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さよならの向う側
さよならの向う側
清水晴木、いとうあつき/マイクロマガジン社
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総合評価

79件)
3.7
19
21
27
2
3
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    「あなたが最後に会いたい人は誰ですか?」死後1日だけ会いたい人に会える。ただし本人が死んだことを知らない人に限る。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    続きがあるらしいけど、一冊でちゃんとまとまってるし、なぜかあんまり続きを読む気になれない。悲しいけど優しい話。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    『あなたが、最後に会いたい人は誰ですか。』 死後、会えるのなら… と、考えてみたけど、ルールの中だとそれは叶えられそうにない。 すぐに消えてもいいからやっぱり大事な人と会いたい。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    「Heroes」 死を理解していない。 どれだけ周囲から称賛されるような最期を遂げたとしても、一生会えなくなるぐらいなら生きていたいだろう。 「放蕩息子」 認知症を患っている。 電話口で伝えられても信用出来なかっただろうが、少しでも歩み寄ることが出来ていれば違っていたのかもな。 「わがままなあなた」 喧嘩して飛び出した。 身近で亡くなったなら兎も角、家から離れた場所となると既に遺体は無くなっているだろうから辛いだろうな。 「サヨナラの向こう側」 どうしても会いたい。 時折ボロが出そうになっていたが、そんなことあり得ないと思い込んでいたからこそ一緒に居れたのだろうな。 「長い間」 会いたい人は一人で。 ここまで頑なに意見を変えようとしないのは、どれだけ自分の記憶を漁っても大切な人しか出てこないのだろ。

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    死んだあと、1日だけ現世に戻って誰かに会える。 けど、自分の死を知らない人にだけ。 自分ならだれに会いに行くだろう、家族とかは知ってるだろうから、って考えちゃいましたね。 あと、世の中あっさり死んじゃう時もあるから、日々大事に生きたり、大切な人はちゃんと大切にしないといけないなと思いました。続編ふくめ4冊あるようなので読んでみる。 文字量多くないので、気軽に手を出せる読み進めやすい本ですよ。

    0
    投稿日: 2025.07.06
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     『あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?』  私が最後に会いたい人は誰だろう?  ただ、ここでいう最後に会いたい人というのは、自分が死んだ場合で、自分の死を知らない人に限る。そうなると会いたい人なんているのだろうか?  この物語は、現実にはあり得ない話である。3章からなる連作短編集で、それぞれの登場人物が死んだ時に案内人が現れ、最後に会いたい人は誰かと問う。そして、最後の1日に会いたい人に会わせてくれるのだ。  どれもこれも素敵な物語。案内人の谷口に、後輩の佐久間が『ハッピーエンドとアンハッピーエンドの物語、どちらが好きですか?』と問うのだが、私はやっぱりハッピーエンドの物語が好きだなと改めて思った。  この物語も最高のハッピーエンドが待っている。さあ、マックスコーヒーを片手に物語の世界に没入しよう!

    16
    投稿日: 2025.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    亡くなった後、24時間だけ会いたい人に会いに行くことができる。ただし、自分の死を知らない相手に限る。 既に設定から面白い。 途中で一話目に出てくる先生の教え子と思われる人物が現れたので、思わず溺れたのを助けたのも一話の恩師かと思った。それゆえに4話目に急に他の話が繋がり出したのは唐突な印象もあふ。 3話目のコータローが猫だったのにはすっかり騙された。 最終話、案内人さんの過去の話なのはある程度読めてはいたけど、こんなに一途に待っててくれるの嬉しいよなあって少し涙ぐんだ。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    もっと深めなきゃだけど、ふわっとファンタジーの世界の中に、教えっぽいのが結構入ってて、素敵すぎた。 一つ一つの話がめっちゃいいし、、、猫やったんかーいっていうツッコミもできたし笑笑 最後のオチまで完璧!!!! これはー、たしかに、いい!! 軽くて読みやすいし、いいないいな。 ドラマとか映画にしてほしい。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    最後に会いたい人は誰ですか? 制限されたルールの中で会いたい人に会うことができるこの世の最後の特別な1日の話 もし私が誰に会いたいかな? やっぱり遠くから娘の姿見たいよな あらためて大切な人を思える作品でしたが、 ツナグ?

