
総合評価
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powered by ブクログ旦那さんを亡くし、映画好きの学生・海と出会ったことによって大学に入り映画作りをしようとする65歳・うみ子さん。 もちろん話は分かるが、この二人が感じている映画作りに対しての情熱や衝動に対してあまり共感できず、読んでいて引き込まれはしなかった。 絵のタッチの輪郭が薄めなこともあるかもしれない。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログBLUE GIANTとか、ブルーピリオドとかもそうだけど、主人公を応援したくなる作品が好きなのかな。 この世界観を見ていたいなと思ってしまう。
6投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
6巻まで。 好きすぎる。巻を重ねるごとに面白くなっていく…! 創作に伴う感情の波、没頭、葛藤。 こんなに内省しまくる漫画ってあるだろうか。それが、何かを創り出す営みなのかもしれない。 主人公が60代。社会や対人、家族、人生の中での経験を重ね、自分がある程度わかっている時期、そこから、さらに自分、そして自分を通して見た他者について、深めていく過程。 私自身は、創作とはあまり縁のない生活だけど、物事に向き合う姿勢については、かなり学ぶものがあった。真摯に実直に、ときには自分のすべてをさらけ出すように何かと向き合うことは、苦しいけど尊い。
3投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ創作への衝動を「波」に例えるのがとても良い。映画がテーマということもあって、様々なモチーフが登場するのも熱いです。海と親友(ゆうすけ)が大雨の中、進路について話すシーンで『光と影』を表すような描写になっていたのが印象的でした。対照的に見えるうみ子と海がどんな船に乗って進んでいくのか楽しみです!
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うん、これも良いね。 ただ、3~4巻で完結のつもりが、現時点(2024年秋)で6巻まで出ていて、まだ終わっていない・・・。 そういう、ダラダラ感が、漫画の悪いところ。 でも、テーマが「映画」という点では、興味を持てた。
0投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ65歳のうみ子さんが、親目線でカイ君の健康とか心配する場面はあっても、 映画を志す同士として、自然と、お互いに対等かつ正直な態度で接しているのが良いです 世代差のある交流を描いた作品は、ほかに「メタモルフォーゼの縁側」が思いつくのですが(こちらも好き!)、 「海が〜」は巻を追うごとに、うみ子さんの内面に潜り込むようなストーリーになってます だからか、リアルな老婦人といった当初のうみ子さんの作画が、(作者さんが描き慣れてきたのもあるのだろうけど)どんどん表情豊かになってると感じます。映画作りって青春にもがいていくにつれ、皺はあってもまるで少女みたいに見えるときある。
1投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分はライブへ行った時、みんなの顔が見たくなって客席を見回すことがあるから うみ子さんの気持ちもわかる気がする。 海くんを家に誘うのは無理がありつつおばさんだから言えるというのは分かるし 海くんもちょっと変わった子で一緒に映画を見たり 踏み込んだことを言ってくれるのが良い。 1話の終わりの 『エンドロールが流れていく。新しい物語のために』 がわくわくする。 うみ子さんはなんだかんだで行動力がある。 自分なら待つか、学校に届けてもキャンパスを見ては回らないだろう。場違い感で怖くなってしまうと思う。 「お父さんが生きててもそのまま幸せだったろうけど お父さんがいなくても新しい幸せみつけていいんだよ」 という娘さんの言葉が素敵だった。お父さんは 「お母さんが好きなことしてるの変わらず笑ってみてると思うよ」。 畑は違ってもクリエイターだから理解もあるのだと思う。 そして本当に大学受験にチャレンジをするところが恰好良い。 面接で学長が何故大学なのかと訊くところも良かった。 確かに映像を撮りたいだけなら現代でうみ子さんほどもう大人なら回り道ですらあるかもしれない。 しかし本気で映画を作りたい人たちと同じ学舎で学ぶこと。それは得難い経験になるだろう。 海くんがちゃんと名前で呼んでくれるのが嬉しい。 モヤモヤしていてのにただの老後の趣味だからと自分で言ってしまうけれど、 海くんがうみ子さんの撮ったものをちゃんと作品と呼んでくれて、面白いと言ってくれるのが温かい気持ちになる。 