
総合評価
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powered by ブクログ「8の殺人」「0の殺人」 と来て、著者の三作目に当たる1990年発刊の初期三部作の最終作。この速水三兄妹が登場する初期シリーズはどの作品もドタバタ喜劇っぽくて重くならないのだが、本作で企てられる犯罪はけっこう猟奇的である。いわゆるゲーム殺人だ。撲殺と絞殺が交互に繰り返される連続殺人に苦慮する長男・恭三。被害者にいかなる共通点も見られず、捜査は難航する。ユーモア推理風だから、さほど深刻にならずに読めるが、これシリアス路線で書いたらサイコ・スリラーっぽくて使えるんじゃないかなどと考えていたら、作者によるあとがきで後の 「殺戮にいたる病」 という作品に活かされているらしい。未読なので、そのうち読んでみたいが。犯罪の背景にパソコン通信が出てくるのが後のネット犯罪を暗示していて興味深い。例によってリアリティの点ではツッコミが可能な場面も多々あるのだが、この作品群に関しては指摘するだけ無粋であろう。更にいうと、殺人の謎のいくつかと殺害方法の真相は説得力が弱いと言わざるを得ず、その意味で物足りない。真剣にその意味を推理していただけにねぇ。
0投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログ速見三兄妹シリーズの第三作目です。今回は無差別殺人事件です。濃いキャラクターのどたばたギャグは健在。 作者の我孫子武丸氏は、この作品を書いているうちに『殺戮にいたる病』を思いついたそうです。 明るい『メビウスの殺人』に暗い『殺戮にいたる病』と、明るさは全く違いますが、そういえば似た雰囲気を持っていると思います。『殺戮にいたる病』を読んだ人には、『メビウスの殺人』のどたばたギャグのノリに吃驚すると思います。逆に『メビウスの殺人』を読んだ人には、『殺戮にいたる病』のスプラッターな描写の数々に戦慄を覚えると思います。 『殺戮にいたる病』は「我孫子武丸の最高傑作」と評価と人気が高いです。どちらも良質の作品ですからお薦めします。是非、読み比べてみて下さい。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ最初に犯人がわかっていて追い詰めていく過程で我孫子先生のユーモアや面白い文章があり、笑えます。話もしっかりと作られており、面白いです。
0投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログ速水三兄妹シリーズは笑いありの本格ミステリーで全作どれも読みやすく面白いのですが、3作目の本作が個人的には1番好きです✨シリーズがここで止まってしまっているのが残念です。久しぶりにミステリーを読みましたが、やっぱ最高だなーとしみじみ♫
0投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログ速水警部補とミステリマニアの弟と妹が活躍する、速水三兄妹シリーズの三作目です。 ミッシングリンクをテーマに、犯人側と警察側の視点がほぼ交互に切り替わり、物語が展開します。 冒頭に犯人の名前が明かされ、倒叙系ミステリの雰囲気もあるのですが、ただそれだけで終わらないところも面白く、意外性を持つ真相解明まで楽しませていただきました。 ただ、この真相は賛否両論ありそうですね。 読む人の捉え方によって、評価が大きく変わるように思います。 新たなキャラクターも登場し、これから更に面白くなりそうだと思えるだけに、新作が発表されないのが残念ですね。 デビュー当時のシリーズものだけに、ここで終了ということなのでしょうか。
0投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
速水三兄妹シリーズ第3弾。 結局シリーズ3作を3日で読破しちゃいました(笑) 前作までの愛すべきキャラ木下刑事の出番が少なかったのは個人的には淋しさを感じるも、犯人は犯行の中で2つのゲームを楽しんでいた。 2つのゲームの謎解きを進める中で、ゲーム相手であるべきCAT O'NINE TAILSの驚愕の正体がラストに判明する。 個人的には速水三兄妹シリーズの中では0の殺人が1番面白く感じた為☆4つ。 しかしながら、このメビウスが大好きな殺戮にいたる病のプロットであり、間違いなく忘れられない一冊となりました。 説明 大東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。犯行は金槌によるメッタうちと絞殺が交互する。犯人は一人か、あるいは別人か。現場には常に謎の数字を記したメモが…。被害者たちを結ぶ“失われた環”を探せ。ご存知速水三兄妹がつきとめた驚愕の真相とは?奇想天外な推理の新旗手の長編第三作。
