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かがみの孤城 下
かがみの孤城 下
辻村深月、禅之助/ポプラ社
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総合評価

(1029件)
4.5
621
282
67
12
4
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    自分へのおすすめの作品としてコパイロットからやたらおすすめされた作品。結論、面白いけど中身は若干薄め。一気読みするぐらいだったから内容は入りやすく受け入れ性が高かったが、長編作品あるあるで途中中だるみ。ラストは結構良かったが中だるみが、、漫画化、アニメ化するのも納得の物語性だったが、中だるみが、、とにかく中だるみが気になった、、

    0
    投稿日: 2026.10.26
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    得体の知れない城や組織や何か怖しい存在があるのかと思っていたけど、最後の伏線回収でオオカミさまの謎がわかり納得。泣けた。

    8
    投稿日: 2026.10.25
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    いじめが原因で中学校に通えなくなっていた、主人公こころ。ある日、光る鏡を介して異世界の城に飛び、同じように何かが理由でそこにいる中学生たちと過ごす1年。城の中で鍵を見つけた人の願いを叶えてくれるという、城を管理する「おおかみさま」。 私もいじめで苦しむ学生時代を送っていたので、当時の私にもこの本が欲しかった。読了感良く、本当に良かった、と思える終わり方だった。

    1
    投稿日: 2026.10.23
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    2018年本屋大賞受賞作。 いじめが原因で不登校になってしまった中学生の女の子が、自宅の鏡に吸い込まれて不思議な体験をする物語。 結論から言うと、文句なしに面白い! ファンタジーが苦手な方でもハマると思います。 未読の方は是非読んでみてください!

    2
    投稿日: 2026.10.23
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    なんでもっと早くに読まなかったんだろう。凄い!読了後も余韻がずっと続いている。「三月」の章は、目が潤み、目が離せなかった。 学校に行けない中学生が集められた不思議な城。最初は点だった子どもたちが線になり輪になっていく。主人公こころの心の葛藤や成長が、こころの視点から丁寧に描かれている。 不安に足がすくみそうになりながら、仲間を助けるために持てるだけの勇気を振り絞り、自分しかできないことに、こころは真正面から立ち向かう…。心が揺さぶられました。 伏線の回収もお見事です。 世代を超えてお薦めするだろう小説になりました。

    2
    投稿日: 2026.10.18
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    下巻読み終わりました。 伏線の回収と、怒涛の展開に読むのが止まらなくなりました。 中学校に進学し、色々な事件が重なり、学校に行けなくなってしまった主人公のこころ。ある日、部屋の鏡が光り出す。そこに入ると孤城とオオカミさまと名乗る狼面を被った少女がいた。その城には、こころと同じくらいの少年少女6人も招かれていた。オオカミ様は、城にある、なんでも願いを一つ叶えてくれる秘密の部屋と鍵を探すように言う。こころには叶えたい願いがあった。秘密の部屋と鍵を見つけ出して、こころは願いを叶えることができるのか。 心理描写がストレートで所々、気が重くなる場面もありましたが、ハッピーエンドと思える終わり方で良かったです。 ここまでのめり込むことができたのは久々でした。丁寧な描写とお話の畳み方が素晴らしかったので、星5にしました。

    2
    投稿日: 2026.10.16
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    本当によかった、 ちょっとした伏線も違和感も全部回収してくれるし、なにより登場人物全員の成長や感情の変化が凄く感動した 欲を言えばエピローグをもっと見たくなる笑 もっと見たい、ずっと読んでいたいそう思える作品だった 絶対後悔しない。読んでよかった!

    0
    投稿日: 2026.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いややられました。大感動。上巻からの流れでみんなの勇気を持った登校と来ないみんな。波乱のスタートで始まり、パラレルワールドのミスリードからの時の仕掛け。いや、もうノーラン作品かいって感じ。見事にやられた。そして、この世界が作られた理由は姉の優しさ。リオンとこころの再会にそして、衝撃のエピローグ!きたじま先生!いや!晶子!こんなにエピローグで衝撃受けたことはないです。目が覚めました…天才です…とても優しく素敵な話。

    1
    投稿日: 2026.10.11
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    読み終わった後に、胸の奥から暖かさが広がってくる。 この人が描く生きることへの希望は、いつも地に足ついていて、それでいて少しのファンタジー要素が鮮やかに彩りを与えている。 読んでいる途中の違和感を頼りに色々考察するも、いつも想像の少し上の展開が待っていて楽しい。 比較的読みやすく、素敵な内容だった。

    1
    投稿日: 2026.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思春期のさまざまな悩みを抱えた子どもたちが互いに触れ合うことで進んでいくストーリー。 最後の結末につながるヒントがわかる場面がちらほらある。 今悩んでいることがある中高生や子どもとの接し方に悩んでいる親御世代にも読んでもらいたい作品。 映画かもされているようで見てみたい。

    1
    投稿日: 2026.10.02
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    『かがみの孤城』読了。 とても読みやすくて、上下巻を6時間くらいで一気に読み終わってしまった…! 上巻で「これはどういうことなんだろう?」と思っていたことが、下巻で少しずつ繋がっていくのが気持ちよくて、最後まで読んで「ああ、そういうことだったんだ!」と思えるところがよかった。 それぞれが抱えているものや、誰かと繋がることで少しずつ変わっていく姿も印象に残った。 学生時代に読んでいたら、きっと今とは違うところに心を動かされていたんだろうな。 もっと早く読んでみたかった作品。

    1
    投稿日: 2026.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなに温かい伏線回収があるのか!読み終わったのが外でなければ泣いていた…そして読み終わった後も鳥肌がすごい。 こころの勇気が巡り巡ってこころ自身を救うきっかけをつくっていたんだ。自分勝手なアキも、誰かの助けになれる大人に成長していたんだと感動しっぱなしの読書体験。心温まるというフレーズはよく聞くが、こういうことを指すんだろうなと本質を理解した気持ちになった。

    0
    投稿日: 2026.09.28
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    一日で一気読みしてしまった。 心情描写だけでなく、ストーリー展開、伏線の回収など、エンタメ要素も素晴らしい作品だった。スゴイわ、本当に。

    0
    投稿日: 2026.09.22
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    ファンタジー物は、あまり好きではなかったのだけど、登場人物それぞれが抱える闇は、リアルで胸が詰まるものがあった。 生きていくのは孤独だけれど、自分の知らないところで、実は誰かと繋がってて、助け合えるのかもしれない。

    1
    投稿日: 2026.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は不登校になった主人公の心理描写や、城に集まったメンバー同士の交流が中心で、正直やや冗長に感じた。特に上巻は大きく話が動かないため、上下巻に分けるほどか?と思いながら読んでいた。 一方で、下巻から物語が大きく動き始め、それまで何となく感じていた違和感が一気に回収されていくところはかなり面白かった。7人が城に集められた理由や、それぞれの時間軸に関する仕掛けが判明すると、過去の会話の意味も変わって見える。この辺りの伏線回収は非常に綺麗。 不登校というテーマについても、単純に「学校へ行こう」という結論にしなかったところは良かった。それぞれが自分なりの形で現実に戻っていく終わり方も綺麗。 ただ、ミステリとして見るとファンタジー設定による解決も多く、個人的には『告白』ほどの衝撃はなかった。前半をもう少し圧縮してくれればさらに好みだったと思う。

