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おきざりにしたリグレットを拾いに。あの日のきみへと、もう一度
おきざりにしたリグレットを拾いに。あの日のきみへと、もう一度
板橋雅弘/TOブックス
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総合評価

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    色々と考えさせられた。 文化祭のバンドとして6人が集まり、すぐに別れ、何年も経って再会し、それぞれ過去に戻り『後悔』と向き合い、過去の中で再会し、現在に戻ってまた集まる。きっと彼らは何度も集まるんだろうな。 読んでいると、近すぎない彼らの距離感が心地良くなってきた。それぞれがうっすら恋心を抱き、その矢印は向き合うことはなく、想いを伝えることなく高校生を終えた。これも青春だなと思った。 私が大人になっても会いたいと思える人は誰なのだろう。そんなことも考えた。過去に戻ることは今のところ不可能なのだから、現在を「やってやる」精神で生きようと思う。 感動をありがとう。

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    投稿日: 2023.08.26