いきなりラスボスの城に飛んじゃった感。 あまりの状況に、時代のギャップを感じている暇もありません。 現代では通じた先手必勝の喧嘩の技術も、流石に戦国時代では力不足。 子供なんだから当たり前なんですけどね… すごくいいところで次巻に続く。 最近、一巻ごとにとりあえず完結していくシリーズ物を多く読んでたのでなかなか新鮮でした。 でも思い起こすと越水さんのシリーズはこのパターンが多かったような気もする。

小上級。作者あとがきによるとこの本のジャンルは、冒険活劇・ラブコメ・ファンタジーと盛りだくさん。織田信長の残虐さを筆頭に、スリルとスピード感満載の展開。生死の安全さがこれっぽちも意味をなさない時代に、現代のぬくぬく状態の竜胆リンドウ、美香、薫子がタイムスリップしてしまい、ハラハラドキドキ感は一気にヒートアップする。