    1
    投稿日: 2026.09.21
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    本当に面白かった。 途中で本を閉じることが惜しくて、あと少し、あと少しとページをめくる手を止めることができませんでした。 大きな期待を背負って始まった下巻。 勢いのある展開と、揺れやすい登場人物の繊細な感情に引き込まれました。 結末に向かうにつれて、城で過ごす時間や周囲の人との関わりが、主人公の視野や行動の広がりの手助けとなり、彼女自身の成長に繋がったことが嬉しかったです。 全てが明かされた時には、衝撃と感動が詰まっており、気づいた時には涙が頬を伝っていました。 彼らの抱えている問題にはどうにも変えることのできない部分もあって、それがまた現実を痛感させられるけれど、あの時に触れた時間と優しさが未来に繋がっていくんだなと思うと前向きに物語の結末を受け入れられました。 上下巻を通して本当に素敵な作品でした。 特に下巻はどんどん読みたくなってしまうと思うので、時間のある時に読むのがおすすめです。

    0
    投稿日: 2026.09.21
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    今まで出会った本の中で自分なりにランキングつけるなら、これが1位 ストーリーの展開、テンポ、没入レベル、構成、その全てが美しい いじめってなくならないんだろうけど、またそれに対する想いも人それぞれだろうけども、多くの人を救ったり、または罪悪感を与えたりする、そんな作品なんだろうなと思います

    1
    投稿日: 2026.09.21
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    最初は少しずつ謎が明らかになっていく感じが面白くて、後半はどんどん引き込まれました。 それぞれが抱えているものを知っていくと、胸が苦しくなったり、温かい気持ちになったり。 自分が中高生のときに読みたかった。 最後まで読んでよかったと思える一冊でした。

    10
    投稿日: 2026.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すらすら読めました。 すごいどんでん返しだなと思いました。 この作品は映画化もされてみるみたいで映画もこのあと見たい!と思いました。 ここどこかで繋がるのかーとか圧倒させられました。 できればウレシノとフウカのその後も知りたかったです。 これからも辻村深月作品たくさん読みたいです! 今1番気になってるのはファイア・ドーム!! 単行本2冊高くて買うの躊躇してます、、 でも絶対よみたいです!!

    0
    投稿日: 2026.09.17
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    上巻から。 これは私の大切な物語だ、と思う。読んでよかった。圧倒されて、何も言えない。辻村深月ワールド!でした。感想は下巻のほうが冷静に書けたかも。また読み返したい。ラスト、オチ?がすごく納得の行く展開だった。バッドエンドでもなく、ご都合主義でもなく。

    8
    投稿日: 2026.09.17
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    ★★★★★★6つけたい! 過去、未来でも再読したい名作! 最後は「こころ」と一緒に、私も再生したようだ。 「心が予防線を張る」私もだ。 それもとても太くて濃い線。 その度思うのだ。「たかが」って。 伏線がキラキラ散りばめられて、下巻では 一気にこれでもか!と回収されていく。 幸せな読後感が溢れた。 あれ?私、伏線回収、全部拾えてないのかな!?

    23
    投稿日: 2026.09.17
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    何気ない一言にハッとさせられる。大人の心にも深く刺さる大傑作 子供たちが抱える生きづらさや葛藤が本当にリアルで、途中で本を置くのが惜しくなるほど没頭してしまいました。ファンタジーのような設定でありながら、描かれている感情の機微があまりにも生々しく、何度も胸が締めつけられます。 特に印象的だったのが、ウレシノが自分の名前(ハルカ)を恥ずかしがって苗字で自己紹介していた場面です。自分自身、将来子供を授かったら男女どちらでも使える中性的な名前にしたいと思っていたのですが、「子供側からしたら、そうやって悩むこともあるのか」とハッとさせられました。小説の物語として面白いだけでなく、自分の価値観や将来のことまで深く考えさせられるきっかけになりました。 不登校や居場所のなさをテーマにしつつも、最後には温かい光が差し込むような素晴らしいストーリーです。 子供はもちろんですが、かつて子供だったすべての大人の心に寄り添ってくれる、生涯大切にしたい一冊になりました。

    1
    投稿日: 2026.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みつつ思ったこと。「嫌い」とか「憎い」という感情を否定しない、っていうのはいいなあ。そりゃ誰だって事情も思うこともあるでしょうよ。でも、それを慮らないといけないときと、んな必要かけらもねーよ!ってときがあるんだよね。東条さんの物言いにはすっきり。そのくらい言ったっていいんだよね。(受け取る人にもよるかもしれませんが。) 「でも、それはこころちゃんが今理解してあげなくてもいいことだよ。真田さんの苦しさは真田さんが周りと解決するべきで、こころちゃんが、あの子に何かしてあげなくてはいけないなんてことは絶対ない」 喜多嶋先生、いい先生だなぁ。彼女が、いい出会いをしていたのが嬉しい。そして、あの子たちの絆がちゃんとあって、一周してあの子たちを守るんだな、と思うと感無量だわ。 映画も面白かったけど、ラストはやっぱり原作のがいいな。…と言いつつちょっと記憶があいまいになってるのでもう一回映画みようかな。 小説も、記憶が消えたころに読み直したい。

    1
    投稿日: 2026.09.13
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    再読なのに一気読み。 映像を見ているような臨場感もすごいし、グッと引き込まれる世界観も圧巻。 すべてが繋がったときの気持ちよさも鳥肌もの。 この本に出会えたのが大人になってからでよかったと思う。こころたちと同じ中学生の頃に読んでいたら、オオカミさまに呼んでもらえないことに絶望していたかもしれない…笑 何度でも読みたい作品。

    0
    投稿日: 2026.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下はもう一気に読んだ。途中でやめるともったいない気がして。 こころはこの後、さらに他のみんなと出会う時が来るんだろうか。気付けないけど「どこかであったことがある」って思うのか、実は出会っているのか。 そういう意味で読み返すと新たな発見がありそう。

    1
    投稿日: 2026.09.08
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    文章力と構成力に問題のある、内容の薄い作品でした。 上巻でも書きましたが、会話文でも成立するところ、地の文が長くて読みにくいです。登場人物の心情を「描写」でなく「説明」してしまっています。 テーマは王道すぎるという意見もあり、それも納得です。ただ、これに関しては描き方によっては感動できるテーマだとも思ったので、なんというか、もったいないです。 伏線回収がすごいとの評価もありますが、私が今まで読んできた「伏線回収もの」と比べると、そんなことは全然ないと思います。もっと上手い作品はいくらでもあります。 本屋大賞でなければ、☆2つといったところですが、なぜ賞をとったのか疑問なので、1つ減らしました。

    2
    投稿日: 2026.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごくよかった…最後の伏線回収の怒涛の展開にびっくりして、捲る手が止まらず、夢中になって読んだ…… 理音のお姉ちゃんで えぇ!?となっていたのに、まさかアキがあの先生で、未来の子たちを助けているなんて驚きだけれど… 保健室で会えなかったときは、助け合える…?ってわたしも思ったけれど、生きて、会えて、本当によかった 状況は同じに見えても、一人ひとり背景は違くて、それぞれがどこかに居場所をもつことができたらいいし、この本はきっと居場所のひとつになるんだろうなあ

    3
    投稿日: 2026.09.04
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    ファンタジーものは読み慣れない私にとっては、読み始めは児童文学のような印象を持っていたが、気付くと夢中になっていた。 学校という小さな社会での生き辛さや、子供達の心の揺れ動きが平易な文章できめ細やかに描かれており、大人でも「分かる分かる」と共感してしまう。 鏡の奥に広がる別世界への興味深さと、現実世界への共感で、上下巻を一気読みした。 最後のオチにご都合主義なところがあったり、イマイチ理由のはっきりしない設定があったりする部分はあったけれど、ファンタジーってこういうものなのかも?

