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蒼海館の殺人
蒼海館の殺人
阿津川辰海/講談社
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総合評価

220件)
3.9
61
89
46
11
2
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    前作『紅蓮館の殺人』の感想で、『蒼海館の殺人』や『黄土館の殺人』の方が面白かったという意見がありましたが、確かにすごく楽しめました。 前作は火の手が迫ってくるのに対して、今回は雨が降り続いて水位が迫ってくるので似た状況ではあるのですが、複雑に絡み合ったトリックが明かされる時に二転三転する真実、そして一筋縄ではいかない騙し合いと、最後の最後まで面白くて夢中になって読んでしまいました。 しかし、この本はとにかく分厚い印象が心に残りました。 前作の感想で、もう少しページ数が減っているといいなぁと書いたのですが、まさか劇的に増えているとは思いませんでした。 どれぐらい分厚いのかというと、パート先の店長から本の分厚さを指摘されて、「すごいね〜、15人くらい死ぬんじゃない?」と予想されるぐらいでした(結果はぜひ読んでみてください)。 全部で630ページあり、寝転がって読むにしてもすぐに腕が疲れてしまうので、今回は机で読むことにしました。 上下巻に分けても良かったのではないかとも思いましたが、この本は寝転がって読むズボラな性格を直す良いきっかけにもなりそうです。 でもおそらく、次の本からまた寝転がって読んでいそうな気がしますが(⌒-⌒; )

    23
    投稿日: 2025.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!! そこが犯人だとは序盤で思わせない流れだった。 むしろ、そこが死んだ時にはショックを受けるくらい信じきっていた自分がいた。 そして、その中で葛城も田村も自分が苦手とする、今までいいように操られていた兄と向き合い、自分たちの軸に巻き込み克服をした。その部分が序盤のモヤモヤをすっきりとさせてくれたとも感じた。 三谷勝手に疑ってごめん。笑

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    前作から読む間隔が空いてしまったので探偵としての存在意義に悶え続ける葛城の煮え切らない態度にどうしても寄り添えきれなかったけれど、端正すぎるほど形式張った本格ミステリの雰囲気には素直に心を掴まれる。極限状態の緊張感も前作より伝播してきてドキドキしながら読めた。面白い。

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは私が紅蓮館より先にこっちを手に取ってしまったのが悪いんだけど、葛城があまりにもぺしょぺしょへこんでて、1巻の引きずりが長すぎるのでは…?と思った。 二転三転どころか五転六転くらいするトリックはついていくので精一杯。 避難者のひとりに変装して館に戻ってきたという正、見た目は変えられても、声で気付かない…??と思ったり。だって家族…だよね? 三谷がいてくれたおかげで最後まで読了できました。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    紅蓮館が面白かったので読んでみた。 600ページ越えは読むのが大変かなと思ったが、エンジンがかかってくると一気に読めた。

    3
    投稿日: 2025.11.01
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    探偵とは...の答えが個人的に好きでした。探偵が探偵っぽい行動をし始めるあたりからグイグイ惹き込まれた。登場人物が悩みながら答えを探していく感じに親近感。面白かったー。そして、犯人の人はなぜあの様な感じなのか、気になった。

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作より面白い。 ストーリーは別だが、前作の気持ちを引きずったスタートでホームズとワトソン解散かなというところから始まる。 葛城が学校に戻ってこないことを心配した田代が、葛城の家に行く。そこで葛城家のゴタゴタ、水害に巻き込まれる。 葛城の推理力は血筋のようで家族全員が頭がキレる。 蜘蛛と呼ばれる黒幕が、各々を疑うように、家族を守る為偽造するように考え込まれた殺人だった。 葛城も田代も若干の悪事をはたらいているが、彼らの絆が深まった。 前作より、ここから謎解きです!としっかり区切られていて分かりやすく読みやすかった。

    4
    投稿日: 2025.10.25
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    長かったけど、読み始めると引き込まれてあっという間。前回の事件を引きずる葛城と、そんな葛城を心配する田所。閉じこもったままの葛城にヤキモキしながら、最後まで犯人が分からず真相には驚き。今回でまた2人の絆が深まったので次回作はどんな風になるのか楽しみ。

    2
    投稿日: 2025.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤の名探偵には少しイラッとしたけど、復活してからはキレキレでスカッとした。 前作を読んでいなかったけど特に問題なく読めた。 犯人の豹変ぶりがすごい。 序盤の優しさはどこへ…泣

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    電子書籍だと厚さがわからないのですが、ボリュームや緻密に練られた展開で読み応えがありました! ミステリー作家って本作の犯人のような思考がありそう。しっかり踊らされました。 主人公コンビのもどかしいというか青臭さも健在で、もう狙っているのかなと。

    0
    投稿日: 2025.09.15
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    「紅蓮館の殺人」の続編。 学校に来なくなった名探偵葛城に会うために、葛城の住む青海館へ。そこには政治家の父、物理学者の母、警官の兄、モデルの姉、弁護士の叔父など名士ばかりの葛城一族が顔を揃えていた。 台風の接近による激しい雨により、河川は氾濫し、青海館は孤立。徐々に水位も増していく中、連続殺人の幕が上がる。 葛城一族は誰もが嘘をついている・・・ といったあらすじ。 台風により出来上がるクローズドサークル。顔の無い死体。他殺なのか、自殺なのか。登場人物の誰もが嘘をついている。 ミステリー好きにはたまらない設定ですね。 しかし、所々に都合が良過ぎてツッコみたくなる所や名探偵の中二病満載の推理披露などがありましたが、それを踏まえても面白いミステリーでした。 「透明な悪意」 作中で出てくる言葉ですが、まさにこの一言が、この物語を表していると思いました。 自分で選んだ道だと信じて進んだとしても、もしかしたらその選択は誰かからいざなわれているのかもしれない・・・

    57
    投稿日: 2025.08.30
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    シリーズ第1作の「紅蓮館の殺人」はちょっといろいろ詰め込みすぎなミステリだなと感じていたのだけど、本作を読んで、その詰め込み感が狙いなのだと理解しました。なんだか癖になる本格ミステリです。

    1
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作が中々詰め込み過ぎていたため興醒めし、2作目であるこの本を読むのにかなり時間がかかりました。 2作目の方が面白いです。 もういっかなこのシリーズ読むのは、と思っていたのですが、面白かった。 相変わらず、そうはならんやろなところもありますが、みんな某小学生になってしまった高校生探偵の漫画も同じ気持ちで読んでいることでしょう。 助手である語り手がやや傲慢である所や、探偵を神格化し過ぎている所も、ストーリー上はだからこそ良かったのかなと思いました。 個人的には助手の兄が好きです。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    館シリーズの第二弾。紅蓮館の内容をすっかり忘れていたのもあって、前半はペースはかなり鈍くなった。ちょっと田所に着いていけないという感じで進む。葛城が復活してからはペースは上がったものの、ちょっと青いかなという感じがしてしまったのは、自分が年を取ったせいだろう。

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作「紅蓮館の殺人」の事件後、心に深い傷を負って実家に引きこもってしまった高校生探偵の葛城を追って助手で友人の田所は葛城家の通称「蒼海館」を訪ねる。葛城曰く嘘つきだらけの華麗なる葛城一族のお歴々、前当主の不審な死、それを嗅ぎ回る葛城の姉の元彼。激しさを増す雨。果たして上流のダムは決壊し、館では凄惨な殺人事件が起こる。 前作ではわかりにくかった状況描写が格段に改善され、中盤で復活した名探偵による拗れた葛城家の確執を解きほどく「ホームドラマ」は怒涛の伏線回収。 登場人物に捨てキャラがおらず全員に満遍なく役割(と同時に事件をややこしくする要らん事しい)があるのが良い。何が凄いって主人公サイドの葛城や田所ですら余計なことをやらかしている。 佳境になって某人物の素性が判明したことで真犯人は分かったがその対決と決着もまた見事。王道ドストレートな本格モノを堪能。