    21
    投稿日: 2025.05.13
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    第3章の物語に出てくる幸太郎とサヤカが、若いカップルかと思っていたけど、まさかの幸太郎は猫だったのに驚いた。 いつ人生が終わってしまうか分からないから、大切な人との時間を大切にしたいと思えた。 最後の章で、谷口さんが最後に会いたい人は葉子しか居ないと10年以上思い続けていたのが、本当に葉子のことを愛していたんだなと思ったし、最期に会いたい人が見つからないとどうなるんだろうと思ったら、まさかの案内人という道があって驚いた 第1章から第4章でさよならの向う側に来た人たちは皆谷口さんに案内されてたんだと気づいて驚いた 物語の繋がりが面白すぎる!!!!

    2
    投稿日: 2025.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなに泣いたのは久しぶりです。 どの話もとっても良くて泣けたのですが特に4章の美咲と大倉の話が号泣でした。 『生きるということは誰かとの繋がりがあることなんだよ。 大切な人が傍にいてくれることはこんなにも幸せなことだっとんだね。』 この本を読んで、この何気ない日常って当たり前じゃないんだよなてことを思い出させてくれました。 おはよう、おかえりなさいって言えるのって当たり前じゃないんですよね。当たり前の事に感謝し口にしなくちゃいけないですね。

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うまく考えられた綺麗なストーリー あなたが、最後に会いたい人は誰ですか? 現世で会うことができるのは、死んだことをまだ知らない人だけ 優太は子供なので母親が死んだことを理解できていない 認知症のため息子の死をわからない 猫もやってくる 最後の舞台で歌を歌う さよならの向こう側で 最期を迎える妻をまつ

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    今生きている奇跡、命の儚さ、大事な人と一緒にいられる時間の尊さに気づけました。 これから過ごす日々に対する気持ちの持ち方を考えないといけないなと思います。

    2
    投稿日: 2024.10.24
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    辻村深月さんの「ツナグ」がよぎった。 「ツナグ」は生者が死者と会いたいと望む話で、「さよならの向こう側」は死者が生者に会いたいと望む話だから真逆の設定なのだけれど。 どの話も泣けた。 思いを残さずに死ぬなんてことはないだろうとか、 残された人の思いとか、 もういろいろな事を考えながら読んだ。 いつかは死ぬとわかっていても、まだ心の準備はできていない。心の準備なんかできないのかもしれないな。 大事な人達には、言葉にして伝える事を億劫がらずに日々過ごそうと思った。特に「ありがとう」と「ごめんなさい」

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    良くも悪くも普通。 展開が想定の範囲内。 お涙頂戴…までいかず、どこかで見たことあるようなファンタジーだね、に尽きる。

    8
    投稿日: 2024.03.31
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    短編集みたいな感じで、最初の話しはまぁまぁかなーと思った。そこからどんどんどんどん上がっていって、最後は泣いた。 切ないけど、爽やかと言うか、、。 あっ、この人さっきの話しで出てきたあの人!!って言うのが嬉しいくらいハマりました笑

    14
    投稿日: 2024.01.24
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     誰にでもいつかはやってくる別れの日。その後にもしも、誰かに会いに行くことができたとしたら、最後に会いたいと望むのは誰だろう。そんなことを考えさせられる一冊でした。  『さよならの向こう側』は、死んでしまった人が生まれ変わりをする前に二十四時間だけ、現世に戻って会いたい人に会うことができる、という不思議な場所。けれど、大切な条件が一つ。それは、自分が死んでしまったことを知っている人には会えないということ。  次々に訪れる死者たちは、案内人の説明を聞いて驚いたり、嘆いたり、投げやりになったり、様々な感情をあらわにしながら、死んでしまった自分と、そんな自分が最後に会いたいのは誰なのかを探っていきます。手元に残されているのはたった二十四時間。自分の死を知らない人にしか会えないという縛りの中で、彼ら、彼女らが最後に望んだ会いたい人。  十人十色、一人一人に色々な出会いや生き方があって、別れがあった。そんな人生を垣間見るような切なくて、どうしようもなく愛しい最後の物語を読ませてもらえる作品でした。  誰かの死が、誰かの生が、他の誰かに影響して広がっていく。この物語の登場人物たちのように、自分にももしかしたらそんなつながりが誰かと持てたのかもしれない。これからも持つことができるのかもしれない。そう思ったら、これからの人生も大切に生きていきたいような気持ちになりました。  もしも、このお話のように、命が終わってしまったその後で、誰かに会いに行くことができるのなら。  最後の時に会いたいと思える人が、私にもいてくれたらいいなと思います。