    2
    投稿日: 2026.09.04
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    不登校のこころはある日光る鏡の中に入り込む。 そこはお城のようなところで同じ境遇の子供達が7人集められていた。 子供ならではの繊細なところが凄く読み取れた。 読み手である私が中学生だったのはもう大昔の事なので、共感というよりも、もどかしさはあるが時に微笑ましくもあった。 学校だけが全てではない事がわかってよかった。他の選択をしても良いと言う事がわかってよかった。勇気を出して友達を守れてよかった。 生きていてよかった。 出逢えて、よかったね。

    1
    投稿日: 2026.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鏡の世界に集められた7人が、それぞれ異なる時代を生きていたということに驚かされた。さらに、リオンのお姉ちゃんを中心に7人が繋がっていたことが明らかになり、とても綺麗な終わり方だと感じた。 この本を読んで、人を表面的な部分だけで判断してはいけないと改めて感じた。その人が表には出さない辛い経験や置かれている状況を察することは難しい。しかし、相手のことを知ろうとしたり、親身になって関わったりするだけでも、その人の助けになることがある。自分も相手の見えている部分だけで判断せず、相手の気持ちや背景を考えながら人と関わっていきたいと思った。

    2
    投稿日: 2026.08.30
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    最高に面白かった! 下巻後半の怒涛の展開にあっと驚いたり感動したりの連続。ファンタジー作品だろうと思ってたけど、辻村作品らしいミステリー要素もあり途中違和感がたくさんあったのもきれいに伏線回収され納得のラストだった。 違和感のモヤモヤが晴れ、苦しんでいた登場人物の子どもたちの未来がきっと開かれて行くんだろうという期待感で幕を閉じた。 読後感すばらし。さすがは辻村深月さん。 さすが本屋大賞作品という納得感。なかなかの長編だが長さを感じなかった。

    42
    投稿日: 2026.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『かがみの孤城』を読了。 ミステリーというよりは、人の心の成長を描いたファンタジーミステリー作品という印象でした。 謎解きの要素はあるものの、ミステリーとしての比重はそれほど大きくなく、登場人物たちがそれぞれの悩みや苦しみと向き合いながら、少しずつ前に進んでいく姿が丁寧に描かれています。 もう少し若い頃に読んでいたら、もっと強く心に刺さる作品だったのだろうなと思いました。 私自身にも、学校がすべてのように感じていた時期は確かにあったけど 歳を重ねてしまったからか、思い出して強く感情移入するというほどではありませんでした。 読む年齢や、そのとき置かれている環境によって、きっと感じ方が大きく変わる作品だと思います。

    3
    投稿日: 2026.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お城や、グリム童話の設定が小中学生の頃、よく読んでいた本みたいだ〜と思いながら読んでいたら。 どんどんどんどん、暗く重くなっていく。 こころちゃんの学校の狭い空間に苦しめられている感じが、学生時代を思い出してとにかく苦しかった。 用事があって、読むのを一時中断したときは、なんだか気持ちがズンと重くなってしまう感じだった。 はやく、みんな助かって欲しい。それだけの思いで読むのを止められなかった。 恋愛至上主義で女子を侍らしてめちゃくちゃなことをする女子とか、嘘をついてしまう男子とか、なんかお兄ちゃんの影響でませちゃってる子とか、とにかく色んな子供が出てきて、懐かしい古傷をえぐられてる感覚だった。 子供たちのいた時代が違うことと、狼ちゃんの正体は早々に気づいてしまっていたけれど、喜多嶋先生がアキちゃんなのは、気が付かなかったし、ちゃんと大人になっててすごく嬉しかった。鏡に逃げて帰れなくなってしまった理由を知ったあと、そうなったのはしょうがないと思った。子供に手を出そうとする大人はタヒねばいいのにと心から思ったし、彼女の苦しさを考えると泣いてしまった。私も彼女を助けたいと心の底から思った。だから、仕事でのやりがいを見つけられて、優しい穏やかな旦那さんと結婚できて幸せになれて本当に良かった。 みんなそれぞれの地獄があって、誰しもきっともう生きていたくないと思う瞬間は絶対あるけれど、生きればきっとその先の未来で何かが待っている。 だから、生きていずれ起こりうる出来事を経験してっていうメッセージが良い。中学生の時に、もしくは大人になる前に読みたかったな。でも、大人になっても響くいい作品だと思う。

    3
    投稿日: 2026.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えてまず思ったのが、この物語が本当に必要なひとに届きますように——きっとたくさんのひとの命を救えるはずだから。本当に本当に、素晴らしい作品でした。涙が溢れて止まらなかった……。 今まで読んだ辻村作品でナンバーワンだ!! やっぱ辻村さんは凄いなぁ…。学生時代のこう、言葉にならない微妙な気持ちとかをこんなにも巧く表すことができて——。大人も勿論面白く読めるが、なによりこころたちと同年代の子らにはきっとそれ以上に大切な作品になるんじゃないかな。 ……(辻村作品ってほぼ)必ずハッピーエンドになるんだけど、道中が結構キツイかもしれない…当事者とかにしたら。でもこれって逆に、辻村さん的には「どんな嫌なことだっていつかは必ず終わりが来るんだよ」というメッセージなのかな。 中高生とかまだ若い子たちの自サツのニュースなどを聞くと、本当にやるせなくなる。死ぬ前に一度「本」を読んでほしい。きっとこころの支えになる作品がいっぱいあると思うから…。ひとりの命を救うくらい大きな力を「本」は持ってるとわたしは思うから——。 日々新しい作品が生まれてくるのは、それを必要としている人がいるからなんだと強く思った。

    5
    投稿日: 2026.08.23
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    心が暖かくなる希望のお話でした。この作品を多くの人に読んでもらいたいです。伏線回収も幸せな気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2026.08.23
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    とても読みやすく、心にストンと物語が落ちてきた。全てが繋がって大きな丸となるその構成に舌を巻く。子供向けと侮るなかれ。

    1
    投稿日: 2026.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻途中で喜多嶋先生の正体や、それってつまりこういうことだよね?ってのは気付いてしまって、ミスリードかとも思ったけどそのままの真相だったので、もっと上手く隠して欲しかったのは正直ある。 でもオオカミさまの方は驚いたし、ちゃんとヒントがあったことも示されて、どんでん返しされる快感も味わうことが出来た。 そしてそういう仕掛けを仕込むことで上手くエンタメとして仕上げてるけど、中身の人間描写だったり現実を生きる子どもたちへのメッセージの部分が何よりもこの作品の核であり、そこの描写が素晴らしいと思った。 こういう悩める子供が主人公だと「大人は信用出来ない」という話にされることが多いけど、今作では信用出来ない大人も出しつつ大人に頼ることの大切さもきちんと描いている。 助けてくれる大人はきっといるはずで、今悩んでいる君に必要なのは立ち向かう勇気でも逃げない強さでもなく、そういう頼るべき大人の援助を受け入れることなのだ、と。 なぜならその大人だって、かつては君のように悩んだ子どもだったかもしれない、同じ年頃で出会っていれば親友になれたかもしれないひとりの人間なのだから、と。 現実にかがみの城はないけれど、どこかの時代で悩める子どもだった人が大人になり今の君を助けようとしてくれる。そして君もいつかそんな大人になれるんだ、と。 だから生きよう、と。 このメッセージこそ、この作品の一番大事なところであり、全ての子どもに届いて欲しいと強く思う部分だった。 それぞれの過去をしっかり描く終盤の展開も良く、特に良いのがアキがちょっといじめる側に回ってそのせいで周りから嫌われてしまったような描写。 もしかしたらアキは真田美織やその取り巻きタイプで、普通にこころと出会ってたら敵対してたかもしれない、と思わせる。 でもそんな子にももしかしたら事情があって、救われるべき子どものひとりかもしれない、というところまで描いている。 あと、何気にマサムネとスバルの最後のやり取りが一番ぐっと来たなあ。 都合良くイケメンのリオンとは年がいっしょで最後に会える、というのは失礼ながら女子の読者を想定した少女マンガチックな描写に感じてしまった(笑)

