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物理学の原理と法則 科学の基礎から「自然の論理」へ
物理学の原理と法則 科学の基礎から「自然の論理」へ
池内了/講談社
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総合評価

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    古典力学や電磁気学、流体力学から量子力学、相対性理論まで一通りの概念に慣れていると、読むとハッとする気付きがあった。 ・原理や法則は理論の前提だが、実験や観測に裏付けされている。 光速度不変の原理、等価原理。 ニュートンの運動方程式、マクスウェルの電磁気法則。 ・ネーターの定理より、対称性(変換に対する不変性)があれば不変な物理量、つまり保存則が存在する。 空間の並進より運動量保存則。空間の回転より角運動量保存則。 時間は一様よりエネルギー保存則。

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    投稿日: 2024.12.14
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     タイトルに惹かれて手に取ってみました。著者の池内了さんは宇宙物理学者、いままでも科学・物理学の「入門書」を何冊も著しているようです。  私は、こういった“入門書”はつい中身を覗いてみたくなるタイプなのですが、ほとんどの場合“手に負えなかった”という結果に終わっています。  さて、今回はというと・・・。書評の中には、“「基本の基本」をわかりやすく伝授”とか“文系のための物理学入門”とかうたっているものもあったのですが、私の正直な印象としては全くそんなレベルの内容だとは思えませんでした。今回も惨敗です。

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    投稿日: 2021.03.18