![影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか](https://ebookstore.sony.jp/photo/BT00009046/BT000090460700100101_XLARGE.jpg)
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜ、人は動かされる(騙される)のかを、詳しく学習できる。こうした本を読むと世の中の販売手法が実にうまく出来ていることに気付かされる。
0投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログ20180504読了 意思決定や承諾等の人間の思考のクセについて書かれた本。 返報性や一貫性の原理等について、事例とともになぜイエスと答えてしまうのかについて説明されている。 この本を読めば悪質なセールスに引っかかったりする確率が低くなる、様な気がする。 この本のテーマとしては、人が意思決定をする際に、利用可能なすべての情報を使ったりせず、全体を代表するたった一つの情報だけを使う、とのこと。 社会心理学というジャンルになるらしいが、人間の思考やコミュニケーションの方法に興味があり読んでみた。今読んでる行動経済学の本と合わせて理解したいと思う。
0投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログ読了。と言うか、事例とか「もういいよ、分かったから」と感じた所をバンバン飛ばして、どうにか読み終えた450p。 事象的には知っていた事や経験したことでも、「ああ、なるほど!」と腑に落ちて面白かった。 悪い使い方をすれば恐ろしいし、それと気が付かず影響されているかも知れないのは怖いし対処が難しい。 対処法など書かれているが、それが出来たら騙されないよってのも少なくないが...。 版を重ねて振返り演習まで付いたのは、理解度を測れて(読み飛ばし過ぎでないか?)良いと思う。
0投稿日: 2018.04.13
powered by ブクログ人が無意識に行動をとってしまうパターン(カチッ・サー)は大きく6パターンある ①返報性 ・人から何かを受けたらお返しをしなければならない (これはその相手に対する好意よりも強い) ②コミットメント ・自らの意志で表明した内容は、たとえそれが後から間違いであると気付いても、その内容が正であるかのように動いてしまう。 (人は一貫性があると思われたい生き物) ③好意 ・(忘れた) ④脅威 ・人は無意識に権力に従ってしまう。その上、自分が権力に従って意思決定しているとは思わない ⑤社会的証明 ・「みんながそうだから」という群集心理によって無意識に行動をとってしまう ⑥希少性 ・「あと〇〇個」や、時間をかけて繋がったライブチケット事務局のように、希少性があると思われる局面に遭遇した時、人は正しい判断ができずに動いてしまう
0投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ原書のアメリカでの初版は1985年と、30年以上読み継がれている名著。社会心理学者が、人間が日々の中で知らず知らずに受けてしまう「影響力」をまとめたもの。少々長めの本なのですが、その分具体的な事例が豊富です。 別の本で読んだなぁという事例もあったりして、どうやらこの本が出自かな。 この本の内容を元に、自分の昨日の行動だけを振り返ってみても影響を受けてるなぁということが。。 ・極端な選択肢を出すと、それよりマシな選択肢が(たとえ絶対的にはそんなに優れていなくても)良いものに思える ・キャンペーン期間限定値下げ!的なものに惹かれる ・一度言ってしまったことを撤回するのは一貫性が無いように思われるからなかなかできない ・テレビの笑い声の効果音につられる 影響力の数々や、最後にはそれへの対処法も載っているので、これを読んでおくことで、巧みなセールスマンやなんちゃら詐欺に引っ掛かるようなことが少なくなるのかもしれません。あるいは、上手くそれを活用する側か…。 なお、本著では知らず知らずに人間が影響力の配下で機械的・盲目的に行動を変えてしまう「固定的動作パターン」のことを「カチッ・サー」と呼んでいるのですが、これはカセットテープを再生する時のスイッチと再生ノイズの話。さすが1985年初版という感じですが、いつまで通じるかな。。
4投稿日: 2017.10.01
powered by ブクログ本書は450ページ近くあるボリューム大の作品。 読み終えて思ったのは、この本に書いてあることを 完全に理解して、活用すると本当に人間を 操作できてしまうのでは、と思いました。 タイトル通り人間へ影響力を与える術が書かれています。 これを悪用ではなく、適切に使えれば有効な手段ともいえると思いました。 筆者の綿密な研究成果や経験からまとめられており、 特に権威や希少性のあたりの内容は、そんな状態あるよね、 と感じる事多数です。
4投稿日: 2017.09.12