    1
    投稿日: 2025.07.30
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    阿津川辰海の館シリーズ4部作2つ目! 絶対に1作目から読むこと! 以上!! 最初★3くらいの満足度だったんですけど 推理の過程は明らかにこの作品のが上ですね 再読で評価上がりました

    3
    投稿日: 2025.07.22
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    今回もボリューム満点、読み応え抜群の作品です。 前作と異なり、今作の舞台は葛城家の別邸、そして犯人は葛城家の中にいるかもしれないという、手に汗握るストーリー。 若者たちの青臭い葛藤も、読んでいて懐かしく感じる部分もありました。 それにしても「館」、それも孤島や山中奥深いところに行ってはいけない。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ●蜘蛛といい認知症の祖母といい、京極夏彦の絡新婦の理に影響を受けている今作。絡新婦は蜘蛛の存在を感知しつつもそれを止められずどんどん人が死んでいくドキドキがあったが、こちらは既に全員死んだ後に蜘蛛というワードが出て来たのでイマイチ入り込めなかった。蜘蛛すごい蜘蛛すごいと言われても入り込み難い。絡新婦の理を読んでいなかったらドキドキできたかも? ○爆弾と避難民のトリックは特に良かった。 ●一方で、探偵の都合のいい解釈がちらほらあったの、そこはもう少し詰めて欲しかった。誘導する際のシリンジの赤い線の発言は言い方に違和感があるし、あげたスマフォなのだから付いていて当然の指紋をわざわざ拭いたり、序盤から夏雄がしょっちゅう訴えていたのだから早々に夏雄を詰めればもっと早く真相に辿りつけた、等へのフォローが欲しかった。 〇誰が喋っているのかわからず読みにくい箇所がちょくちょくあった。 〇ページ数は多いけど、テンポ良くスムーズに話が進んでいくので苦痛はほぼ感じなかった。 ●入れ替わりトリックはなぁ。現場にいる人達が小柄な体型を見て正と判定していただろうに、シークレットブーツが急に出てきたのはずるい。事前に何の手掛かりもなかったよね。 〇ラノベという意見もちらほら。自分もラノベは好きではなく、実際に高校生組は年相応のキャラだからかラノベ風なっていたけど、作品全体は文章がきっちりしていたのでラノベには感じなかった。高校生が主役だとどうしてもラノベっぽくなりそう。探偵論を熱く語るシリーズでは尚更。 〇おばあちゃんの赤い箱の話は悲しい…(´; ω ;`) ●私はトリック重視なので、犯人の動機が蜘蛛蜘蛛と持ち上げる割には地味だったけど、そこまで気にならず。紅蓮館は未読だったので、そちらのネタバレが作中に大いにあったのが残念だった。紅蓮館のネタバレがないと話が進まないのなら仕方ないけど、核心には触れずに「酷い事があったんですよ~」くらいでも問題なかった気はするが、シリーズ物なら1から読まない私が悪いのはその通り。 ☆総評 面白かった。星3.7くらい。ちなみに絡新婦の理は星5や!

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    ハチャメチャ。ふざけて書いてるように感じた。東大卒の作者トカゲの尻尾、勉強ばかりしてて実物を知らんのかな。 もうこの作者は読む気なくなった。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    前作より面白い。あの死体が出た時点でトリックは予想できたけど、相変わらずのディザスター系ミステリは面白い。前作から引き続き探偵とは、のテーマだが答えが出て覚醒する様は気持ちいい。

    1
    投稿日: 2025.06.02
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    そのたった一言に辿り着くまでにそんなに辛い思いをしなければならんのかね? と、苦しい気持ちで読み進めた前半を越え、幾度も「え?え?」と声に出し、二転三転どころではない中間を経て、辿り着いた真相。 驚きの「え!?」というよりも、静かに「え~・・・」と打ちのめされた感じでした。 すっごい。 本当に・・・すっごいお話でした。 結構分厚いんですけどあっという間に読めてしまいましたね。 寝不足です。 それにしても・・・。 探偵と助手・・・、年齢の割にはしんどい思いをし過ぎなのでは? と、心痛めながら三作目に手を伸ばしました。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初にまず書きたいのが、前作の感想でも書いてしまった学校の様子が、ここできちんと少し書かれていたということ!一応すっきりできました。 楽しく読めました。 定番かなと思うと覆され、それも覆され、そして覆されて…、こういう推理小説好きだな。

    6
    投稿日: 2025.03.22
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    全員嘘つきの殺人事件。 嘘つき一族という前情報を持った上でいざ一族と対面をして疑ってかかるからこそ全てが怪しく見える。なのに何が嘘なのかが分からない。 形を得ない何がドス黒い空気が蔓延する中で信じられるのは自分たちだけなんて空間、人間不信すぎます笑 絵に描いたような仲良し家族を演じる気持ちの悪さや、気を抜くと信じてしまうような言葉巧みな人間力をそれぞれ作り上げられる人物設定がすごいです。 そして挫折した名探偵は一体いつ復活するのか…半分くらいまで話が進んできて、謎解き今から追いつけるのか?とハラハラしてしまいました!今回の田所くんの大事さがよくわかります。 謎が明かされた時、裏の裏の裏を読んでいく心理戦と複雑に複雑を重ねた罠の構成には田所くんと一緒に頭を抱えて叫びたくなりました!! 解決したと思ったら全てをひっくり返されて、しかもそれはまた違う可能性を見出し、また前提をひっくり返さなくてはいけない慌ただしさ。しかも洪水でタイムリミットがある。 前作以上に複雑さが絡み合ってあらゆうミステリーの要素を詰めに詰めに詰めた、ほんとに人間ですか?となんか言いたくなる素晴らしさです。 しかもちゃんと読者にわかりやすいように行動を整理してくれるから余計に頭にスッと入る。 私もそこいた1人のように謎が明かされた時にはドキドキしました! 永遠にシリーズ化してほしい。笑 文庫にしては分厚いはずなのにこんなにも一瞬で読めるのが不思議です。

    2
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    父親に似てると言われた事はあるけど、隔世遺伝で祖父に似ていると言うのは流石に無いんじゃないかとw 相変わらず顔の無い死体が犯人なのは今作も同じで 食傷気味に感じたのも事実だった

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    ☆5.0 【名探偵・葛城輝義は復活した。】 阿津川『館』シリーズを1(赤)→3(黄)→2(本作)のイレギュラー順で読了。 本作から2年ほど開いての刊行となった次作『黄土館』、前作『紅蓮館』と比較し、人物相関の重みと複雑さが飛び抜けている。それゆえに、第一〜三部で徐々に疑心暗鬼の沼に嵌っていき、四部で一度絶望に沈み、五・六部で少しずつ疑惑のベールを剥がしていった先に、ようやく唯一無二の最高の読後感が待っている!! この630Pを通して読者が経験する心情変化は、作中で探偵としてもがき、最後には覚悟を持って真実を明らかにする葛城輝義とリンクする。