海くんにご飯が食べたいと言われて、折角懐いた猫に餌をあげたいと思っているうみ子さんが可愛い。 人のためにご飯を作るのが久し振りなことに気付いて、動画を撮りながら 「まだまだちゃんと、寂しいなぁ」と言うのが切ない。 映画を老後の趣味と言った事を『思ってもいない事』だとちゃんと分かっている海くんが良い。 自分のやりたい道を親から趣味と否定された経験があって、友達に「嘘をつかせた」後悔がある。 うみ子さんも話を聞いて自分が海くんを傷付けたのだと気がつくところが優しい。 『取り返せないものがあることをクラスメイトよりは知っている』。 作る人と作らない人の境界線は船を出すかどうか。 船が最初からクルーザーの人もイカダの人もいるけれど、誰でも船は出せる。 「私はあの日、目の前に海があることに気づいた」 海くんの驚きと最高の笑顔、そして海くんで映画を撮りたいといううみ子さんの決意。 全てが素敵でまるで映画を見ているようなシーンだった。
0投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログ65歳で夫と死別したうみ子さんが映像選考の美大生・海に出会い、自分も映画を撮る側になるべく美大に通い始める。 やりたいことがあるならやればいいんだ。何歳になっても。うみ子さんにとったら今だったんだと思う。船はある。海に出るかどうかだ。
0投稿日: 2024.01.09
powered by ブクログわくわくしたい! そんな時に読んでみたのですがとてもぴったりの作品でした。 自分でもなにか行動を起こしてみようかな、と…そんな気持ちになりました。
1投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を見る側と撮る側。 歳をとってから、 新しい挑戦をするおばあちゃん。 1巻は特に波もなく、 淡々と終わる。 これから、どうなるんだろー。
0投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログずっと読みたいと思っていたら、登録しているU-NEXTで1巻無料配信していたので早速。 結果…好きなやつです!!! 年齢関係なく、新しいことにチャレンジしたくなった。 今後も追っかけます。
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログうん、言いたいことはわかる。 人生100年時代と言われる中、年齢にとらわれてないで踏み出すこと、やりたいことをやること、信念を貫くこと、自分軸がある人の魅力、、 「何をするにも遅いということはない」私は座右の銘にしてるこの言葉で十分かな。 媒体から何かを得ようとしすぎなのかもしれない。単純に物語を楽しむことがいつからか欠如してしまったなぁ..。 映像関係ね〜、私は観に来てる人が気になっても、制作側を考えたことはなかった。なぜなら自分に注目が集まることも目立つことも好きじゃないし、自分が作り出したものにとてつもない恥ずかしさを感じるし自信もない才能もないと思ってるから。だからそんなふうにも思えるのか〜って思った。だから動画サイトは優秀ね..としみじみ思う。 SF以上の非現実味、希望論、言うのは簡単、考えるだけならタダ、、私にはそんなエゴを強めに感じてしまったわね〜。 ただ、1人の人に会っただけで、とてつもなく人生が変わることは確かにある。 このあと、どんな作品を作っていくのか、は気になる。 かねがね思ってるけど、大人の学校があってほしいよなぁ。あってもいいよね、大人向けのさまざまな分野の講義から基礎教育の社会とかも。オンラインもいいけど出来ればオフラインで。 映像関係の大学に詳しくないからわからないけど、少なくとも普通大学にはだいぶ失望した経験あるし..忙しいのわかるし自分もそうだったけど単位ファーストで課題もテキトーで協力的でもない大人でもいじめとかあるし先生も授業も言ってしまえば下手だし、留学行っても思ったけど海外のような大学だったらアリだけど、日本の大学では少し考えづらい。高校は特殊なとこ行ってて、それこそ70歳?くらいの人とか国籍違う人とか年齢も境遇もさまざまな人たちと同じクラスで勉強してたけど、漫画にできそうだなって思うくらいな体験と面白さだったから、それはアリなんだけど、小ー中ー高ー大と何事もなく列車を乗り換えてきた人たちとはね、かなり厳しいよ。
1投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログ何度か広告で目にしていたのと、本屋でも必ず目立つ場所にピックアップされてたのでずっと読んでみたかった漫画。 やっと読み始めました。 私は高卒で就職組だったので、大学凄く通ってみたいんですよね。 若い時にではなく、今こうして映像の世界へさらわれた事は、うみ子さんにとって今が最高のタイミングだからだと思います。 もっと早く出会えていたら、もっと決断を遅らせていれば、そう思う事ってたくさんあるけれど、結局は出会えた時、決断した時がその人にとって一番最良なんですよね。
