
総合評価
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powered by ブクログ動物には癒されます。こちらの絵本の動物たち、本物のようで、特に毛並みの柔らかさまで感じられます。どの動物も抱きしめたくなる可愛らしさです。 ページをめくると、うさぎさんがせっせとお手紙を書いています。葉っぱのお手紙です。うさぎさん、みんなにご馳走をしたいのです。次々にやってくる動物たちは、ご馳走を食べて喜んで帰っていきます。 ようやく秋めいてきたこともあり、印象に残ったページは、藤袴の花が咲いているページです。淡い紫色がとても上品。 登場する動物の中で一番インパクトがあったのは、熊です。うさぎさんが、山盛りにして出したご馳走は、ぶなの実でした。それを見た熊さんの嬉しそうなまん丸の瞳。とってもかわいいです。おかわりを何杯もして、満足して山へ帰ります。今、日本各地に出没している熊さんも、食べ物を満足に食べていれば、人間界に出てくることもないのになあ。 動物たちの楽しそうな声が聞こえるような、心がほんわかする絵本です。私もうさぎさんからの葉っぱのお手紙、もらいたいです。
28投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ絵がとてもきれい。 冬じたくで集めたごちそうを友達にふるまううさぎ。秋の木の実がなくなると、干し柿作り。春が近づくと山菜。ゆったりした季節を感じられる。
1投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ〈 ごちそうするのが大好きなうさぎさんが、森の動物たちにたくさんごちそうするお話〉 愛しいな、このうさぎ ただただ愛しくて抱きしめたい しもかわらゆみさんのイラストはリアルで愛があふれている 登場するのはやさしい動物たち 精密なごちそう、といってもドングリとか柿とか うさぎさん忙しそう でも楽しそうで幸せなんだね 葉っぱにお手紙書いて…… ああ愛しいな 最愛のネコを失くして あったかいもの抱きしめたいのです グスン ≪ ありますよ ふゆでもほしがき たべにきて ≫
19投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ茂市久美子さんの絵本ですね。 絵は、しもかわら ゆみさん(東京生まれ)動物細密画家(ワイルドライフアート)、絵本作家。 ごちそうするのが だいすきな うさぎは、 あきに なると、 くるみや どんぐりを あつめます。 そして、 てがみを かくのです。 「ごちそう たべに きてください」 やさしい世話好きなウサギさんのお話です。 りすや、あかねずみや、ちょうちょや、くまがやってきました。うさぎが、あつめたごちそうが、なくなると、こんどは、おれいに みんなが いろいろ もってきました。 心が温かくなる、素敵なファンタジーです。 しもかわらゆみさんの、美しい細密画がやさしく微笑みを添えて、物語を彩ります。 愉快に、気持ちが豊かになる絵本ですね。
47投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログやさしいタッチで描かれた可愛いうさぎは「ひとに ごちそうするのが だいすき」。森で集めた木の実を動物たちに振る舞います。何もかも振る舞った後も、美味しいものがうさぎの手元に集まってくるのは、無欲無私による徳というものですね。
11投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子ども向けの絵本、だと思うのですが、本物のように精緻な動物と植物の絵に、決して子どもがよく知っているとは言えない動植物も出てきて、意外性のある展開もあり、大人も一緒に楽しめる絵本だと思いました。一人で読みましたが、山菜など知らなさそうな小5の娘にも見せたいと思いました。 知恵をしぼってひたすらおもてなしするウサギ。自分が食べる場面は出てこないのです。最後の山菜くらいは、後で食べるのか…
0投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ2022年11月2日(水)朝学 4年A組 動物たちの絵がとってもかわいい絵本です。 子どもたちも、しっかり絵を見ようと席を移動するくらいでした。 秋の季節にピッタリなお話。 この辺りにもフジバカマが生えているので、アサギマダラという蝶の名前も聞いたことがある子がいるかも。 長めのお話でしたが、静かにじっくり聞いてくれていました。 (読み手:H)