2投稿日: 2019.07.30
powered by ブクログ万一現実にこんなことが起こったら大変なんですが、主要なキャラが笑わせてくれて今回も楽しく読みました。(以下中身に触れてます)PCのやり取りでかなりの違和感に気づいていたので、昔のパソコン通信ってこんなだったかな、とか思いながらも後半ではプログラム自体が二人の殺人者を操ってるのではないかと思ってしまいました…なのでラストはびっくりです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ速水三兄弟最期の作品。 でも本当に悔しい。 すごくすごく面白いのに この設定の他の作品を 読んでしまっていたから 結末予測できてしまった。 順番に〜謎のメモ〜で あの本と全く一緒だーと。 面白く素晴らしいものだからこそ パクるというのは言い方がわるいけど インスパイアされてしまうのかな、、
1投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ前二作の速水兄妹の作品は楽しめましたが、この作品は扱っている事件が酷くて、彼等のシリーズにそぐわない様な感じ。
0投稿日: 2018.02.04
powered by ブクログこのシリーズは何となく好きです。 トリックがメッチャすごいとかは思わないけど、3兄弟とかキャラクターが良いからですかね。 読んでても飽きないし。 ゼロの殺人を飛ばして読んでしまったので、次はそれを読みたいですね。
1投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは動機が素晴らしいと言う感じだったのだけど、 この後でABCとか読んだんだよね。 まあ、ABCよりもこっちの方がインパクト凄かったのだけど。 我孫子武丸ってこういう路線で進むのかなあと思ったけど、そうでもなかった気もする。 このシリーズも人形シリーズみたいに一応完結とか迎えてればよかったのになあ。
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ速水三兄弟シリーズ3作目はミッシング・リンク物。連続殺人が都内各所で行われるが、その被害者はいずれも無関係の他人で、共通点が一切見当たらなかった。果たして速水三兄弟が行き着いた被害者を結ぶミッシング・リンクは常識では考えられない突拍子の無いものだった、と簡単に纏めるとこうなるだろう。 このミッシング・リンクはいい意味でも悪い意味でも、著者の遊び心が出た内容だ。私は前作『0の殺人』が実に鮮やかに騙されたこともあり、今度はどんな面白い仕掛けを見せてくれるのだろうと期待が高まっていたせいか、この真相は肩透かしを食ってしまった。 しかしこの稚気性が高く、非道徳的な真相は逆に云えば、今日性が高いかもしれない。ただこれはあくまで最大限の譲歩であり、やはりワンアイデア物の小品であるといわざるを得ないだろう。 本作以降、この速水三兄弟は我孫子作品にはお目見えしていない。作者のユーモア感覚を代弁するのに最適のキャラクターだっただけに本作で退場してしまうのが惜しまれる。最後に彼ら三兄弟に花道を渡す意味でも、いつかまた再登場願いたいところだ。
0投稿日: 2016.11.03
powered by ブクログ犯人側の視点と警察官の視点が切り替わり、スピーディーに物語が進行していくので、読みやすい作品だが、この真相は、ミステリーとして見ると物足りない。 もう一人の犯人の正体、ミッシングリンクの意味、現場に残された数字の意味など、いずれも肩透かしであった。 椎名が独房で最後に考えたことを真相とした方が、まだしも面白いと感じた。
1投稿日: 2016.05.09
powered by ブクログ最後まで読んで思ったのが、「あー、こっち系か」でした。 凄惨な事件が起きる一方で、くすくす笑いながら読めた。 しかし、ポップになり過ぎず、引き締まった雰囲気を出すのはすごい。
