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漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
ユヴァル・ノア・ハラリ、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン、ダニエル・カザナヴ、安原和見/河出書房新社
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総合評価

44件)
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4
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    詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。  → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1752.html 2021/10/30 NHK TV を見て、ベストセラー「サピエンス全史」に興味が出ました。 難しいかなぁ?  嬉しいことに 漫画版があるので 読んでみましょう。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    単行本であの分厚さは手に取りにくいと感じていたので、マンガはありがたい。 しかし、大判で分厚さも図鑑並み。読み応えあり。よくここまで作り上げたなと感心する。私たちがどう生きていくのか、次号も読みたい。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    ユヴァル・ノア・ハラリ 原案・脚本、ダヴィッド・ヴァンデルムーレン 脚本、ダニエル・カザナヴ 漫画、安原和見 訳『漫画サピエンス全史. 人類の誕生編』(河出書房新社) 2020.11発行 2025.8.23読了  神奈川県小田原市に生命の星・地球博物館という博物館がある。そこでは46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を分かりやすく展示している。その中に人類の進化についての展示があり、歴史の授業で覚えさせられたアウストラロピテクスの骸骨が展示されていた。ところが、その下に見知らぬアルディピテクスの骸骨が展示されてある。しかも、アウストラロピテクスよりも古い時代だというではないか。博物館内のライブラリーで調べてみると、先史時代には様々なホモ属が地球上で生活しており、その中で唯一生き残ったのが我々人類(ホモ・サピエンス)ということらしい。興味ある話だったので、もう少し深掘りしたいと思い、色々調べてみると、サピエンス全史の漫画版があることを知る。サピエンス全史自体は未読だったが、漫画版で概略だけでも知れたらいいと思い、購入した。  Amazonで購入したのだが、現物を見てみるとかなり大きい。ソフトカバーではあるが、小学館の図鑑くらいの高さがある。値段も2640円とかなり強気な価格設定だった。しかし、全ページオールカラーで、このサイズなら仕方がないかもしれない。  さて、肝心の中身についてだが、ホモ・サピエンスは約7万年前にアフリカから全世界に急激に広がっていったらしい。当時、ユーラシア大陸には他の人類が進出していたが、ホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人をはじめ他の人類を中東から追い払い、そればかりか地球上から一掃してしまった。約5万年前には、海を渡ってオーストラリア大陸に上陸している。  こうしたことが可能になったのは約7万年前にホモ・サピエンスにある変化が起こったからだという。それは「認知革命」と呼ばれるもので、コミュニケーション能力や学習能力、記憶力、想像上の現実を生み出す能力が劇的に向上したおかげで、大勢の他人と協力しあうことが可能になったというのだ。その結果、ホモ・サピエンスは「文化」と呼ばれるものを築きはじめ、遺伝的には同じでも、多種多様な文化や規範、価値観を持つ集団が現れるようになったそうだ。  こうして認知革命後のホモ・サピエンスは世界各地に広がっていったが、そうした中で他の人類は絶滅していく。他の人類が絶滅した理由については、交替説と交配説があり、長く交替説が支持されていた。しかし、2010年、現代のヨーロッパ人とアジア人のDNAのうち、2%はネアンデルタール人に由来することが判明。さらに、現代のメラネシア人とオーストラリアのアボリジニのDNAのうち、最高で6%はデニソワ人に由来していたことが判明した。  ネアンデルタール人とデニソワ人に由来するDNAはごくわずかだから、ホモ・サピエンスと他の人類が「混じり合った」とは言えないが、ごく稀に繁殖力のある子孫を残すことがあったのではないかということらしい。この辺りの話は、人種差別を誘発しかねない政治的にセンシティブな話題なようで、本書の記述も歯切れが悪かった。  こうして見ると、なぜホモ・サピエンスに認知革命が起こったのか疑問が湧いてくるところだが、DNAの変異以上の説明はなかった。  映画『プロメテウス』なら異星人の仕業と説明するのだろう。  人類は果たしてどこから来たのか。久しぶりにゾクゾクした読書体験だった。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I030713161