    1
    投稿日: 2026.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

     それぞれの理由あって学校に通えない7人の中学生が、自宅の鏡を入口とした不思議な空間で出会い、心を通わせあいながら、前に進んでいくお話。共に歩む人の存在の大切さを描いた作品だと思った。  学校に通えていない主人公たちの心理描写は素晴らしかった。彼らがなぜ学校に行けなくなったか、自分の状況に何をどう感じているのか、彼らの精神的な不安定さを精細に描いている。  物語として注目したいのは、主人公こころと母の関係である。こころが最終的に前に進んだのは、彼女が母親に自分が学校に通えなくなった理由を伝え、それを聞いた母親が共に戦う決意を新たにしてくれたことだ。実際のところ、母は最初からこころに寄り添っていた。それを拒絶していたのはこころ自身であったともいえる。こころは孤独ではなかったが、自らを孤独にして停滞してしまっていたように思う。共に歩んでくれている人をきちんと認識し、素直になる事。これは、人が停滞せずに生きていくために大事な術であるといわれたようだ。  また、本作には随所に伏線が張り巡らされた”ミステリー要素”がある。ただ、そこには読者を何としても騙すというようなくどさは感じず、シンプルに伏線を楽しんでほしい、というさわやかさを感じた。本作の結末で回収されるこの”ミステリー”の解答は、目の前にはなくても、同じ世界に「共に歩む人」が存在することを強調する。

    1
    投稿日: 2026.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学生の頃に一度触れて内容を覚えていたからこそ、再読でさらに際立つ「完璧な伏線回収」の美しさに、ただただ鳥肌が立つような感動を覚えます。 下巻に入り、一人ひとりが抱えていた背景や痛みが丁寧に紐解かれていく中で、登場人物たちへの愛着はよりいっそう深いものになります。不登校に至るまでの繊細でリアルな心象風景の描写はもちろんのこと、特に印象に残るのはマサムネとスバルの間に生まれた友情の物語です。自尊心を守るための虚勢がきっかけで追い詰められてしまったマサムネに対し、「だったら俺が本当にゲームを作る。そうすれば嘘じゃなくなる」と過去の世界から手を差し伸べるスバルの優しさは、孤独の底に差し込む一筋の光のようで、胸が熱くなるほどの強さとぬくもりを感じさせます。 無駄な描写が一切存在せず、すべてのカケラが奇跡のように繋がっていく物語の仕掛けには、息をのむような驚きがあります。 明確な訓戒や説教くささではなく、「とにかく今を生き抜いていれば、いつか世界のどこかで繋がれるかもしれない」という静かで力強い熱量だけが、読後に心地よい余韻として残ります。一度読んだ記憶すらも鮮やかに塗り替え、再び新しい感動を刻んでくれる、まさに生涯心に寄り添い続ける至高の一冊です。

    1
    投稿日: 2026.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3時間くらいであっという間に読んでしまった。 わんわん泣いた。久しぶりに泣いた。 辻村深月さんは子どもの為に書いてると思うけど、ふと、あの頃の子ども時代を持つ大人のためにも書いてるのかもしれないと思う。 あの頃の記憶を慰めてくれるものなのかもしれない。 絶対死なないで、という強いメッセージを感じる。世界は広い、場所は他にもある、未来はきっと優しい。そんな事が書くテーマなんじゃないかなあ。そして、その優しさに肯定される。

    1
    投稿日: 2026.08.15
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    すごい…!ただの感動小説なのかと思ったら、そこで終わりじゃない。辻村先生の伏線回収の巧みさに驚いた。本屋大賞受賞作なのも納得。読後感もすっきり。おすすめです!

    13
    投稿日: 2026.08.11
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    メルヘンチックな設定と思いきや、そうでもない。すごくわかりやすい、そして面白い。最後まで「そこまで伏線回収できるの」の驚きが続く。

    2
    投稿日: 2026.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わったあと、鳥肌が立った。 上巻のこころの願いが、こんな風に出てくるなんて…と、嬉しかった。 正直時間軸のことは下巻の初めにみんなが会えなかった日の曜日で何となく察する部分はあって、でもその中でもどの世代にも一定多数「中学校」という枠組みに合わない子というのはいるし、色んな理由で学校に行かないと選択する子もいるから、余計分からなかったんだなと思った。 7人が全然学校に行かないこと(リオン除く)に対して後ろめたい気持ちがあるから、全部が全部を打ち明けるのにも時間がかかり、最後の最後にならないと分からなかったんだなと思う。 また、個人的にはリオンが学校に行っているというのに孤城に呼ばれた理由というのがイマイチわからず、リオン黒幕説もあったが、オオカミさまとのことで全て納得できた。 最後は「アキ~!」と涙が出た。 やはりふとしたタイミングで人間いつだって新しい1歩が踏み出せる希望にもなった。 もっと早く読みたい本だった。

    93
    投稿日: 2026.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    365頁の喜多嶋先生がこころと初めて会う時の、「大丈夫だから、大人になって」という台詞。映画版ではこの後に「こころ」と呼びかけるシーンが出てくるが、この違いはとても重要。その理由は連載版を参照すると分かる。 雑誌「asta」に連載していたとき、著者は当初「リオンの姉がオオカミ様」というオチしか考えてなかった。しかし、途中で、「皆が違う時代からきていて喜多嶋先生はアキ」というオチを思いつき、連載を終了して伏線等の修正をしつつ、単行本版を仕上げた。連載最終回では、「願いを叶えたら記憶が消える」というルールをオオカミ様が追加するシーンが書かれている。これは単行本版でもそのままだ。このルールがないと、喜多嶋先生と会ったこころに心境の変化が起こり、そのこころがアキに変化をもたらした場合、未来の喜多嶋先生にも変化が起こるはずであり、それはまた……、という逆因果の問題が生じてしまう。パラレルワールド説だと問題は回避できるが、それだと作品の感動的なシーンが全て意味を無くす。つまり、記憶を無くすことは既定路線であり、オオカミ様の「善処する」発言でリオンとこころが会えたことはまだしも、喜多嶋先生がこころのことを覚えていたかのような描写をすることはあってはならないのだ。 ただし、世界全体が書き換わり、孤城での出来事などなかったのだという結末だと解釈するなら喜多嶋先生が夢としてこころのことを覚えていることも説明可能ではある。しかしその場合ほとんどパラレルワールドじみてきて、パラレルワールド説との違いが曖昧になるが。 一応映画版では、スバルが未来でゲームを作っていたことが発覚する件で「アキ=喜多嶋先生」と似た展開が描かれている。スバルの記憶が消えていないと、未来のゲームを知ったスバルがゲームを作るというタイムパラドックスゴーストライター的な展開になってしまうので、スバルの記憶は消えているはずだ。