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    葛城くんと田所くんは悲惨な事件に遭いすぎ!三谷くんが可哀想 笑 何となく犯人はわかっていたけれども、中々狡猾な犯人だこと…。ネチネチ系や、絶対…。 こんな人がこの仕事なんて嫌だよ〜

    5
    投稿日: 2024.12.12
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    前回は館が火に包まれそうで大騒ぎだったけど、今回は館が水に飲まれそうになってる。可哀想な助手くんだな〜。 本の分厚さに読むのを躊躇しちゃうけど、意外とサクサク読めた。傷心中引きこもり系探偵にはイラッとするけど三谷君の明るさに救われる。

    16
    投稿日: 2024.11.15
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    シリーズ第2弾。今作は台風による水災害によるクローズドサークルで起きる殺人事件。心を閉ざしてしまった葛城くんに感情移入が出来ずらく少しイライラした。600ページ超えの長さなので読むのも大変。最後の怒涛の葛城くんの謎解きは面白かった。

    3
    投稿日: 2024.11.14
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    前作も面白かったですが今作も相変わらず面白い! お話はつながっていますが前作の紅蓮館を読んでなくても分かるのでとりあえず読んでみたい!という方はこちらからスタートでもあり。 探偵役がいてホームズ役がいて、クローズドサークルで、とにかくTHEミステリー!という感じ。 冒頭の書き出しにクライマックスを持ってくるなんて、、、一気読みするしかないじゃないですか!笑 途中の展開には本当にびっくりして一度本を閉じてしまいました笑 前作からの期待を裏切らない面白い小説でした。 久々にうわー、面白かった!!と思ったミステリーです。 他の作品も読んでみよう♪

    3
    投稿日: 2024.11.13
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    分厚いので読むのを躊躇っていた。最近分厚い本こそ面白いんじゃないかと思う。 前作は必ず読んでからのが良き。 今回も騙されましたね。巧妙なトリックに拍手ものです。

    33
    投稿日: 2024.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ケンカで揉めてるのがつらかった〜 立ち直ったあとの豹変ぶり(僕を物語にするな→ノリノリの芝居がかった台詞)がちょっとついてけないよってなった

    2
    投稿日: 2024.10.24
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    シリーズ2作目。 前作で傷ついた探偵と助手がどのように復活するのか。 目の前で起こる事件と背後で起こる災害の緊迫感。 ボリュームがあったが、その分満足いく作品。

    10
    投稿日: 2024.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黄土館を先に読んでしまったため、順番が交錯してしまった。 が、それはあまり問題ではなかった。 皿泥棒の通り道の話や、水害によるクローズド・サークルなど、作者の特徴が色濃く出ていた。 正犯人説は終盤から見えてきた。 そういう点ではあまり驚きはなかったかもしれない。 シリーズ物として読むにはちょうどよい作品であった。

    3
    投稿日: 2024.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろんな意味で途中辛かったなぁ。 罪の告白、大切な人のための嘘、隠し通す事の愛、いろんな事が交差する、最後の真実は読み応えあり。 現実では、発しない発言や行動はみられつつも、そういうのも含めて良かったかも。 次回作の2人の成長に期待が高まる。

    4
    投稿日: 2024.09.24
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    いや、お前さん、自分を犯人扱いしたヤツらとよく仲良くできるなぁ と。 途中、語り手が変わったりしてやや混乱する。 仕掛けはなかなか複雑。時系列でまとめらているが、考えだすと疲れる複雑さ。 犯人は予想と違ってたし、意外だった。 本シリーズの根幹をなすテーマなのかもしれないが 相変わらず探偵探偵としつこい。 こっちが恥ずかしくなる(笑) 前作より面白かった。 一番興奮したのは洞窟探検?洞穴に入るシーン。

    1
    投稿日: 2024.09.19
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    一作目も良かったのですが、本作もとても面白かったです。殺人だけでなく、迫り来る自然災害の緊迫感。 読むのが止まらなかったです。

    1
    投稿日: 2024.09.12
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     前巻よりはまだ面白く読めた。拗らせ男子高校生2人の「探偵」追求物語と割り切ると、くどい程迂遠な文章もあり得ない状況も受け入れられる。迫り来る水害の恐怖に怯えながらも、殺人事件解決に向けて無気力状態の葛城の尻を叩こうともがく田所。この真相なら無理矢理館に閉じ込めなくてもいいのでは。黒幕も序盤から仄めかされていたし、人物描写も浅い。館ものクローズドサークルミステリー書きたいんです!と声高に主張され続ける感覚。10〜20代なら楽しめただろうか。

    2
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読みの作家さんです。 シリーズ物とは知らず読みましたが充分、満足できました。 いっ時、流行ったメンタリストDAIGOを思い出して、人間をここまでコントロールできるのかと感心と恐さを感じました。 探偵葛城が短い時間でここまで推理できたのは相手が家族だったからですかね。 他の作品も読んでみたいです。

    42
    投稿日: 2024.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紅蓮館は好みじゃなかったとここに感想を書いたけど…こちらは面白かった!!先が気になって夜更かししたくらい。 今作から出てきた三谷くんがいいキャラしてて、物語のいい潤滑剤的存在だったと思う。正直、探偵助手コンビの二人より好きだなぁ。今後のシリーズにもぜひ出てきて欲しい! 顔のない死体ということで登場人物も読んでる自分も疑ったけど、まさかこんな二転三転するとは…!すっかり騙されました。 用意周到で他人を操るすごい犯人だったけど、動機がもう少し詳しく知りたかったな。家や家族のことをどう思ってたとか… 成長を遂げた葛城田所が今後どうなるかも気になってきたのでまた自作も読んでみたい!

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    前作『紅蓮館の殺人』の続編。 新しく登場した三谷くんのキャラが良かった。 緻密に張り巡らされた犯人の思惑を紐解いていく過程を楽しむために、後半は一気に読み進めた。

    2
    投稿日: 2024.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    緻密なトリック!探偵の復活と成長!最高だった〜! 最高だったんだけど、さ、ただ一つ……私はどうしても田所くんが好きになれなくて……ごめんなさい……このいじけ虫が……うじうじとヨォ…… わかるよ、不安だよね、何もできない自分に絶望するよね?もうちょっと頑張ろう? 今作では三谷がいてくれて助かった 田所くんは次回は成長を見せてくれるものと期待する

    9
    投稿日: 2024.08.23
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    前作『紅蓮館』事件で心に傷をおって学校に来なくなってしまった『名探偵』の葛城に会うため、『僕』田所はY村の蒼海館を訪れた。 二ヶ月前に亡くなった葛城の祖父の法事のため集まっていた葛城の家族、親族たちに歓迎されるが台風による豪雨のため村が徐々に浸水していく。 そして災害の最中に連続殺人が起こってしまう。 犯人の綿密な計画がまさに蜘蛛の巣の何重にも張り巡らされた糸のようで圧巻。人の心理も読んで操ってしまう最強の犯人。時系列表がとても便利(笑 それを解いてしまった葛城の推理力もすごい。絶対に嘘をつかないという信条を持っていた葛城だが、この事件で探偵として一皮剥けたというか、進化したような。

    1
    投稿日: 2024.08.22
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    読了。 緻密にねりあげられた構想であることは言うまでもなく、 それ以上に、「探偵」が魅力的。 従来探偵役は、その役柄上切れ者だったり頭脳明晰だったりなんと言うか全能感のある人物像になることが多いと思うんやが、この小説の探偵役は、主人公なんですよ。 そこがいい。 青臭くて嫌いという人もいるかもしれないけど、これはそこがいいんです。 おすすめ!!