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    ●2025年6月15日、グラビティの読書の星で紹介してる女性がいた。 「@部長 さんから勧められた「サピエンス全史」 図書館に漫画版予約したら衝撃の大きさだった (遠巷説百物語ハードカバーは比較のため) このデカさのを3冊と他にハードカバー4冊借りてきた!重かった꜀(.௰. ꜆)꜄」 → 見た瞬間、「サピエンス全史!漫画あんの!?これいいね!」ってなった。なにしろ、原書?はむずかしそうなので。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50219098 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2025.06.12
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    中巻にあたる歴史の覇者編から読んだので、人類の誕生編で、ホモサピエンスの独自性、つまり実体のない仕組みを実在のものとして、共有できるというな突出した能力があるというところが、それ以前の人間の祖先との区別される点となっているところが印象的だった。 というのも、歴史を動かしているものが、宗教や、主義や、経済のようなものであるとしたら、それがないものは歴史をもてない。 本では想像したもの、それを共有して、多数人を動かしているものような言い回しになっているが、金、信念、とか宗教が、多くの場合、原因で戦争ができるのが、ホモサピエンスだ、ともいわれているようで、少しガッカリもする。 洞察力を使ってたくさんの人を動員できるのに もう、ちょっとよいことに利用できそうなものだ。 現在進行形で起きている関税問題も、多分にその気配はあって、実体が変わらなければ、評価を変えても、という感じがしている。 人間に時間を遡る能力がない限りラストベルト地帯は二十世紀初頭の自動車産業にもどっても、救えない。かといって、生活の苦境に人が甘んじるというのも、どうか。 とりかかりが関税だとしても、戻ってくるのは新しい価値観でなければならず、プラスアルファの世界でなければ、実体は変わらない。 なにしろそういうことなのだろう。 だとすれば、アメリカにも中国にも関税を使って話したいことがあったのだ。 そんなことを本を読みながら考える。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「サピエンス全史」「ホモ・デウス」を読了して、いやー、なかなか良かったけど読むの大変だった~!などと話していたら、漫画もあるよ!と司書の先生が教えてくれたので借りました。 あの大作を1冊の漫画にまとめてあるなんて!素晴らしい!と思ったら、もちろんそんなはずはなくて(笑)、この1冊が「人類の誕生編」で、認知革命の部分だけでした(汗)。 次が農業革命みたいです。 漫画だと読みやすい!という人も多いと思いますが、私の場合は普段漫画を読まないので、逆に最初は読みづらかったです。3分の1くらいまで読んでやっと、漫画の読み方に慣れてきて、残り3分の2は一気に読み終えました。漫画だけで「サピエンス全史」をちゃんと理解するのは難しいと私は思う。原作を読んだ上でこの漫画を読むことで、より理解が深まると思う。 「人類の誕生編」は、認知革命によってホモ・サピエンスが地球上に急速に広まり、他の種の「ヒト」やその他の動物を絶滅させた経緯がよく分かる。 我々は学校なんかで、昔は人間は自然と共存していたけど、工業化によって自然を破壊した、みたいに教えられてきたけど、実は全然そんなことはなく、何万年も前からホモ・サピエンスは、新しい大陸に到達するたびにその土地の動物をことごとく絶滅させてきた。漫画だと、地図上にサピエンスの移動を矢印で示したりできるのでわかりやすい。 最後は刑事がサピエンスのカップルを裁判にかけ、オーストラリアや南北アメリカ大陸の多種多様な動物たちを絶滅させた責任を問おうとする、というしかけになっていて、なかなか面白い展開だった。1冊2400円なのでおいそれとは買えないが、次も読みたい。

    14
    投稿日: 2025.03.15
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    サピエンス全史のコミカライズ。 サピエンス全史を読む前に。わかりやすい解説。 狩猟採集社会への憧れがますます募った。 DNAに書き込まれている本来の人間らしい生活。 しかし、狩猟採集社会の人類でさえ、他の種をバッタバッタ絶滅させてきたとは、ショックだった。

    2
    投稿日: 2025.02.20
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    サピエンス全史を読んでからのマンガだったので、もともとわかりやすく書いてあるのも相まってすぐに読み終わった。海外だからなのか絵のタッチや展開に慣れず理解しずらかった

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    書籍で読んでから2年ほど経過していたので復習がてら漫画で再読。漫画なので要点にポイントを絞ってサクサク展開されている。非常に読みやすかった。

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    原作と一緒に読んでもいいし、これだけでも十分優れている。 私は並行して「サピエンス全史」を読んでいたけど、ところどころダレる章があり、ペースが落ちるところがあった。漫画にはソレがない。 一緒に読むと理解は深まるし、これだけ読んでも十分に楽しめると思う。

