
総合評価
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powered by ブクログ地下数十キロのマントルまで立坑を掘り大規模発電施設をつくった主人公が、不可解な関東地方の火山活動に伴う政府の被害対策本部に巻き込まれていく話。 著者の地質学、建築工学の専門性が高いのか、ありえないレベルの構造物や地質イベントもリアリティをもって伝えていてその分野を少しでも齧ったことのある読者なら引き込まれていくはず。ただ小説家にしてはあまりにベタな描写も散見されるので(急に初見の偉い人が出しゃばってきて主人公たちが追い返したり)、若干そのくだりになると興ざめしたりする。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ関東北部では、金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々が原因不明の死を遂げ、富岡で大火災が発生するなど大災害が頻発していた。 そんな折、元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、突如奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく、東京湾第一発電所の建設に携わった木龍の力を借りたいという。 地球規模の未曾有の危機に元ゼネコン技術者、地質学者たちが挑むパニック・サスペンス巨編 ーーーーー ドキドキしたし、面白かった。天災か人災か、自然の力の凄まじさと怖さに、土木技術者の矜恃や思い。災害の怖さを伝えつつ、幾度も天災に見舞われても復興していく日本の強さと名もなき人々の犠牲や努力が心に迫る。 なんか、日本のよさを噛み締めるし、そういう国であり続けるように頑張らないといけないなって考えさせられる本だった。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ文章から受ける力強さが凄まじく、その専門性な言葉がリアリティを生み出す。 そして、この災害に立ち向かう人たちの人間ドラマにも胸を打たれた。 この作者の綿密な調査力と筆力の高さに感心する。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログまぁ、描写はすごいけど、入ってこえへん! 50kmの縦坑なんて! 想像の域を超えていて、映像にしたらすごいんかな? 2024年時点でCCSを日本国が推進してるど、科学的に大丈夫かなーと不安になりました。
1投稿日: 2024.08.22
powered by ブクログ浦安に建設されたマントルを貫通して作った巨大発電装置。 人類が自然を弄りすぎた時にしっぺ返しがやってくる。 最初は関東が滅びるくらいの話かと思ったが、巨大なカルデラが出来、その破片が第二の月を生み、地球が滅びるという壮大な話だった。 技術者とは何かを考えさせられた。
2投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ初め何か読んだ事あるなと思いましたら0シリーズでした。多少専門知識が必要な部分が有りましたが話の流れは面白く読めました。只正直、前作前々作に比べると多少は落ちる感じは否めないのが残念です。安生正氏はミステリと言うよりは災害物の作家ですね。
0投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログスケールの大きなパニックサスペンス。 人間の犯した間違いにより日本が滅ぶ。それをゼネコンの建設技術者が食い止める。 発想が面白い。
0投稿日: 2021.05.29
powered by ブクログ壮大な話だったけど、専門用語が多すぎて全く状況がイメージできなかった…というか、イメージしようとする気力が湧かなかった。この専門性の高さがこのストーリーの壮絶な描写を実現しているのだろうけれど、どれくらいの読者にそれが届くのかな。少なくとも、私には無理だったなあ。
0投稿日: 2021.05.23
powered by ブクログ久しぶりの安生さん。 やっぱり難しいけど、戦う一人一人の登場人物達がかっこよい。 いつものありえないシリーズ 次回作も期待☆
0投稿日: 2020.06.10
powered by ブクログ読むのにめちゃくちゃ時間がかかった 地理的な知識がないのと、 地震やマグマなど専門的な内容が多く頭に入ってこなかった…