powered by ブクログ人間の癖、思考の習慣を紐解いた珠玉の一冊。 人間も他の動物と変わらない、ある刺激に対してある反応をするという生き物である。 著者は「カチッ・サー」という言葉をよく使う。これは、人間もとある刺激があれば、テープのように一定の反応をするということを表している。 人間の癖は以下 ・返報性 ・コミットメントと一貫性 ・社会的証明 ・好意 ↪︎共同、似た者同士、関連付け ・権威 ・希少性
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ①良い商品なのに売れないときには半額にするよりも倍額にした方が売れる。 ②後ろから声を掛けて、「~ので」と願い出るとコピー機の順番を譲ってもらえる。 ③専門家の言い回しとすれば「カチッ、サー」と受け入れてしまう。(返報性) ④お土産、好意、親切をさきに渡してしまえば、相手から返ってくる(返報性) ⑤さきに高い要求をし相手の断りを承諾すれば、次の要求は承諾される(返報性)
0投稿日: 2017.07.28
powered by ブクログディスニーランドの入口をくぐる時の香りによる影響力、街の看板、TVのCM、店内のBGM、周囲の人たちからの影響・・・・日常に潜む目に見えない力「影響力」について、心理学的見地から紐解いた一冊。影響力をうまく使いこなしたい、逆に利用されたくない人にはオススメです。
0投稿日: 2017.07.08
powered by ブクログ人が意思決定をする際に影響されやすい状況について解説している。 ギブアンドテイクだと断りにくい。拒否された後に譲歩すると通りやすい。 一貫性がある人に見せようとするので、そこをつくと断りにくくなる。 多くの人がやっていると信頼性があると考える。 自分を好きだと好きになる。 権威があると信頼がある。 少ないものが良いと考える。
0投稿日: 2017.07.03
powered by ブクログ読書を好きになったのは間違いなくこの本の影響だ。 高校生のとき、少ないお小遣いで買ったのが懐かしい。 この本を読むとこれから他人にだまされず、また人を誘導することができるようになります。 アウトプットのためにもう一度、 返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性。 心理学の○○効果、はこれらで説明できるものが多い。 実践編、戦略編、と共にどうぞ。
0投稿日: 2017.06.30
powered by ブクログ便宜上、マーケティングとしてましたが、影響力というものの強さや、どのようなことで起きるかが、事例を交えて、わかりやすく、かつ、どれくらい強力なものかがまとめられていた。
0投稿日: 2017.05.12
powered by ブクログとにかく全てが新鮮で面白かった。例も多く、この言葉が、というよりその章で一つの考え方がきちんとまとまっている。 とても良い本であるが、現在の自分では何回か読まないと理解するのが難しく、さらなるレベルアップの必要も感じさせられた。
5投稿日: 2017.04.30
powered by ブクログ人を動かすに似ている。 実用的というよりは事例から学んで、要素を抽出し自分の使いたい分野へ転用する技術が必要な書。
2投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログ本に書かれている原理が、如何に無意識に人間心理に作用するかを教えてくれます。 返報性の原理など、日常において無意識に反応していたことが如何に強力なのかを学びました。また、悪用の怖さも理解しました。 人生を生きぬく上で強力なスキルの一つになります。
0投稿日: 2017.02.27
powered by ブクログ*ギブアンドテイク 拒否させた後、譲歩する *コミットメント 人はコミットメントが公であるほど、一貫性を保とうとする *好意 良い悪い出来事と関連してるだけで、人の良し悪しも決められてしまいがち *権威 信頼できる権威と思ってもらえるか
0投稿日: 2016.12.27
powered by ブクログ人の意思決定を操作する(影響力)を与えるために古くから使われてきた、心理学的アプローチを紹介した教科書的な一冊。 以下の6つの代表的な手法について、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックなど、一度は聞いたことのあるような代表的な具体例を含めて紹介されている。 ・返報性 ・コミットメントと一貫性 ・社会的証明 ・好意 ・権威 ・希少性 独自の洞察というよりは教科書的な一冊(むしろこの本が原典?)。 交渉の機会のあるビジネスマンならば基礎知識として持っておくべき内容なので、一読をおすすめする。 それはそうと、なんせ重すぎて本気で電子書籍の導入を考えた。
0投稿日: 2016.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
P182 人は自分がしたコミットメントに、その正しさを示す新しい理由や正当化を付け加える P324 人は自分が好意を感じている人に対してイエスと言う傾向がある。