    0
    投稿日: 2024.06.02
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    現代人は蛇や蜘蛛は恐れるが車は恐れない。新大陸の大型動物もホモサピエンスを恐れなかった。一方でアフリカ大陸の大型動物は徐々にホモサピエンスを警戒すべき存在と認識していった。

    0
    投稿日: 2024.04.28
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    「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」 ユヴァル・ノア・ハラリ 人間は自分達を頂点だと勘違いし、戦争をし地球を破壊し続ける。もしもネアンデルタール人が生き残っていたら、人間は別格だとは考えにくかったかもしれない。ホモ・サピエンスも動物の一種であるのに。

    8
    投稿日: 2024.03.16
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    ホモサピエンスは素晴らしいから生き残れたと思ってるでしょ? 全てを征服して、色んな力つけて、開発して、生活が豊かになったと思う。 で、幸せになれたの? 違いますよ、 さほど誇れるような成果もなく、ただただ環境と自然動物などまわりに被害を与えてるだけですよ。 狩猟生活の方が楽だし幸せだったのにね。 というざっくり内容あってるんだろうか。 難しいお話。 アメコミなのも入り込みにくい

    6
    投稿日: 2024.01.20
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    市立本。活字版の『サピエンス全史』とは少々趣が違うようで、マンガ用に再構成されたもののようだ。ちなみに活字版は未読。 A4サイズの大きなマンガで、ページの紙も厚めで重厚。オールカラー。で値段は2000円くらいとくれば、だいぶ安く感じる。内容はマンガながら、かなりの情報量。ビジュアルが伴ってイメージ的な理解の助けになる。 作画はダニエル・カサナヴというフランスのバンド・デシネ作家。オシャレな絵柄とカラーリングは見ていて楽しい。 話は人類に農業革命が起こる1万2000年前までの、サピエンスの歩みについて。7万年前に、「認知革命」と称される、他の動物とサピエンスを決定的に隔てる変化があった。それ以降加速度的に他の生物を絶滅に追いやり、生息域を広げていったらしいサピエンス。 しかしあまり証拠が残っていないので、彼らが何を思いどのように生活をしていたのかはほとんどわかっていない。

