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ヒラエスは旅路の果て(1)
ヒラエスは旅路の果て(1)
鎌谷悠希/講談社
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総合評価

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    鎌谷先生の新刊、何年ぶりだろう。また作品を読むことができてとても嬉しい。 ヒラエス(Hiraeth)とはウェールズ語で、失われた過去や帰れない場所への郷愁、そして記憶や愛情を懐かしむという意味があるらしい。 友人を突然亡くした14歳の主人公。黄泉の国での友人との再会を願い、神様(名前はない)と不死身の男・日々野と旅を始める。 まだキャラクターの背景がよく分からないので何とも言えないけれど、私には大切な人が死んだからと死にたくなる気持ちがよくわからない。(過去に友人や家族を亡くした時もそんな気持ちにはならなかった。) とはいえ死にたくなるほど人を愛したのだから、その気持ちが悪とも思えない。 死生観、ときどき宗教観、哲学がぎゅっと詰まった濃い作品。 主人公がこの先の旅路で何を見出すのか、見届けたい。 

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    投稿日: 2021.07.16
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    隠の王から大好きな鎌谷先生の最新作だー!!やったーー!! 神社めぐりをしながら進む話で、コロナじゃなければその神社めぐりたかった。 情景描写がほんとに好き。 不死者の男の謎とか神様の謎とかちょっと気になる部分もあり先も気になります!

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    投稿日: 2021.04.24