    5
    投稿日: 2026.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2026.08.08 歌舞伎座から帰って一気読み 現実は変わらないけれど こんなふうに 大丈夫、だから生きてと バトンがつなげたら 今度はわたしの番だと思えたら いいな 年代の違いだろうなとは上巻でうっすら思っていたけど、だからこそ生まれる閉城とエピローグのそれぞれのシーンは、胸がぎゅっとなる 仕掛けを仕掛けで終わらせない どんでん返しだの伏線だので終わらせないあたたかなエピソードに、だから私は辻村深月が好きなんだと、そう思う

    2
    投稿日: 2026.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読み。上巻はゆったりとした印象だったが下巻は怒涛の展開で手が止まらなかった。 メインキャラみんな好きになった。特に青澄。

    2
    投稿日: 2026.08.08
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    本を読んでこんなに何回も泣いたの初めて。 読了後にも涙がとまらなかった。 ちょうど職場に馴染めなくて辛い時期に読んだから尚更。どこにいっても嫌いな人はいるし、辛いことはあるけど、周りに流されず、周りを気にせず自分軸で生きていきたいと思った。

    3
    投稿日: 2026.08.07
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    2026.8.1(下)読了 息子に勧められ 上下読了 私は母親の立場として、自分の子育てを振り返ることになったり、 自分の子供のときの仲間はずれにした されたときの感覚を思い出し、キュッとなったり… 読み終えた時点で放心状態 余韻に浸る 時間が必要だった もちろん登場人物は架空だが、この子たちの幸せを願わずにはいられない気持ちになった 人にはそれぞれ思う事があり、それは言葉にしないと他人には理解されないものである だか、言葉にしない人をとやかく言うものでも無い 映像と違い 余韻と共に考えさせられることが多い本はやはり良い 辻村深月さんの創造力がすごいし、体験がなかったらこれは出てこないのでは?とも思ってしまうほどだった

    4
    投稿日: 2026.08.06
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    読み始めからずっとワクワクしながら一気に読んだ。辻村深月作品は、いじめ、仲間はずれ、虐待の描写が濃すぎるイメージがあったが、この作品はそこまで濃くなかった。 心に傷を持つ子供らが心を開いていき成長していく展開は心温まり胸が熱くなった。謎解きの展開もファンタジックなテイストも素晴らしかった。

    5
    投稿日: 2026.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻は、みんなで助け合い、共闘して、一日だけ学校に行くという一つの山場。しかし、誰にも会えず気絶までするという壮絶な体験。それでも…「わかってる」「来なかったなんて、思ってない。お前たちが来ないわけ、ないから」という絶大な信頼感がよかった。親目線で「偉いよ、お前たち、頑張ったよ」と思ってしまった。 そこから、アキの事件があってから一気読み。時間を忘れて気が付けば読了。 世界は一つで年代が異なるということで「もしや?」と思いつつ、ラストの「喜多嶋晶子」の文字で安堵とともに心が震えた。 全て描かれているわけではないが、スバルとマサムネのゲームをキーワードにした時代を越えた邂逅。ゲートワールドというゲーム制作者のナガヒサスバル(P93)。 フウカとウレシノの関係。 こころとリオンの邂逅。 上巻冒頭の転校生のくだりでおわせて、中盤に同一文章をマイナスの観点で盛り込み、やはり都合よくいかないなと思わせた後、ラストの「閉城」でリオンに重ね合わせて締めるのは見事。同じ文章なのに全くとらえ方が異なる。 現実はこううまくもいかないだろうが、七人すべてに明るい未来を予見させる希望のある終わり方がよかった。

    1
    投稿日: 2026.08.04
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    2026 15冊目 オオカミ様の正体が分かったところ、動機が分かったところから涙から止まらなかった。 母の教えで、悪かったことも、良かったこともみんな同じだけど起こりうる、だから自分だけなんて思うなって この7人はこの先、幸せになってほしい。

    2
    投稿日: 2026.08.02
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    上巻の感想でも書いた通り、辻村さん作品は、はじめましてだったのですが、下巻でどんどん回収される伏線と、ストーリーの面白さに、シンプルにすごい!と、鳥肌がたちました。 映像化もされている作品なので、映像でも観たいです。

    4
    投稿日: 2026.08.01
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    一気に読んでしまった。 救いと苦しさがラストに向けて波のように押し寄せてくる。 早く読み終わりたい、終わらないでほしい、と思いながらページをめくる手が止まらない。 最後まではらはらしながら、予想通りの、あってほしかった終わり方。 月並みだけど、みんな、幸せになってほしい。きっとなれるはず。 晴れやかさと、一抹の寂しさ。

    20
    投稿日: 2026.07.30
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    とても面白かったです 歴代の本屋大賞の中で最高得票を得た作品と知り読みました。辻村深月さんの作品をはじめて読みましたが、ほかの作品のイメージもあって、若い子向けの話かな?と思っていましたが、中年の私にも思いっきり刺さりました。 最後に謎が解き明かされる場面は鳥肌がたちました。

    2
    投稿日: 2026.07.29
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    伏線回収した時は思わず声と涙が出た。 ここまでストーリーができていると考えると、痛快で穏やかな気分になれた。 この作品に出会えてよかった。 そろそろ黒辻村に出会いたい。

    8
    投稿日: 2026.07.26
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    素晴らしいストーリーでした、、 こんなに感動した小説はなかなかありません! 最初から最後まで読む手が止まらず、本屋大賞受賞も頷けます。 人間関係に悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい作品です!!

    4
    投稿日: 2026.07.26
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    間違いなく今まで読んだ本で一番面白かった 面白すぎて読み進めるのがもったいなかったし、読み終えるのが惜しすぎた 個人的にグッと来たポイント ・スバルがマサムネに「ゲーム作る」と言ったところ ・リオンの「よぉ」からの『たとえば夢見るときがある』 ・アキちゃんの、『今度は私が助ける番』

    2
    投稿日: 2026.07.24
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    不登校同士の交流に人の繋がりというか温かみを感じる作品だが、結末というか設定の意外性がある。上巻も面白かったが、下巻も失速する事なく面白い。 他の方のレビューにもあったけど、読みやすいのも大きい。題材的に少年少女向けかもしれないけど、深い感動を残してくれた傑作。

    13
    投稿日: 2026.07.22
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    読みやすくて、展開に引き込まれる物語!いい本です。 人間は残酷な生き物で、集団で他をイジメ、排外する。 排外された者は、生きる残るため、集団から離れ、不登校や引きこもりになる。 排外することで、メンバーは集団から離れ難くなり、イジメは長く続く。 排外された者も人間であり、社会性を持つ生物であり、別の集団とのつながりをおのずから探す。 この本は色んな理由で排外された人たちのつながりと、つながることへの思いを物語っている。 読みやすくてよい本でした。 ありがとうございました。

    2
    投稿日: 2026.07.18
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    上下巻まとめ 成長=忘れないことではなく、受け継ぐこと。 かがみの孤城は、孤独だった子どもたちが、誰かに救われた記憶を胸に、いつか誰かを救う人になる物語。 スピンオフみたいのが出たら是非読みたい。

    11
    投稿日: 2026.07.12
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    上下巻ですが、あっという間に読み進められる作品。 それぞれが自分の居場所がわからなくなってしまった子供たちの感情が子供のころの自分の感情を想起させられました。