    0
    投稿日: 2023.12.30
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    何万年・何十万年前には、今の人類=ホモ・サピエンス以外にも、ホモ・エレクトス、ホモ・デニソワ、ホモ・フローレシスエンシス、ホモ・ネンデルターレンシスたちが存在して、生息していた。 火の使用は人類と他の動物を隔てる最初の大きな溝になった。 この力はいつどこで使うか選べるから、無数の仕事に利用することができた。 さらに重要なのは、肉体的な限界が関係ないってことだ。 火打ち石があれば、女性1人でも数時間で森を丸ごと焼き払うことだってできる。 火を手なずけたのは先触れだった。これが原子爆弾に到る最初の重要な一歩だったんだ・・・ 7万年ぐらい前、サピエンスは急激に世界中に広がっていった。 でもアフリカを出たときには、ユーラシア大陸のいたるところに別種のそれらのヒトたちはどうなったのか。 交配説 ヨーロッパ~中東ではネアンデルタール人と、東アジアではその地域のエレクトスと交配した。 交替説 それらの種はまじりあうことなく、ネアンデルタール人が絶滅した(つまり皆殺しにされた) 交替説が正しければ、人種間の差異がないに等しいことになる。 しかし交配説が正しいとすれば、アフリカ人とヨーロッパ人とアジア人の間には、何十万年も前からの遺伝的な差異が存在する可能性がある。 2010年、ネアンデルタール人の骨からDNAを抽出することに成功。 現代のヨーロッパ人とアジア人のDNAのうち、2%はネアンデルタール人に由来することがわかった。割合としてはかなり低くても、間違いなく混じっている。 さらに現代のメラネシア人と、オーストラリアのアボリジニの場合、最高で6%のDNAがデニソワ人に由来していた。 だから、交替説と交配説のどちらとも言えない。 サピエンスは寛容ではない。現代でも、肌の色が違うとか言葉や宗教が違うというささいな理由で、別の集団を皆殺しにしたりしている。 大昔も寛容だったとは思えない。 サピエンスがネアンデルタール人と遭遇したとき、史上初にして最大規模の民族浄化作戦が始まったのかもしれない。 この3万年間、ホモ・サピエンスはずっとヒトの唯一の主だった。だからそれ以外の可能性は考えることすら難しい。同種の親戚がいないんだから、どうしても自分たち造化の頂点だと考えたくなる。動物界の他の動物たちとの間には、越えがたい断絶があるからね。 でもネアンデルタール人が生き残っていたら、人間は別格だとは考えにくかったんじゃないかな。サピエンスの先祖ネアンデルタール人をなかったことにしたのはそのせいだろう。無視するには似すぎているし、受け入れるには違いすぎたんだ。 フローレス島の小柄なヒトは5万年ほど前に消えた。ホモ・ルゾネシスはルソンから姿を消した。 昔の人類はチンパンジー たちにそっくりだった。 残念ながら今の人類も残念なぐらいチンパンジー たちに似ている。個人でも家族でも。 本当に違うのは大勢で協力できるって言うところ。 身体的な面では サピエンスの道具作りの能力は3万年前から大して変わってない。 だけど、大勢の他者と協力する能力は、劇的に向上してる。 7万年くらい前に 獲得した言語能力のコミュニケーション能力のおかげだ。 社会的に協力し合うことが生存と繁栄の鍵。 陰口をきくのは良くないことだし、意地悪な行動だけど、実は大人数で協力するのには必要不可欠。 言語能力を獲得したサピエンスは何時間も噂話ができるようになった。誰が信用できるかという確かな情報があれば、群れの規模を拡大できる。それでサピエンスはより緊密で高度な協力関係を築けるようになった。 現在でも人間のコミュニケーションのほとんどは 噂話。 人はごく自然に噂話を始めるからね。言語はそもそもそのために発達してきたんじゃないかと思うぐらい。 悪いことをすると人に噂されるから、噂は社会規範を強化したり、集団の結束を保つのに役立つんだ。 150人以上の相手と本当に親しく付き合うことはできない。150人はマジックナンバー、限界点。 サピエンスが世界を支配してるのは、自分で生み出した虚構を信じるなんて、そんな動物が他にいないから。みんなが同じ虚構を信じていれば同じ規則に従うことができる。 みんながその話を信じればみんなが同じ法や規則に従うから、全然知らない相手でも協力し合える。サピエンスだけが何百万人もの協力ができる。 法体系の根っこにあるのは法律にまつわる共通の神話。弁護士は見ず知らず 同士 協力しあって 赤の他人を弁護するまる。これは法や政治や人権やついでに報酬としてもらう現金の価値を信じているから。 未開部族はありもしない政令を信じることで社会秩序を保ってるって聞くと人はすぐに納得する。なのに、現在の社会体制もまったく同じだってことに気づかない。 現在の企業は昔の部族とそんなに違わない。起業家や法律家はいわば強力な呪術師。 7万年ほど前に登場した認知能力。これは認知革命。 言葉を紡いで想像上の現実を生み出す能力のおかげで人間は大勢の他人と協力してやっていける。 200万年前遺伝的変異によってホモエレクトという新種の人が生まれた。と同時に新しい石器が登場して今ではそれがこの種のエレクトスの目印になっている。 それ以上の遺伝的変異が起こらないうちは 接近 もほとんど変化がなかった…なんと200万年近く も! 認知革命以後のサピエンスは行動をパッと切り替えることができて、遺伝子や環境の変化がなくても次の世代に行動を伝えることができた。 サピエンスは数十人の集団で狩りをすることを学んだ。複数の集団がまとまって数百人になることもある。 認知革命以前 サピエンスは動物の一種でしかなかった。世界に属していたから、政治学の理論で理解することはできる。 しかし、認知革命以後のサピエンスは架空の物語 を次々に発明していき、奇妙な行動様式をいくつも生み出して今でいう「文化」を築きはじめた。 狩猟採集民は定住していませんでした。毎月どころか毎日移動することもあります。所持品は全て 担いで運んでいたわけです。引っ越し業者や荷車はもちろん駄獣すら存在しませんから。ですから 必要最低限でやっていくしかなかったんです。 つまり、宗教的情緒的社会的な活動にはほとんど 道具を使っていなかったと結論してよいのでしょうか。 現在は生きるのに必要な知識の大半を人は無自覚に他人に頼ってる。でもその他人の方だって自分の狭い専門分野のことしか知らない。集合的に見れば現代社会の知識量は石器時代の共同体を大きく凌駕しています。でも個人のレベルで言ったら歴史上一番知識や技能が豊かなのは昔の狩猟採集民なんです。 正直に言って、20世紀は史上最悪の戦争と民族条項から行われた時代だが、その20世紀ですら人間の暴力によって殺された人間はたった5%。 動物界が産んだ歴史上最悪の殺人犯。 猫が車が走ってくるのを見るとよく突っ立ったまま動かなくなる。あれはバカだからではなく車 という危険に適応する時間がなかったから。

