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考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉
考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉
原田まりる、関由香/大和書房
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総合評価

4件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇ネコさんたちが案内する哲学者の言葉と哲学者紹介。ネコ写真とネコラム。 ネコに癒される。本書は、哲学書というより、自己啓発系かな? ◎哲学とは何か  真理を探究する  疑い続ける学問 ・「幸せ」「コミュニケーション」「愛」「エモーション」「欲しいもの」 ショーペンハウアー  絶えず読むだけで読んだことを後でさらに考えてみなければ、精神の中に根をおろすこともなく、多くは失われてしまう  ←ですよね;; マルクス  不当な手段を必要とするような目的は正当な目的ではない  「二重結果論」  ←“戦争”はもちろん不当な手段だ ネコ  シャーからのニャー  ←かわいい  騙されたふりをして狩るにゃ  ←おりこう

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    投稿日: 2022.05.20
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    ゆるーい哲学本。何も考えてなさそうな猫の写真に、名言が添えられていると深読みしちゃう!難しくないのでサクサク読める!

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    投稿日: 2021.03.15
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    ラッセルの『幸福は、たいていの男女にとって神の贈り物であるよりも、むしろ達成されるものでなければならない』が刺さる朝。 幸福は継続しなきゃ手にはいらない。 可愛い猫さん達が教えてくれました。 可愛い猫さんのお写真ををサラッとみて、その猫さん達に語ってもらっているように次の頁を読み進めるのが好き。 猫好きさんの写真集としても良い本! ゆるっと緩めてもらっているところにスッと入ってくる大切な言葉、病みつきになりますよ。

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    投稿日: 2021.03.11
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    まずサブタイトルの『考えない猫が教える』という文章が気になった。哲学といえば、ひたすら考える学問のようなイメージがあったからだ。それなのにサブタイトルは『考える猫』ではなく『考えない猫』と書かれている。これはいったいどういう意味だろう?そう思いつつ読み始めた。 何も考えていなさそうな猫たちの写真を眺めつつ感じたのは「あるがまま」ということ。「考えない」とは、素直に自分の心のままに従うことを意味していた。自身の気持ちを大切に行動する生き物、それが猫なのだと思う。 哲学は疑うことから始まるといわれる。自分の心が感じた疑問に素直に従うこと。ここに猫という生き物と哲学との共通点がある。心のあるがままを、肩肘張らずに受け入れる。そこから哲学的思考が始まる。 考えない猫だからこそ、ボクら人間たちが学ぶべきこともある。それが猫×哲学のチカラだと思う。 ユルい哲学入門書として猫好きなあなたにおすすめの一冊。

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    投稿日: 2021.02.17