    2
    投稿日: 2023.12.03
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    良かった。読後感も良き。しっとり。 そう繋がるのか。が気持ちいい心あたたまる作品。 いつまで生きられるか、明日が来るとは限らない。 当たり前のことなんだけどね、 まさかそんなことは無いってどこかで思って生きてる人が多いと思うし、私も再認識した。 私の最後に会いたい人は誰かなぁ。 親、兄弟、子供、友人、恩師、ペット。 人によって会いたい人が変わったり、死んでみたらする後悔があるんだもんね。 私は3話が1番刺さりました。ある一文で涙が出てきた。 直近身内が亡くなったので「さよならの向こう側」があったら良いなって思った。 また会いたい。

    2
    投稿日: 2023.11.07
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    色々なパターンのお話があって身にしみるものがあった。 人との出会いや、別れが大切なものだと知った。 最後は案内役の人の最後の気配り。とても感動した。 また命が当たり前じゃないと再認識した。

    1
    投稿日: 2023.11.04
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    他者にどれだけ影響を与えているかによって、現世に対する未練のようなものが大きくなるのだろうか。幼い子供を置いたまま、あの世に行かなくてはならない辛さ。大事にしてくれたご主人様を置いて逝かなければならないペットの想いなど。涙が自然と出てくる物語であった。

    5
    投稿日: 2023.10.15
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    まだ読書をするようになったばかり、これを読んでボロ泣きしました。 人が持つ強い思いは、ルールや他人の指図なんかで簡単には揺るがないんだなと思いました。 特にラストシーンが良すぎて、いい意味で鳥肌が立ちました。 いつ死ぬのかなんて予想できないから、やりたいことを後回しにせず、伝えたいことはその都度伝えようと本気で思わされました。私の一番好きな作品です!

    2
    投稿日: 2023.10.07
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    死後、自分が死んだことをまだ知らない人にだけ会える話、なんやけど、めっちゃ難易度高いなぁって思う。だって仲良い友達や家族は死んだの知ってるやろうし、そしたら誰に会おう……。だからこそ、物語の人々が最後の再会が出来ててよかったなぁってなる。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    死んだ人が1度だけ会いたい人に会えるという話。その短編集。 内容は想像がつくし、どこにでもある題材。

    1
    投稿日: 2023.07.15
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    自分にとって、大切な人の事を考えてしまう。 最後に会いたい人は誰だろ?と、悩む。 一つ一つの物語に人の人生が詰まっていた。 悔いがないように生きてみたいですね。

    1
    投稿日: 2023.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死んだことを知らない人に会いに行く物語 子供の大丈夫が本当に大丈夫と感心したとき、 親の気持ちを知ったとき、何気ない日常が幸せと感じたとき、本当に大切にしている人にまた会えた時 それぞれの感情が身に染みて温かい気持ちになった。 すんなり読めた小説

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    亡くなってすぐの人が、24時間だけ現世に戻って会いたい人に会える。ただし、会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ…。 ちょっと泣けた。 案内人のほんわかした雰囲気が良かった。 案内人さんが案内人になった話もすごく良かった。 極甘のマックスコーヒーが飲みたくなった。 (お菓子とかクリームになったお土産シリーズはよく売ってるけど、肝心のマッ缶は見かけない気がするなぁ…。)

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    感動を全面に押し出しているような内容で、私はむしろ入り込めなかった気がする。 文章は読みやすく文量も少なく、短編集なのでサクっと読めた。少しずつ色々なことが繋がっていく展開は良かったし、「サヨナラの向う側」が一番良かった。

    1
    投稿日: 2023.03.16
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    自分が最後に思い出す人生はどんな場面だろうかと考えた。その場面が今現在だろうと想像できた自分は、なんと幸福な毎日を生きていることか。

    0
    投稿日: 2023.02.27
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    「Heroes」「放蕩息子」「わがままなあなた」「サヨナラの向う側」「長い間」 5話収録の連作短編集。 『さよならの向う側』と呼ばれる場所。 そこに辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。 但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。 ファンタジーの様だが其々のエピソードに胸を突かれる。 家族や友人、大好きな人達との突然の別れを嫌でも思い出す。 明日が来る保証なんて何処にもない。 生まれた事の奇跡といくつもの縁を想いこの世界が愛おしくなる。

    0
    投稿日: 2023.02.18
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    なんだか読んだことある感じ。 ツナグや、時給300円の死神、西由比ヶ浜駅の神様等を最近読んだからかな。 ほんわか、あったかくなるお話。 案内人さんののんびりさ、いいなぁ。 じっくり味わって日々を過ごしていきたい。