1投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログ被害者の共通点(ミッシング・リンク)と現場に残された数字のメモの意味を推理する物語です。ミッシング・リンクの内容にちょっと脱力してしまいましたが、二転三転する展開はなかなか面白かったです。 速水三兄妹はなかなか面白いキャラクターなので続編を期待したいです。
1投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歌野作品で描かれたような殺人ゲームが展開される。 この時代には殺人ゲームが沢山描かれたのかもしれない。その中の一つであるとしたらやはりオリジナリティーとしては弱くなってしまう。 ストーリーはゆっくりと展開していき驚きはない。それでもキャラクターの強さや読みやすさがあり苦しむことなくラストまでたどり着ける。 ただ、凄く面白いとは言いづらいと感じられた。
1投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
床に叩きつけた。 連続殺人の規則性が徐々に紐解かれていくけれど、幼稚すぎる。ガキくさい。ガキがやってることなので当たり前なんですけど。 オチも最低だった。二重人格なので筆跡も違いますとか、あまりの力技に呆然としました。これが俗にいうアンフェア系というのなら、私には合わないです。 タイトルとの関連付けも弱い。ぜんぶ弱い。「0の殺人」が秀逸だっただけに本当に悔しいです。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ速水三兄妹シリーズ第3弾: 金槌と絞殺。交互に続く連続殺人と、現場に残された 奇妙な数字のメモ。 事件を繋ぐミッシング・リンク(失われた環)とは? 捜査を外された恭三。殺人の法則に気付いた慎二に 犯人がたどり着いてしまう。 ハラハラドキドキの展開だったのに、最後にそうきたかって感じ。 でも20年前の作品だから、当時は面白かったのかも。
1投稿日: 2012.04.02
powered by ブクログ「8の殺人」「0の殺人」と読んだので、「メビウス買わなきゃなぁ〜」とずっと思っていた。 昨日ふと本棚を見たらそこにあったって、一体どういうこと?無脳?無脳なのオイラ? 読み始めてみても、全く記憶にない。狂牛病か。スポンジ状か。 東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。犯行は金槌による滅多打ちと絞殺が交互する。犯人は1人か、あるいは別人か。 現場には常に謎の数字を記したメモが。被害者達を結ぶミッシングリンクを探せ。 速水三兄妹が活躍するスラップスティックミステリー、第3作。 今回はスラップステックぶりがハンパじゃなく面白かった。特に東京が連続殺人ですっかりパニックになってしまい、人々がカオスにあって迷走するシーン。筒井康隆ばりの畳みかける妄想が炸裂している。いやぁ、笑った笑った。 それに反して内容はとても戦慄的。読みながら「殺戮に〜」に似ているなぁとずっと思っていたら後書きに「あの作品(殺戮)のプロットはこの『メビウス』を書いている最中に思い付いたものなのです。(中略)本書はスラップスティック版『殺戮にいたる病』といったような感があり(後略)」ときっちり書かれてて納得。文庫本の後書きはこういうリンクが楽しい。 プロットは最後の最後までオチが読めない。「もうページ数がこんだけしかないのに、どうすんのぉ!?」とドキドキしながら読んだ(とても再読とは思えないこの様相はどうだろう)。 速水三兄妹の活躍も素晴らしい。こうなってくるといちおの荒唐無稽な推理も楽しみになってくるから不思議だ。そして忘れてはいけない木下!前作「0の殺人」のラストで爆弾テロに遭ってしまい長期離脱していた彼の登場を待ちわびた。今回は彼の不死身ぶりはそうそう発揮されていないものの、物語に良い味付けを差している。 しかしながらこの後速水三兄妹は活躍していない。どうやら短編が2編(それぞれ「裏庭の死体」「バベルの塔の犯罪」)あるのみ(しかも後者は木下メイン)で、長編は出てない模様。 ああ〜読みたい読みたい。