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    館四重奏シリーズ第2作。 館とそこで起きる事件は本当に緻密で面白かった、文句なし!なので、ここからは私が気になったところを。 主役の田所がなぜそこまで葛城に執着しているのかわからない…純粋に葛城を心配してというよりも、自分の存在意義を葛城に見出していたから"葛城にちゃんと立っていてもらわないと困る"と理想を押し付けているようにしか見えなかった。葛城は葛城で、操られていたとはいえあんなことをした田所を"操られていたからしょうがないよね"くらいの感覚で許していたのでもう何が何やら。なので三谷がいて本当に良かった。多くの人が共感できるだろう感覚を持った唯一の人物だったと思う。

    1
    投稿日: 2024.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の紅蓮館の殺人よりも、葛城と田所の関係性を深く描いていて、読んでいて心を掴まれる内容だった。 犯人の仕掛けた罠が複雑すぎて、自分で真実に辿り着くのは無理だという置いてけぼり感はかなりあったが、中盤での田所の独白と、終盤での各登場人物の秘密が明らかになり、更にそこから真犯人が明かされる流れは怒涛の展開で早く読み進めたいという気持ちが強かった。 少しページ数が多いが、中弛みもなく楽しんで読めた。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    ずっしりぎっしり、葛城と田所が挑む二つ目の館、蒼海館!おもしろかったです。2人のやりとりとか会話とか、すごくアニメっぽいのでアニメ化とかしてほしい。金田一少年の事件簿とかを思い出す。 葛城一家との対峙、田所の兄との対峙、迫り来る大洪水。そんな中での殺人。間違い殺人?意図的な入れ替わり?爆弾殺人?洪水に巻き込まれただけ? いろんな要素が絡み合いすぎてて、最後の最後までおもしろかった。葛城、いろいろ分かりすぎやろ!となりますがまあそこは探偵だからね。ということで。 ただただハッピーエンドになるだけじゃなくて、葛城と田所がいろんなものと向き合いながら成長していく感じが応援したくなる。高校生男子ファイト!

    0
    投稿日: 2024.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    探偵とその家族、探偵とその相棒は絆を取り戻した。大きな犠牲を払って…… 心理的、災害的な試練をみんなで乗り越えていくストーリーにも感動したけど、二重三重になる事件とトリックがスッキリと解かれていく様も爽快で楽しかった。家族の嘘を暴いていくところで、ミステリ特有のドロドロした関係性とかが出てくるんじゃないかって心配してたけど、割と家族にありがちなすれ違いだったのでホッとした…同時に、それを生み出した上で計画に利用した犯人の恐ろしさもジワジワと感じた。 どことなく陰鬱な葛城と田所の雰囲気を新キャラの三谷が爽やかに吹き飛ばしてくれたのもよかった。三谷かっこいい!

    1
    投稿日: 2024.07.18
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    1作目は読んでおいた方が楽しめます。 約170ページある第一部は少し長く感じるが、第二部以降は驚きの展開で最後までテンション高く読み進めました。推理の流れも気持ちよく、ミステリー小説の面白さが確実に味わえる名作。

    4
    投稿日: 2024.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにも辛すぎる展開。 現実から目を反らし引きこもっていた葛城に更なる試練でしたね。 しかしこんなに手を込んだトラップを張り巡らしといて、ダイヤが欲しいという単純な動機にちょっと疑問。 そのお金で別人として暮らしたかったということ、名家を捨てたかったということはわかったけど、もうちょっと犯人の動機を深堀しても良かったと思う。 クローズドサークル物で水害は初めて読んだ。 水の脅威は恐ろしい。水のう、一つ勉強になりました。 災害時はやろうと思う。 しかし自分も危険にさらしてまでやりとげようとする覚悟が怖かったな。 田所も確かに怪しい描写があって、まさか!って思わせといてからの回避はドキドキした。 みんな加担してるけど、操られてただけとは… 騙し討ち、相討ち、入れ替え、いろんなミステリーのトリックを詰め込んだ展開に頭が混乱したがなんとかよ読みきった! ただこれ警察に説明するの大変だなと一瞬思った…。 次の館も楽しみ。

    34
    投稿日: 2024.07.14
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    1作目を読んでないと存分には楽しめない。 今作から参加の三谷が良き味 トリックは好みが分かれるかと。

    1
    投稿日: 2024.06.25
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    紅蓮館の殺人に続く館シリーズ第二弾。 前作よりページ数が多く読めれるかなーと不安だったけど、ストーリーが進むにつれて夢中になり、6月初旬から読み始めて、下旬に読み終わる程の1ヶ月のペースでした。 このシリーズは、ホームズとワトソンのバディーの関係でいる名探偵の葛城と助手で主人公の田所がいるんだけど、ストーリーテラーとして物語を進めていくのは助手の田所という所が、この小説のポイントだと思いました。 葛城と田所は、前回の事件で心に傷をおい、自分達がこのまま探偵として進んで行く事に悩んでいて、それで葛城は事件が起こっても事件を解決しようとしなかった。 その姿を田所は見て傷ついても、葛城の側に寄り添い2人で協力して謎を解き明かす所はカッコいいと思いました。 前回の炎から、今回は水責めの限られた時間の中で、脱出方法と犯人当てが凄く面白かったです。 次回も楽しみな作品です。

    15
    投稿日: 2024.06.24
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    高台にある、有名資産家の屋敷を訪れたその日、台風で屋敷に閉じ込められる事になる。 そこで見つかる、散弾銃で撃たれた顔なし死体と、車の爆発による殺人。殺しとは別に、ダムの決壊などにより、水が屋敷を襲いにかかる。 幾重にも重なる疑惑や、事件。一つづつ解き明かした先の真実は、他人の心理を操り、行動をあやつる蜘蛛の正体が! 蜘蛛がばら撒いた計画は、心理面に焦点を当ててるため、不確実な事が多かっただろうに、ここまで成長することに違和感。 二転三転の展開にハラハラもするけど、理解が追いつかず、ちょっと置いてけぼりな感じもあった。

    2
    投稿日: 2024.06.24
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    去年読んでそれなりに楽しめたはずだけど、何故か印象に残らなくて、しかもレビューも残してないのでシリーズ最初から読んで改めて読んだら劇的に印象に変化があった。 これは駄目だ。最初から読まないと絶対に駄目。 単体で読んだ時に意味が1割わからないし、紅蓮館の事ある程度推察出来るようになってるし。 なにより葛城の心理状況を察する意味が変わってくる。 内容自体は「館シリーズに読者が求めてるのはこれでしょ?」ってスタンスは踏襲。 音の概念無くなってない?って感情がこれでも湧くのは同じ。 ただ、田所の心境が、葛城に「あれはしょうがない」って言われてスッと無かったことになってるから、メンタルつよつよで鋼の心臓だなとはなった。 いやぁ。でもこういうシリーズもの良いわぁ

    5
    投稿日: 2024.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    阿津川辰海の館四重奏シリーズの第二弾。第三弾が発売されたので久しぶりに読む。 前作は山火事の中、脱出しながらの謎解き。 今作は豪雨による氾濫、水没からの脱出と謎解きとなっている。 600ページ以上あるが非常に読みやすく。タイムリミットサスペンス、事件の謎の魅力、前作で心に傷を負った葛城がどう復活するか。てんこ盛りの要素で先は先へと読ませてくれる。 派手なトリックではなく突き詰めいくと見え方がガラリと変わる。それをこのボリュームで実行したことが凄いのだけど、少し犯人に都合が良すぎて、作中で言及されるほどの強敵感がないのは残念。どうしても名前から比較してしまう京極夏彦の女郎蜘蛛が強すぎるのがいけないのだが。。。 次作は黄土館ということで、地震だろうか? 楽しみなシリーズ。

