
総合評価
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powered by ブクログユダヤ人がディスアポラ先のロシアとの関わりにおいて、併存から孤立、そしてシオニズムへと繋がっていった話。 ロシア帝政時代にはユダヤ人の商人・金融気質がロシアで重宝されて(貴族と農民しかいなかったから)ロシア・ユダヤ両面を立たせることが出来ていた。 しかし帝政崩壊によって、工業も発展し、逆にユダヤ人の存在が東洋人からしたら邪魔に。そこでポグロムが発生(特にポーランドにおいて)。 そうするとユダヤ人の東への信頼は失せ、ユダヤ人として他者と自分の棲み分けがはっきりしてくる。 東を嫌うことが、のちのアラブ系との争いに繋がる、という流れと理解。
0投稿日: 2025.12.27
powered by ブクログ分かりやすくはあったが、難しい ロシア・ユダヤ人としての相補的なアイデンティティのバランスが、外部環境の重なりで崩れた 極東のユダヤ人としての面と、パレスチナ建国への繋がり 自己が抱える複数の面の複雑な絡まりが、形は変わったけど結果としてユダヤ人を民族化させたというのは面白かった
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ何かと現代社会で話題のイスラエル。その歴史に大きく影響を与えた「ロシアのユダヤ人」達の行動や思想を解説している。 ホロコーストの時代だけ切り取っても分からない、今に至る軌跡を詳細に追いかけている。登場人物も多いし、ロシア、ユダヤ人、だけでなく多くの国や地域も絡み合っているので複雑でなかなか理解が追いつかない。欧米国家の影響が強いと思っていたが、本書ではロシアとロシアに住んでいたユダヤ人達の関わりが非常に影響が大きいことが詳細に語られている。 歴史は複雑だなー、と。
0投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログイスラエルにもユダヤ人にもロシアナショナリズム等に詳しくない自分には難解な部分も多かったけれど、イスラエルの国民性がどういう流れを辿ってきたのか、うっすらと輪郭を掴むことができた。 ディアスポラ、ポグロム、ホロコースト、シオン主義、福音派、そういった人々が世界に散ったことでむしろ結束が強まる一面があったこと。 ガザの戦争がなかったら一生知る機会のなかったことかもしれない。 ⚫︎あらすじ ハイテク産業で鳴らしているイスラエルは、軍事力が高く、好戦的な国としても知られてきた。なぜか。一般には、あるいは今日のイスラエル人自身にとっても、ホロコーストを二度と繰り返さないためにそうなっているという説明がしっくりくるだろう。しかし、イスラエルをつくったシオニストの自衛への意識は、ホロコーストが始まる前から十分に高くなっていた。ホロコースト以前の世界のユダヤ人口の中心はロシア東欧地域である。シオニスト運動はロシア帝国に始まり、当地出身のユダヤ人が思想的にも人材的にもシオニスト運動やイスラエル建国を引っ張ってきた。では彼らはなぜ自衛の意識を高く持ったのか。
0投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ悪文なのか自分の読解力が足りないのか。面白い指摘をしていると思うのだけど、スッと入ってはこなかった。
1投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログホロコーストを体験したユダヤ人がなぜ人種主義的で、軍事的な国を作ったのか、あるいはその傾向が強まったのかというのは、謎が多いところ。 そんな関心事で読んでみた。 基本的には、ロシアにおけるユダヤ人という立ち位置が、ヨーロッパにおけるユダヤ人、例えばフランスやドイツとどう違っていて、シオニストの中で、どのような議論のプロセスを得て、軍事的、ファシズム的なものになっていったかということが書いてあって、ほとんど知らなかったことばかりなので、とても勉強になった。 だが、本のタイトルと内容は少しづれている感じもあって、そもそもシオニズムを提唱したヘルツルの思想の解説とか、ロシア以外のシオニストたちの動き、ホロコーストが進展する中での動き、そしてイスラエル建国時の説明などとの関係がもう少し知りたい感じがした。 多分、そうした話しは別途シオニズム関係、イスラエル建国関係の本を読めばわかるのだろうが、やはり大きなところで、そうしたこととロシアのユダヤ人の関係が知りたいと思った。
1投稿日: 2024.01.26
