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本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド
本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド
喜国雅彦、国樹由香/講談社
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総合評価

5件)
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     漫画家の喜国雅彦氏による本格ミステリのガイドブック。…って私がこの方を知ったのはパズル雑誌ニコリの「恋とパズルとミステリ」という連載コーナーがきっかけで、漫画作品の方は全くご縁がなかったのだが、連載記事のなかでのミステリ小説への触れ方に興味を惹かれてちょっと調べたらこちらが面白そうだったので。  図書館で借りたらとても分厚かったので手に取った瞬間はびびってしまったが、中はイラストと遊び心満載でスイスイ読めた。多少(?)セクハラ的な下品なネタもあるが、まあそれを補って余りある、奥様国樹由香さんによる喜国氏の日常を綴ったコラムと漫画、から溢れ出すご夫婦の仲の良さ!正直なところ、「ミステリーブックガイドとしても役に立つ、長大な夫婦おのろけ本を読んだ」、という読後感だった。そしてそれが、なんだか可愛くてとても良かった。ついでに、読んでみたい古典ミステリーも増えたし。

    13
    投稿日: 2025.09.15
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    日本の本格がないけれど  満足した。なんといっても喜国さんが書く、博士とりっちゃんのミステリ談義のかけあひがおもしろい。私もミステリが書きたくなってきた。  もっとも当初こそ、博士のセクハラに応酬するりっちゃんといふ王道ギャグ的ノリだったのが、だんだん惰性的に淡々とミステリを批評するコーナーと化し(最後にいたってはりっちゃんの登場すらほぼない)、おもしろさも同時に半減してしまった感じだ。また、古典本格ミステリを紹介する8年の連載において、なぜか日本の本格は紹介されないといふ謎の枷が自然に働いてゐる。本格ではない小説も紹介したのに、なぜだらう。  国樹さんのエッセーは書きぶりがいかにも月並で、漫画のほうが好きだなあ。しかしこのふたり、仲睦まじい。

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    投稿日: 2023.05.24
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    古典本格推理小説を忖度なしに一刀両断で評価しているのは素晴らしい。たぶん黄金時代あたりなら書けない内容である。ただこれを読んで元の作品を読みたくなるかは保証の限りではない。

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    投稿日: 2022.07.31
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    もちろん、B!誌でお馴染みだからゲットしたもの。他の著作を読んだときは、自分に古書収集の趣味がないこともあり、『面白いんだけどそこまで共感が…』っていうイメージだった。でも本作は掛け値なしに素晴らしい。久しぶりに心底楽しめたブックガイド。本好きかつブックガイド好きだから、結構手当たり次第にガイド本を読むんだけど、正直、紹介する対象ジャンルが違うだけの大同小異っていうか、紹介のされ方で感銘を受けることは、あまりない。でも本書。常識的な本格好きの考えを博士に代弁させて、本音の部分を本格初心者たる女子高生の発言に担わせるという結構なんだけど、そのおかげで、マニアに対する配慮は行われつつも、本音の推薦図書が上手く抽出されている。しかも、女子高生の発言がいちいちもっともだから、高評価の作品が面白そうって、素直に思える。ひとまずグランプリ作品を手当たり次第に、とも思うけど、アタリとハズレの双方をそれなりの割合で読んだからこそ、この評価、って部分もあるのかな。たまには評価の悪いものも敢えて、って方向で。

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    投稿日: 2020.08.31
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    「黒死館は330ページ中300ページはなにが書いてあるのかよくわからなく、そのうち100ページは日本語なのかどうかも怪しい」www  

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    投稿日: 2020.08.14