    2
    投稿日: 2026.07.11
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    序盤はあまりつまらないかもと思って積読していたが、腰を上げて読み始めたらするする読めた。 こころが感じていることがどれもまっすぐで良い。 誰かによって気持ちをねじまげられることは理不尽なことだと、こころがまっすぐ感じて言葉にしてくれたのがなんか嬉しかった。 最後のアキを助ける場面のセリフにも胸が打たれたな。 自分に呼びかけてもらえてるみたいだった。 「アキ、生きて!アキ、大丈夫だよ!大丈夫だよ、アキ!私たちは助け合える!会えるよ!会える!だから生きなきゃダメ!頑張って、大人になって!アキ、お願い。私ー、未来にいるの。アキの生きた、大人になった、その先にいるの!」 登場人物みんな魅力的だけど、特にスバルとフウカが好きだった。 リオンとこころをくっつけるかんじのストーリー展開になってる感じはちょっと微妙と思ったけど。 救いのある物語で元気が出る。

    1
    投稿日: 2026.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作品は、しっかりと「人間」を描いているから面白い。作り込まれた世界観も見事というほかない。ファンタジーにSFの要素が入っているのが新鮮だった。

    1
    投稿日: 2026.07.04
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    よく作り込まれた世界観だなあと惚れ惚れしてしまいました。 家に真田さんたちがカチコミかけてくるのはちょっとアグレッシブ過ぎて、そんなことある?こころちゃんの妄想幻覚?と最初思いました。ご近所の目、突然親が帰ってきたら?など女子中学生は気にしないのでしょうか。やることが突き抜けてて真田さんガッツあるなと妙に感心しました。 こころちゃん、絶対かわいい女の子ですよね。 ちょっと出来過ぎているほどに、終盤こころちゃんはかなり恵まれた環境にいます。最後に示唆された明るげな未来も。東条さんの功績が大きすぎます。 リアリティとご都合主義的なファンタジーが同居している作品という印象でした。 お母さんに正直に話せて偉い、素直にお礼が言えて偉い、闘っていて偉いなど、やはり大人目線で子供たちを見ている自分がいて、大人が読んでも楽しかったですが中高生の頃に読んでいたらどんな感想を持っただろう、その時に読んでみたかったなと思う作品でした。

    1
    投稿日: 2026.07.04
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    人と人がつながる瞬間ってイイね。 設定も面白くて、心の動きが分かりやすく書かれているので入り込みやすい。 クラスで手を挙げるときの緊張を思い出した。 ①分かってもらえること ②関係が切れる怖さ ③もう一度つながる勇気 ④自分の居場所 「来なかったなんて、思ってない。お前たちが来ないわけ、ないから」 最高。 「学校に行くんじゃない。友達に会いに行くんだ。」 人と一緒なら。一緒なら何かできる。 「忘れてしまってもいい。私がその分、覚えている。」 この出逢いがあったから成長できた。 いっぱいもらってる。 「休みたい個人が2人いただけっていう個別の問題」 全体を見ることと、一人を見ること。両方大事。森と木 「ただ、敵になったと思いたくないのだ。嫌われていると思いたくなかった。」 その通り。 「会っても思い出せないかもしれないけど、それでもいい?」 覚えていてもらえなくても、その時間には意味があった 分析や指摘をされた瞬間に悔しくて泣いてしまうような 毎日一緒にいたから分かるようになった ああ。また明日。学校で ドキドキしていた。少しの緊張と、ワクワクする感じだ 痛みはずっと覚えているつもりでいたけど、案外忘れかけていたのだと思い知る。 言葉が通じない 闘わなくてもいい 言葉が通じないのは、子どもだからとか大人にだからとか関係ないのだ。 私には友達がいたこともあるんだと、そう思って生きていくことができる。それがどれだけ大きな自信になるか、計り知れない。 東条萌ちゃんとアイス 口がきけなかった。見えない力で胸を押されたように、息が止まりそうになる。鼻の奥がつん、となってあわてて熱くなった目を伏せた。 意地でもそれくらいは覚えたまま帰るよ。 普通になれない。普通かそうじゃないかなんて、考えることがそもそもおかしい。どうだっていい。 オオカミさま。善処する よお おはよう 「自分には他にも行ける場所があるような、そんな気がしている。」 今いる場所がすべてじゃない ここでうまくいかない≠自分の価値がない

    20
    投稿日: 2026.07.02
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    2日で上下読み切って、下巻に関しては2,3時間くらいで読み終わった。そのくらい軽くサクッと読める感じなのも良かった。 もしかして、っていうのは節々で感じていたからどんでん返しではなかったかなーと。でも、色んなところが点と点で繋がっていくのはすっきりした! 中学生にとっての学校って世界のすべてだと思い込んでたよね。たかが学校なんてその当時は到底思えないよ。学生時代に出会いたかった本だなぁ

    2
    投稿日: 2026.06.26
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    遠い学生時代を想い出し、思春期特有の生きづらさはしんどかったなぁ、と感じました。 当時に読んでみたかったと思える作品でした。

    3
    投稿日: 2026.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村深月作品 下巻 徐々に仲間意識も深まり少しずつ謎も解き明かされていく、最後のオチはそれぞれの時代が違っているのがわかった時に思ったが、それでも楽しめた

    2
    投稿日: 2026.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4.4 トリックには早々に気づいてしまったので、そこまで驚きはしなかったのですが、東条りかちゃんの「10年後どっちが上に立ってると思ってんだよ」というセリフがかっこよすぎて、めちゃくちゃ胸にささりました。 私もこれからこんなマインドで生きていきたい。 最後、アキが助けを求めてもいい、と思えるようになったことが本当に良かった。 苦しかったら助けを求めていい、大人でも大切な心得がたくさん詰まった一冊だったと思います。

    2
    投稿日: 2026.06.15
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    映画には映画の良さ、小説には小説の良さがある。 とにかく読後のさわやかさ、晴れやかさは映画では味わえない。すごい作品だった。 これを中学生で読める人達は本当に幸せだと思う。 そして思う。"おおかみさま"はやっぱり芦田愛菜ちゃんだと

    8
    投稿日: 2026.06.14
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    最後の伏線回収というか、、、一つずつ、1人ずつの話が繋がっていく度に胸が熱くなって目頭が熱くなってた。 ファンタジーだからこその世界観の中で、主人公こころと子どもたち、喜多嶋先生、オオカミさま、みんなの人生が関わり合って、支えになっていく。 こんな優しい世界、本当にあればいいのに、と思わせる。せめて、現実世界で苦しんでいる子どもは、支えになってくれる人が1人でも近くにいてくれますように、自分がその機会があれば少しでも寄り添ってあげれたらいいな、と思わせてくれた本でした。 定期的に読み返して心を洗濯しなきゃ。。。

    16
    投稿日: 2026.06.09
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    なんとなく途中できっとそうだろうなと思ってはいたけど、最後まで色々繋がっていて面白かった。どの時代でも抱えていることは人それぞれ。自分とは違うと思って、いつでも受け入れられる人になりたい。子どもにはおすすめかも。

    1
    投稿日: 2026.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻を読んでいるときは「いじめの話」と思った。 読みきった後は、そんな簡単な一言では表せない。 ネタバレを読まず、先入観を持たず読んでほしい。 上巻最初の2ページのこころのかわいいかわいい小さな夢。 それがこんな壮大な物語を経て、陽があたるようなそんな本。 登場人物たちの時間がずれていて、もしかしたら年代が違うのかも というのはなんとなく早い段階で気づくことができたけど 具体的な年齢差や喜多島先生とオオカミさまの正体や 鍵のありかやお話などなど最後まで気付けず 最後まで謎が解けていくようにハラハラ読むことができた。 こころの話かと思ったけれど、そうじゃない。 みんなの物語。主人公はこころひとりじゃない。 年代が違っても、中学生の生きにくさは変わっていない。 どの時代にも色々な理由で不登校になってしまっている子どもがいる。 その子自身に問題がなく周りがどうかしている場合もあれば、 その子の性格、行動からそうなってしまっている場合もある。 この物語の登場人物はその両方がいて、 ただその性格が形成された背景がある。 喜多島先生のやさしさが温かい。 助けて、助けられる。やさしい本。 ただイダセンは本当にゴミ!笑