    11
    投稿日: 2024.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今度は水没する館。田所が相変わらず「探偵とは」と悩んだり、葛城がウジウジしてるのには辟易したけれど、2作目とあってキャラに愛着も湧きだした。葛城がヒロインすぎて女の子のほうが良かったのでは?と思ったりしたが、彼が目指したのはヒーローだった。 前作もそこが惜しいなと思っていたのだけど、推理の根拠が乏しいところが気になった。後から家族ぐるみで協力していただけとわかったけれど、高校生たちが犯人!と疑われた時は、いやいや、こんな曖昧な理由でいい大人がこどものこと疑うなよと思ったりした。「種をまきまくって偶然叶った」とかもう~ん…。 真犯人の兄は動機がお金のため?や、避難者の中にいてわからない?などは疑問が残る。頭良さそうなのに小物感がすごい。

    3
    投稿日: 2024.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    グイグイ読ませるし、意外な真相が随所に見られ飽きない。 真犯人への「蜘蛛」という呼称や、「時計仕掛けのように精緻な犯罪計画」という表現から、京極夏彦「絡新婦の理」やジェフリー・ディーヴァー「ウォッチメイカー」の名悪役への意識が見え、また実際に天才的な犯罪計画を実行していく犯人だったので期待していたが、最後の醜態は肩透かしというか、もう少し堂々と探偵と渡り合ってほしかったところ。

    2
    投稿日: 2024.05.16
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    解いて、助ける 探偵とはなんなのか 苦悩する高校生 山の中の豪邸での事件 謎解き 探偵が華麗に事件を解決するのとは 違う趣のある一作でした 悩みポイントやその苦悩の高まり 感動の復活 探偵や助手の気持ちの動きに 寄り添いにくいところはあったけど 謎解きは面白く読めました 高校生くらいで読むと ドンピシャなのかな? ドンピシャって今の高校生も言う?

    2
    投稿日: 2024.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の正当進化。 おそらく前作に対して実際に存在したであろう批評(主人公が探偵にどうなってほしいかが読めない)をメタとして物語に組み込み、葛城をヒーローとして復活させる展開は胸が熱くなる。 また、前作で欠点だった偶然が多すぎて説得力がないという部分は今作も引き続き残るが、全てを操っていた真犯人がいることで半ば無理やりながら正当性を持たせている。 しかしこれらはあくまでメタレベルの話であり、単純に物語として読むとやはり偶然に頼る部分が多すぎて興ざめしてしまう部分あり。

    2
    投稿日: 2024.05.05
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    紅蓮館の殺人の作者さんの続編ということで、読んでみました。 ミステリーによくある、次々と殺人が起こり事件解決、という淡々とした流れではなく、きちんと登場人物の性格や悩み、背景などが描かれて進んでいくので、物語に入っていきやすいと思います。 ミステリーを読みたいけど、ストーリーもきちんと欲しいという方におすすめです。

    5
    投稿日: 2024.05.04
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    シリーズ2作目。前作に続き、館を舞台にしたクローズドサークルもの。前作を踏まえた主人公たちの心情の変化もテーマの一つになっており、前作を読んでおくとより楽しめる。 事件の複雑性や真相の意外性は前作以上で、終盤の謎解きパートは夢中になって読んだ。 ただ、ここまで犯人の思惑通りうまくいくものなのか疑問に思う点や(作者はよく考えられてて凄いとは思いますが)、犯行動機が弱い点が気になったり。 とはいえ、600ページ超の長さを感じなかったほど夢中になれたので、既に出ているシリーズ3作目も楽しみです。

    9
    投稿日: 2024.05.01
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    2作目だということを知らずに読んでしまった。紅蓮館が1作目なんですね。前作の話が結構ガッツリ絡んできましたが、とりあえず読めました。自信をなくした探偵が己の存在理由を見つけ再び事件解決のために立ち上がる物語、でした。 ただ、ミステリとしても物語としてもいまいち物足りなかった。トリックが雑すぎません?矛盾点がパパっと何個も浮かぶんですが。若い世代を対象にしたラノベ寄りのレーベルだからなのかな? あと、前半が冗長すぎる。人物紹介パートは必要だけど、退屈で早く事件起きろと念じながら読んでました。

    1
    投稿日: 2024.04.27
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    次の日が仕事だというのに、最後の「蜘蛛」との対決が気になりすぎて、真夜中に目が覚めて読んでしまいました。 紅蓮館から間を置かずに読んだのも物語に入り込めてよかったです。 howとwhoはこれまで読んだ中でも最上位です。阿津川さん、どんな頭脳してるんですか? ただ個人的な意見ですが、その二つの要素に比べると「蜘蛛」のwhyが物足りない感じがしました。 なんとなく、人物に思いを馳せる事ができなかったです。 トリックなどの完成度が高すぎるとこうなってしまうのですかね。 再読してみたら別の楽しみがありそうです。 次回作に期待、の辛口評価でゴメンなさい。

    26
    投稿日: 2024.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SL 2024.4.15-2024.4.18 事件の複雑な謎解きは楽しめた。 ただ、相変わらず名探偵と助手にこだわりすぎ。 あと、謎を解くかどうかの葛藤はさんざん描かれるのに、犯人に対する葛藤が、葛城だけでなく他の人もほとんどなさそうなのが理解できないというか、納得できないというか。 結局は家族の事件なんだから。

    1
    投稿日: 2024.04.18
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    前作より濃厚なシナリオ。 犯人が周囲を操り、読者も"操る"シナリオになってます。 まんまと"蜘蛛"のトラップに引っ掛かりますね。 犯人を予想して読み進めると悉く外れるので、 本当に展開が読めない物語となってます。 阿津川先生の頭の中、、どうなってるの(笑)? 輝義君が"葛城家は嘘で塗り固められた家族"というワード そして田所や葛城家の人達が起こす出来事も 絶妙にマッチしてて、全てが疑心暗鬼になる。 冒頭に書いた"シナリオ"が読者を騙すの。 ページを捲る度に「え?えぇ?」ってなる。 それを解き明かす輝義君の推理が凄すぎて 毎回ニヤニヤしながら読んでいます(笑) 彼の推理は読者を楽しませてると思います。 3作目も出てるので、読みたいです。 今度は"黄"色か。

    9
    投稿日: 2024.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ただただ面白かったです。誰もが怪しく誰も怪しくない…いや2人浮上してきたぞ??みたいに途中まで名探偵が機能してないからこそ読み手が犯人探しに夢中になれました。 あと兄が対照的で良かったです。 一方は仕事に誇りがあり、一方は仕事に誇りがなく、殺人の道具にしてしまった兄 幼い頃の弟の扱いも真逆でいいなと思いました! これから読む最新巻が楽しみです!