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ前から気になってたマンガ。 偶然出会った青年から言われた言葉で自分のやりたいことを見つけたおばあちゃんの話。 モヤモヤしながらも前に進むって素敵。 どんな道を進みながら映画を撮っていくのか気になる。
0投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログ昨年は、本を読むことも、読んだ本の感想を書くこともさぼった。今年は、週一では何か読み、感想を書いていきたい。 今年は1冊めはこれ。 昨年買って積読状態だったもの。 65歳の女性が美大の映像系の学科に入って映画を撮るというストーリーが新しく思われているようだが、65歳はばあちゃんじゃないぞ。10歳ぐらい老けて書かれすぎ。
0投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ撮りたい側でしょと言われて部屋に波が流れ込むシーンのかっこよさで買った。 一巻だと年齢故の見られ方へのモヤモヤがテーマ。
0投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログおばあちゃん系は癒されるし面白い作品が多く 手を出してみた所、期待以上に深い作品でした。 個人的に海くんのような、中性的な雰囲気が あるキャラが好きでおばあちゃんに癒されながら 海くんのかわかっこよさだけで買ってよかったと 思いました。 ですが、それだけではなく 65歳になってしても映画を見る側ではなく 作る側になりたい、そんな夢を持っている おばあちゃんが力強く夢を追いかける まるで高校生の青春を見てるような感覚でした。
0投稿日: 2022.12.28胸の
奥底に仕舞われていた情熱が偶然出会った若者によって呼び戻された、次号以降の展開に期待しています。
0投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログ2022/12/4 旦那に先立たれた65歳のおばあさんが昔から好きだった映画の作り手になろうとする話。 海くんみたいなちょっと影のあるキャラが好きで、日常を切り取ったようなこの感じ、でも随所に心に刺さる言葉が散りばめられていて、俺の好きなマンガな気がする。 よく分からんけど涙が流れる。 2023/4/16 一巻から泣いてたんや。泣けなくなってて怖くなってしまう。 14:01
0投稿日: 2022.12.04
powered by ブクログあまり漫画は読まないのだけれども評判も高く、機会があったので3巻まで読んでみた。 『ブルー・ピリオド』にも似た芸術系の学生を主人公にした漫画。こういうのが受けるのかもしれない。ただし、こちらの主役級は長年の連れ添いを亡くしたばかりの老年の女性。フィクションではあるけれども、いつでも新しいことを始めてみればよいよ、というメッセージがある。人生100年。ここからどういうふうに進んでいくんだろうね。
1投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログうわぁぁめちゃくちゃおもしろい。 私もうみ子さんと同じタイミングでゾクゾクした 海くんが思いの外素直でいいこ。 娘がBL作家って…笑笑 最高♡
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ65歳の寡婦、映画を撮りに大学へ。 アラサーにとって、遠く上品で、遠く懐かしく、眩しい作品。 うみ子さんの重ねた年齢からにじむ落ち着き、可能性にあふれ不安定だった学生時代、どちらも憧れる。自分も海に行きたくなる。
0投稿日: 2022.09.29
powered by ブクログ設定だけ聞いたら最初は入り込めるかな…と心配したけど、見事ハマった。 アラフィフ の自分にも思い当たる節が沢山。でも、好きな事に向かう覚悟や勇気は、年代超えて伝わってくる。大学生の息子もハマっていた。
0投稿日: 2022.08.25
powered by ブクログ・船を出すかどうかー 誰でも舟は出せる。 ・知らないうちに人を傷つけるなんて 人に嘘をつかせるなんて思ってなかった
0投稿日: 2022.08.17
powered by ブクログ友達にオススメされて読みました。やりたい事や新しい事が始まる瞬間の心の高まりはまさに波のようだなと。 映画や舞台で客席を見たくなる気持ちはとても分かります。
0投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログかなり好み。 どこかしらブルーピリオドに雰囲気が似ている気がする。 人と人の関係をかなり正確に、独特な雰囲気で描いていてよかった。
