
時の子供たち 上
エイドリアン・チャイコフスキー、内田昌之/竹書房
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総合評価
(3件)4.0
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powered by ブクログテラフォーミングが生んだ思わぬ進化。知性を得た蜘蛛視点の世界観が何だか凄い。未知の生物=人間を観察する目もそれらしくて面白く、著者の想像力に敬服。翻訳の分かりづらさは、スピード感高まる後半になるにつれ気にならなくなる。下巻にも期待。
8投稿日: 2024.03.08
powered by ブクログおもしろすぎて、一気読み。 蜘蛛のポーシャの進化が凄すぎて、楽しみすぎる。 カーンと、ポーシャたち、ホルステンたちの3つの物語が少しずつ進んで行く。 関連するこの3つの話がどのように着地するのか楽しみ。 下巻を早く読みたい。
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログ上巻だけ読んだ感想。 とてつもなく面白いSF小説。 テラフォーミング、文明が滅び荒廃した地球を脱出した宇宙船、でかい宇宙昆虫など手垢のついたSFネタを使って、とんでもなく面白いSF作品に仕上げている。 主人公の一人である知性を持った蜘蛛が徐々に進化していく過程の描写が、とてもテレビゲーム的で面白い。 自分が獲得した「知識」を遺伝子のように子孫に受け継がせることができるという設定で、「俺の屍を越えてゆけ」を彷彿とさせるし、敵対する蟻の基地に潜入する描写はメタルギアのようである。 また一方で地球を脱出した人間達の宇宙船が新天地を獲得戦とする物語も同時並行で語られる。蜘蛛と人間の物語がどのように下巻で交わるのか期待大。
0投稿日: 2022.02.17
