面で呪文のように心で唱えます。「アサーティブ、これは人権、あなたと私の人権」 「こういう場面ではこうすべき」や「男なら泣くべきではない」とか、大人になれば感情をマスクする術を覚えてしまいます。しかし本当は感情に大人もこどももありません。赤ん坊は不快なら泣きますが、快適になった瞬間に泣き止むことができます。しかし大人はこうはいかないものです。だからこそ意識して、自分の感情を大事にしようとしなければなりません。自分はいま悲しいのか、楽しいのかを素直に受け止めることが重要です。また、感情は自然発生的に起こるものだけど、態度や行動は自分で選び取っています。不安な感情を「怒り」で伝えているのは自分の選択です。非主張的な人が遠回しに、直接的でない、相手を困惑させるような怒りの伝え方(パッシブ・アグレッシブ)になるのは、感情を素直に表すことができず、態度・行動とストレートに結びついていないからです。 私は自分のアサーション問題のスタートラインに立っただけで、ここから何でも言いたい放題になろうとも、なれるとも思っていません。そうならない権利もまた人権です。要は場面場面でアサーティブであろうとするか、非主張的であるか、どちらにせよ「自分で選択する」ことが第一です。自分で選択したという実感があれば、あとでうらみがましくなることもないでしょう。
1投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログコミュニケーション本の一環として読んだけど登録漏れ。アサーティブという言葉は知っていましたが解説を読むのは初めて。カタカナが表すようにこなれない感は否めない。スキルでありトレーニングで習得するといういつものアメリカ輸入系ですね。トレーニングよりプラクティスという概念の方に今は惹かれます。
0投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログどうしてもっと早くこの本を読まなかったのだろうか・・・。コロナ禍にあって第三版を発行してくださったことに感謝しますし、この先の武器としてこの本を活用していきたい。世の中でも身近でもダイバーシティと言われ、ついには自分自身の職業課題として突きつけられている現状、私は確信を持ってアサーション訓練が現状を打破する方法と言いたい(本を読んだだけですが)。平木先生、アサーションを輸入してくださって、ありがとう。社会人の必読書になれば世の中が変わると思いました。
0投稿日: 2021.10.09
powered by ブクログ“相手ができないから、あなたにやってもらいたいと思っているから、という理由だけで、あなたがそれをしなければならないということはありません。あなたがしようと思えばやればいいし、自分で決めたのですから、できる限りでそのことに責任を取ればいいのです。自分で決めたことは、責任を取らなければならないのではなく、取ることができると思ってみましょう。”(p.95) “自己表現や関係のあり方は「自分で選んでいける」のだ”(p.178) “「人は誰でも違っている」「違いは間違いではない」”(p.179)
0投稿日: 2021.09.30