    1
    投稿日: 2023.01.28
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    自分の死後に1日だけ会いたい人に会える。ただ自分が亡くなったことを知らない人だけに。 シリアスな感じでもなくサラッと読める内容だった。案内人さんがいい人だった。

    1
    投稿日: 2023.01.10
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    2022年9月から10月に掛けて日テレ系で放送された上川隆也出演の連ドラの原作。続編も出ているが、この巻の4話がそのままドラマ化された。どの話もなかなかいいと思う。なかなか難しいテーマだよね、24時間以内に死んだことを知らない人で誰に逢いたいかって・・・

    0
    投稿日: 2022.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もし自分が選択を迫られたら誰を選ぶか。難しい問題だ。その時にならないと決断できkないだろうと思う。それとも最後の主人公のような選択を選べるだろうか。

    0
    投稿日: 2022.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待し過ぎました。1番最初のエピソードがまた良かったのだけど、伏線回収が自分には弱く感じました。マックスコーヒーの伏線が最後に「そういうことなんだ」と納得。1日1日を大事に生きようと思わせてくれました。

    0
    投稿日: 2022.12.14
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    「あなたが最後に会いたい人は誰ですか?」 人は亡くなっ後、最後に一日だけ現世に戻って会いたい人と会う時間を与えられる。ただし、あなたが死んだことを知らない人にだけ…。 「さよならの向う側」で案内人に促され、5人がそれぞれの会いたい人へ会いに行く連続短編集です。内容も微妙に繋がっているのがよいですね。 文字もちょっと大きめで文章もとても読みやすく、ありがちな設定ではありますが、安心して読めてほっこり間違いなし。 もし自分だったら誰に会いたいか?う〜ん、やっぱり家族や親しい友だちしか思い浮かばないですよね。でもそこがこの物語の見所です。ぜひ続編も読もうと思います。 本のタイトルにもなっている山口百恵さんの「さよならの向こう側」…私的には旭化成のCMソングでカバーされた曲、というイメージですが、いい歌ですよね〜すごく好きです。 あれっ、もしかして… 第一話 Heroes 第二話 放蕩息子 第三話 わがままなあなた 第四話 サヨナラの向う側 第五話 長い間 各話のタイトルも全部曲名ですか?違うかなぁ…。 検索してみました! 第一話 GreeeeN 第二話 ドビュッシー? 第三話 松田聖子? 第四話 ひらがなだと山口百恵?     カタカナだと風味堂? 第五話 Kiroro う〜ん、第二話と第三話がいまいち確信が持てない…。 【追記です!】 このレビューをInstagramでもpostしたら、なんと作者ご本人様からコメントいただきました!第一話はデヴィッドボウイ、第四話はお話の中のペイパーバックの曲名、他は正解だそうです〜。 *** 「昔のことを過去の過ちとして放っておくか、それとも自身の反省、成長の糧として受け止めるかは、今のあなた次第なんです。だから今を変えれば、過去は自分にとって良かったと思えるものに変えられるはずなんです」(85頁)

    1
    投稿日: 2022.12.04
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    普通にいい小説だったけど世間が評価しているほどの小説じゃないかな… 内容はありきたりといえばありきたりだしオチもなんとなく読めるのですが心休まる小説ではあります。

    0
    投稿日: 2022.11.30
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    図書館から借りた本 ・ 連作の短編集 死後24時間だけ会いたい人一人に会いに行ける ただ、死んだことを知らない人に限るという設定 死んだことを知らない…というのはかなり苦しいなと思った 自分にとって大事な人は多分自分の死を知っているだろうし 自分の死も知らないような人に会いたいと思うだろうか… と思ったけど、あの手この手を使って会いに行く様はなるほどー!と感心 それは無理があるだろーと突っ込みたくなる章もあったけど 割とよくあるパターンのお話だな…とちょっと冷めた気持ちで読んだけど、うっかりホロリとさせられる章もあった そりゃ、猫好きさんは泣くさー ・ なんだかんだ言いながらも自分だったら最後に会いに行くのは誰だろう…と考えさせられた

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    死後に会いたいひとにぎり24時間だけ会える。ただし、死んでしまったことを知らない人にだけという設定。 よくあるパターンだと思ったけど、まんまと引きこまれてしまった。 短編一つ一つのエピソードもよかったし、それぞれが微妙に繋がっているのもよかった。 自分だったら誰に会いに行くかな?