2投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ満喫で読んだけど買おう 2巻まで既読 この作者はコミケで見かけて「絵がいいなあ……」と思って知らんジャンルだけど本一冊買ったことがあるので知っていた 絵もいいけど、絵力(えぢから)がすごい!!この先もとても楽しみです
0投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ海街ダイアリーを読むと、いつもその読後感の余韻の深みに、驚いていたが、この漫画も、同じく。 人間のもや、それを解消する挑戦、それを取り巻く人々の動き、が、すごく、いい。
1投稿日: 2022.04.11
powered by ブクログ海が走るエンドロール(1)(ポニータコミックス) 著作者:たらちねジョン 発行者:秋田書店 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 情緒ある風景描写と憂いあるキャラクター描写が魅力。またたらちねジョン名義でBLでも活動中。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ65歳の女性が「映画」に目覚める。見るんじゃなくて「撮る」。その設定がうれしい。 がんばって! ありきたりに陥らないことを期待して、次号を待ちます。 ブログにもあれこれ。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202201070000/
9投稿日: 2022.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだとーー。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
2投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログおもしろかった。 好きなことにハマっていく作品ってやっぱりいい。 「うみ子さん」と「海くん」というキャラクターの関係性がよくて、”海”をキーワードにした表現が印象的だった。趣味などに夢中になる様をを沼にハマる、なんて言うけれど、見方を変えると作中のように海に漕ぎ出していくって表現もできるのかもしれない。
2投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お婆ちゃんが、2ヶ月ほど前に夫を亡くし消沈していたとき、ふとしたきっかけで出会った美大映像科の学生海くんに影響を受け、同じ大学の映像科に入学する。 きっかけはお婆ちゃんの家で海くんと一緒に観た「老人と海」。お婆ちゃんのうみ子さんと、少年の海くん。かけているのだろうな。 海くんの言葉は核心をつくものが多く、うみ子さんに自問自答をさせる。うみ子さんは自分の本当の心に気づいていき、65年培ってきた見識と思考がどう作品に活かされていくのか。期待が高まる。
2投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログうみ子さんはどんな映画を撮るのかな 海くんはどんな表情を見せるのかな 着地点とかこれからとかわからなくてドキドキする
2投稿日: 2022.02.25
powered by ブクログ死ぬまでの年齢(平均寿命)- 現在の年齢がその人の老いの度合いを表すので、平均年齢が伸びた現代の65歳は、戦後直後で言うと45歳ぐらいだと考えることも出来る。と言う話をどっかで見かけた。 余り60代の人が主人公の物語に触れることがないのでなかなか斬新ではあるけど、上記の説に基づけばそんなに我々と感覚変わらんのかもな。60代。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログマンガ好き800人が選んだ「このマンガがすごい2022」において、「オンナ編第一位」になった本書を読んでみた。夫と死別した68歳女性が、美大映像科に途中入学して映画を作り始める物語。 まだ一巻しか出ていない。私は「このマンガ」や「マンガ大賞」の上位に入った作品はチェックしている。そういう意味では小説と違って流行を追っている。マンガは時間的にそれが可能だからしているので、必ずしも賞をとった作品が総て素晴らしいとは思ってはいない。 画は構成から光線の使い方からとても映像的で、若い作家なのに申し分はない。還暦すぎて再出発は、流行りに乗ったのがもしれないし、切実なテーマが立ち上がるのかもしれない。まだ始まったばかりでなんとも言えない。この賞は、ある程度玄人読みする人が選んでいるだけあって、期待値で賞を取らせたのかもしれない。 (自分は)「映画を観る側」ではなく「作る側」なのかと気がつく主人公。そういう気持ちは、私はとっても共感する。私のレビューなんて、いつも大抵は「作る側の立場」で書かれている。気がついている人もいるとは思いますが‥‥。 まだ始まったばかり。ホントに評価すべきなのは「これから」である。
