シリーズ3巻。 登場人物が2巻目より増える。 プラス、40年来の常連田中さんに仲良よし3人組のおばさんたち。 なんとなくマスターが歳をとったような…。 気のせいでなく絶対歳とってるよなぁ…。 人生最初で最後の、ナンパではなくフラフラして歩いているのを心配しただけ…という絵、あまりのヨロヨロ姿が気になるわけで。 スイカが好きなマスターは、初物のスイカを割ってから拝むんだ〜。儀式？なんの？と思うよなぁ。 デカ盛り定食を盛りつけてグラグラ、ユラユラと運ぶマスターの姿が最高。 若干冷めてしまうけど…。ご愛嬌かな。

何が面白いかと言われると分からない。腑に落ちないすっきりしない感じもある。だけど、なんだか買ってしまう。新聞で連載を読んでるのにほとんど内容思い出せない。前巻で、新聞の内容と変えているところもあるということが書いてあったけど、どの回のどこが変わっているのかも分からない。不思議な魅力だ。

変わらぬ昭和レトロな純喫茶アネモネ。マスターの屈折を秘めたおぼつかない振る舞いも、よっちゃんのあたし目線の解釈とサービスも、常連さんたちの立ち位置も、第1巻から変わってなくて、ホッとします。些細なことしか起こらない、安心ワールドを今後も楽しませていただきたいです。常連オンリー（私の推しはマリコママ）の回も、一見さんが登場して困惑する回も、私は好きだな。