    1
    投稿日: 2022.10.10
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    私はすぐ泣く方です。 だから全てにおいて泣いてます。特に、わがままなあなたは不意を突かれ過ぎて号泣です。 私は、最後に誰に会いたいかな? 後悔しない人生なんてないと思ってるけど、いつでも会える、ではなくて、いつでも会えなくなる、ということを頭において生きていこうと、そう思える本です

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    会いたいと思ったらすぐ行動。やりたいと思ったらすぐ実行。後悔しないために。いつ死ぬかわからない、本当に。今を大切にしよう。

    1
    投稿日: 2022.08.29
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    最後に会いたい人は誰だろう?と読みながら考える。 平凡な毎日で飽き飽きしていてもどこか必ず違っている。だから1日1日を大切に生きなければ…と思い出させてくれる。

    1
    投稿日: 2022.07.31
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    いい本だった。 泣けました。 結末がそう言うことだったんですね。 さよならの向こう側は切ない場所です。

    0
    投稿日: 2022.07.28
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    最初の話のみ読んだ。先日、読了した「とりつくしま」に設定が似すぎていて、その先を読む気があまり起きなかった。タイミング的に良くなかった。また機会があれば読んでみよう。 設定的には、「とりつくしま」の方が、死後の条件が緩くて好き。

    0
    投稿日: 2022.07.08
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    死んだ後に一日だけ現生に戻って会いたい人に会える。でもそれにはルールがあり…。最終話が一番グッときました。

    0
    投稿日: 2022.07.03
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    とても素敵なお話を読ませてもらいました。 素直に全てのエピソードで泣いてしまいました。 途中、あるエピソードでえっ?と思わせられた所があり、最初の会話を読み直してそういうことか、、とニヤッとしたり、エピソードを読み進めると『あっ!』と思うところが出てきたりと、涙ありなのにとても面白かったです。 純粋に楽しい小説でした。

    0
    投稿日: 2022.06.22
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    死んだ後に1日だけ会いたい人にあえる、そんな使い古されたテーマのなかにも、読み続けられる魅力があったのは、単純に読ませる能力が強いんだと思った。読みやすさとかわかりやすさとかね。 短編集だけど五部連作。読了して暖かい気持ちになれる。

    0
    投稿日: 2022.05.22
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    めちゃくちゃ良かった! 読みやすいし、分かりやすいし面白いし、分かりやすい!! 最後は予想出来たけど、この終わり方で良かった~って感じた

    1
    投稿日: 2022.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    死んだ後に訪れる『さよならの向こう側』。24時間だけ生き返る事が出来て、会いたい人に会える。だけど、自分が死んだことを知らない人にだけ…。 この話しでは、案内人さんにヒントを貰いながら、大切な人に会って最後のお別れをしている。それが、自分の子供だったり、親、飼い主、恋人…。中には自分が死んだことを知ってる人もいるけど、案内人さんにアドバイスを貰ったり、どうしたら会えるか考えて、最愛の人に別れを言いに行く。子供に別れを言いに行くのが、私の中では胸が詰まった。 私が『さよならの向こう側』を訪れた時は、誰に会いたいかな。私には子供が居るので、本来なら子供と言うべきなんだろうけど、私は旦那に会いたい。私と結婚してくれて、喧嘩や嫌な事もあるけど、今も一緒居てくれる最愛の人。来世でも、この人とまた一緒になりたいから、どんな事をしても、私な旦那を選びたい。

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    自分の死後1日限定で現世に戻れるローファンタジー連作短編集 『ただし死んだことを知っている人には会えない』 このルールに即しながら案内人の粋な計いのナビゲートで最期の別れを果たす、心に響くお話です 第3話 見事に引っかかりました 笑 失って気づくこと、沢山ありますね…

    1
    投稿日: 2022.05.08
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    想像通りの内容でした。良い話ですが特に感動もなかったし、印象に残る場面もなかったなー。「心の底を叩いて見ると、、、」の台詞は好きになったけど、夏目漱石が考えた言葉だそうで(なんだ~) 続編が5月に出るそうですが、気が向いたら読むかも?程度で期待はしてません。

    2
    投稿日: 2022.04.17
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    死んだ人が1度だけ会いたい人に会えるという話。その短編集。 内容は想像がつくし、どこにでもある題材。

    0
    投稿日: 2022.04.11
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    どのストーリーも、どこかで読んだことがありそうな感動系ストーリー。 それでも、温かい気持ちで楽しんで読むことができた。文章がうまいんでしょうね。

    0
    投稿日: 2022.03.31
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    5つの短編集。 どの話もよくある話で、結末も大方予想出来る。 それでも面白いことに変わりはなく、スラスラと読めて、「こういう考え方も面白いなぁ」と新しい解釈の知識を得られた。

