
総合評価
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powered by ブクログ大学生編は正直新キャラもあんまりハマらんくて、と言うか覚えきれんくなって来て、そこまでかなぁと思ってたんですけど、今回は好みの話でした。 謝罪がテーマの話で色々と、プライベートに当てはめて思うところもありつつ、なるほどそんな考え方もあるんやなぁとか思いながら読んでました。 あと、時系列も覚えきれんくなってきたなぁ……
0投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ本書では前作同様二話構成になっていて、おうぎライトとおうぎフライトがある。ライトの方ではアララギくんが友人の食飼ちゃんから彼氏とのいざこざについて相談を受けて、それと同時期にガハラさんから別れ話を持ちかけられる。この二つの出来事にはある共通点があって、平謝りされたという点だ。それも異常なまでの謝意で、誠意を押し付けてくる。アララギくんはそのあと老倉さんからも同じく謝り倒される。それらの件からアララギくんは怪異による事案であることを確信して、急遽帰郷する。そこで準レギュラーの日傘ちゃんや扇ちゃんと接触して、犯人探しを始める。それでまた新キャラがでてきてその人が犯人みたいな感じで終わるのだが、前作よりもテーマ性があって面白かった。被害と加害の哲学とか、謝罪の在り方とか、元来の物語シリーズの面白さがうかがえた。フライトの方では撫子がかつて自分に呪いをかけた同級生のもとにお見舞いに行く。そこで反省していない人を許すのは難しいみたいな話をして、そのあと貝木が出てきた。思わず高揚した。貝木が出てきただけでも嬉しい(*≧ω≦)。物語全体のオーラが変わるというか。それで撫子と斧乃木ちゃんと貝木が手を組んでアラウンドを倒しに行くみたいなラストで終わった。物語終幕への助走という雰囲気だ。あとは残すところ死物語だけとなった。
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
謝罪の話の方が主なんだろうけど、どうしても撫子ちゃん貝木泥舟よつぎちゃんのドリームチームのが印象に残ってしまう。笑
0投稿日: 2024.02.07
powered by ブクログ扇物語/西尾維新 11/19 #読了 戦場ヶ原ひたぎから別れを告げられた。謝罪の言葉と共に。その直後、老倉育からも過去の行いの謝罪を受けた。怪異現象だと判断した阿良々木暦は地元に戻り、怪異のエキスパート、忍野扇に会いに行く。 謝罪は許しを乞うためのものか。
0投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ阿良々木パートと千石パートは謝罪の裏表をテーマにした話。 目的次第で謝罪の意味合いは大きく変わるし、受け取り方も様々。日常を省みて、こんな複雑な駆け引きをしていたかといえば、結構していた。 耳が痛いというよりは、無意識に感じていたことを言葉にされたようでスッキリした。
0投稿日: 2023.07.17
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シリーズ26作目(モンスターシーズン4冊目) テーマはあとがきにもあるように「謝罪」。 「謝罪」という行為に対してここまで深い考察を言葉遊びの中で展開するのはさすがです。 独白の叙述テクニックを使ってミステリー仕立てにしているのもうまいと思います。 ただ、メインの暦主人公の物語は卒業後の物語との絡みが無いようで、大学時代単独のエピソードのような感じがして盛り上がれなかったです。 むしろ併設の撫子の専門家修行の方がシリーズ通しての物語となっていて面白いです。 貝木さんの復活、貝木+余接とのコラボで沖縄でのお仕事へ出発したところで次巻のお楽しみとなりました。
0投稿日: 2021.09.08
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p.34 元より友達の彼氏に会うつもりなんてなかったけれど 物語シリーズは全部読んできました。 昔は面白く感じた言葉遊びが、今は微妙になってしまいました。歳をとったせいかな。 上記の阿良々木君のセリフは流石だなと思いました。そりゃあ友人、コミュニティは拡がらないよなと感服しました。 撫子の物語はどうなるのかな? 世界に羽ばたいた羽川のことはもうやらないのかな?