44投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ「このマンガがすごい オンナ編 一位」ということで読んでみた。 最近小説でもおばあさんもの多い。 小説は、認知症絡みが多いが、このマンガは元気なおばあさんだった。 このくらいな元気さが普通かも。 面白かったな。 二巻も読もう。 いろんな年齢層の作家が活躍できるのか、読者にこの年齢層が多いのか。多様性の波がいろいろなところに押し寄せているな。
3投稿日: 2022.02.14
powered by ブクログ「好きなことを始めるのに、年齢なんて関係ない!」 を丁寧にリアルに作品に落とし込んでいる。 人生100年時代を前向きに暖かい気持ちで考えられるようになりました。(24歳・男) 私の小学5年時の夢は映画監督でした。自分の姿を重ねつつ物語を読み進めていきます。
5投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ人にはそれぞれの背景があるけれど、時には衝動に任せて海に漕ぎ出したっていい。それには年齢は関係無い。
3投稿日: 2022.02.11
powered by ブクログ書店で見た時、表紙のインパクトに一目惚れ。 いきいきした表情と、印象的な青。 65歳で夫に先立たれた主人公・うみ子。 ふとしたきっかけで映画を観に行き、映画専攻の美大生と出会ったことで、映画を作る道へ。 周りの人が悪意なく、時には自虐ネタとして「老後の趣味」というワードが出てきて、そのたびにモヤモヤするうみ子。 そんな様子を、かつての親友に重ねてイライラする海くん。 吹っ切れてほんとに本気で映画に向かい合うと決意するシーンが本当に美しかったです。 やりたいことにまっしぐらな人のひたむきな美しさ、そしてやりたいことに邁進するのは何歳からでも遅くないことを教えてくれる作品です。
5投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ話にも絵にも疾走感があって、一瞬で読める。おもしろい!非現実的と言ってしまったらそこまでかもしれへんけど、うみ子さんの純粋な気持ちにグッときて、応援したくなる。 海くんのキャラが魅力的すぎて、実際に自分の心に海を連れて来てくれる人、現れへんかな〜?と期待までしてしまう。
3投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うみ子さん、65歳。 旦那さんが亡くなり、一人暮らしになった。 旦那さんを思い出す日々。 ある日、たまたま映画館に入ることになり、ひとりで映画を観た。 そこで出会った美大生が、客席を見るうみ子さんを見て「こっち側(撮る側)じゃない?」と言った。 この出会いをきっかけに、うみ子さんは美大に入学する。 ストーリーは面白いと思います。 65歳という年齢もあって、本音が言えなかったり、自虐的なことを言ってしまったり、葛藤も、よくわかります。美大生の海(カイ)さんの、性別不明な描き方もいいと思います。 ただ、私には心に響く感じがあまりしなかったです。単なる好みの問題だと思いますが。。。
1投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログ老若男女問わずに心にモヤモヤがあったりするものですが、その心の機微が絶妙に表現されていたように思えます。 1度目よりも2回目に読んだ時の方が心に刺さるような作品でした。 これからのストーリー展開が気になります。
3投稿日: 2022.01.26
powered by ブクログ2022 1本目 気になっていたやつ。 #ゆとたわ で触れられていて読んでみた。 うちの母親も60を超えて、 ピアノ教室の門を叩いたひと。 ↑そしてたのしそうに練習している。 やりたいやりたいっていいながら やるかやらないかは船を出せるかどうか、 なんだなあ。 意図なくひとを傷つけてしまったことへの後悔 ちょうどピンポイントに そんな体験をしているので沁みるものがあった。
5投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログこのマンガがすごい!2022で見て大人買いした漫画の一冊。ふーんって感じ。今後の映画がどうなるか次第。