    0
    投稿日: 2022.03.18
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    読み進めるとだいたいの結末はわかるけど、2回涙がでました。美咲のお話と谷口さんのお話です。二人とも長い時間はかかったけど、大切な人に大好きな気持ちを伝えられて良かったと思いました。優しい気持ちになれる素敵な物語で私は好きです。

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    「死んだあと、24時間だけ会いたい人に会える。ただし、会えるのは自分の死をまだ知らない人だけ」 こんな難しい条件で、もし自分が死んだら会いたい人って誰だろうか…と考えてしまう。 突然やってきた自分の死に対して、どの登場人物も割と冷静に受け入れているのがすごいと思う。 第4章で案内人の本名が、地の文で1箇所だけ突然明かされているのにびっくりしたが、これは最終章への引導だろうか。そこだけ違和感があったが、他は読みやすく、さらっと読めた。

    0
    投稿日: 2022.03.15
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    第5回未来屋小説大賞第4位作品。 しかし、残念ながら僕にはあわなかった。 死んで1週間経った時点で現世に24時間戻れる。そこで希望する人に最後に再び会うことができる。ただし、現世で会えるのはその人が死んだことをまだ知らない人だけ、という条件がある… そのための待機場所が「さよならの向う側」だ。 様々な最後の再会を描いた5編の短編。 その部屋の案内人は死んだ人が一息つけるよう、なぜかマックスコーヒーを提供してくれる。 千葉県限定販売のご当地缶コーヒーである「マックスコーヒー」。 今は缶コーヒー全般を飲む気がしないから全くそそられないけど、昔は千葉県に遊びに行って、自販機なんかで見かけると「おお、ちばっ!」って結構テンション上がったなー。めちゃくちゃ甘いんだよなー。必ずお土産用に余分に買ったなー。懐かしい!

    42
    投稿日: 2022.02.27
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    連作短編集5編 死んだ後1日だけ好きな人に会える。でも自分の死を知っている人はダメという制約をうまくかい潜ってそれぞれ4人と一匹の作戦が案内人の助けもあって成就する。 特に最後の「長い間」の強い思いは感動的だった。

    0
    投稿日: 2022.02.10
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    死後、転生する前に会いたい人に会えるという時間が与えられる。ただし、その時には既に死後1週間を過ぎており、その死を知らない人にしか会うことはできないという。 どんな内容になるのかと思い、手に取ってみた作品。短編集で、行間も広めに取られているため、ライトノベルよりも早く読めてしまった。 感動系ではあるが、泣くほどではなかった。しかし、結構緩い雰囲気で進む為、読んでて和む。 何より色んな愛に溢れているのが素敵。やはり、大切な人のそばにいられるのは「生」の特権だと思う。 短編集だとあっさりしたように感じるので、いつか長編で読んでみたい。 「5分後シリーズ」が好きな人が、普通の短編集に挑戦する時にちょうどいい読みやすさかな?

    1
    投稿日: 2022.02.09
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    最終話「長い間」が1番良い。死後、谷口が会いたい人は10年間変わらず妻だった。死んだ事を知っている人には会えない。案内人が導き出す秘策に納得。

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    どこかで読んだ様な気がする物語、ではあるかな。亡くなった時、自分の死を知らない人にだけ一度会えると、案内人に言われる。 最期に会いたい人かぁ、自分の死を知らない人なんて近しくないんだからねぇ、難しいね。 最後の2話はなかなか良かった。

    1
    投稿日: 2022.01.11
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    本当に読み心地が良くて何度も再読しております。昔から「死」に関する書籍はなんとなく苦手だった私ですが、何度も再読し、心を救ってくれるような温かい物語です。「こんなにほっこりするお話があるんだ…」と感激してしまいました。読み終わると、当たり前の毎日が愛おしく思えるはずです。

    2
    投稿日: 2022.01.02
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    最初はなんだかよくある話というか、あまり引き込まれる感じもなく淡々と読んでいたけれど、後半から各所に仕掛けあり、え、こんなことになるの?とか、こう来たか!と驚かされる展開で、結果全てがハッピーエンドで締めくくる。すごく爽やかな読了感だった。 単独のエピソードとしては私は「放蕩息子」が好きだったけど、仕掛けが始まって急に面白くなるのは「わがままなあなた」から。 ただ、書店員さん達の書評で口々に言われる「涙が止まりませんでした」は、そこを期待して図書館で借りたけど、私は全く涙は出なかった。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    率直にいえば、面白かったです。 「自分の死を知っている人には会えない」 このルールの設定が斬新でとても素晴らしいと思いました。 ネタバレになるので深くは書きませんが、5人の登場人物がどんな人に会いに行ったか、気になった方にはオススメです!