0投稿日: 2021.04.16
powered by ブクログ謝罪がテーマ。 クビキリシリーズを始めとした西尾維新作品を学生時代に夢中で読んでいた身として、当時のようにのめり込めず残念。 本シリーズの魅力である言葉遊びに対して、よく思いつくなという尊敬の念を覚えながら読んだ。
0投稿日: 2021.03.13
powered by ブクログ大学の友人命日子から彼氏に一方的に謝罪されるという困惑を聞いた直後、謝るという概念知ってますか?な戦場ヶ原&老倉から異常な謝罪が。怪異が原因なのか調べていく阿良々木君パートの話は「謝罪」に関してあらゆる考察が出てきてそこは読み応えあった。表面的には謝ったらはいそこでおしまい!でもそうはいかないのが感情の難しい所。しかし読みにくいのなんの。何度も目が滑った。仕掛けが判ってもはいそうですか、な感想。呪ってきた相手に対峙する撫子ちゃんパートはすっきり読みやすかったし話も大きく展開して先が気になる終わり方。タイトルは扇ちゃんなのに全然物語られないのは正体が正体だし妥当か。
14投稿日: 2021.02.23
powered by ブクログ謝ることと許すことのお話。 偶数チャプターの声の主、最後まで分からなかった愚か者です。 読み返せば確かにあの人の要素盛り込まれているんですが、てっきり妖魔令か落葉の声かと思っていました。 と、日傘ちゃんの名前って「ほしあめともせいうとも読む」が正解だったと記憶してるんですが、本作では「ほしあめ」とだけルビが振ってあって「せいう」に関しては一切触れなかったですね。 (忍では「せいう」、宵では「ほしあめ」だったんです?) あと老倉の発言で怪異現象と気付くのに一番笑いました。 チャプター21の「妖しい光を放っている」の後は「妖魔光(レイ)」だと思ったんですけど普通に「妖魔令」でしたね。
0投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ「おうぎライト」 必要以上に場所を選ばず謝罪を。 全てが何かの間違いだと疑いたくなる状況だな。 怪異ではなく言霊と言えばいいのか分からないが、彼女の執念が異常だった事だけは確かだな…。 「おうぎフライト」 修行中に再開した相手は自分を。 本人たちに自覚が無いというのが気味が悪いな。 どれだけの人を呪い返されたら、そんなに大量の穴が開くのか不明だが目を背けたくなりそうだな。
0投稿日: 2021.01.18
powered by ブクログ謝罪ねぇ。それにしてもセカンドシーズンからこっちは読んでいてもあまりワクワクしない。撫子編はそれなりに面白く、先が気になる作りではあるけれども。あと、読みながら作者はプライベートで子育てでもしてるんだろうか? と思いながら読んだ。
0投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログ謝罪という行為は人や場面によって変わってくるのだと思えるような話で確かに普段謝罪することのない人が謝ってくると気味が悪いよなと共感しました
0投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『デリバリールーム』でも炸裂していた西尾維新さん独特の言葉遊びだけれど、長いシリーズ物でキャラの位置づけがよく分かっているとより楽しめる。キャラ同士の掛け合いもやっぱり楽しいね。八九寺の「噛みまみた」にほっこり癒やされる気がした。「表」と「裏」のどちらがどちらの中にあるのかという話には唸ってしまった。さすがです。AI手塚治虫のくだりもニヤニヤ。
0投稿日: 2020.12.26
powered by ブクログ撫子の話はどこへ続くのか…。 扇ちゃんメインと思いつつ、 阿良々木くんの大学の話と 撫子の話。 謝ることが暴力みたいなことって そんなことある?と思ったけど やり方によってはかなり暴力的にもなるのか、と 新しい視点。 起こった現象?としては 迷惑以外の何者でもなかったけど。 撫子の話も残りページ数的にどう終わるのかと思ったけど、 続編があるようで…(笑) なかなかのチームで、行くところも似合わない感あって 続きを読むのが楽しみです。