1投稿日: 2012.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学生がネトゲで知り合った男と現実で殺人ゲームを始める。現場に残された謎のメモに警察は混乱の極み。刑事の弟が気づいた次の被害者予想は…という当時は新鮮だったろう作品。
1投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログ最初の人物書紹介で、犯人が普通に紹介されており、一般的な推理小説のように誰が犯人か?を推理しながら読むものではありませんでした。 内容としては、撲殺と絞殺が交互に行われ、その目的と現場に残されたメモの意味するものはといった辺りを考えながら、それほど深く考えず軽く読み流していくぐらいの感じでちょうど良いかと。 そのため、トリックらしいトリックもなく、本格派(?)好きな人には、向かないかも。
1投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ犯人と犯行方法は最初から提示され、それを追う刑事たちと一緒に作中、描写されていきます。 読者が考えるのは、連続して殺されてゆく人たちを結ぶミッシングリンク。 保険会社のサラリーマン、ゲートボール好きの老人、浪費癖のある女子大生…。 一見、何の関係もないように見える人たちが被害者になっていく理由は何なのか?それを止める方法は? 物語が進むにつれ、理由も明かされるわけですが、これは好き嫌い分かれるのかな、と思います。もちろん、整合性がとれていないということはないんですけどね。 「8の殺人」「0の殺人」に続く3冊目ということで通して読むと、登場人物についても楽しく読めるので、より面白く読む為に、まず、前2冊からをお薦めします。
1投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログミッシングリンク・倒叙ミステリィ。 被害者達を繋ぐリンクの解明と、明示されないもう1人の犯人当てがテーマ。 相変わらず軽妙で読みやすいなあ^^ 赤川次郎と我孫子武丸には、中高生の時にハマりました。キャラクタが魅力的なのにうるさくない、ていうのが両先生のカラーというか魅力ですね。 軽いのにしっかりミステリィしてるところもスゴい。 ただ、私自身がミッシングリンクや倒叙ものはあまり好きじゃないっていうことと、速水兄弟の魅力が前作に比べて弱い、ていう点で、かなり二つ星に近い評価です。最後のトリックも我孫子作品にしては凡庸に感じました。 ワイダニットよりハウダニットより、やっぱりフーダニットが好きなのです(*^^*)
1投稿日: 2011.04.12
powered by ブクログ読了、60点。 ** 東京都内で連続殺人事件が発生、ハンマーでの撲殺と、紐状の凶器による絞殺という2種類の手口が使われつつも、 どの現場には謎の数字のメッセージが、、、、 一連の事件は同一犯による犯行なのか、それとも複数犯による犯行なのか? ミッシングリンクというテーマにお馴染み速水三兄弟が挑む長編ミステリー。 ** 『8の殺人』(http://booklog.jp/asin/4062760142)、『0の殺人』(http://booklog.jp/asin/4061852272)で登場する速水兄弟シリーズの第三作目です。 ノベルズ版出版から20年以上経った現在も続編がないことを考えるとシリーズは終わりのようで、本作のラストからすると速水さん達のその後がやや気になる終わり方ではあります。 本作品の構成は、我孫子さんの作品(少なくとも自分の読んだこのシリーズ+『殺戮に至る病』(http://booklog.jp/asin/4061817914) )では比較的よく目にする犯人の視点からの記述による書き出し。 この辺の書き方は当時のトレンドというか、新本格ムーブメント(リアルタイムで触れてないので何となくでしか分からないが)を感じさせてくれます。 倉知淳『星降り山荘の殺人』(http://booklog.jp/asin/4062646153)がパッと頭に思い浮かびました。 分量も軽めでテキストの非常に読み易いのでさくさく読めるのも良かったかも、特に序盤はこういうミステリーが好きな人のストライクゾーンど真ん中を抉る様な魅力的な謎が立て続けに並べられていてグイグイ引き寄せられるように読めるのは良かった。 ただラストのオチは個人的にはイタダケナイ。 この手のオチが全て駄目だと言う訳じゃないですが、このオチを使うにしては伏線があまりにも無さ過ぎるのが問題じゃないでしょうか? 唯一無二の真相である、と結論付けるにはあまりにも手掛かりが少な過ぎる上に、その可能性に関しての議論もほぼ無く作品最終盤でポッと出しておしまいと言うのはどうも消化不良でした。 本棚にあって読んでなくて、さらっと読める長編と言う事で読み始めましたがその点では希望通りというか、まぁ満足ではありました。