0投稿日: 2020.06.01
powered by ブクログ他の方も書かれているように、専門用語が多過ぎて脳内にイメージを描くことが難しく読むのに苦戦しました… 後半は面白かったです。
0投稿日: 2020.05.06
powered by ブクログ題材となるテーマを丹念に下調べして丁寧に書き上げている一冊。いかんせん私のイメージが追い付かず、作者が思い描いているであろう切迫感が感じられなかったのが残念・・・
0投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログ「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の安生正さんのパニック作品です。 パニックの原因がほんとに?と思ってしまう(フィクションなので当たり前だが)ので、「実際にありそう感」がちょっと薄いのが残念ですが、なかなか面白かったです。 ラストは、やっぱりこんな感じだろうなと思ってしまうが。。。
1投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ『生存者ゼロ』と同じゼロシリーズ。今回は東京が噴火するB級パニック小説。日本ならではの天災感を添えて。漂う『午後のロードショー』感。好き。是非、映像化して欲しい。
1投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ安生氏のゼロシリーズはの中でも究極の厄災が大都市東京を襲う本書は、冒頭から想像のつかない世界に読者を誘い、著者の並々ならぬ本書に傾けた熱意を感じさせる。通常、地震や火山の噴火は身近なものではないが、複雑に大陸プレートが折り重なる日本に住んでいるとときに大地が生きている証のような地震や火山噴火に出会う。近年、何十年、何百年単位の厄災が立て続けにおこり、新聞紙面においても活動期に入ったなどとの記事が掲載されるようになっているが、本書はそのもっとも最悪の事象を小説にしている。本書には最近の学説など従来の知識を刷新するような考えがふんだんに取り入れられており、関東全域を対象とするような大規模な災害へのイクステンションも違和感なく受け入れられる。
1投稿日: 2018.10.31
powered by ブクログパンデミック、テロときて自然災害。相変わらずの引き込まれる文章と迫力満天の展開に一気読みしてしまいます。 この三作目で特に考えさせられたのは、「犠牲」です。自ら犠牲になる事、犠牲を払う事は両方とも計り知れない覚悟が必要であり、避けては通れない事もあります。様々な登場人物たちがその決断に迫られ、苦悩し、覚悟を決める姿は格好良く、切なく感じます。自ら犠牲になる者は自分の死に価値や意味を持たせなければならない。生き残った者は犠牲を無駄にする事は許されず、どんな事があろうとも生き、事態を良い方向へと導かなければならない。考えさせられます。
1投稿日: 2018.07.28
powered by ブクログ面白かった! パニックサスペンス、パニックエンターテイメントです。 映像で見たい! ゼロシリーズ3作目。前作「ゼロの迎撃」の規模を大きく上回る関東壊滅、日本壊滅の危機です。それをどう乗り越えるかのストーリ展開です。 今回は、関東平野で活性化した火山活動に政府、ゼネコン技術者がどう立ち向かうか、といったはらはらドキドキのストーリです。 当然最後はアルマゲドンよろしくの展開となっています。こういったベタなストーリ展開には弱いんです(笑) しかし、説明っていうかディテールが細かくて長くてつらい。 ゼロの迎撃では武器の説明の細かさでうーんと思いましたが、今回は、関東の地層学の話や、ゼネコンの工法の話など、ちんぷんかんぷんなところが多かったです。リアルな現場を表そうとしていると思いますが、正直、その現場やそこで行われていること、対応しようとしていることがビジュアライズできなかった。勝手に想像していました(笑) なので、だれか映像化して欲しい(笑) とはいうものの、それを差し引いても本書のパニックストーリはたっぷり堪能できました。 そして最後、日本を救えるのか!!といった山場のシーン。 ここでの技術者たちの漢ぶり、心意気にグッときます。自己を犠牲にしながら日本を救う漢達の思いがひしひし伝わってきます。(こういうの弱いんです) さらに、今回、ヒロインが出ていません。ほんと、ガテン系の漢達の物語となっています。それがまたいい。 とってもお勧め!!