    0
    投稿日: 2023.08.27
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    歴史って漫画だとわかりやすい。ぐんぐん惹き込まれる画風と進み方で、人類の誕生という、歴史の中でも壮大な部分を時空を超えて楽しみながら学べる本でした。 サピエンスが今のように発達したのは”虚構”を作り上げたからだとこの本では言っています。神という存在、宗教、価値観など、そういったものが人々をまとめ、発達したのだと。 部分的に著者の政治的な偏りが垣間見えるのが気になるけれど、寝る間を惜しんで没頭させてくれる漫画だった。子供も大人も楽しめると思う。

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    かつて地上には何種ものヒトがいた。なぜ私たちホモ・サピエンスだけが生き延び、繁栄することができたのか? 世界的ベストセラーの公式漫画化、ついに始動! 全頁フルカラー。(e-honより)

    0
    投稿日: 2023.05.23
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    訳版と漫画版があったが、とりあえずは読みやすさ、とっつきやすさ重視で漫画版から。 前提知識等は無しに読み始めたのだけれども、いわゆる猿と人類の違い、丁寧に言うとホモサピエンスとホモサピエンス以外の他の新人類との違いを説明してくれる。地球上の他の種とどうやって入れ替わってきたか、ただ結果だけではなく、いろんな考え方があることを踏まえて、説明してくれる。 ちょうど、人種と生物種は違う概念なのか、と考え始めたところで、モチベーション高く読めた。

    0
    投稿日: 2023.03.14
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    虚構を信じるということ。 虚構の持つ力。 虚構で実在する人間を苦しめない。 噂話はなぜ好きか?という答えが今までなくハッとした。 プジョーの例もわかりやすい。

    1
    投稿日: 2022.04.23
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    サピエンスは、こうして世界中にはびこったのか…と理解できる作品。 猿から進化したと言われても、猿がいきなり今のヒトになるわけでは勿論なく。 その過程では、他の人類の淘汰や、石器時代からの環境破壊があり。。ああ、現代の気候変動の問題だって、サピエンスの進化の延長線上のものなんだ。必然的な。 さあ、、フィクションを信じ、何万人もが協力し合えるサピエンスは、即座に行動変容が可能という特技を生かして、これからも永く繁栄できるのか。 「賢さ」一歩及ばす、現状を見誤って自滅の道を歩むのか。。

    2
    投稿日: 2022.03.25
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    『サピエンス全史』を読んでみたいと思ってはいるけど、その難解そうなイメージに足踏みしている人は、まずこちらを手にとってみるのもありかも。 ただし、原著ほど面白く感じなかったのが正直なところ。というわけで、活字だけの本に抵抗のない人は、やはり原著を手に取った方がいい。 漫画としてのおもしろさは少なく、どうしても単にキャラクターが説明しているだけの描写ばかりになっているのが残念。

    0
    投稿日: 2022.01.08
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    歴史や人類学は局所的な研究をしてる方はとても多いが多面的に研究し意見を纏めている方はあまりいないのでは。所々疑問を持つ解釈はありつつも、情報量や面白い見方は多々あり、様々な事を考えたり調べるきっかけにはなると思った。

    0
    投稿日: 2022.01.03
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    マンガになっているので、とっつきやすかった。書籍版は、話題になっているのは知っていたけれど、暑い&事例が多い、で読めていませんでした。 サピエンス全史書籍版や21Leesonsの入門としていいのかもしれません。

    0
    投稿日: 2021.12.03
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    話の内容と絵があんまり関係ないのにすごくわかりやすかった アメリカのコミックみたいに本自体かなりでかい(A4くらい) これから原作も読んで見ようと思います

