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ナイトメア・アリー 悪夢小路
ナイトメア・アリー 悪夢小路
ウィリアム・リンゼイ・グレシャム、矢口誠/扶桑社
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総合評価

3件)
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    運命の輪はめぐる。 伏線が張り巡らされていた、と言うよりは、過去から未来へと人生は繋がっているのだ、ということが暗示されていたように思う。 途中から転調したように感じて、あれ?と思っていたら、そこから悪夢が始まっていたのだ。もう後戻りもできないまま、運命の輪にからめとられてしまっている。 でも、モリーが幸せになったことは救いだった。

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    投稿日: 2023.04.15
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    映画を観た後に初めて買い求め、読了。 実は映画も、事前にメディアが大量に放った予告編から「コレはオカルト?ホラー?モンスター?」みたいな先入観もしくは期待を胸にしながら観たものの、それとは大きく異なる内容に半ば驚き、感動し、「コレはぜひとも原作も読んでみなくちゃ」と思ったもの。 まずは何より、本作が今より76年も昔に書かれた文字通り「古典」であることにあらためて驚く。加えて、最新の映像・音響技術に基づく新作の映画を観た後に読んだことから、まだ脳裏に残る映画の鮮明な映像・音響とオーバーラップさせながら読みすすむことの効果・影響も大きかったことは否めない。裏返せば、映画未見のまま読んだなら、その感動や印象は大きく異なったであろうこと、想像に難くない。 本作末尾の解説によれば、本作の著者自身の生い立ちや生涯も、本作主人公・スタンさながらに数奇なものだったとの由。人生の光と影とをドラマティックに描いた名作のひとつとして、これからも長らく読み継がれて行く一冊だろう。

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    投稿日: 2022.04.22
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    異形のカルトノワールとかビザールな犯罪小説とか宣伝文句に踊らされて、読んだけど、もの凄く退屈で底なしの恐怖とかも、全然無くて読むのがとてもきつかったです。

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    投稿日: 2021.01.02