0投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログ【今でも普通に体験するセオリー。】 テレビショッピングのさくらの声。 例えば、特価の販売手法。 始めに与える返報性の原理。 今もなおずっと使われている。それが技法だと、我々もわかっている。 知っていてもなお、影響を受けてしまう。 それらのセオリーに対するデータと対策がわかりやすく纏められています。 これらの手法、世界共通なんだなぁ…と知れたことも収穫でした。
2投稿日: 2016.09.25
powered by ブクログカチッ・サー。 世の中に跋扈している巧妙な心理的陥穽。薄々感じていること、企業・団体がいかに人間の心理的な動きを悪用しているか。紹介される豊富な事例が身の回りのケースに思い当たり過ぎるため、とても「日本ではそんなことは無い」なんて言えない。 賢者は防衛に使い、悪者は存分に悪用する、そんな威力ある書物。 カチッ・サー:人間の自動的反応をテープの再生になぞらえ。情報過多の社会に効率性・経済性を求めるやむを得ない動き。 返報性:借りを作る、お返しをしなきゃという引け目に乗じて譲歩・承諾を引き出す。譲歩的要請法(ドアインザフェイス)。 コミットメント:一貫性を保ちたいという強烈な欲求。一度承諾してしまったら、間違っていても間違いを認められなくなる。承諾先取り法、段階的要請法(フットインザドア)。簡単なものから深みへ。疑似科学信仰、クリスマスの品薄商法、中国共産党の洗脳(朝鮮戦争)。販売目標を紙に書かせる。加入儀礼。 社会的証明:不確定状況において付和雷同が発生する。集合的無知。バラエティの笑い屋、舞台の喝采屋は有効。自殺の詳細報道は後追いを誘発する。 好意:顔が良い、背が高いのは確実に有利。類似性、馴染みを持つことも好意を誘発。有名人をCMに使う理由。地元・自国チームを「我々」と言う心理。 権威:肩書、服装、自動車。ミルグラム実験。「この権威者は本当に専門家なのだろうか?」「この専門家はどの程度誠実なのだろうか」 希少性:数量限定、最終期限。心理的リアクタンス理論(制限に対して反発)。すでに制限されているものより、新たに制限されたものにより価値を置く。 『思考の近道への信頼性を脅かすようなやり方で利益を得ようとするあらゆる試み、これこそが本当の裏切り行為』
0投稿日: 2016.09.15
powered by ブクログ人間が普段無意識のうちに行動する心理を豊富な事例と共に解説しています。またその心理を利用したマーケティングがいかに多いかを解説し、騙されないようにと警告してくれます。事例はいずれも身近なので非常に読みやすく勉強になりました。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「承諾誘導の達人」達は心理的作用をうまく利用して、買いたくもない商品を買わせたり、したくもない寄付をさせることができてしまう。その心理的作用を理解することで、その誘導から逃れる方法を本書で解説している。 実は、本書をマーケティングか何かの本だと思って読み始めており、売る側の立場としてこの本をとらえていました。騙されたと思うような製品を手法だけを使って売るのは賛同できないけど、しっかりと相手に興味を持ってもらう方法としてはこの本で紹介している手法は有効だと思いました。
0投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心理学者である筆者が実際の勧誘や広告のプロの営業に潜入して研究を行った書。首長の一つ一つにとても共感がもてる。買い物の後で、「買わされたなぁ」と思うときは、たいていこの書で述べらられている法則に当てはまっている。その失敗から逃れるには、その法則を知っていることがとても重要。 結局のところ、売れ続けるラーメン屋は、"社会的証明"(沢山ならんでいるからうまいに違いない)と"サンクスコスト"(長い時間並んだからやっぱりうまい)からできているということか 笑
0投稿日: 2016.07.14
powered by ブクログ所感:人が正気を失うメカニズムが明らかにされている。それを修正しようとするプロジェクトが『啓蒙思想2.0』であり、そのための具体的な方法がナッジ(『実践行動経済学』)である、という具合に配置(コンステレーション)しておく。 --- 要点: 私たちはヒトやモノについて何か決定を下すときに、利用可能な関連情報を全て使ったりせずに、全体を代表するたったひとつの情報だけを使う。 そのような思考の近道を悪用する者たちがいる。防衛策は「状況の慎重な分析」である。思考の近道を悪用する人間には反撃しなければならない。 テクノロジーは人間よりもずっと早く進化するので、私たちの情報処理能力では、現代の生活の特徴である変化と選択と課題が溢れかえった状況を扱いきれない。 人間は複雑な世界を急速に構築することによって、自ら欠陥を作り出してきた。この新たに作り出された欠陥は、我々が決定を下すときに、状況全体を十分に考慮して分析することを妨げている。 情報が多すぎて何も決めていない状態に陥ると、単一のたいていは信頼できる特徴に注目するようになる。ゆえにわれわれはますます騙されやすくなっている。
0投稿日: 2016.06.10