    0
    投稿日: 2021.10.29
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    サピエンス全史を読む前の関連知識作り。これでとどまってしまう可能性もあるけど。進化心理学の話が中心。ポルトマンの話も出てくる。ホモ族の中でなぜサピエンスが生き残ったか。フィクションを共有できて協力することができたこと。協力するということは仲間の情報を収集することが大事になる。ゴシップ好き。今の常識が人類の常識ではない。家族形態は特に。情報や技術の共有が急速におこなわれる現代以降,ホモサピエンスはどんな変化をするのか。人類はだいたい願望を現実化させてきたのではないだろうか。どんな願望を持つかが人類の行く先を決めそう。

    4
    投稿日: 2021.09.02
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    本の最初にこんな言葉が。 「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。 集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」 ーユヴァル・ノア・ハラリ これは過去形で書かれているが、 全ての存在に当てはまる普遍的なことなのでは? ホモ・サピエンスだけがこの法則の例外・・・ なんていうことは考えられない。 「本の流れ」 600万年前 ヒトとチンパンジーの祖先が分かれる 250万年前 アフリカで人が出現。最古の石器 200万年前 ヒトがアフリカからユーラシアへ広がる ヒトが複数の種に進化する 50万年前 ヨーロッパから中東でネアンデルタール人が出現 30万年前 火が日常的に使用される 20万年前 ホモ・サピエンスがアフリカに現れる 7万年前 認知革命。物語の発生。歴史の始まり。サピエンスがアフリカの外へ進出 5万年前 サピエンスがオーストラリアに移住。オーストラリアの大型動物相の絶滅 3万年前 ネアンデルタール人の絶滅。ホモ・サピエンスが唯一のヒトとなる 1万6000年前 サピエンスがアメリカに移住。アメリカの大型動物相の絶滅 1万2000年前 農業革命。栽培作物と家畜の誕生 5000年前 初の王国と文字と貨幣。多神教 4250年前 初の帝国ーサルゴンのアッカド帝国 2500年前 硬貨の発明ー普遍的な通貨 ペルシア帝国ー普遍的な政治秩序 インドの仏教ー普遍的な教義 2000年前 中国で漢帝国。地中海でローマ帝国。キリスト教 1400年前 イスラム教 500年前 科学革命。人類は自己の無知を認め未曾有のパワーを獲得し始める。 ヨーロッパ人がアメリカと大洋を征服し始める 地球全体が単一の歴史舞台になる。資本主義の台頭 200年前 産業革命。家族と共同体に代わるものとして国家と市場が登場。 動植物の大量絶滅 現在 人類が惑星・地球という限界を越える 核兵器が人類の存続を脅かす 生物が自然選択でなく知的設計によって生み出される割合が高まる 未来 知的設計が生命の基本原理になる? 初の非有機生命体? 人類が神になる?

    0
    投稿日: 2021.08.05
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    生き残ったホモ・サピエンス。子孫をどう繁栄させたか。 ブラジルの講演会のやり取りが面白い。 固定観念に囚われた人と対峙する専門家のところ。

    0
    投稿日: 2021.05.11
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    大判マンガで子どもと一緒に読めるかも、と思って買ったら自分がハマってしまった!虚構が人類を人類たらしめている。兼ねてからのさまざまな疑問が一つに繋がり、自分のやりたいことがまた一つ明らかになりました。

    1
    投稿日: 2021.05.03
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    猫に色々な種類がいるように、以前は人間にも多くの種類がいた。しかし現在地球上にいるのはそのうちのサピエンスだけだ。この謎と影響を教えてくれるサピエンス全史の漫画版。やはりビジュアルが有ると理解しやすい。 自然界は通常何万年もかけて変化に対応してきた。しかし、サピエンスは余りにも急速に世界中に進出・対応し、その為地球をがらりと変えてしまう事となった。 人間は当初サバンナの負け組であり、その為人間は今でも不安でいっぱいであり、いつでも自分の立場を気にしている。 こんな人間が生態系のトップに躍り出たため、人類は二倍も残酷で危険な生物になってしまった。戦争も生態系の破壊も、歴史上の大惨事は人類が急に頂点に飛び出したことが原因だという。 そんなサピエンスが世界を支配している理由は、「自分達で生み出した虚構」を信じることが出来る動物が他にいないから。神も国家も会社やお金も、全員がそれを信じていなければ成り立たない。十字軍に命を捧げたり、お金を貯めることに夢中になったりすることは虚構を信じた結果だ。昔の御神木に宿る精霊も、今の株式市場に宿る精霊にも、人間が抱く気持ちは何も変わっていないという事なのだ。 アフリカの片隅で生まれたホモ・サピエンスがユーラシアからアジア、太平洋、北アメリカから南アメリカまで全世界に進出したことで、哺乳類・鳥類をはじめ多くの種が絶滅した。ガラパゴス諸島は多様な生物が暮らしているが、これはたまたまこの島への人間の進出が遅かっただけの理由であり、他の全ての大陸や島ではガラパゴスとは異なる多様性が存在していたのだろう。 続編はこれほどの暴君ぶりを発揮したサピエンスが、小麦の奴隷となる歴史が描かれるらしい、楽しみである。