1投稿日: 2011.03.01
powered by ブクログスラップスティック殺戮にいたる病、らしい。 とはいえ、殺戮にいたる病のほうがびっくりしたかなという印象。 しかし、かまいたちの夜でもこれくらいサイコな犯人出せばよかったのに。
1投稿日: 2010.10.24
powered by ブクログ一人のサラリーマンが殺された。金槌での撲殺、そして現場に残された謎のメモ……これが連続殺人の幕開けだった!事件と事件を繋ぐミッシングリンクは一体何なのか?ご存知速水三兄弟が連続殺人犯を追う。 * * * 速水兄弟シリーズ第三弾。新キャラとして鬼島警部補見習が登場し、登場人物たちの面白さに磨きがかかっています。相変わらず木下刑事には笑わせて頂きました。
1投稿日: 2010.07.06
powered by ブクログとまあ、速水兄弟シリーズでございます。(木下が出てこないかと心配しておりました) ミッシング・リングはわかりませんでしたが、少し犯人を描写しすぎではないでしょうか?まさか、ネットとは思いませんでしたが・・・・・・・ チェスか将棋かと思っていたのですがね・・・・・・・・・ちょっと盤が大きすぎましたね。
1投稿日: 2008.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
速水兄妹シリーズ 絞殺、撲殺が交互に繰り返される連続殺人事件。新たな相棒・鬼島刑事と共に捜査に当たる恭三。被害者の名前に隠された秘密。 1998年10月3日購入 1998年10月6日読了 2011年9月10日再読
0投稿日: 2008.07.17
powered by ブクログ3兄妹シリーズ。 また3兄妹のかけあいが正直うざかったけど、 話は面白かった。 でも最後がいまいち… こんなことかぁ。みたいな 期待しすぎた
1投稿日: 2008.07.08
powered by ブクログ速水警部補シリーズ第3弾。 本作は東京に不思議な連続殺人が発生。 金槌による殴殺と絞殺が交互し, 現場には謎の数字を記したメモが残される。 被害者を結ぶミッシング・リンクとは…。 冒頭の人物紹介に殺人犯の名前は明らかにされているが, ミッシング・リンクとともに事件の真相が明らかになる。 このシリーズは読みやすく,笑える。 「殺戮にいたる病」のスラップスティック版として楽しめる。
1投稿日: 2008.02.11
powered by ブクログ初めて読んだ中学校時代、次々に起こる殺人事件の「関わり」を全く推理できなかった。で、その「関わり」が明かされた時の驚きたるや、すさまじいものがありました。
1投稿日: 2007.03.18
powered by ブクログ速水兄弟シリーズ第三弾!! 東京で発生した連続殺人事件。被害者は、撲殺→絞殺の順番に次々と殺されていく。そして死体のそばにはいつも謎の数字が書かれたメモが残されている。犯人の目的は・・・? 今回も端々に出てくる会話はユーモアたっぷりでおもしろかったけど、内容的には結構重いものだと思います。 ★が3つなのは、大好きな主人公の部下である木下さんが後半にしか出てこなかったことと、オチがいまいちだったこと。ラストがあれって・・・ミステリとしてはちょっと・・・ムムッ。
1投稿日: 2007.02.17
powered by ブクログ[ 速水警部補と推理マニアの弟妹の活躍第3弾 ] 「0の殺人」「8の殺人」に続く 「速水兄弟シリーズ」の第3作。 著者曰く「ふざけている」のにシリアスなこの作品、 冒頭で倒叙物かと思わせつつも、 基本は速水兄弟の活躍に焦点。 「著者らしい」結末に落ち着くこの展開、 あなたは先が読めますか? 