2投稿日: 2018.03.17
powered by ブクログ‹内容紹介より› 不可思議な大規模災害が頻発する北関東。そんな折、元大手建設会社で技術者だった木龍のもとに奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく木龍の塚らを借りたいという。やがてマグマは東京へと南下していく。このままでは関東が壊滅、日本が滅んでしまうーー。未曽有の危機にゼネコン技術者たちが挑む、パニックサスペンス。 ーーーー 帯にも「迫りくる巨大マグマ、東日本消滅の危機!」と大きく煽り文句が書かれており、一級品の災害パニック小説だと思います。 技術者たちの意地や矜持、その裏に潜む政治の思惑、それらが不幸な形で実を結んだとき、関東平野の直下に巨大なマグマだまりが形成されました。 都市機能の真下に潜む大地の怒りの脅威。 やがてそのマグマは火山性の地震、そして噴火へとつながり、多くの死者・行方不明者をだします。 全ての情報が開示されず、原因究明や災害予知、避難経路策定などにも困難をきたすなか、一つのアイディアが提案され、木龍に日本の未来が託されることになります。 行政側とゼネコン側の互いに依存しあっているような関係性や、災害の描写、そして災害の原因となる地質学的な部分など、とてもリアルに描かれているように感じました。読んでいてハラハラする場面が多かったです。 ただ、地学の知識がある程度ないと(もちろん、専門的な内容ではないですし、説明もなされているので、問題はないのでしょうが)、読んでいてつらい場面が出てくるかもしれません。 実際、地学の授業をロクに聞いておらず、地層や岩石の特色はおろか名前も覚えていなかったので、この災害の原因はこういうところにあるのだよ、とあかされていく場面を読んでも、いまいちピンときませんでした。 ……ピンと来なくてもストーリーを理解する上では全く困りませんでしたけれど。
1投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログ「ゼロ」シリーズらしい、壮大で恐ろしい話。 発端は、つまらない人間の欲とエゴ。 結果は、このまま行くと日本滅亡。 日本のみならず、アジアはもちろん全世界に 少なからぬ悪影響が予想される。 それを、最悪の事態を避けるために、 それでもかなりひでーアイディアを実行しに行く 市井のヒーローたちの物語。 主人公に感情移入すると、かなり救いのないラスト。 だが、これがこの状況下で選びうる最善の選択。 登場人物がほぼおっさんのみという、男臭い話。 いや、なかなかドキドキしながら読みました(^ ^; が、ときどき、ちょっとリアリティの点で いかがなものか...と思う部分も無くはない(^ ^; 例えば「新宿で地割れ噴火が起きてるのに、 首相官邸で会議してる」とかは...??(^ ^; 直線距離で5Km位しか離れてないのでは?(^ ^; あと、小説だからでしょうが、 日本の首相が「格好良すぎる」(^ ^; 現実は、今の日本の体制だと、 すぐアメリカにお伺いを立てて、 この場合だと「見捨てられて」パニックでおしまい... となるだろうな、と(^ ^; それは作者のせいではありませんが(^ ^;
3投稿日: 2017.09.21
powered by ブクログもう少し未来の日本、マントルにも届くぐらいの杭を打ち地熱発電を行うシステムを開発した。その後、北関東でマグマが発生するなどの事象が起こり、技術者の主人公が国のプロジェクトメンバーによばれ、問題解決に挑むパニックモノ。 他の「ゼロ」シリーズもそう感じたが、シュチュエーション、題材、タイトルは「おお」と思い、興味を引くのだが、長い説明文やストーリー展開はいまいち牽引力にかける感。でも一番の山場では、主人公や周りの漢達の心意気にぐっとくる。
1投稿日: 2017.09.21
powered by ブクログ三作目。今回は突然の地震から、関東一帯壊滅かという、将来起きたら本当に怖い話。 常々、マントルって誰も見たことないし、地球の中心に向けて穴掘ったら人類のロマンが、、、なんて夢想してたけど、人間のエゴ以外何物でもないのかも。呆気なく飲み込まれる人々に日本どうなるの?と、映像化されたらかなり衝撃的な画になるに違いない。
3投稿日: 2017.09.07
powered by ブクログゼロシリーズ三作目。相変わらず面白かった。 関東平野の地下深くで活性化した火山活動にどう立ち向かうのか。分からない専門用語が多くても気にならないくらいその他の書き込みも多く、ほとんど休まずに読み切ってしまった。 歴代だとやっぱり生存者ゼロが一番面白かった気はする。 170828
3投稿日: 2017.08.28