    1
    投稿日: 2024.03.31
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    大好きな館のクローズドサークル。 政治家の父と学者の母、弁護士、警察官、モデルと名士ばかりの家族に明るく歓待されるが、どことなくみんな嘘くさい。 こういうシチュエーション好きです! ミステリー好きなので犯人の予想は当たってしまった…。ミステリー好きでも騙される意外性がもう少し欲しかった。 でも何重にもトリックが仕掛けられていて、楽しい読書時間をありがとうございます!と言いたくなるくらい、最後の最後まで楽しませてくれて飽きなかった。 あと表紙のデザインがすごく好き。 館シリーズの『紅』『蒼』『黄』3冊を本棚に飾りたくなる。 『紅蓮館の殺人』を読んでいる前提で話が進む。この本からでも大体はわかったけど、やっぱり先に『紅蓮館の殺人』を読めば良かったかな。 Audibleにて。

    40
    投稿日: 2024.03.30
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    紅蓮館の殺人からのシリーズ2冊目。話としても直後みたい。主役二人の情動が激しすぎてついてけない人はいるかもしれないけど青臭さが良いと言えなくもない。一冊目より伏線とかトリックの納得度が上がってて満足。まあ火事より洪水の方がなす術はないよなあ。そして彼の家族しっちゃかめっちゃかになりすぎて大丈夫か?3冊目が出たとこなのでそれも楽しみに読みたい。

    2
    投稿日: 2024.03.30
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    探偵ものの本格ミステリ。海外ミステリーを好きでよく読むが、それに匹敵するくらい紅蓮館の殺人からの館四重奏シリーズで大変面白い。黄土館の殺人を買ったので読むのが楽しみです。

    28
    投稿日: 2024.03.30
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    続編ものだけど、図書館で予約したら先にこっちが手元に来たので、こちらから。 前作読んでからの方が登場人物の関係性がより楽しめたかな、と思ったけど、謎解きが面白くて、十分楽しかった。 もう、タイトル自体が良い。 館、クローズドサークル…この組み合わせに期待感が高まりつつ、ぐいぐい引き込まれた。 探偵の存在意義には考えさせられた。 物語のピークが複数回あって、満足度が高かった。

    3
    投稿日: 2024.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    館の殺人シリーズ第2段。 前回の紅蓮館で叩きのめされた葛城を励ますために、田所、三谷が会いに行く所から物語は始まる。 内容としては面白かった。 おじいちゃんの殺人から始まり、次々と事件が続いていく。 水害とも戦いながら、殺人事件が起きていくんだから精神的にまいるだろうなあ。 嘘つきだらけの家族の中で、唯一親切で親しみやすい正さんが真犯人。 兄との関係を築いていただけに、ショックだっただろうな。 前回のショックとあわせて、葛城くんの心情が心配になる。 みんなが嘘つきなだけに、犯人捜しは面白かった。こんな家族嫌だなー。笑 読み応えのある作品でした。 おじいちゃんには、正体を見せてたのかな? 蜘蛛に殺されるって言ってたしな。

    2
    投稿日: 2024.03.22
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    面白かった〜。 推理が複雑で途中挫折しかけたけど 頑張ったよ~。 私はいつも犯人を推理したり動機を考えながら読むほうではなく、淡々と文章を読み進めるタイプで、その都度、 ほうほう、はは〜ん、え?は?となりながら二度三度楽しめながら読めた❢

    38
    投稿日: 2024.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     高校生葛城田所シリーズ第2弾。タイトルは「あおみかん」。  あらすじ  「紅蓮館事件」でショックを受けた葛城は学校に来なくなり、今は田舎のY村という本家にいる。「僕」こと田所と友達の三谷はY村を訪れる。ちょうど葛城家の法事の最中。祖父惣太郎が亡くなったのだ。法事には呼ばれていない葛城の姉ミチルの元カレの記者や、なんと田所の兄梓月が主治医として来ていた。坂口と葛城のいとこ夏雄は惣太郎が殺害されたと言う。台風の影響で帰れなくなった田所たちは泊まることになるが、どんどん川の水量は増していく。その夜、離れで葛城の兄正が猟銃で自殺する。  真相・・・真犯人は兄正。夏雄の家庭教師黒田は祖父の隠し孫。2人は似ていたため、正は黒田を殺害し自分が死んだように見せかけていた。狙いは祖父が隠した財産、宝石だった。それを持ち出して逃げるつもりだった。しかし祖父の殺害現場を見た坂口を殺害。さらに屋敷に押し寄せる水も、台風の影響かと思われたが実は正と黒(一時期過激派で活動していた)の仕掛けた爆弾によるものだった。 《感想》途中までは高校生探偵葛城の迷いが中心に描かれている。前回の事件で別の探偵に完敗し、探偵としての自信をなくしていた。打ちのめされて、「探偵を行う資格があるのか」と真面目に考えすぎて引きこもる様子が子供らしいというか、高校生らしいところだな。さらにそんな葛城を見てつい向きになって突っかかっていく田所も若いなーと微笑ましく思う。さらに田所は葛城に探偵として活躍してほしいが、今回起こった事件のうち、一つのものの原因になっていることにビクビクしているところもツメが甘い助手役らしくて楽しめた。田所の兄も唐突に登場していて、キャラが際立っているので、続編があるとしたら、多分出てきそう。  事件のストーリー自体は、閉じられた屋敷で起こる連続事件と、王道なもの。古くて大きなお屋敷と、迫り来る水でスピーディーに展開するのでサクサク読めた。

    1
    投稿日: 2024.03.06
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    館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ。 濁流押し寄せる館の連続殺人。 雨が止むころ、僕らは生きているのだろうか。 落日館の事件で心を閉ざしてしまった葛城に会うため、田所と同級生の三谷が青海館を訪れることから物語は始まります。葛城が探偵として復活するまではゆっくりと話が進みますが、その中にも細かい伏線あり。中盤から怒涛のスピードで面白さが加速し一気読みでした。【紅蓮館の殺人】から更にパワーアップしてます。この人が怪しい…この人が犯人では…?という予想をしっかりと裏切ってくれるラストでした。面白過ぎた。 3作目の【黄土館の殺人】も楽しみです!

    15
    投稿日: 2024.03.04
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    純度を極めた探偵小説、タイガ文庫というラノベ的な位置づけだけど練りに練った探偵小説でした。 推理小説ではなしにあえて探偵小説と。 葛城と助手の田所 ふたりの探偵小説はまだまだ続きそう。

    16
    投稿日: 2024.02.27
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    探偵とはどのように在るべきなのか? 助手とはどのように支えるべきなのか? 前作に続き、そう言った視点からも物語が語られてます。 今後、ミステリィに触れる度に考えさせられるかもです。

    2
    投稿日: 2024.02.19
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    ちょ 葛城くん。。 最初ヘボヘボすぎて、、 途中からイケイケドンドンなるのどうなの?? 犯人( ・᷄ὢ・᷅ )イテコマシスギ 犯人設定無理ありすぎて笑ってしまうのは、しゃーない。。のか? あなただれですか?誰かと間違ってましぇん?? いやいや、おいぉいシバくぞ。 と思って笑っちゃう!!てへぺろ

    0
    投稿日: 2024.02.16
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    久しぶりに出逢えた好きなタイプの作家さん。 結末を予想することができず、時系列で解説もしてくれて面白かった。 シリーズものということなので他の作品も読もうと思う。

    4
    投稿日: 2024.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好みですね。 さすがに探偵できすぎやろーとは思いつつ、 裏をかかれすぎて驚きの連続 どう推理してもなんにもあたりません笑 面白かった。