    3
    投稿日: 2026.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3学期、同じ中学校に通っているはずだと気づいたこころとマサムネだったが、約束の保健室で出会うことはできなかった。そこから導き出されたのは、「生きている時代がズレている」という衝撃的な仮説。そして3月、家の事情に苦しむアキが城のルールを破ったことで、物語は一気に加速する。仲間たちが城に囚われる中、唯一難を逃れたこころは、命の危険を顧みず再び鏡の中へと飛び込んでいく。 後半の怒涛の展開には、ただ圧倒されるばかりであった。それぞれが学校に行けなくなった理由や、その背景にある家族の姿が明かされるにつれ、散りばめられていた伏線が鮮やかに回収され、感情が激しく揺さぶられる。こころがみんなを助けてハッピーエンド、では終わらない。その先に待つ真実の連続に、涙が止まらなかった。 オオカミさまの正体は、亡くなったリオンの姉・実生。弟のために城を造り、同じ境遇の子供たちを引き合わせていたという事実に胸が熱くなる。 さらに驚くべきは「喜多嶋先生」の正体だ。上巻では単に「優しい先生」だと思っていた彼女が、アキの未来の姿であり、かつて実生とも出会っていたという繋がり。鏡の中の記憶はなくとも、現実世界でこころに出会い、彼女を救う。その運命の糸を微かに匂わせる描写の数々は、実に見事である。 結末、現実世界で再会を果たすこころとリオン。記憶を持たないこころへの、リオンの「おはよう」という言葉の余韻が素晴らしい。 不登校になり、孤独な現実を送る子供たちが、時空を超えて仲間や喜多嶋先生と出会う。この物語は、孤独を抱えるすべての人へ、「自分に対して一生懸命になってくれる人間がどこかにいる」という確かな希望を与えてくれる、珠玉の傑作である。

    1
    投稿日: 2026.06.03
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    2026.5読了 下巻から謎だった部分が段々露わになってくる。 謎の部分は多くの読者が想像つくと思うほど簡単だが、最後の部分はマジかー!となった。 ミステリー作品がデビュー作というのも納得の手腕だと感じた。 読んだ時のライフステージによって感じ方が違いそうだなあ。中学生時代に読んでみたかったかも。。。

    1
    投稿日: 2026.05.31
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    不登校だった こころ以外の6人は こころの世界だったら 大人だったかもしれないし 6人の世界だったら こころが子供 __ みたいな展開でまだ モヤモヤ が 少し残ってる 。

    24
    投稿日: 2026.05.29
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     鏡、お屋敷、赤ずきんちゃん、自我が膨らみすぎの中学生といったワードはティーン小説だが、(途中からは)大人にも十分ささるシチュエーションと着地点 。面白かった。

    11
    投稿日: 2026.05.29
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    不登校の少年少女7人が、かがみの世界で自分探しをする話です。 正直にいうと、著者の作品は読む前から期待してしまい、ハードル上がりっぱなし状態でしたが、そのハードルを平気で飛び越えてくるくらい面白かったです。 前半のゆったりした感じから、後半の伏線回収からのスピード感もたまらなかったです。 今後も著者への期待という名のハードルは上がる一方ですが、超えてくることでしょう!

    1
    投稿日: 2026.05.28
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    前半、退屈だと思ってしまってごめんなさい!会えないカラクリは主人公より早く分かってしまうけど、その他の伏線回収は見事。良い本に出会えた。

    1
    投稿日: 2026.05.28
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    「学校に馴染めなかった人に刺さる」と聞いて、気になったので手に取ってみた。 とても良かった。冷えた心を、静かに温めてくれるような物語だった。 お気に入りのキャラクターはアキ。 理由はネタバレになるので言えないが、個人的には、みんなにとっての“救済者”のような存在に思えた。 10代の頃の僕のところにも、鏡が光ってほしかった。 いや、実は自分も昔、あの孤城に行っていて、誰かが願いを叶え、記憶を失っただけなのかもしれない。 しかし、だとすれば、どうして30を超えた今になっても、それらしき仲間と出会えていないんだ。 ……というような妄想をしてしまう。いや、これから会うのかもしれない。 本作は世界的なベストセラーでもあるそうだ。 自分の中ではかなり“日本的な痛み”を描いた作品だと思っていたので、それが世界中で読まれているというのが、何故か少し誇らしかった。 辻村深月の他の作品も読んでみたくなった。 今、学校に居場所が無い子のところには、本当に鏡が光っていてほしいと思う。

    1
    投稿日: 2026.05.25
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    今から小説を読み始める小学生や中学生におすすめの本。対象年齢はそのくらいだろう。 先の展開が読めてしまうのが少し残念だった。 しかし、思春期の頃の感情が蘇ってくるような読書体験だった。

    1
    投稿日: 2026.05.24
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    流石は本屋大賞歴代最高得点(らしい)。どんどんストーリーに引き込まれてゆき、あっとゆうまに読了。そして最後まで充足感に満たされました。正直表紙の印象で手が伸びなかったけど是非とも手に取ることをおすすめします。

    2
    投稿日: 2026.05.19
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    続きが気になりすぐに下巻へ。2時間ほどで読んだ。 文字が大きくて読みやすい。タイトル的に重めなのかなと思ったがとても軽く読めた。 散りばめられた伏線の謎はとても簡単で概ね予想通りだったがそれでも飽きることなく読み進めることができた。

    1
    投稿日: 2026.05.18
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    『えっ、何この本やばい』ってちょっと間放心状態。記憶を残してもう一回。記憶を消して何回も何回も読みたい。

    11
    投稿日: 2026.05.17
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    苦しい経験から行動することを恐れていたこころが、皆のことを理解しようと少しづつ自分から行動していく成長がみられ、今子育て中の自分として親の立場的に見て嬉しかった。 アキの単独行動で皆が巻き込まれる形で大きく状況が変わり、最終的にこころがみんなの心に触れてそれぞれの心の痛みを抱えながら勇敢に立ち向かう様は素晴らしいと思った。 最終的な伏線回収でアキの人生が救われていて、そのアキに皆が救われるという構造が綺麗にまとまっていて良かった。 この本は読書会の課題本として読んで、この作者の本も初めて読んだが心情の表し方が素晴らしくて泣きそうになりながら読んだ。 人の心の機微な部分を書くのが上手だと感じたため、他の作品も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2026.05.10
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    不器用で心に傷を持った子供たちが、少しずつお互いの距離を縮めていき、自分の奥底の傷を開示し、寄り添い、現実に立ち向かおうとする姿に心を打たれる。 1人はやはり寂しいのだ。人は繋がることをやめられない。誰かの優しさに触れながら生きていくのだということを凄くピュアに伝えてくれる素敵な作品だと思います。