読了日:2005.12.03 分 類:長編 ページ:284P 値 段:440円 発行日:1990年2月講談社ノベルス、1993年5月発行 出版社:講談社(講談社文庫) ●作品データ● ------------------------------ 主人公 :速水 恭三 語り口 :3人称 ジャンル:ミステリ 対 象 :一般向け 雰囲気 :ギャグ カバー :辰巳 四郎 解 説 :山前 譲 ------------------------------ ●菜の花の独断と偏見による評定● ------------------------------ 文 章 :★★ 描 写 :★★★ 展 開 :★★★★ 独自性 :★★★ 読後感 :★+ ------------------------------ ---【100字紹介】---------------------------- 大東京を恐怖のどん底に突き落とす連続殺人発生。 犯行は金槌によるめった打ちと絞殺が交互する。 犯人は1人か、あるいは別人か? 現場には常に謎の数字を記したメモが…。 速水三兄弟が被害者の「失われた環」を探す! ------------------------------------------- 「0の殺人」「8の殺人」に続く「速水兄弟シリーズ」の第3作。 前作「8の殺人」では「作者から注意」に容疑者を4人に絞り、その名を列記する、という素敵な趣向を見せてくれた著者ですが、本作冒頭の「おことわり」は一転してごく普通。よくある「これはフィクションです」な内容…、ただひとつ、最後2行で制作側のスタンスが垣間見えます。曰く 「中身の方は例によってふざけたものです。お安心下さい。」 くすくすくす。面白い作者です。さすがに「ユーモアミステリ」という珍しい分野開拓中の著者だけあります。 内容を読んでみれば、確かにこのことが正しいことは分かります。文体や、展開、描写に限って言えば、「おとわり」内の言葉で言えば「捜査小説風のタッチを採用」されていて、いかにもなミステリです。しかし実際、この事件はふざけたもので、ある種の「著者らしさ」が根底に流れ続けているのに気付かされるのです。 展開は非常に凝っていた前作「8の殺人」からは想像できないくらい、一見、ごく一般的なものです。犯人の章が入っているのも前回と同じ。でも、もう少し具体的です。それによーく見ると、実は一般的ではないのです。とにかく、プロローグはいきなり、氏名も明らかな人物が、「人を殺しに」出掛けていくところから始まりますからね。こういう場合は、「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」などの展開が予想されますが、素直にそういう展開になるわけでもない。不思議な語り方です。 いつもは経営する喫茶店から出ずに、兄の持ってくる話を聞いて答えを推理・ディスカッションする安楽椅子探偵的描かれ方をされることの多い速水慎二が、今回はかなりアクティブに外界に出て行っている場面があり、一応、生きてるんだな、この人、と思った菜の花。友人も出てくるし。 著者曰く「ふざけている」のにシリアスなこの作品、展開もユーモアな部分も悪くはないのですが、菜の花お勧め度が★3つなのは、被害者の不幸を思ってのこと。まあ、小説だからこそ許される理不尽なのですが、それも悲しく思ってしまう菜の花はミステリに不向きな読者なのかしら…。 …などと言いつつ、今日もせっせとミステリを読む菜の花なのでした。 「カルボナーラをメニューに入れたのはね、僕が好きだからだよ」(速水 慎二)
1投稿日: 2005.12.03
powered by ブクログ犯行の手口をここで言っちゃうとネタバレになるので、言いませんが、非常にユニークで遊び心も入っていて面白いです。著者も「こんなミステリは僕にしか書けない」と言った確固たる自負があるそうで。 警部補とその仲間達が作り出すドタバタ劇も面白いですしね。 でも、ラストは意外と呆気なかったので物足りなかったです。ミステリ全般に言えることかもしれませんけどね。やっぱミステリは中間地点が一番面白いんじゃないかなと思いますね。手口を解決していく過程ね。これが一番面白いんじゃないかと。
1投稿日: 2005.04.10
powered by ブクログミッシングリンクは分からなかったけど、犯人たちがやってたお遊びはわかった…つもりでいた。チェスやってるのかと思ったよ。しかしこのミッシングリンクはすごいよなぁ。思いつかないし思いついても書かないだろう。こういうノリだからこそ許されるというかむしろ納得してしまうというか。きれいにまとまってはいるんだよね。
1投稿日: 2005.02.05