    1
    投稿日: 2024.01.27
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    実家に引きこもっている葛城輝義に会うために、友人の田所信哉は山奥にある葛城の実家「蒼海館」を訪れる。葛城家は政治家、トップモデル、大学教授、弁護士などハイクラスの家族が揃った“華麗なる一族”だった。台風が迫り、田所らが「蒼海館」に泊まることになった夜、事件が起きる… オーソドックスなクローズドサークルにおけるフーダニットものの本格ミステリ。 前作「紅蓮館の殺人」では炎が迫る状況だったが、今回は水。殺人事件が起きる中、水害によって水位が上がりじわじわと迫ってくる。サスペンス性は、前作を凌ぐ。 悩める探偵が挫折から復活してからの展開が本書の真骨頂で、ぐいぐい読ませる。〈蜘蛛〉と呼ばれる犯人によって複雑に絡み合ってもつれていた糸が、探偵に徐々に紐解かれていく謎解きは、伏線回収もあって面白い。〈蜘蛛〉の意外性はあるし、それを生み出すミスリードも抜かりない。 しかしながら、〈蜘蛛〉の企てがあまりにも複雑で偶然に頼りすぎていて、そんなに思惑通りに都合良く事は進まないのでは?と訝しんでしまい、素直に驚けなかったのが正直な感想。全て暴かれた後のキャラ変にもちょっと興醒め。 …と一部内容への不満はあるものの、各章の頭に過去の名作のセリフを載せるなど本格ミステリ愛を感じるし、特殊設定ミステリが蔓延る昨今において、オーソドックスな本格でこの畳み掛ける構成力は凄い。 《館四重奏》シリーズは、来月(24年2月)に第3作「黄土館の殺人」が刊行される予定。要チェック! 週刊文春ミステリーベスト10 8位 このミステリーがすごい! 5位 本格ミステリ・ベスト10 2位 SRの会ミステリーベスト10 6位 ミステリが読みたい! 4位 リアルサウンド認定国内ミステリーベスト10 7位 《館四重奏》シリーズ 1.紅蓮館の殺人 2.蒼海館の殺人 3.黄土館の殺人

    19
    投稿日: 2024.01.24
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    1回読んだだけでは理解出来ないかも!でもまたそれもおもしろい。ここまで複雑に絡み合ったミステリーを読んだのは久しぶりでした。他の作品も是非読みたいです。

    1
    投稿日: 2024.01.14
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    読み応えずっしり!圧倒的な読了感でした。読んだ後は葛城家の面々が好きになりました。殺人だけでも充分なのに、天災を交えるとハラハラ感も倍増です。蜘蛛が誰か分かった時も衝撃でした。この厚さの小説読破と自信のつく作品に感謝します。

    2
    投稿日: 2023.12.17
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    紅蓮館の殺人と比べるとすごくおもしろかったと思う。高台の洪水などちょっと疑問に思うところはあるが、それ以上にトリックや伏線がよくできていた。この件はどうなったんだろうという疑問なく読み終えることができた。ただ600ページ超えは長過ぎる…

    5
    投稿日: 2023.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紅蓮館も蒼海館も最初の方はちょっと読み進めるのに時間が掛かるけど、終盤はもう惹き込まれちゃって読む手が止まらなかった。 怒涛の展開。まさかのどんでん返し。全然予想と違ったー。 ただ1つ気になることが。 夏雄は葛城の従兄弟だよね?登場実物のとこに甥って説明になってた。 だからそれも何かこの物語に繋がるのかと思ったら、違ったみたい。

    2
    投稿日: 2023.11.04
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    読みながら自分も犯人探しするけど、最後まで当てられなかった。予想外の展開でびっくり。 驚きの連続。ミステリーや推理系って自分が予想もしない展開になることが多いから楽しい。

    4
    投稿日: 2023.10.27
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    いやー、よくこんな筋書きを思いつくものだな。犯人も探偵も作者さんも。 豪雨の舞台設定や登場人物たちのキャラクタが存分に活かされていて、これはすごいと思ってしまった。 600ページくらいある分厚い一冊ですが、会話主体でスイスイと読みやすくて一気に読めました。 アノ人がアレってことは想像がついたんだけど、アノ人のアレがアレだったとまでは想像できなかったな。 あちこちにちゃんとヒントが散りばめられていて、フェアですなあ。やられました。

    3
    投稿日: 2023.10.24
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    阿津川辰海のファンになったきっかけの「紅蓮館の殺人」のシリーズ2作目。 紅蓮館の殺人よりちょっと分厚い。 小説が分厚くて嬉しいと思ったのは初めてかもしれん。 前にテレビで、京極夏彦の百鬼夜行シリーズの最新刊の分厚さにファンが歓喜していたが、今なら分かる。 ‥読み終わって数時間しか経ってないのに何が書いてあったか忘れた笑 なんか、、いっぱい書いてあった気がする。 館周りがどうなっていたのかは未だ理解をしてないが、ファンなので大丈夫。 ただ、この人が書く伏線ってさりげなく無い。 伏線の数はかなり多く、多重構造の推理が展開されるが、どの伏線もちゃんと思い出せるのが凄い。 やっぱすげー好み。

    4
    投稿日: 2023.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    紅蓮館に続く嵐の山荘2冊目。 紅蓮館の事件で引きこもりになってしまった名探偵を訪ねた先が、大雨による洪水により嵐の山荘になってしまう。 ミステリとしてよくまとまっていると思うが、 主人公の兄が偶然招かれている、真犯人が避難者に紛れているなど無理な設定が目につく。 身代わりになれるくらい似ているなら、 もっと早くに問題になっているのでは?

    2
    投稿日: 2023.09.29
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    阿津川辰海さんの作品は本作が初読み。 『紅蓮館の殺人 』の続編とのことだが、レビュー点数の高いこちらから読んでみた。 名探偵ぶりを見せる主人公達の心理描写が前作から繋がっているようなので、出来れば前作から読まれることをオススメしたい。 さてさて肝心の内容だが、典型的なクローズド・サークルもの。見開き頁では、物語の舞台となる『蒼海館』の見取り図や家系図が読者の興味をそそる。ここにも何か仕掛けがあるのでは?と勘ぐりつつ…各章のサブタイトルや、各種小説からの引用等…随所に色々工夫を凝らした作品のようだ。 序盤はにおわせ?の様な叙述が多く展開もスローな為、注意散漫になって脱落しそうになったが、中盤あたりからスピード感が増して展開が面白くなってきた。 結論から言うと、読者がこのトリックを見破るのは物理的に難しいと思う。トリックを幾重にも綿密に緻密に練り上げた構成なので、物語の本筋よりもそこに楽しみを見出す方には向いているが、この点で好き嫌いが分かれるかもしれない。 流石に辻褄が合わない箇所や、細部で疑問が残ったままの伏線回収もあったが、名探偵が謎解きしていく様子は、ボリュームたっぷりで楽しめた。 これから読まれる方へ ネタバレは避けるとして、夏雄くんの台詞に注意して読み進めると更に楽しめると思う。

    25
    投稿日: 2023.09.26
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    前作はハマらなかったが、本作は面白い! これぞミステリー小説 災害下で殺人事件の真実を暴いても意味なし? な前作は絶望だが,今回は救いがあって良し 犯人は全く分からなかった 逆に分かる人はいるのだろうか? 皆様の高評価に納得 読んで損なし

    73
    投稿日: 2023.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。 政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。 名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、 激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。 刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。 新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。 う~ん、面白いんだけど、モヤっとする部分が多かった。 前作の『紅蓮館の殺人』を読まずに先にこちらを読んでしまったものだから、そもそもそこから間違ってたんですよね(;'∀') ちょこちょこ前作の話が出てくるし、探偵のバックグラウンドがいまいち把握できないままで十分楽しめませんでした。 殺人事件と台風の上陸という設定は大好きだったんですけど、伏線が細かすぎる。細部を描きすぎというか、描写が細かすぎてちょっと辟易する部分もあり。 回り道が多いというか、不必要では?と思う描写があるのでめんどくさくもあり。 時間がたっぷりあって余裕のある時に読むのをおすすめします。