1投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログ自分の年齢が上がるにつれ、「今更こんなことやってもなあ」と思っていた自分がもったいない感じに思えた作品。 主人公のうみ子さんは夫に先立たれた65歳。 そんなうみ子さんが、美大に入学して映画を作っていく話です。 若い学生との関係、本気と言いにくく「老後の道楽」と自分でいって、自分がちょっと傷つくとか身に覚えがたくさんあります。 眩暈がする、息が上がる、学生と同じようには動けない……なんていろいろ大変だけど、少しずつ動き出すうみ子さんが羨ましく、応援したい気持ちになりました。 いくつになっても何かをやりたい情熱と共に実行できる勇気と、逆にそういった勇気ある人をさりげなくサポート(サポートというか、普通に仲良くなりたい)できる人になりたいと思いました。 まだ始まりの感じですが、続きを早く読みたいです。
4投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連載終了まで追いかけたいと思える作品でした。 読む前は、主人公が「おばあさん」である事と 「エンドロール」という言葉から、終活的な、 人生を穏やかに終えていくような作品かと思っていましたが、真逆の物語でした。 大人の持つ「ずるさ」や「自虐」も押し流す 好きなことへの熱さが描かれていて好きでした。 2人の年齢差が生み出すお互いへの影響が感動的で面白かったです。 うみ子にとってだけではなく、海にとっても この出会いがエンドロールであり、新たな始まりだと感じました。 大きいコマの印象的なシーンも好きですが、個人的に、うみ子の食べ物に対する変化や、5話の海が濁っていることや、うみ子の波に打たれた時のセリフの「でも 思ったより冷たくないかも」とかも好きです。 何度も読み直したいと思いました。
6投稿日: 2021.12.16
powered by ブクログまず映画を撮ってない。「撮る喜び」という言葉が出てくるだけ。悲しくなると雨が降り、「悲しくなった」と言う。こんな紹介だとまだ面白そう感が出てしまう。全部が既知の範疇を超えない。大学に行けなかった理由は父親が「遊びはやめろ」。家でVHSの『老人と海』を見ている老人が、"海くんと海に来たら海みたいな気持ちになれたよ"。そしてタイトルが『海が走るエンドロール』。キャラがない。海という名前だけ。あと老人。ここ以外の世界があるようで、作者の自己像のようなBL作家が唐突に姿を見せるのみ。でもこの薄さか、とも思う。ここまで、しなければならないのかと喉の奥をしめつけられる(もちろん別な意味で)。映画マンガはたしかに微妙にウケない。デラシネマ、ケンガイ、ハックス、赤狩り、オールラッシュ! 映画を作る物語…。それらとウケた映画マンガ、たとえば映像研、ポンポさんとの差がどこにあるのかを考えてみたい。まずやはり舞台裏を見せているだけではダメなんだなと思わされる。60年代以降に向かい崩壊しつつある撮影所を魅力的に描いていたデラシネマ、50年代ハリウッドのバックグラウンドを参考文献を挙げながら精緻に伝記マンガに仕立て上げていく赤狩り、生活を破壊するシネフィルと付き合うことで自身が崩壊していく様を描いたケンガイ。もちろん裏を見せすぎていくのは、おもしろい。だがそれをすればするほど日常生活から乖離していく。ありていに言えば、オタク臭く、つまりは専門マンガっぽくなる。一体誰がジョンヒューストンが修正第1条委員会を盾に政府を相手にどのような裁判を起こしたかを覚えているというのか。三軒茶屋の名画座でやっていた成瀬二本立てを見た後に宇多丸のラジオを聴きながら新文芸坐のオールナイトに通った後TSUTAYAの社割でDVDを借りまくる生活をする女を好きになるマンガに何を共感すればいいのか。ところが、映像研は軽やかにそれを回避する。オタクがオタクやっているんだな、と読者にそれだけをわからせる記号的なアプローチは周到だけれど、ダイナミズムとサービス精神を忘れない。見栄を切りながら主人公達は映画を作るというより、映画の世界を生きていく。作者がどれほどTwitterで暴れようと、作品内で蘊蓄が垂れ流されることはない。吹き出しが変な向きで配置されていたり、わかりやすい「ここでちゃんと前衛してます」のエクスキューズだけがある。ポンポさんの場合も似たように映画を撮るのではなく、映画の世界を生きていく。アクションシーンのように編集をする主人公の背中が、脳内が描かれていく(この辺り映画版の方がより誇張されてうまく描かれていた)。それをすべて言葉で、まさに「アクションシーンのように編集をしていく!おれは!」と発せられることすらある。では、海が走る〜は何をやっているのか。なにもないのである。すべての比喩の次元が文字だから、ダジャレでしかない。作品内でキューブリックの名前が出てくるが、それも必然的な象徴主義、海だから海、老人だからすべてを諦めている、BLを描いているからすべてに寛容、不穏な過去があるから踏み出せない、などなど。絵で見せる必要が全くない、いやむしろ小説にして内面をもっと喋って欲しいと言いたくなるが。