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戦国幻野
戦国幻野
皆川博子/講談社
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総合評価

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    方菊丸(今川義元)の幼少から桶狭間の戦いを経て、今川家が滅ぶまでを描いています。 といっても、今川義元だけでなく、九英承菊こと太原雪斎の生涯、そしてについて今川氏輝が実は双生だったということで、捨てられた方の炸耶様の3人が主人公みたいな感じです。 太原雪斎の出生に秘密があり、その視点からの足利家と今川家の関係や、今川義元への想いなどが語られていて、なかなか興味深かったです。 ↓ ブログにも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_4a7b.html

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    投稿日: 2013.03.06
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    東海の強国駿河は、守護今川氏親の手で着々と覇道を進んでいた。東に北条、北に武田、大国が激しく牽制しあう戦国の世、氏親とその妻妾の息子たちも、奇しき愛憎の闘いに巻きこまれてゆく。野望のままに、広大な富士の裾野を馳ける、武者と修験者たちの凄絶な生と死。今川一族の興亡を描き切った傑作長編。 2010.2.3読了

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    投稿日: 2010.02.03