    2
    投稿日: 2021.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    千葉県在住の方は読むと良いかも。 未来屋小説大賞ノミネート作品。 死後の世界。24時間だけ最後に現世の人に会える。ただし既にしんでから一週間経っており、会えるのは自分が死んだことを知らない人間だけ… 理科教師の女は、恩師に会いに行くも既に他界しており、自分の息子(は死んだことを理解できていない)に会いに行き、最後の別れを惜しむ。 職人の息子で放蕩者の50代後半独身男性は、認知症の父親に会いに行き、自分の思い違いを知る。 交通事故にあった猫は、最愛の飼い主と最後の日々を過ごす。 若くして20歳で死んだ歌手も、変装して相方と一緒に最後の大舞台に立つ。 そして案内人は40年ぶりに待ちわびた妻と会う。

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    自分の死後、自分の知らない人にのみ会うことが出来るというありそうでなかった設定。 それぞれの主人公の話は感動するし、案内人も素敵だけど、全体的にありきたりな感じはある。 ただマックスコーヒーが飲みたくなった。

    0
    投稿日: 2021.11.19
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    読後、じんわりと温かい気持ちになる。 短編なんだけど、すべての話が少しずつつながっていて、それもまたよかった。 でも母として、第一話の彩子の幼い子を残していかなければならない胸の内を考えると、苦しくなる。でもつらい別れの書き方ではなく、未来に希望がある書き方になっている。 人はいつか必ず死ぬ。死んだあと、自分の想いに寄り添ってくれる案内人がいる『さよならの向う側』が本当にあればいいなと思った。 今ある幸せが当たり前ではないことを再認識させてくれる。

    7
    投稿日: 2021.11.03
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    しんみりと温かい読後感。 軽い読み心地で読みやすく、でも読めば読むほど味わいが増していく感覚でした。 死後、一日だけ元の自分の姿で会いたい人に会える。話せるのに触れられるのに、だけど会えるのは自分の死を知らない人だけーー。 なんて苦しいルールなんだろう…。 短編ごとに味わいは違うけど、一つ一つの物語に感情を揺さぶられました。 母親としての思いには共感して苦しかった。 「放蕩息子」「長い間」では、特に切なくてウルウル。 コロナという大きな脅威を体験した今、より心に響いてくる作品でした。

    3
    投稿日: 2021.10.20
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    いいお話だった。案内人さんの人柄もそれぞれの人の心情変化も温かいものがある。最後の話が個人的には1番好きかもしれない。

    3
    投稿日: 2021.10.19
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    "死んだ後、1日だけ現世に戻り、会いたい人に会える。だが自分の死を知っている人には会えない"読む前はそんな人に会ってどうする?って思っていたが、案内人のサポートの優しさがよかった。会いたい人が決まっているが、規則を破れない。そんな辛さを分かっている案内人だからこそみんな会えたのだろう。そばにいてくれることが当たり前とは思うな、と再度認識させてくれた小説だった。

    1
    投稿日: 2021.09.29
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    3.0ライトノベル。娘に薦められて読んだ。死んだ後、最後に会いたい人。自分にとって誰かな。最後の話のようではありたい。

    1
    投稿日: 2021.09.19
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    あなたが最後に会いたい人は誰ですか 淡々とすぎていく日々に私たちは、時間は有限という事を忘れてしまう。 会いたい人と会えなくなってしまった時 自分が死んでしまった時 この本のような優しい案内人がいる暖かい世界があればいいな と思った。

    2
    投稿日: 2021.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一人一人なにか理由があって、大切な人に会いに行く、会って今までの感謝の気持ちを伝えたり本当に気持ちを伝えたりやりたいことをしたり。話も読みやすくてすごく面白かった。一つ一つの物語が繋がっていてすごく感動できる作品だった。もしもの為に日頃から後悔のないように生きようと思えた。

    2
    投稿日: 2021.09.06
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    連作短編集。絶妙なタイミングで繋がり、スッキリする読後感。最初から泣きそうだった。 自分ならどうするだろう、誰に会うだろうと考えながら読み終わり。大切な人に会いたくなった。最後はお礼とか思いの丈を伝えられたらどれほど幸せなんだろう。