0投稿日: 2020.12.20
powered by ブクログ阿良々木暦大学生のモンスターシーズン三巻目。 今回のテーマは「謝罪」。 タイトルは「おうぎライト」「おうぎフライト」だが、あまり忍野扇ちゃんくんさんは関わってない。 「おうぎライト」 暦の大学での友人、命日子から、彼氏が私を傷つけたという勘違いの謝罪をされ、そのことを周りにも公言して憚らずどうにかならないかという相談を受ける。 更に後日、ひたぎからは過去のこと(ホッチキスの件)を謝りたく別れ話をされ、 さらには絶対に謝らない性格の育からも謝罪攻勢を受ける。 明らかに怪異がかかわっている。 調査するにつれ、謝罪している人たちには、直江津高校OBでオープンキャンパスの案内役をしていたという共通点があった。 ここで頼れる直江津高校の後輩ちゃん、神原駿河ではなく日傘星雨に頼ることに。 「おうぎフライト」 元かわいいだけの中学生、元神の千石撫子、 詐欺師の貝木泥舟、 死体人形の斧乃木余継、 の三人組が沖縄の西表島にバカンスへ向かい、次巻に続く。 なんて組合せなんだよ。
0投稿日: 2020.12.10
powered by ブクログ曲直瀬大学で食飼命日子(はむかい めにこ)に暦は相談をうける。付き合っていた彼氏の謝罪?により迷惑しているらしい。 同時期、暦はひたぎから別れ話を切り出されて、訳が分からない謝罪? ひたぎと老倉、絶対に謝らないヒロインツートップから謝罪されるという怪異。 地元に戻り神原家に行き忍野扇に助けを求める。が、途中まで可能性を聞いて家で妹と同衾した翌日、賽銭箱の裏の八九神から扇の話の続きを聞く。 偏差値ゼロから難関大学合格の伝説の受験生、直江津高校始まって以来の落ちこぼれ。 上洛落葉ちゃんが妖魔令の原因だったよう。 洗人迂路子(アラウンドウロコ)、または臥煙雨露湖。千石撫子の蛇の呪いの大元。詐欺師と法廷画家志望と死体人形で沖縄へ。
0投稿日: 2020.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリーは別にして、謝罪というテーマは面白かった その場を収めるための気持ちが入ってない謝罪や、本心で謝罪しても相手に伝わらなかったり、むしろ逆上させてしまったり、プライド高くて謝らない人とかいろいろあるな 相手が何で怒ってるのかわからないけど、謝らなきゃどうしようもない時の空気が嫌だな まさかの貝木さん復活なのね
2投稿日: 2020.11.19
powered by ブクログ作品紹介・あらすじ “洒落にならない化物でして。吸血鬼さえ、敵ではないほどの” 友人の食飼命日子に彼氏との仲違いを相談された阿良々木暦。 自身も戦場ヶ原ひたぎから別れを告げられたばかりだった――謝罪の言葉と共に。 騒動は怪異の仕業だと推理した暦は、 裏面にして怪異のエキスパート・忍野扇のもとへ向かう。 これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異! 【収録作】おうぎライト/おうぎフライト
0投稿日: 2020.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・謝罪がテーマの本作。謝罪をカテゴリ分けしていたのがよかったです。興味深かったので読み込みたい。 ・原因が怪異で救われたのは誰なのでしょうか ・良くも悪くも、会話が多いのが物語シリーズの特徴だなとおもいました。 ・合間合間の独白、上洛さんが話し手であるとミスリードさせてますよね? ・経験者だからといって、今苦しんでいる人に寄り添えるかというと必ずしもそうではない………「人は一人で勝手に助かるだけ」
0投稿日: 2020.11.05