powered by ブクログthe power of influence: you must say 'because' when you ask for someone?? i want to try photocopier test. anyway, i agree, AV junky not interesting in woman being around him.Retaliation of principle
0投稿日: 2016.06.03
powered by ブクログざっと読み。研究の参考になるかなーと読んでみたものの、あまり参考にならなかった。一般向けなので仕方ないが、理論と事例が混在して読みにくいし、そのうえ無駄にだらだら長い。 とはいえ、本の内容自体が悪いわけじゃなくて、今回は自分の要とあってなかっただけだろう。評価も高いし内容的にはしっかりした本(らしい)ので、社会心理学系の読み物を求めている向きには良いかもしれない。
2投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一章 影響力の武器 ・人間は、思考における近道のための自動的反応(カチッ・サー)を備えており、そのメリットは効率性と経済性。 ・しかし、この反応は、一片の情報に反応するため間違いを犯す可能性があり、人から利益を得ようと企む人には注意。 ○人にお願い、説明する時には「ので」(カチッ)が重要 ○対象のコントラストを活用するために、値段の高い物から見せる。 第二章 返報性 ・子どもの頃から返報性を守るように叩き込まれる。 ・返報性は、「非常に強い力を持つ」、「望みもしない行為を受けた場合にも適用される」、「不公平な交換を助長する場合がある」という3つの特徴を持つ。 ・拒否されたら譲歩法は、返報性の応用。使われた人は、相手と合意を取りまとめたという責任感と満足感により、将来同様の要求にも同意する傾向が強まる。最初の要求が大きすぎると逆効果。 ・最大の防御方法は、最初の申し出を杓子定規に拒否することではなく、計略と分かった時点で、相手の行為を計略と再定義し直すこと。 第三章 コミットメント ・一貫性の欲求は、「一貫性を保てば社会から評価を受ける」、「一般的に日常生活にとって有益である」、「複雑な現在生活をうまくすり抜けるのに役立つ」という3つの特徴を持つ。 ・最初のコミットメントを確保することが、承諾を引き出す上での鍵。コミットメントが最も効果的に働くのは、それが「行動を含み」、「広く知られ」、「努力を要し」、「強制されたものでないと考える」とき。 ・コミットメントを伴う決定は、自分がしたコミットメントに新しい理由や正当化を付け加えることにより、最初の有利な条件がなくなる等状況が変化しても効力を持続することができる。(承諾先取り法) ・防衛方法には、「胃」と「心の底」からの合図に耳をすますこと。相手に「こんな風に丸め込まれそうになっているのは、馬鹿げた一貫性を保とうとしているからであり、自分はそんなものに拘りたくない」と説明する。「胃」は騙されそうと認識して初めて機能するが、「心の底」は、「今知っていることはそのままにして時間を遡ることができたら、同じコミットメントをするだろうか」という質問を自分に問いかける。コミットメントの一貫性は、高齢者と個人主義的な社会で効果を発揮する。 ○クリスマス商戦の売り切れ ○中国の捕虜に対するエッセイコンテスト ○フラタニティの地獄週間 第4章 社会的証明 ・社会的証明の原理によれば、人がある状況で何を信じるべきかを決めるときに重視するのが、他の人びとが何を信じているかである。この作用は、大人、子どもにも見られ、購買の意思決定、寄付行為など様々な領域で認められる。 ・社会的証明は、2つの条件下(不確かな状況の時、自分と似た他者がリードした時)で強い影響力を持つ。 ・類似した他者が行っている偽りの証拠には敏感であり、自分の行動を決定する際には、その者の行動だけを決定の基礎にしてはならない。 ○群衆から一人を分離して、助けを求めなければならない。(不確かさを減少させることに繋がる) ○ウェルテル効果 第5章 好意 ・行為を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。 ・身体的魅力はハロー効果を生じさせ、他の特性に関する評価を高める。 ・行為と承諾に影響する他の要因は類似性、称賛である。このほか、馴染みをもつようになること、連合が好意と結びつく要因である。 ・防衛の有効な手段は、承諾を引き出そうとしている相手に対して過度の好意をもっていないかということについて敏感になること。申し出の内容を心の中で切り離し、申し出のメリットだけを考える。 ○タッパ・ウェアーパーティー ○天気予報や車のコンパニオン ○ランチョン・テクニック 第6章 権威 ・服従に関するミルグラムの研究から、正当な権威者に従おうつする力が働き、これは体系的な社会科の訓練から生じていることが分かる。 ・権威者に対する自動的反応は、実体ではなく、権威のシンボル(肩書き、服装、車)に反応する傾向がある。このケースにおいて、人は、自分の行動に及ぼす権威者の影響力を過小評価する。 ・防衛法は、「この権威者は本当に専門家か」、「この専門家はどの程度誠実なのか」を問いかけること。2点目は、少し不利な情報を提供してくる人もいるので注意しなければならない。 ○電気イスの実験 ○ウェイトレスのこっそりお勧めの料理を教えること 第7章 希少性 ・人は、機会を失いかけると、その機会をより価値あるものとみなす(希少性の原理)。 ・希少性の原理が効果を上げる理由は2つ。手に入れにくいものは、それだけ貴重なものであることが多いので、ある品や経験を入手できる可能性がその質を判定する手っ取り早い手がかりになること。ある品やサービスが手に入りにくくなるとき、私たちは自由を失うことになる(心理的リアクタンス)。 ・心理的リアクタンスは2歳児と十代に強く現れ、制限に対して敏感になる。 ・希少性の原理は、情報にも応用でき、ある情報へのアクセスが制限されると、人はそれを手に入れたくなり、また、それに賛同するようになる。 ・希少性の原理は、ある品が新たに希少なものとなった場合、他人と競い合っている場合に、強く発揮される。 ・防衛手段としては、頭にカッと血が上らないように注意すること、血が上ったら、興奮を鎮め、なぜそれが欲しいのか考えること。 ○メッセージは、何が得られるかより、何を失うかの観点から描写する。 ○同じ時間に車を買いたい人を呼ぶ。 第8章 てっとり早い影響力 ・現代は情報が溢れ、選択の幅が拡大し、知識が爆発的な勢いで増加している。人はこの変化に対応するため、意思決定の方法を単一の情報を基礎にした承諾に変えた。
1投稿日: 2016.01.31
powered by ブクログ初版は1985年。決して新しい本ではないがその内容は充実している。 行動心理学の基礎というか全容がここに詰まっている。 非常にわかりやすい文章なので、読んでいると世の中の経済のしくみがわかったような気さえします(^^; 情報目まぐるしいIT社会になっても人間の行動心理は変わらないというのがよくわかります。 良書です。
2投稿日: 2016.01.14
powered by ブクログ第1章 影響力の武器 動物にも人間にも固定的行動パターンが備わっており、それはある決まった信号刺激によって反応する。 例えば我々には「高価なもの=良質なもの」という固定的行動パターンが備わっている為に、「価格」という信号刺激のみによってその商品の価値を判断することで、購入に至るというものだ。 この信号刺激は基本的には良い結果をもたらすことが多い。様々な情報の海にいる現代人にとって一つのことについて深く考えている余裕はないので、このような信号刺激での判断は重要だからである。しかもその判断は往々にして正しい場合が多い。 ただし当然弊害もある。 この信号刺激にばかり頼り過ぎると、本当に重要な判断を迫られたときに誤った判断を下してしまうことがあるからだ。 その影響は本書でも紹介されている事例にもあるような「機長症候群」に代表される「権威」という信号刺激によって、盲目的に機長は優秀であるから間違えるわけはないという判断による悲劇的な事故にもつながっている。 コントラストの原理(2番目に提示されるものと最初に提示されるものがかなり異なったものである場合に引き起こされる原理)をビジネスにおいて有効に活用するのであれば、基本的には高いものを先に提示してその後で安いものを提示することである。 第2章 返報性 返報性のルール・・・他人がこちらに何かしらの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならないというルール。 返報性のルールはその相手への好感度すら凌駕するほど強力である。 お返しをしなければならないという「借り」に対しての義務感は例え相手のことをよく思っていなかったとしても拒否することが難しいのである。 よくある無料での試供品配布などがいい例で、最初に試供品を配りその後で商品を買わせるという手法である。 政治の世界では返報性のルールは色濃く反映されていることは、かつて議会出身でなく人脈形成をしていなかったアメリカのジミー・カーター大統領が就任後なかなか法案が通らず苦労したことからも明らかだ。 このことを考えると2016年の大統領選で仮にドナルド・トランプが当選したとしても同じような問題が起こるのではないか? よくあるロビー活動や政治献金なども典型的な返報性のルールの影響が出ている。 彼らはそれを受けた見返りに議会での投票行動を決定しているのだ。 返報性のルールのもう一つの大きな特徴は、私たちの心が余計なお世話をされた場合でも、恩義の感情が生まれるようにできていることである。 譲歩を受けた場合も譲歩を返さなければならないという義務感が生じる。 これら全てに共通していることは、親切、あるいは譲歩を最初に行った人物が 最初の親切、譲歩の性質だけではなく、お返しの性質も決定しているということである。 第3章 コミットメントと一貫性 ひとたび決定を下したり、ある立場を取る(コミット)すると、自分の内からも外からも、そのコミットメントと一貫した行動を取るように圧力がかかる。 何らかの商品をクリスマスに在庫切れで買えなくしておいて、クリスマスが終わった後にまた広告を打つことによってクリスマスが終わった後に買わせることができる。 なぜならその商品を買うことを恋人に約束【コミットメント)してしまっているからだ。 当然クリスマス自体は別な商品を買わせている。 