    7
    投稿日: 2021.08.29
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    ずっと、ウルウルで読み進めました。 「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」 死後「さよならの向う側」で、案内人から、そう言われます。 《人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って、会いたい人に会える時間が与えられる。 ただし、その中で会えるのは、あなたが死んだことをまだ知らない人だけ》 こう続けます。 いきなり言われても、直ぐには、会いたい人が思い浮かびません。 案内人は、それを、うまく誘導して、最後に会いたい人を見つけ、生前に言えなかった事、できなかった事を解決し、納得させて、扉の向こう側に、送ります。 案内人は、 中学の理科教師の彩子の最後は、あまりにも愛おしいものだった。 漆器職人の息子の山脇は、最後に 親とのわだかまりを解消して素直になることができた。 猫の幸太郎も、最後に最愛のご主人との別れを果たすことができた。 歌手の美咲は。さいごにこの世界に歌を残して、人とのつながりの大切さを教えてくれた。 命はどれも一様に美しかった。 尊かった。 そして儚かった。 と、思い出します。 そして、その案内人も、死後、ただ一人の人に会いたいと、切に願って、叶えられず、案内人となって、40年待って、漸く、一番会いたかった人に会います。 「待つのは、嫌いじゃないですから」と 今日も「さよならの向う側」に来た人に、ポケットから、案内人の報酬の缶コーヒーを渡すのでした。 死後に、本当に、会いたい人に会えるなら、私には、一人、会いに来て欲しかった人がいます。

    11
    投稿日: 2021.08.18
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    設定が辻褄も合うし面白いなぁって思った。 5つの話があったけど全てに感動した。 自分がさよならの向う側に来て、会いたい人と会えるかなぁって思った。 会えたら満足できるバイバイなんて出来なそう、、 二度と会えなくなるのは嫌だなぁって。

    1
    投稿日: 2021.08.16
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    全てのお話が感動。涙なしには読めません。5つのお話全てが繋がっているところもよかったです。会いたい人にもう一度会える。これだけでこんなに幸せな死になるのかと。本当にあったらいいなと思うお話でした。

    0
    投稿日: 2021.07.28
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    5つの泣ける物語ながら、結局は1つの物語に集約されていて納得の読後感。死後の案内人について、もっともっと深く知りたくなった。

    0
    投稿日: 2021.07.20
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    純度100%の感動小説とあったとおり、もう最初から最後まで涙が止まりませんでした。 そしてこの本の中にはとても大切な言葉がいくつも書かれています。 幸せについて、命について、生きることについて...... そのどれもについて本書に書かれている言葉が胸の奥に響きます。 大切な人に今すぐ会いに行きたい、読んだ後に心の底からそう思える作品でした。幸福感に包まれました。

    0
    投稿日: 2021.06.27
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    目覚めてみると、そこは乳白色の何もない空間。そこに謎の若い男が。「あなたが最後に会いたい人は誰ですか?」と告げられる。ただし会えるのは、自分が死んだことをまだ知らない人だけという。戸惑いながらも、本当に旅立つまでの24時間のカウントダウンが始まる。 全5章で、各章ごとに主人公が異なります。結末はなんとなく想像がつくのですが、それでも会いたい人との最後の別れにはジーンときてしまいました。ただ会って終わりという構成だけでなく、謎の男の振る舞いや全体の文章の工夫やこだわりなどがあって、感動とは別の面白みがありました。 一つ一つが短編なので、もう少し感動を味わいたかったのですが、「限られた時間」という制限も相まって、仕方ないなという歯痒い気持ちになりました。 それぞれの主人公は普通に会いたい人に会おうとしています。ですが、読み手側としては、色んな表現方法で読み手を惑わしたり、伏線回収のようなことをしてくれたりと楽しませてくれました。・ 作者の清水さんは千葉県出身ということで、今では全国にありますが、ご当地の「MAXコーヒー」が登場します。 謎の男が差し入れとして渡すのですが、のちに謎の男を表すキーワードとなっています。ご当地のコーヒーが、良い「味」を出していて、粋な演出でした。 謎の男がどんな人物なのか?ちょっとずつ小出しをしていく形で、人物像が見えていきます。 この流れでいくと、最終章の人物は・・・あの人にスポットを当てるなと想像がつきます。で、その人がどんな道を歩んできたのか。 悲劇的ながらも、それを乗り越えての最後は感動が詰まっていました。 自分ならば、最後に誰に会いたいか? 近しい人なのか、それとも遠い人なのか? 感動とともにじんわりと幸せな気持ちにさせてくれました。

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    投稿日: 2021.06.23