ヒロインが悪役令嬢なので、王子に愛されてないって思い込んでる。 　後、タイトル通りヒロインが猫がすごく好き！ 　読んでて猫への愛が伝わってくる(原作者さんの) 猫吸いがにこにこしてしまう。

読んでいるうちに。どんどんアステールが可哀想になってくる。スピカのことを大切にしているし、好意も素直に伝えているのに全く伝わっていなくて。スピカも無自覚のままでアステールのことを好きなのにすれ違う。そんな２人がもどかしくて仕方がなかった。リュカを拾ってからは、王子とその婚約者以上の親しさが見えてきて嬉しくなる。自分が悪役令嬢だと知ったスピカが自分が愛されていることに気が付くにはまだまだ時間がかかりそうだけど、アステールは諦めることはなさそう。２人の関係が変わるのを早く見たくなった。可愛いリュカももっと見ていたくなる。

悪役令嬢らしいが、悪役令嬢らしいことは全くない。 ヒロインらしい娘や攻略対象っぽい令息も登場するけど乙女ゲームらしい要素も今のところほぼない。 拾った猫とのアレコレと超不憫なヒーローの奮闘ぶりが書かれてあります。 子猫が可愛い。そして殿下頑張れ！がこの本の感想殆どかな。 まあ、全然話も進んでないので続編が出ると思いますが... だったら１巻って出来れば表記して頂きたい！と。読切だと思って読んでたのに！と。こんな本を読む度切実に感じます。 ★3にしましたが... ★2.5　読了　続き買うか微妙　ってとこです。