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早すぎた天才 知られてないけど、すごかった
早すぎた天才 知られてないけど、すごかった
大野正人/文響社
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総合評価

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    興味のある人だけ読む ちりゆきえとくまぐす 大人が読んでも楽しいし響く言葉があるけど、4歳の子供が手に取るほど絵が面白くてヒキコマレル また改めて読み直したい

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    投稿日: 2024.12.04
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    早すぎた天才と題した偉人伝。行った時代が早かっただけで、後の世では常識となっていたり、今だったらもっと評価されていたのにという偉業を複数人の偉人を取り上げて紹介している失敗図鑑第二弾。第一弾に比べて1人ひとりの紹介が厚みを増し、且つ、マニアックな偉人を取り上げていることが特徴。良い悪いではなく、第一弾とはテイストが若干異なる内容となっている。今回も子ども対象(第一弾よりはちょっと年齢を重ねないと読みづらいかも)の内容となっているが、大人が読んでも面白い。また子ども向けであるが故に紹介される偉人達を通した教訓が胸に刺さる。改めて可能性が少しづつ先細りしている我々がまだやれると奮起させられるような感情を湧き起こしてくれる。偉人伝や名言は年齢を重ねる毎に感じ方や捉え方が変わっていくものなので、是非とも数年後に再読したい一冊。

    1
    投稿日: 2024.09.05
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    時代、国、性別等のせいで、生前に富•名声を手に入れる事ができなかった人たちについて書かれています。 ガリレオ、ゴッホなど有名な方から、無知のためこの本を読んでから知った方なども合わせて、14人の早すぎた天才が紹介されています。 この本を読み、いつの世も普通からはみ出た方が最初は叩かれるが、少し時代が進むとはみ出ていた方が時代の常識に変わりますね。 最近で言えば、YouTuberですかね。 本の節々に心に突き刺さる言葉がありました。 前向きになり、背中を押してくれる本です。 子どもがもう少し大きくなったら、読ませたい一冊です。

    40
    投稿日: 2024.01.12
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    子供向けの本だけど、大人でも知らない人物が紹介されている。 ギャグが多めで飽きずに読めた。 「早すぎた」というタイトルだが、それぞれの人物の生き方を肯定するスタンスで書かれていてポジティブな気分になる。 可能性が無限大な子供に向けたメッセージは、大人の私が読むと眩しすぎて苦しくなった笑

    2
    投稿日: 2023.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇メッセージ性の強い伝記。ごった煮な感じがユニーク。偉人たちの名言・人生論のような。 児童書ですが中学生にも面白いかも。 ◎“わたし”は、時代とも常識ともよばれる。早すぎた“はみだしもの”たちを紹介する。 ・二宮忠八(1866~1936)飛行機の開発 ←モデルがライト兄弟の飛行機と似ていたというのがびっくり。“飛ぶ”形は似るのかな? ・南方熊楠(1867~1941)博物学者 ←熊楠の生き方に追いつける時代ってあるんかな?本人は早い遅い思ってなさそう ・アンリ・ファーブル(1823~1915)昆虫学者 ←雄しべ雌しべについての授業への保護者などからの物言いは、現在の性教育みたいな感じか。  「あなた方は昆虫の死を探っているが、わたしは生を探っているのです。」 ・ガリレオ・ガリレイ(1564~1642)天文学者 ←アリストテレスの呪いを破る。神殺しの剣 ・メアリー・アニング(1799~1847)化石屋 ←偉大な業績は消えない。化石のように掘り起こされるのだ。 ・蔦谷重三郎(1750~1797)書店経営・プロデューサー ←かぶき町人 ・シュリニヴァーサ・ラマヌジャン(1887~1920)数学者 ←一足飛びに答えがわかる。ラマヌジャンの数式は百年かけて証明される。ブラックホールの計算に使われているものも。 ・ルイ・ブライユ(1809~1852)6点点字を発明 ←小学生中学年・認知度No.1偉人  あなたの欠点はあなただけのものではない。同じ欠点で困っている人が同じように傷ついている。その傷をやさしさでうめてみて。 ・織田信長(1534~1582)戦国武将 ←金銭感覚抜群  楽市楽座。税金3割。関所をつぶす(流通)。高額貨幣。公的事業。  延暦寺の事件のもうひとつの顔 ・グレゴール・メンデル(1822~1884)数学者 ←観察の人。統計学を使った。生物学×数学。5800年末止まったままの時計の針をすすめた。  気象学の論文。  「わたしの一生は苦難に満ちていたが、自然科学のけんきゅうを、心ゆくまでやりとげることができた。」 ・フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)画家 ←売れるためのコツは質ではなく市場をつくること。“のどがかわいた”と、思わせること。…そこから別の流れにいたゴッホ ・知里幸恵(1903~1922)作家 ←アイヌの魂と文化を残した。『アイヌ神謡集』  アイヌは文字をもたない謡の民族。 金田一京助との出会い。 ・フランツ・カフカ(1883~1924)チェコの作家 ←絶望先生。絶望に心を動かされる。 ・平賀源内(1728~1780)学者、俳人、etc. ←源内櫛。おしゃれグッズも作ってはったのか。破魔矢もか!温度計も。源内ガールが面白かった。 ・あなた ←君たちは天才だ。学ぼう。夢中になろう。深く考えよう。  「自分が動けば世界が変わる」

    2
    投稿日: 2022.06.07
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    ファーブル、ガリレオ・ガリレイ、ゴッホなど、生前にはあまり評価されなかった人や反対意見に屈しなかった歴史上の人物から、ラマヌジャン、知里幸恵、カフカなど、若くして亡くなった天才が面白く紹介されています。 小学生向けの本なので、軽いノリで読みやすく、天才たちの生き方を知って前向きに元気になれる本です。 280

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    投稿日: 2021.10.19