
総合評価
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powered by ブクログ知られないように嫁ぎ先を目指していた公主は 途中で相手が死んでしまった事を知る。 このお花畑思考回路目線で話は進むのか、と思ったら 早い段階で主人公交代。 いや公主目線もあるのですが、共感以前に 受け付けないというか何というか…。 話自体はミステリー状態で面白かったのですが 公主だけは受け付けないというか何というか。 国として、過去の事、毒と薬。 問題山積みで、頂点に立つ大変さがにじみ出てます。
0投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予想より甘み成分は少なかったけど、というか、実際のところほとんど甘い雰囲気はなかったけど、面白かった。 煌月の未来に幸あれ。 不穏な雰囲気しかないしんどい宮中で、花琳のノーテンキさと明るさは読んでるこっちも救われた。ので煌月もお側に置いとくといいと思うよ。 続編があるなら、花琳の耳の良さがもっと活躍するといいな。
0投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログ生薬オタクで後宮に興味を持たない煌月と小説に夢中で夢見がちな花琳。陰謀や毒に悩まされる煌月には、花琳の天真爛漫さが新鮮だったのかも。今まで、周りにいなかったタイプだから。もう少し平和な状況だったら、2人の関係も変わったのかな。と思った。 無能を装いながらも自分の国の人々を守ろうとする煌月が早く平和な日常を送れるようになって欲しい。
0投稿日: 2021.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初はお忍びで嫁ぐ公主の花琳が主人公かなと思っていたが、彼女は恋愛小説に目のない夢見がちな少女であり、作中では客人扱い。 事件の解決に大いに役に立つかと言えば、そこまででもなく。 時折、恋愛小説を読んでいたからこそ分かる視点からのヒントの提供はあったけど、読み終えた印象としては、主役は(タイトルに倣うと)生薬オタク王の方だったなと。 後半はほぼ彼側の視点からの話になるし。 彼が王様だが割と一人で何でもこなしてしまう万能人だし、正直恋愛をしているほど内外が平和でもないので、花琳と何か恋愛的進展をしている場合でもなく。 結局あっさり彼女を手離したので、その点は正直驚いた。 彼女自身は最後まで多少足掻いていた気はするが。 夢見がち公主、その夢は叶わずか。 あくまで毒に関わる陰謀を王様が食い止める話で、陰謀ものとしては面白かった。 恋愛はあくまで二の次で、後半は特に彼女の存在がおまけな感じになっていた気がする。 陰謀に隠された真実とは何か、そしてそれをどう食い止めるのか、その絡み手を楽しむ作品だと思う。 安直に恋愛に走らなかったのは、ある意味潔くて、それはそれでよし、かな。
1投稿日: 2021.05.30