このコミットメントと一貫性は最初に何らかの少額の商品を買わせてから、後から高額の商品を買わせるテクニックとして使えるが、それはある意味信頼を得たことによるとも言えるのではないだろうか。 アメリカの大学にあるフラタニティなどに代表される集団の加入儀礼がその集団に対しての非常に強いコミットメントを引き起こすのだとすれば、それはその集団が正しいか正しくないかという判断基準ではなく、ある意味での「洗脳」と言えるのではないか。 子供の教育についての手がかりとして、やってはいけないことを「自らの意思でやらない」と教える為にはどうすればいいのだろうか。 明らかなのはやってはいけないことをした時に罰を与えるなどの脅しでは、一時的な効果はあってもそれは外部からの圧力によって従ったに過ぎないので、長期的にはほとんど効果はない。 「自分の意思に反して賛同したものは、元の意見を持ち続ける」サミュエル・バトラー コミットメントと一貫性を利用した罠から逃れるための方法は2つあり、1つはその選択は本当に自分がやりたいことであるのかを考えること、もう1つは「今知っていることをそのままにして時間を遡ることができるとしたら、自分は同じ選択をしただろうか」と考えることである。
1投稿日: 2015.12.07
powered by ブクログカチッ・サー 返報性のルール コミットメントと一貫性 まで読んだ。 引用例がおおいので少ししんどい。 また読みたい
2投稿日: 2015.11.10
powered by ブクログ読んだ内容を実践レベルに落とすことは難しいが、 この本は、読んだだけで終わらせるには惜しい。 値段は高くて、重いけど、是非一度読んでみて欲しい。
1投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログ原書1988の古典。潜入捜査などの実地に基づく方法が特徴。心理学的効果を使って人を操る方法。例えば、返報性、集団心理、など。個々には知られている現象をわかりやすくまとめてある。読んだだけでなくキチンと使って行かなければならない。 この話題ではこれを貼らねば。 http://blog-imgs-51.fc2.com/m/o/u/mousouteki/BfsfgAdCYAAIJWC.jpg
0投稿日: 2015.07.11
powered by ブクログ当初は、企業内での政治的なゲームはどうして生まれるのか…といった類いの本なのかなと勝手に想像していたが、まったく違っていた。 人間は日々の生活の中である条件に嵌ると、反射的に意図せざる方向へと動いてしまうことがある(本書では、これをラジカセの音に例えて「カチッ・サー」と表現している)。これは、人間が社会の中で生きていく中で自然と身に付けた知恵によるものであるため、意識しないと「カチッ・サー」を悪用する者に知らず知らずのうちに騙されてしまうことがあるので注意が必要である。 本書では6つのルールを紹介し、“なぜ人は動かされるのか”について解説している。詳述は避けるが、その6つとは「返報性のルール」「一貫性のルール」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」である。 自分にも覚えがある。 ネット販売で似たような商品の中からあえて金額の高い方をチョイスしたり、オークションの入札でライバルと競り合い、当初考えていた額を大幅にオーバーして落札してしまったことが。 本書は社会心理学というジャンルになるのであろうが、広告や営業などビジネスの観点からも参考になる点がある。 ページ数が多いだけに読むのは一苦労だが、文章自体は読みやすい。 一通り読み終えたら、各ルールの「まとめ」のページを読み返すなり、自分の言葉でまとめ直すなどして理解の整理を図りたい。 最後に一言。読点の付け方が明らかにおかしいと思える箇所が多々あり、非常に気になった。
1投稿日: 2015.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1章 ・人に何か頼みごとをする時は、理由を添えた方が成功しやすくなる。 ・商品についてよく分からない場合、人は「高価なもの=良いもの」というステレオタイプを用いる。 ・多くの人間の行動は、自動的なものである。それは、変化の激しい現代においてはそうすることがベストだと思い込んでいるからである。 ・「専門家が言うならそうに違いない」という盲目的な思い込みが人には存在する。 ・問題が複雑で切迫した状態にあるほど、人は簡便法に頼ろうとする。 ・コントラストの原理(二番目に提示されるものが最初に提示されるものとかなり異なっている場合、それが実際以上に最初のものと異なっていると考えてしまう傾向のこと) ・最初に高い物を見てから安い物を見ると、実際以上に安く感じるものである。 2章 ・「他人がこちらに何かの恩恵を施したら、似たような形でそのお返しをしなくてはならない」という暗黙の返報性ルールが存在する。 ・返報性のルールは、国や文化の違いを超えて通用する。 ・返報性のルールは、政治家や科学者など知識の高い人たちとの間に対しても成立する。 ・返報性のルールは不公平な交換を引き起こす。 ・大きな要求から小さな要求へと譲歩することによって、相手にも譲歩しなければならない気持ちを引き起こす。 ・拒否したら譲歩の法則を使うと、買い手側の納得度と満足感も高くなる。 3章 ・馬券を買った直後では、買う前よりも、自分が賭けた馬の勝つ確率を高く見積もるようになる。 ・一度決定を下したり、ある立場を取ると、そのコミットメントと一貫した行動を取るように、個人的にも対人的にも圧力がかかる。 ・考えるという本当の労働を避けるために、人は一貫性に従おうとする。 ・最初に小さな要求を受容れることで、それとは無関係の要求も受容れやすくなる ・営業マンに目標を書かせることによって、彼らに「目標を達成しなければならない」という心理的なコミットメントを植えつける。 ・何かを得るために大変な困難や苦痛を経験した人は、同じものを最小の努力で得た人に比べて自分が得たものに対して価値を置くようになる。(新人洗礼など) ・人は自分がしたコミットメントに対して、それが正しいことを示す新しい理由や正当化を付け加える。 4章 ・人がある状況で何を信じるべきか、どのように振舞うべきかを決めるために使う重要な手段の一つは、他の人々がそこで何を信じているか、どのように行動しているかを見ることである。(社会的証明の原理) ・状況が不確かで曖昧な時、人は他の人々の行動に注意を向け、それを正しいものとして受容れようとする。また、自分と共通点の多い他者の行動も人々の行動に強い影響力を持つ。 ・社会的証明にひっかからないためには、類似した他者が行っている行動やその根拠に対して疑いを持つことである。 5章 ・人は自分が好意を感じている知人に対してイエスと言う傾向がある。 ・好意に影響する要素として、身体的魅力がある。身体的な美しさは社会的相互作用の中で有利に働く。 ・私達は自分と似た人に好意を感じ、そのような人の要求に対してはあまり考えずにイエスと言う傾向が強い。また、相手に対する称賛は好意を高める。 ・人や事物と接触を繰り返すことによって親密性を高めることも好意を促進する。 6章 ・権威者からの要求に服従させるような強い圧力が私達の社会に存在する。権威者から命令されると、自分の意に反して危険で極度の痛みを他人に与える。権威者に対する服従は、短絡的な意思決定として、思考を伴わない形で生じる。 ・権威者に対して自動的に反応する場合、その実体よりも権威のシンボルに反応する傾向がある。それは肩書き、服装、そして装飾品である。これらを有する人たちの方が、より多くの承諾を得る。 7章 ・人は機会を失いかけると、その機会をより価値のあるものとみなす。(数量限定や期限付きなど) ・手にすることが難しいものはそれだけ貴重であることが多いので、質が高いと判断される。 ・あるメッセージに近づくことが制限されると、人はそれを手に入れたくなり、また好ましく思うようになる。そして説得力を持つ。 ・メッセージを受け取る場合、そのメッセージが独占的な情報を含んでいると一層効果的になる。 ・他人と競い合ってる時、希少性の高いものに最もひきつけられる。希少性の価値は、それが新たに希少なものとなった時に一層高まる 8章 ・現代は情報が溢れ、非常に複雑な時代となってきている。さらに変化のスピードが早く、注意深く状況を分析するのが困難な時代において、人は信頼できる単一の情報と、簡便な意思決定に頼る。
15投稿日: 2015.07.01
powered by ブクログ自分の頭で考えて、行動する。 なるべくそうしたいなと、心がけています。 しかしこの本は、「私たちの判断・行動は、他からの働きかけによって大きく影響を受けている」と説いています。 まずその理由として、判断に必要な情報が多すぎること、そのため全部の情報ではなく、一部の情報によって判断・行動を選択する”思考の近道”を、人間は(必要に迫られ)してしまう、と説明しています。 影響を受ける要因として、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性、を挙げています。 それぞれの要因について、”思考の近道”のスイッチが入った人がどのような行動をとるか、具体的な事例を交えて説明されています。 事件や詐欺の話が多いので、これらの心理的反応がマイナスに働いた場合、さらには悪用する人に遭遇した場合に、第三者から見て「なんでそんなことを・・・」と感じるような行動をなぜしてしまうのか?リアル感を持って理解することが出来ました。 自分自身、一貫性や希少性といった要因には影響を受けているなあと、反省させられました。 そしてやっかいなのは、これらの要因によって導かれる”思考の近道”は、通常であれば有効に働くということ。 「他人を見たら泥棒と思え」では、普段の生活もままならない・・。 大きな判断をする際やとっさのトラブルに遭遇した場合に、自分がどのような経緯で判断を下そうとしているのか、その判断はこの本に書かれている失敗パターンになっていないか、いま一度考える癖をつけたいと思います。 事例が多く、また各章ごとに振り返りもつけられているので、読みやすく理解しやすい、実用的な一冊でした。 『「自分」の壁』養老孟司 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4106105764 .
