ラノベ的ノリではあるが、人間関係の繊細さや難しさに対して誠実に向き合っている作品だと思う。 重すぎるトーンにならないような配慮も良い。

高校卒業式の日、同級生の少女を助けるため交通事故にあった主人公が入学式までタイムリープする。主人公、ヒロインともに行動原理とも言える芯があり、それによって考えた対立したりとキャラの行動に説得力がある。タイトルの放っておいてくれでやれやれ系なのか・・・？と警戒したけどいい意味で裏切られた。ぼっちでいたい理由もわかりやすいし、やれやれという態度を取りながらもやるときはやるところに好感が持てた。友崎くんや俺ガイル感はありながらもしっかりと面白い良い作品だった。続きが出たら買います。