神格化されがちな2001年宇宙の旅でラスト、スターゲート(?)の向こう側の景色を見た主人公が「なんて綺麗な景色なんだ、言葉にできない」と言う(ゼメキスのコンタクトで同じシーンあったね)。そして宇宙を見て驚く主人公の顔のアップ。キューブリック、なんて、なんてダサいんだとおもわずにはいられないはず、なのだがこれを見た観客はこのシーンを覚えていない。それは140分の映画の終盤のテンションに、集中力に観客はそもそも追いつけていないからである。唐突だが、蓮實重彦の『ハリウッド映画史講義』を読んだ時、救われた気分になった。まさにキューブリックをあげながら、鈍重な省略と無縁の豪華絢爛さを、あえて貶しつけることで、50年代の省略と速度のアイディアに溢れたスタイリッシュなラング、ウォルシュ、アンソニーマンらの職人監督による作品群の価値を相対的に称揚していく文章に触れていくことで、奇妙で退屈でハリボテだらけの70年代の映画にはっきりと「ダサい」を突き付けられるようになった気がした。だが、そうした蓮實の文章にまたノーを突きつけるように町山智浩が「いや、それでもキューブリックはすごい」と言って出てくる。町山の武器は聖書とポップアイコン。すべては象徴であり、アイコンは死ぬことはない。蓮實が退屈な映画を退屈だと、無理してすごいなんて言わなくていいよと言ったのが革命だったのと同じくらい、わたしたちがすごい!と思わず嘆息してしまった作品はそのまますごくたっていい、いいはずである。その擁護のために絶対に読み解けるはずのないコード群、またそれらを埋め込んでもおかしくもない最良の監督としてキューブリックが呼び出されていく。キューブリックの映画は長く、もたつき、象徴のなかをキャラクターがひしめく。だからキューブリックへの惜しみない愛を軽々しく口にできるような作家ほど、それは象徴主義への服従を意味する、と書いてしまっては言いすぎか。だからもし、シャイニングがつまらなくて、長くて意味不明な映画だ、と言ってしまった人はこのマンガを読むのをやめて今すぐ別なマンガを読んだ方がいい。本当はもしかしたらそれだけの話かもしれない。
3投稿日: 2021.12.14
powered by ブクログ私も映画が好きだからこの漫画のことがすごく好きになった 何かをしたいと思う気持ちに年齢なんか関係ない、船を出すか出さないかっていう表現がすごく好き
3投稿日: 2021.12.10
powered by ブクログ海は誰の近くにもあって。 ちゃんとそれに気づけたうみ子さんは今からでも遅くないと気づかせてくれる。 きっと何度も読むことになる作品
1投稿日: 2021.11.25
powered by ブクログ内容がおもしろいしなにより漫画が…めちゃくちゃ上手い…となる。線の感じも好きです。続き楽しみだなあ!
2投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログ次巻以降に期待が持てる引き。俺も大学通って映画作りたいな。行動にうつせず普通に仕事してる自分が悲しいね。
2投稿日: 2021.10.03
powered by ブクログブクログで紹介されていて、気になってたのに売り切れてた作品。 今日本屋さんに入荷されてたので即買い! 主人公のうみ子さんのやりたい事に突き進んで行く姿や、歳を気にして思ってもいない事言っちゃう気持ちとか、 もう若くない私にはそうだよね!そうだよね!と、共感出来ちゃう所が多々あった。 年齢的な事や色んな事情で やりたい事を諦めていた事、あると思う。 そんな人に是非読んで貰いたい1冊だとおもいました。
9投稿日: 2021.09.14
powered by ブクログ私よりちょっと年上、一人になったらこんな感じ? 映画館には日常的にいってるけど、こんな出会いありますかね。選ぶ映画が良かったのかな。私は客席気にならないので、完全に見る派ですね。うみ子さんの姿には生きるパワーもらえます。新しいことを始めるのは勇気いるけど、思ったことを始めるのに躊躇したくない、と決意できました。うみ子さん、これからも見ていきますからね!そして、いつもしないように心がけてるけど、さらに自虐はやめようと強く決意できました。こんなこというシニアにだけはなりません。
4投稿日: 2021.09.08
powered by ブクログおもしろかった。表紙は若干ひくと思う。 自虐するたび本人も傷つくけど、周囲の優しい人も傷ついてしまうのだな…
2投稿日: 2021.09.05
powered by ブクログ主人が映像系の大学を卒業式しているため、興味があり購入した。これからどんな風に自主制作をすすめていくのか、どんな作品を作るのか楽しみだ。