14投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログカチッ・サーの原理を理解し,6つの原則を頭に叩き込めばOKな内容。 6つの原則とは ・返報性 ・コミットメントと一貫性 ・社会的証明 ・好意 ・権威 ・希少性
0投稿日: 2015.05.27
powered by ブクログマーケティング理論の基本が丁寧に解説してある内容。 §2返報性§3コミットメントと一貫性は面白く読めたがその後は、目新しくもなかった。 ただし、たくさんの調査内容が平易に説明されており、説得性はある。ただ、それを使いこなすには原則論にとどまっており、実践的な内容が必要だろう。 実践編読んでみようかと思うが、文章堅いかな。
2投稿日: 2015.05.04
powered by ブクログ科学技術の発達によって、情報が溢れ、選択肢が増えてきた。そのため本来はできるだけ思慮深く十分検討した上で意思決定することを望むが、個人の意思決定の仕方が現代では、普段信頼性の高い単一の情報を基礎にして意思決定をするように変わってきた。 そのような信頼性が高く、頻繁に使われる要因として大きく6つの心理原則がある。 ・返報性 ・一貫性とコミットメント ・社会的証明(類似性) ・好意 ・権威 ・希少性 社会心理学のまとめ本であり名著。この本の内容を理解すれば完全に社会心理学マスター。
2投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログかなり昔に書かれた本なので少し古臭いところはある。また、色々な本に引用されているのですでに知っていることも多い。 名著なのは間違いないので1度は読んでおくといいと思う。 ぶ厚いし高いけどね。
0投稿日: 2014.12.25
powered by ブクログ放送大学『社会心理学』(2014年2学期履修)第5章:説得と承諾 ビジネス書でお馴染みの6つの原理(返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)の元ネタ。 原書の"Influence: Science and Practice"は1985年の初版出版から、2008年の第5版まで版を重ねたロングセラー。その第5版を翻訳したのが本書『影響力の武器 第三版』 今ではお馴染みの「原理」ばかりでどこかで目にしたり、耳にしたりしたことがあるものが多いと思いますが、一度原典に触れてみると新たな発見があるかも。
0投稿日: 2014.12.24
powered by ブクログわかりやすく、納得できる。 普段の仕事で、この本に書いていることがいつも役立つわけではないが、場面場面で役立つと思う。
0投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログ【人が踊らせられる理由を明らかにする】 広告や仕事で、ふと気づくと相手のペースに乗せられていることはありませんか?それはきっと本書に書いてある心理学理論の1つかもしれない。 7つの理論の内一番おもしろいと思ったのは、『コミットメントと一貫性』。 一例は、長く付き合った彼とタバコとお酒が理由で別れた彼女が新しい彼と婚約をした。そのことを知った昔の彼が彼女の前に突然現れ、こう言った。 「君と一緒になれるならお酒とタバコは止める!」 悩んだ末彼女は、昔の彼との復縁を決める。しかしながら数ヶ月経っても彼はどちらも止めようとしない。そんな姿を見て彼女は嫌いになるかと思いきや、ここで一貫性の原理が働く。彼女は彼をより好きになるのだ。自分の決断を正当化するために(一貫性を保つために)、その理由を作り出すのである。 本書を通じて影響の心理学の裏を知ることで予防することが可能だ。心理学に興味のある人や人に丸め込まれた経験のある人は必見だ。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログとても面白い本だった.6つの軸に沿って,人が行動を起こす時の心理が体系立ててまとめられており,事例も豊富で,行動経済学や認知心理学など周辺領域との関連性も述べられ,あっという間に読むことができた.
0投稿日: 2014.09.03