    25
    投稿日: 2026.05.09
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    めちゃくちゃよかった…!!読み終えて本を閉じたあと、物語の余韻が、こころたちの声が、彼らが見た光景が、頭のなかにはっきり残っていてしばらく放心状態になってしまった。 もう忘れてしまっていても、人生において、いつかの誰かの存在・言動が背中を押してくれる場面はたくさんある。一緒に笑った人たちや大切に思ってくれた人たち、その人たちにもらった言葉や感謝されたこと… こころたちのように、昔の自分にとってはとても大切なことだったのに忘れてしまう可能性も十分ある。日常のなかでうまく説明できないけれどなぜか気になる、なぜかピンとくるものに出会ったとしたら、実は忘れてしまった大切なものかもしれない…それってめちゃくちゃ素敵じゃないか(泣) ちょっと熱量が上がってしまったので、冷静になって振り返ってみると、本作は辻村さんのミステリー愛がぎっしり詰まった作品だと感じる。読み終えてすべての謎が明かされたとき、随所に散りばめられていたヒントの多さに驚いた。これもあれもそこに繋がっていたのか…!と。 7人の世界の謎については上巻を読みながら、もしや…?と答えに薄々気づいていたが(唐突な自慢)、それ以上に驚いたり合間に泣いてしまうところもあったりと、予想を超えてかなり読み応えがあった。しばらく忘れられない作品になりそう。 映画のほうも、この作品の良さを損なわずに2時間でまとめられるのか不安はあるが、ぜひ観てみたい。

    37
    投稿日: 2026.05.08
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    泣いた。バチクソ泣いた。もう人目をはばからず泣いた。 下巻は、上巻で積み上げた謎と感情の行き場をいっきに回収していく勢いがあって、読後の満足感がかなり高かった。鏡の城のルールや7人の関係性が少しずつ意味を帯びていき、こころを中心に「学校へ行けないこと」の痛みが個人の問題ではなく、環境や周囲との関係の中で立ち上がってくる物語になっている。ファンタジーの装置が派手さだけで終わらず、現実を照らすために機能しているのがよかった。 特に印象に残ったのは、こころと仲間たちが互いの事情を知っていくにつれて、単純な励ましでは解決できない部分がある、ということまで丁寧に描かれているところ。誰かが急に強くなるというより、揺れたり後退したりしながら、それでも自分の足場を探していく流れが自然で説得力がある。喜多嶋さんのような大人の関わり方も、理想化しすぎず、それでも確かに救いになる距離感で描かれていてとても好印象。 終盤は情報のつながり方と感情の着地が見事で、仕掛けに納得しつつ前述した通りしっかり泣かされた。こころたちの「闘い」は勝ち負けの単純な話ではなく、自分の尊厳を取り戻す過程として描かれていて、そのテーマが最後までぶれないのが強く、本当に良い。「闘い」という表現が適切なのか、それがどれだけ共感できるのかってのが本当に本作の評価に関わる気もする。 個人的な話だが、かつてのいじめられっ子的には彼らの逃避行動は、逃げることこそ「闘い」としか言えないんだよなあと思う。小学生の時、暴力を試しても権力者に訴えても改善されなかった。だから全員と闘うために逃避という手段を選んだ。本当にリアルで、すごく考えさせられた。

    2
    投稿日: 2026.05.06
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    とても素敵なお話でした。思春期の自分に薦めたいし、思春期をかなりすぎた自分にも刺さりました。出会えてよかったです。

    3
    投稿日: 2026.05.05
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    映画見てたから結末知っててその流れ通り進んだなって感じ 全然面白くはあるんだけど痺れた伏線回収とかも少なく周りの評判よりは、、って感じた

    1
    投稿日: 2026.05.03
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    素敵な物語でした。思春期の繊細さ、友達の大切さ。子どもの頃の世界は小さかったけど毎日真剣に悩んでた事を沢山思いだしながら読めました。様々な伏線に感動して、久々に読んで楽しかったと心から感じました。

    2
    投稿日: 2026.04.27
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    10代が主人公の小説は読んだ経験がなかったが、文句なく引き込まれた。 全ての伏線が最後に繋がる心地良さを感じた。 不登校の中学生の純粋な気持ちが響いて一気に読了してしまった。

    2
    投稿日: 2026.04.21
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    上下あっという間。 最初はファンタジー要素が強いなと思っていたけど、読み進めていくうちにセンシティブな思春期の悩みに焦点が。今思うとこんなことで悩んでたのが不思議だと思うことも微妙な年代ではそれが1番の問題になったりする。時代が異なっても、その問題は誰もが通ってくる共通の悩みであり、世代が異なっても同じように人生を歩んできた人たち同士で助け合える悩みなんだと感じた。 なんとなく予想がついた部分があるも、最後の伏線回収が素敵で、心温まるファンタジーでした。

    2
    投稿日: 2026.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    かがみの孤城 上 を読み終わってすぐメルカリで購入。続きが気になってたからこちらもすぐ読み終わった。この年齢ならではの悩みがすごく伝わってきて、みんな交わらないとわかったとき悲しくなったけど、ちゃんと繋がっていて。とてもほっこり好きな作品になりました。

    3
    投稿日: 2026.04.15
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    読みやすい。最初はやや子供向けなのかなとおもったけど、後半にかけて面白くなってくるし、あったかい物語。読んでよかった。

    1
    投稿日: 2026.04.13
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    仲のいい先輩が、これを読んで辻村深月さんを好きになったと言っていたので読んだ。 非常に読みやすい文章と構成で、主人公は中学生だったので、その年くらいのころに出会いたかったなと思った。

    8
    投稿日: 2026.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻に続いてとても面白かったです。最後になってくると色んなところに元々伏線が張ってあったんだなと思いびっくりしました。中学生ならではの感情が入り交じっていたのも自分には良かったです。初めて読書でこんなにも続きが気になると思って読む本になりました

    1
    投稿日: 2026.03.30
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    読み終わった〜下巻特に一瞬やった 城の仕掛けとか、紐解く感じも面白いけど、 主人公たちが一歩一歩、仲間とのやりとりを通して変わっていく姿が印象的だった。 思春期はとうに過ぎたけど、信頼できる人がいること、なんでも話して味方をしてくれる人がいることって心強いなと改めて気付かされた。 そして、自分のいる世界はあくまでほんとに狭い部分で、知ってるつもりの人だって全然違う世界を持っているし、それを忘れずにいようと思えた。

    3
    投稿日: 2026.03.30
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    久しぶりに一気に本を読んだ。ファンタジーはあまり得意ではないと思っていたけど、ファンタジー設定の中でも、子供たちの気持ちがリアルなので入り込めた。

    2
    投稿日: 2026.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後で全てが繋がるのがよかったです。 これまでの描写から生きている時代が違いそうというのはなんとなく予想がついていたんですが、そこからさらに一歩踏み込んで、この世界ができた背景や喜多嶋先生の繋がりが明かされる展開が気持ちよかったです。 みんなに救われた晶子が未来のみんなを救っていた、というのは胸が熱くなりました。 リオンくんのお姉さんは、、、願いを神様が叶えてくれたんだとしてもちょっと悲しい気持ち。やっぱり子供が病気でやりたいこともできずに亡くなってしまうのはとても無念で悲しい。 ふと振り返ってみると、なんで『狼と七匹の子山羊』モチーフであることが隠されていたんだろうか。直接言ってはいけないという制約があったのかな。オオカミ様は別にみんなに敵対してるわけでもないだろうから、オオカミ様がフェイクを混ぜたりしてた理由がよくわからんですね。 上巻部分は正直ちょっと子供向けかなって思う部分もありましたが、下巻のラストが気持ちよかったので総合的にはおもしろかったです。

    1
    投稿日: 2026.03.26