powered by ブクログ<ゼロ>シリーズの三弾目。 今回は、地震により関東地方が絶滅の危機に瀕するかという現実感たっぷりのパニックサスペンス。 北関東から始まった大規模災害が、やがて東京に押し寄せる。 しかし、この事象は効率性ばかりを考え技術的検証をおろそかにした人類の都合で進められたプロジェクトがもたらしたもの? それを阻止するべく開発技術者が立ち上がる。 太平洋プレート、マントル、マグマ溜まり、関東フラグメント、あるいは関東造盆地運動等々、地震関連用語が飛び交い、まるで大学の講義録を読む様。 巻末の主要参考文献の数々が、著者のこの作品に対する意気込みを伝える。 「今ここにある危機」として、首都直下地震が語られている現在、物語の中で描かれている新宿区や港区とかの惨状は、けっして絵空事とは思えない。
2投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ人が追い求める世界って何だろう。先を見通せない技術は何の為になるのだろう?関東がマグマに沈む!! なぜ?? どうしたら良いのか?? 対応するのは人しかない。人を救うために取る行動に心を奪われる。この先も続く世界のために行動するそのことが美しい。
1投稿日: 2017.07.28
powered by ブクログ29年7月21日読了。 安生正 ゼロシリーズ3作目。迫り来るマグマが、首都東京を壊滅させる。土木技術者達が、自然の猛威の中 いかにして日本を救うのか。 道定めし者は闇を恐れない。 己が積み上げてきたものを信じるからだ。 学び、考え、打ちのめされ、我々は成長してき た。 壁にぶつかり、跳ね返されても我々は挑み続けてき た。 技術者の誇りはどんな困難も乗り越えてしまう。
2投稿日: 2017.07.21
powered by ブクログともすれば荒唐無稽とも取られかねないテーマは壮大で、比較的科学的にも正しい描かれ方はしているんですが、なんかね、上滑りしてるんだよねぇ。理系の人の文章らしく、確からしくはあるけど、物語に深みが無い。もっと、人の心情、周辺の物語を深堀出来れば、もっといい作品になるんだと思いますが、ちょっと残念。
1投稿日: 2017.07.12
powered by ブクログよくもこんなシチュエーションを思いつく。自然が相手の話だから、どんなことでも起こりえるんだろうけど、首都圏を舞台にここまで苛烈なシチュエーションを描いている作品はあまりないんじゃないだろうか。 あと解説にも書かれてるけど極端に女性の登場がない。ガテン系でもないけど、非常に男臭い作品です。
1投稿日: 2017.07.07
powered by ブクログ安生正『ゼロの激震』宝島社文庫。 『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』に続くゼロ・シリーズの第3弾。手に汗握る展開に、460ページがあっという間だった。 阪神淡路大震災を境に、今やいついかなるところで大規模自然災害が起こるか解らぬ世の中になったように思う。しかも、その発生サイクルは次第に短くなっているようだ。本作は、そんな未曾有の大規模自然災害と闘う男たちを描いたSFのようなパニックサスペンスである。最近、読んだ高嶋哲夫の『富士山噴火』と映画『アルマゲドン』を掛け合わせたようなストーリーであった。 不思議な大規模災害が頻発する北関東。栃木と群馬の県境で起きた大規模土砂崩れ、栃木で震度5の地震の直後に街で人びとが大量死するなど、天変地異が相次ぐ。そんな中、元大手建設会社の優秀な技術者だった木龍の前に奥立という謎の男が現れ、天変地異の原因は大規模なマグマ活動であり、関東壊滅を阻止するためには木龍の力が必要だと、協力を依頼する…
4投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログ不可思議な大規模災害が頻発する北関東。そんな折、元大手建設会社で技術者だった木龍のもとに奥立という男が現れる。すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく木龍の力を借りたいという。やがてマグマは東京へと南下していく。このままでは関東が壊滅、日本が滅んでしまう―。未曾有の危機にゼネコン技術者たちが挑む、パニックサスペンス。『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』に続く“ゼロ”シリーズ、最新文庫!『このミス』大賞シリーズ。 このネタなら、スケールを大きくして、上下巻にしてもよいような気もする。
1投稿日: 2017.07.04
powered by ブクログゼロシリーズの第三段。日本をパニックに陥れるこの手のシリーズですけど、今回は凄いことになっていました。1作目の生存者ゼロは病原菌や細菌を題材に、2作目のゼロの迎撃はテロを題材にしていますが、3作目は地震を題材にしています。 アルマゲドンや日本沈没などカタストロフィ的な流れで話が進みます。日本を救おうと自然の猛威に立ち向かう教授や政府。そして、建設会社の面々。 男ばかりの世界だけど、男同士の友情って素敵だなと思いました。
0投稿日: 2017.07.03