1投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〇単なる大学生とおばあさんの夢追う物語ではない!ズキンと来るところもあって、きっとあなたものめりこむ 夫が亡くなり四十九日を過ぎたうみ子は、夫と映画館へデートしたときのことを思い出す。ある日友人からのフラダンスの誘いをかわそうとして映画を見に行くと言い出すが、そこで美大生の海(カイ)とぶつかる。 海にビデオデッキを直してもらうように依頼し、修理が終わった後一緒に映画を見るが、ふとやはり夫と一緒に映画を見ていたときのことを思い出す。 海が帰る際、海に「映画を撮りたいんじゃない?」と掻き立てられる。 転がっていくうみ子の人生は、いったいどうなるのか。 出会いはTwitterの筆者アカウント(だったと思う)。 僕が最初に感じたのは、「65歳が映画を撮るなんて」「よもやそれを主題に設定しようとは」という驚きであった。 しかも調べてみたらミステリーボニータは、中高生中心の青年誌らしい。なぜこれがマンガ化できたのか? この疑問は読んでみたらすぐに吹っ飛んだ。大学生とおばあさんの単なる交流ではない、それぞれの夢と思い出を交錯させ、またえぐられながら、一緒に歩もうとする青春マンガだった。ズキンと来る場面も多いのはなぜだろう。 映画というロマン詰まった文化を、65歳でも19歳(?)でも夢として将来の生業として語り合う、目指すことができる、というのがなんと素晴らしいことではないか!と、もうすでにわたしはこのマンガにのめりこんでしまっている。 勝手に盛り上がってしまって書評的ライティングではないのが心苦しいですが、長く続くマンガとして期待したいところです! 秋田書店・月刊ミステリーボニータにて連載。 2020年11月号~2021年7月号まで分を収録。
4投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログいろんな書店回ったのにどこにも置いてなくて結局Amazonで購入。とても面白かったです。なんかゾクゾクしました。続き気になる。
1投稿日: 2021.08.26
powered by ブクログすごく良い。まだ一巻だけど胸が熱くなる感じ。 続きが楽しみ! 作る人と作らない人の境界線てなんだろう。 船を出すかどうか。
1投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログ最高。「作る人と作らな人の境界線はなにか」「船を出すかどうか」「船は誰でも出せる」。 傑作のかおり。一巻の引きが最高。早く続きがよみたい。読むこちらも、ワクワクさせられる。
6投稿日: 2021.08.22
powered by ブクログ高齢者は心落ち着き、短い余生を閑暇と共に過ごす。 そんな当たり前をぶち壊してくれるセカンドライフ作品です。夫に先立たれた妻、うみ子が、創作活動に目覚める。その心の機敏にこちらの気持ちも揺さぶられます。 特に印象的なのは、したいことを口にする時、ではありません。 年寄りだから、いまさら、、、と『心にもないこと』を言うときの葛藤。その仕草と描き方に胸が締め付けられます。 主人公は65才。それでも、この気持ちは40代でも共有できます。 もの作りへの勇気にエールを!二巻が楽しみです。
3投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログ夫をなくし無為に日々を過ごすだけだった65歳の女性が、映画館で出会った映像作家志望の青年と出会うことで自身も映像作家を目指すようになるという話。 アイデアが良いし、主人公と青年の関係性も良い、そして漫画が巧い! たらちねジョンという人の漫画は初めて読んだけど、世の中には自分の知らない巧い漫画家がまだまだいるんだなぁ。 続刊に期待。
3投稿日: 2021.08.18
powered by ブクログ「そんな人間はさ 今からだって死ぬ気で 映画作ったほうがいいよ」 という「メタモルフォーゼの縁側」×「ブルーピリオド」なおばあちゃん漫画です。 夫に先立たれ呆然とする、うみ子(65歳)が、ふと入った映画館で美大(映像学科)生の海(かい)に出会って映画が好きだったことを思い出し、美大に入学してしまうお話。 おばあちゃんが時々ものすごく可愛くなる。 そして他の登場人物はみんな男か女か分からないのが画風的に素敵。 ついつい自分を卑下してしまううみ子と、そうして欲しくない海が不器用に距離を縮めていく姿がほほえましい。 そして漫画としての印象が強烈。なんだろうレイアウトとかそういうのが上手なんでしょうか。 これはルックバック(藤本タツキ)を読んだ時の印象にとっても良く似ている。あと「マイ・ブロークン・マリコ(平庫ワカ)」とも。つまりこの作者は天才かな…と思ったのです。 続き楽しみ。ミステリー・ボニータって本屋さんのどの棚に置いてあるんだろう。 「けれど 映像は自由で 走り出したら とまらない 私が映像を撮るならば」
11投稿日: 2021.08.17