0投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログ娘から、このブクログを教えて貰って、10年余り・・・ 自分の読んだ本の内容を 記録できる事でしはじめた・・・ そんな中、私の読んだ本のコメントに「いいね」と、して下さった方が居て、その方が、この本が、素敵だと書かれていた。 子供が小さい時に、ウサギの絵を見ると、「ぴょんぴょんさん」と、言って、本を引っ張って来て、読んで!と、言っていた遠い日を思い出した。 正に、その通りの可愛いウサギと、その後ろに、繊細に書かれた動物たちが、表紙になっている。 最初に、ウサギが、葉っぱにお手紙を書くのだが、昔は、人間自体、葉に手紙を書いたから、「葉書」になったと、読んだ覚えがある。 クルミ・ドングリ、そしてもう一つは何の木の実かな?と、思いながら、ページをめくる。最初にお手紙を読んで、訪問したのは、リスさんで、クルミをご馳走に。 次はアカネズミさんで、ドングリを・・・ 次の木の実は、・・・と、思っていたら、モミジが、赤く色づいた頃に、アサギマダラの蝶々さんが、やってくるのだけど、・・・木の実だけかと、思っていたら、次のページは、ウサギさんがフジバカマのお花のある所へ・・・ 秋から、冷たい冬へ向かう時に現れたのは、クマさん。 ここで、私の疑問に思っていた木の実は、ブナの実だと、・・・ 次の訪問者は、リスががお礼にまめがきを・・・次にアカネズミさんもまめがきを・・・ 木の実だけでなく、ウサギさんは、カキを一杯集めて、干し柿に。 雪が積もる寒い日に、てんが、やって来て、干し柿を・・・ その後は、たぬき、キツネ、モモンガ、ヤギ、いのしし、と・・・ 少し春めいて、冬眠から目の覚めたアナグマさんに最後の干し柿を渡してしまったら・・・ そう! もう春、雪解けの山には、山菜が、芽を出してきて、またまた、うさぎさんはみんなの訪問を楽しみに、せっせと、「ウサギのいえにごちそうたべにきてください」と、お手紙を書くのでした。 昔、盥の水を自分だけ沢山欲しくて、かき寄せると、水は、自分の手元から、外側へ出て行く、だけど、反対に、差し出すように、前ヘ押し出すと、反対に自分の方へと水は、戻ってくるのだと、・・・教わった事がある。 この本を読んで、他の動物の喜んでくれる笑顔が、見たいウサギさん。みんなから好かれて、そして、反対に、まめがきをも持参してくれる動物に、素敵な笑顔の循環が、とても良いお話であり、絵もとても綺麗で、素敵な絵本だと思った。 14匹のネズミさんのシリーズのいわむらかずおさんの絵本も、やはり、自然が一杯で、表情豊かなねずみに、子供達と、心うばわれ、よく読んだ絵本である。 安野光雅さんの絵本も 気に入っていたのを思い出した。 この歳になっても、絵本は、心をホッコリとさせてくれて、いいな~と、思いながら、本を閉じた。
1投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ3歳7か月 図書館の本 うさぎ本と思って手にとると、意外と良くて、自宅用に買おうか迷う本。 季節の流れが感じられるし、何より動物たちがかわいい。 お手々を合わせるうさぎがかわいくてたまりません。
1投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログごちそうするのが大好きなうさぎの話。 デフォルメされたかわいいキャラクターのような絵ではなく、リアルなイラスト。 でも、繊細なタッチで優しい色合いなので、やはりかわいくて素敵でした。 食べ物の絵も丁寧できれいです。
4投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログ繊細でとても美しい絵が印象に残ります。結構リアルにとさ動物が描かれているのですが表情が柔らかく描かれていて主人公のウサギの優しさが絵からも伝わってきます。
3投稿日: 2022.03.13
powered by ブクログ母の好きなしもかわらゆみさん。ストーリーが少し長く、こどもにはまだ少し早いかな。冬の絵本なので今の時季にはいいのだけれど。
1投稿日: 2022.01.19
