
イギリス史 上
川北稔/山川出版社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(2件)4.0
| 1 | ||
| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
定番のイギリス通史
1998年出版の『新版 世界各国史11 イギリス史』のちょっと増補、分冊版。底本は20年以上前の出版ですが、転換期の後ということもあり古さは感じません。 ちなみに元の値段から比べると、上下巻合わせても三分の二ほど。お得!! 大学生以上向けで各国史としては定番といえます。各章ごとに専門の研究者が書いているので、専門書というほどではないものの、かなり詳細です。 また初期中世以前を取り扱っているイギリス史の概説書は限られるので、その点でも貴重。イギリス史を一通り勉強してみようという際にまず候補となる本といえます。 上巻はケルト以前の先史時代から名誉革命まで。
0投稿日: 2021.03.18
powered by ブクログイギリスで起こった出来事を時系列に書き綴っている。歴史に対する評価ではなく、ただただ年表を言葉で書き連ねていく。 17世紀末までの展開を認識することができた。イギリスは島国ではあるが、日本のあり様とはまるで異なる。常に大陸欧州、特にフランスとの関りが深く、同じ国の一部と言えるものである。英語の成り立ちにも重ね合わさる。 そして17世紀に至って、ここがガラッと変わったのである。ここからが一般的にイメージするイギリスになっていく。そして下巻へと続く。
0投稿日: 2020.08.23
