
アレクサンドロス大王物語
伝カリステネス、橋本隆夫/筑摩書房
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総合評価
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伝説としてのイスカンダル
概要に書かれているように、史実ベースではなく、あくまで「中世ヨーロッパにおいてアレクサンドロス大王の伝説がどのように語られてきたか」を知るための本です。複数の版が収録されており、それぞれの差分も確認できます。要所を抑えた上で色々と脚色があったり、荒唐無稽な「東洋」の神秘が盛り込まれていたりなので、「聖書に次いで読まれた本」というアオリは付いているものの、アレクサンダー大王について調べる時に最初に読む本というよりは、別の概説書で史実と基本を抑えた上で応用編として読むべき本、といった所かと思います。 また「アリストテレス宛の手紙」は講談社学術文庫の『西洋中世奇譚集成 東方の驚異』にも収録されていますので、読み比べてみるのも良いかもしれません。
0投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログアレクサンドロス・ロマンスと呼ばれる、民間に広まった物語。なので、異本がたくさんあるみたい。解説が二つも付いているが、両方ともいまひとつかな。
0投稿日: 2020.10.03