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    上下巻になってる本編の方も読んだけれど、 歴史が始まって人間の経済活動の記述もあったような。対してこちらは、ホモサピエンスが地球上に広がって…の方がウエイトが大きかった気がした。先に読んだ本編の方もまた読み直したくなったし、まぁ、とにかく幅広く楽しめてアカデミックな気持ちになれるし学んだなぁという自己満足が得られる。 あちらを読んだときにも感じたことだけれど欧米文化を中心としても描いてあり、(もちろんこちらもだけれど)違和感に気が付くかも。 マンガ形式だけれど読みにくい(それはコミックの文化の違いもあって)のだけれど、慎重にじっくり少しずつ読み進めて堪能できた。

    0
    投稿日: 2021.04.21
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    大好きな『サピエンス全史』のコミック版。 今回は「人類の誕生編」ということで、単行本の上巻の前半部分(全体の1/4)に当たる内容が描かれていた。 一度単行本を読んだ身としては要点の復習として良かった。逆に、本編を読んだことがない人も、読みやすいと思う。

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    投稿日: 2021.03.27
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    サピエンスなんてやめてしまいたいと思う。 テレビなどの「無人島探検」とか今までワクワクして見てたけど、 無人島に人間が上陸した途端に、環境破壊して動植物の種類がガクンと減る、と知り、 もう、未開の地開拓とか、無人島で新種の虫発見とか、深海で未確認生物探索とか、 もうやらなくてもいいのでは無いかと思う。 サピエンスであることが悲しい。

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    投稿日: 2021.03.19
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    昔は何種類ものヒトが存在していたが、ヒトとして生き残ったのはホモ・サピエンス1種だけ。それは、認知革命によって虚構を作り出すことができたから。 大判なので持ち歩いて読めないが、漫画なので家でゆっくり気楽に読める。次も楽しみ。

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    投稿日: 2021.03.06
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    サピエンスが他の人類よりも優れた点は・・・ そして手に入れた力を使って成し遂げたのは・・・ 原著はまだ読んでいませんが、このコミックはとても分かりやすいです

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    投稿日: 2021.02.11
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    面白かった。火の鳥をハラリさんが書いたって感じ。ハラリさんの本読んでみようと思う。 グローバリズムっていうのかな? 「虚構のために現実の人間を苦しめてはいかん」 印象に残ったのは、ゴリラかな?は一夫多妻制で、ボノボだっけかな?はシングルマザーだったかレズビアンが多いってとこ。サピエンスはヒトって意味とか、全世界中の人たちがホモ・サピエンスという同じ種?であることとか。 ヒトに近い霊長類ですらさまざまな夫婦?形態、恋愛?形態だし、 本とは別だけど、カクレクマノミなんかは、雌雄転換するわけでしょ。 自然界の動物みれば、同性愛もシングルマザーも性転換も何ら不自然なことではなく自然なんだなあと勉強になった。みんな生きるための生存本能でやってるんだよねー。同性愛とかを批判する人たちって一体何様どちら様仏様神様なのですかねぇ

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    投稿日: 2021.02.06
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    サピエンス全史は、何度読んでも良い。 人間がどういう生き物なのか、最もコアな部分が見えてくる。 次も出るのかな?楽しみ!