    3
    投稿日: 2023.09.06
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    前回の「紅蓮館の殺人」はあまりハマらなかったので、今回の作品は分厚くて読み切れるか不安でした。 でも読んでみるとページを捲る手が止まらないほど、面白かった!全部で6部あって、なかでも第1部と第2部が長かったけど、展開に次ぐ展開で読むペースが落ちなかった( *´艸`) こういうのを待ってましたー!っていう内容でした! 前回は登場人物たちにあまり興味持てなかったけど、今回は主人公の探偵・葛城一家が登場人物なので、葛城くんのことがもっと知れてよかった。 台風が上陸して、川の氾濫で水位が上がっていく状況の中で起こる殺人。ミステリーでそういう状況好きだ。 凶器のチョイスも怖かったし、登場人物たちもみんな怪しくて信用できない。ミステリー小説に認知症患っているキャラクター出てくるとドキドキハラハラ。 前回の事件から落ち込んでしまった葛城くんはどのようにして、いつになったら復活するのかという点も気になって、読んでいて楽しかった。葛城くん、お見事でした。 ((すごい家庭環境の中で育ったね)) 分厚い文庫本でしたが、読み応えがあって、読了後はスカッとしました!

    16
    投稿日: 2023.08.30
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    近年、今まで経験のない規模の水害が頻発しているので、高台の館まで呑み込もうとする洪水という設定、絵空事とは思えません。 『蜘蛛』によって精密に張り巡らされた物理的・心理的トリック! 586〜591ページのタイムテーブル(大サービスですね!)でやっと理解できて、凄さもよく分かりました。解き明かそうと決意するまでも、してからも、謎が解けてからも、葛城くんがどれほど苦悩し傷ついたか測り知れません。それでも「名探偵はヒーロー」という可能性と救いを見いだせた、と言っていいかもしれませんね。名探偵・葛城輝義の覚醒、だとしたら、めでたい! ところで、赤(=火)→青(=水)ときましたから、次は黒(=土)か白(=風)ですかね?

    5
    投稿日: 2023.08.28
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    山火事の次は水害かーい、密室セッティングはでになっとるがな笑 話が二転三転するのはいいんですけど、途中地の文の視点と時系列が変わるのが個人的にはあんまり好みではない。そうやって徐々に色々明らかにしてるんでしょうけど...長らく気になってたシリーズだったので期待しすぎたが故の★×4です。 すべてを操るんは無理やろ納得できん!メンタリストかい!

    0
    投稿日: 2023.08.15
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    紅蓮館の殺人の続編。個人的には前作より今作の方が面白かった。犯人があの人とは……。全くの予想外で謎解きと共に犯人の狡猾さに驚かされる。葛城くんが探偵として成長したなぁ、と思った。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    文章から多少感じる厨ニ臭、探偵役と助手役の後ろ向きな弱々メンタルとBL感が苦手。 ストーリーにのめり込めなかったので、考えながら読めなかったのが惜しい。

    0
    投稿日: 2023.08.05
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     復活の物語。正しいこと、真実に固執していた葛城がようやく「ヒーロー」という探偵の姿を自分の中に持つこどができた。紅蓮の挫折と蒼海の成長。文句無しの第二作だった。  真相が二転三転するのに僕は弱い。多分因果関係のしぼり込みが甘いのだろう。間違い殺人?死体すり替え?ここまで顔のない死体がメジャーになったからこそ最初から始まるこの議論。そこを敢えてクリアしておきながら後々の情報によってそれが後から覆される。こういうのに僕は甘いなぁと思う。犯人の仕掛けた巣によって起こる数々の謎。ノブ子の真意、夏雄の言葉、丹葉の悪事等々。そしてその奥にある由美の殺人。しかしそれこそ犯人の思うつぼ。複合的に謎が組合わさっているからこそ、どの伏線をどこで回収すべきかの見極めが難しい。

    0
    投稿日: 2023.08.05
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    前作 紅蓮館の殺人と間があいてしまったので繋がりがなかなかつかめなかったけど、だんだんなんとなく思い出しながら。思い出せなくてもこれはこれで大丈夫でしたが。 今回は台風からの水害。の中で起きる殺人事件。 探偵役の葛城くんは前回の事件から気落ちして事件解決どころではない感じ。そして一筋縄ではいかない葛城一家。 たくさん仕掛けがあって、解決したかと思えばそれは誘導です!そしてそれもまた誘導です! と、よくこんなにいろんな線をえがけるな、とびっくりするくらい真実まで二転三転。

    2
    投稿日: 2023.07.10
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     久しぶりに単純に探偵小説を楽しんだ気がした。ある程度犯人のトリックや目星がついても最後まで目が離せないスリリングな展開。大雨による洪水、ダムの決壊による水害の恐怖を土台に、前作で心を閉ざしてしまった探偵葛城の復活を軸に、相棒である田所、三谷の友情を香料に、とても重厚で深いミステリーに仕上がっている。前作が土台になっている為、前作を読んだ方が良いし、続けて読めば更に面白い。僕は間隔が空いていた為、少し忘れている部分もあり、思い出しながら読了に至る。  今作も本格的ミステリーであり、冒頭から目が離せない。一見、関係ないやり取りが重要な伏線になっており、丁寧に回収し、素晴らしい仕上がりになっている。  正直、トリックや犯人については想像出来るが、それでも面白いし、驚きを与えてくれる。第一の殺人から陰惨な雰囲気になるが、途中から葛城家族の印象がガラッと変化し、田所と梓月の関係も含め、少年達の目線からの家族、兄弟への葛藤が作品に苦い雰囲気を持たせ、それが溶けていく事で、巻末ではとても清々しい様な印象を感じる事が出来る。  一つ物足りないのは黒田の設定で、ある意味特殊な技術については作中で匂わせが欲しかった。(ネタバレで申し訳ないが、過去デモに参加していた等。理系の大学を出ているだけでは中々腑に落ちない。) トリックについては面白いし、自然災害が無ければ警察によってある重要な事が判明してしまう為、とても整合性がある反面、犯人の性格や思考からするともっと完璧に(当然解決されるとは思っていないだろうが)殺害計画を練るのではと思ってしまう。現代のミステリーにおいては必ず科学的な検知が関わる為、古典作品の様に大胆なトリックは難しいが、今作では災害と組み合わせることで上手く馴染ませている様に思った。  今後も彼らの活躍を追っていきたが、「館」シリーズにするならば「尊敬」か「挑戦」か。とても面白い作品だった。

    4
    投稿日: 2023.06.23
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    葛城くんが動き出すまでに時間がかかってモヤモヤしてたけど、最後の畳みかけが凄かった!! 推理にびっくりして本を閉じて、また開いて読んでびっくりして閉じての繰り返しでした。 読後に一言「こんなの絶対わかんないじゃーん!」と叫ぶくらいに犯人が分からなかった……。

    1
    投稿日: 2023.06.22
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    面白かった!! 前作より好きかもしれない。 序盤は退屈な場面が続き、正直、そこまでハマることができなかった。しかし、中盤以降からは一気にのめり込んでしまった。 豪奢な館、招かれざる客人、迫り来る自然の脅威、そしてそこで発生する殺人事件。 壮大なトリック、意外な犯人。 本格ミステリの魅力が、これでもかと詰め込められた小説だった。

    8
    投稿日: 2023.06.20