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    投稿日: 2021.01.31
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    インターナショナルな高校生たちとユヴァル・ノア・ハラリさんがネットで対談している番組がすごくおもしろかった。その中で取り上げられていたのが「サピエンス全史」 こりゃちょっと読んでみたい! と思って買ったらすごい分厚さで驚いた~ でもマンガなのでわかりやすいしすい理解しやすかったのよね 人類の誕生から進化 少なくとも6種類はいたであろう人類の仲間たち(ネアンデルタール人やデニソワ人)はなぜ絶滅して、力の弱いホモ・サピエンスが残ったのか? 自然淘汰?仲間割れ?サピエンスが絶滅に追い込んだ? そして人類は地球上の生物を絶滅に導く凶悪犯でしかないのか? 興味深かったのは番組の対談の時にも話題になった 「フィクション(虚構)」という概念 想像上の共通した概念を現実のもとして認識して他人とシェアすることのできること。 それには人と人での共通した概念の認識とコミュニケーション能力が必要であるって話 つまり「ドル」=「お金」という概念だけど 「ドル」紙幣にそんな価値があるものではない(金じゃなくて紙だからね) つまり「ドル」紙幣は価値のあるものとして共通の認識(つまりフィクションや神話)を信じているからこそ、そのものの価値を認めるということ ある意味哲学みたいだけどそれが人類学者からの発信といいうのがおもしろい。 そしてそこからサピエンスの進化が加速していくということがまたおもしろい 私が中学生や高校生の時にこんなおもしろい本に出合ってたら進路や人生が変わっていたんじゃないかな~ ユーモアあふれる語り口とわかりやすさ とにかくおもしろかった!!

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    投稿日: 2021.01.29
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    サピエンス全史、なかなか読み終わらない中、これを読んでしまった。わかりやすく、早くよめる のは嬉しい。が、やはり原本の充実した内容には勝てない。 なんとか、頑張って読んでみよう。

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    投稿日: 2021.01.10
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    漫画でも情報量多くて読むの大変なくらいだけど面白い。「進化」と「虚構の達人」のところが特に興味深かった、本もちゃんと読みたい、、、 "道具やめざましい学習能力や複雑な社会構造の助けがあっても、200万年間も人類は絶滅すれすれの動物だった〜人類は短期間で頂点に飛び出したから、生態系にはそれに適応するひまがなかった〜サピエンスは成り上がりの独裁者みたい。いつ権力を失うかとびくびくしてるの〜 人類が不安いっぱいで、いつも自分の立場を気にしてるのはそのせいなんだ〜おかげで人類は2倍も残酷で危険な生物になってる。血みどろと戦争も生態系の破壊も、歴史上の大惨事はたいてい、人類が急に頂点に飛び出したことが原因"

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    投稿日: 2021.01.03
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    歴史が知りたい人、動物が好きな人、人が好きな人、ホモサピエンスの真実が知りたい人ならおすすめ! 私自身読んでみて、地球規模での課題を目の当たりにしましたし、価値観にも影響を与えるような本だと思います。 漫画のほうが読みやすいので、是非とも一度読んでみてください。

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    投稿日: 2021.01.02
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    人類誕生という壮大なテーマに、シンプルな漫画や解説が上手く調和していて面白かった。明快さがワクワクさを増幅させ、サクサク読めました。

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    投稿日: 2021.01.01
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    サピエンスの誕生から、移住による動物種の大量絶滅までの範囲が漫画化されている。原書も十分読みやすいが、さらにエッセンスが抽出されており、気軽に読めると思う。サピエンスが虚構を信じる能力によって繁栄できた、というサピエンス全史の最も重要な点はこの一冊で理解できると思う。

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    投稿日: 2020.12.19
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    メモ 7年前の認知革命以後、ネアンデルタール人など他の人を排除し、唯一の人類となったサピエンス。 集団で協力するために虚構や信仰を作り出す能力で、他の大陸へ驚くべきスピードで進行。 悪気なく生態系に異変を及ぼしていた。 現在の人間は他者が作った道具に助けられ、自分でできることは少ない為、狩猟開拓時代の、石器を作り、家を作り、料理を作り、狩猟をし、毒物を見分け などスーパーゼネラリストのサピエンスに劣っているという見立てもある。 平均寿命が30-40年だが、生存確率が低い乳幼児期の死亡率が高いのが主因であり、そこを持ちこたえると80歳まで生きるような例も多くあったよう。 わかりやすく、次作がとても楽しみ

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    投稿日: 2020.11.30