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夫婦・カップルのためのアサーション
夫婦・カップルのためのアサーション
野末武義/金子書房
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総合評価

56件)
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    性別や生まれ育った環境によってコミュニケーションの取り方が違うということが書かれている。性別によって異なるコミュニケーションの方法については、本当にそうだなって思うと同時に、このことについて知識があるだけで、異性間のコミュニケーションの齟齬は減らせると思った。育った環境の影響というのも本当にあると思う。私も気づかないうちに同性の親と同じような、良好な関係を築く上で好ましくない態度をパートナーにとっていることがある。しかし、いくつかのコミュニケーションの取り方についての類型化をこの本で知ることで、自分のコミュニケーションの取り方の癖や、他にどういう取り方があるのかを知ることができ、対処につなげることができると思った。 人間関係を良好に進めるためには本当にアサーションのスキルは必要だと思う。相手も自分も大事にするコミュニケーションを心がけたいと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    ところどころ読み飛ばしたが素晴らしかった〜 終始文章が理性的 抱いてはいけない感情はないけど、自分の感情は自分の責任というのほ夫婦間以外にも友達や仕事にも応用が効くなあと思った あと自分が伝えたいこととそれに対する相手の意に沿わない返答も2、三段階想定するとか

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    ツイッターでおすすめされていたので読んだ。 子供との関わり合いとか、ものの伝え方とか参考になった。 また読み直して頭にいれていきたい

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    投稿日: 2025.06.12
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    パートナーや家族とのコミュニケーションのタイプを説明したうえで、アサーションのやり方が解説してあってよかった。感情のコントロールは抑えつけることではなく、表現するしないを選ぶことというのは刺さった。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    ABC理論を知ることで、自身の感情は自分ものであることを改めて理性的に理解できた。アサーションの概念、自身と相手を大事にしながらコミュニケーションを取ろことを、心に留め生活をしていきたい。

    0
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    印象に残った点 ★結婚相手としてパートナーを選ぶのには、結婚やパートナーに対する期待や動機があり、二人を結びつけている。3 ・本質的にパートナーが変わってしまったというよりも、自分がコインの表と裏のどちらを見ているかという問題。9 ・子供の誕生によって夫婦関係が悪化した:5割の夫婦。23 ・「いつもありがとう」「お母さんのつくる食事はおいしい」→自己評価の安定、心の健康。逆に「仕事をやっているから、ツマが家庭をやるのは当たり前」→子供も母親に感謝しなくなる。36 ・自分がパートナーにgiveしていることは意識しやすいが、逆はなかなか気づきにくい。38 ★親密:自分が自分らしくいられ、相手のその人らしさも承認できるような関係。38 ・「子供のために時間を使うことばかりで、パートナーとは子供のことしか共通の話題がない」39 ★傷つきやいたみを分かち合えること。45 ★自分がパートナーに依存しないので、依存したい・甘えたい・支えてほしいというパートナーの気持ちが理解できない。そうすると、パートナーは拒絶されたように感じる。48 ・感情よりも論理が大切、性格的にまじめ、時に頑固な性質→パートナー感情の過少評価。52 ・怒りに対する恐怖で距離を取る。54 ★パートナーの問題を責めるのでなく、パートナー自身が気付いていない苦しみやつらさや葛藤を理解する手掛かりにする。58 ・頭が痛い→頭痛薬を飲めば→何もわかっていない!!60 ★問題解決志向が強い人は、自分が悩みを抱えて苦しい状況にあったとしても、自分の力で何とか解決したいという気持ちが強いので、誰かに悩みを打ち明けるのに抵抗を感じる→その姿勢が、家族が悩んでいるときに、突き放してしまうことにつながり、不信感をかう。63 ・カップル・ダンス71 ★感受性が豊かで繊細なこどもの場合、もの心つく前から、夫婦間の緊張状態やストレスは肌で感じ取り、親を助けたいという気持ちも抱く。子供が自分の子供らしい成長を犠牲にすることにつながる。78 ・P85:3つのタイプの自己表現と特徴 ★アサーティブな自己表現ができる人は、パートナーに対する感謝やねぎらい、励ましやほめることなど、肯定的なメッセージを上手に伝えることができる。98 ・自尊心とはプライドでなく自分を大切に思う気持ち。自尊心が育っていないと、「私の気持ちや考えなんて、たいしたことないし・・・」と非主張的になる。108 ・非合理的思い込み「うまくいっている夫婦には葛藤や問題はない」131 ★乳幼児であれば言語能力が十分に発達しておらず、それに適切に対処すうrのは親の役割であり責任。132 ・非合理的思い込み「夫婦の考え方や価値観は一致しているべき」134  ★子育てには夫婦の価値観の違いが出る。一方で一致していることが自体が時に問題がある場合もある、子供が常に両親からプレッシャーや期待を受けることになる。136 ・「非合理的思い込みから自由になる」139 ★「そう思うんだね、ふ~ん(自分の考えを言わない)」142 ・前置きをしないで話す。143 ・P145「パートナーに肯定的なメッセージを伝える」。否定的なメッセージを減らしてもパートナーには感じ取れない場合もある。146 ★「問題解決志向が強すぎる」155 「疲れてる・忙しい」162 ・聴くことを妨げる言葉:「どうして」「なんで」「いつも」「絶対」「どうせ」163 ・「○○は○○と思っているんだね・僕は・・・」(いきなり「僕は・・・」と言わず、ワンクッション受け止める)167 ・ノーが返ってきたら何と言おうか。174 ・P178アサーティブなDESCの例 ★自分が感じる感情の範囲でしか、パートナーの感情も共感的に理解し対応できない→自分のさまざまな感情を感じ、認め、表現できるように。190 ★怒りの根底にある弱い感情に気づき、それをアサーティブに表現する。(自分の怒りへの対処)197

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    夫婦間のコミュニケーションにおいて、互いの考えを汲み取れなかったり、自分の気持ちを伝えきれずに不満が溜まったりすることへの改善策を求めて本書を手に取りました。本書は、アサーション=「自分も相手も大切にする自己表現」を軸に、夫婦関係の本質と具体的なコミュニケーションスキルを分かりやすく解説しています。 特に印象に残ったのは、夫婦といえども元々は異なる文化的背景(育った家族)を持つ他人であり、価値観の違いは当然であるという視点です。相手を変えようとするのではなく、自分の「ものの見方・考え方」や、相手の特性に対する自分の「受け止め方(良く解釈するか、悪く解釈するか)」を変えることの重要性も学びました。また、「追跡者・回避者」といった陥りやすいコミュニケーションの悪循環パターンを知り、自分たちの関係を客観的に見つめ直すきっかけを得られました。 アサーションの実践においては、「I message」を意識して自分の気持ちや考えを正直に伝えること、そして同時に、相手の話を「理解しよう」と能動的に聴く姿勢の両方が不可欠だと理解しました。さらに、怒りや傷つきといったネガティブな感情も大切なメッセージであり、それを否定せずに受け止め、時には自分が「怖い」「困る」と感じていることも率直に伝えてよいという考え方も目から鱗でした。 本書で示されたアサーションの考え方やスキルはすぐに完璧に実践できるものではないかもしれませんが、まずは知識として「アサーション」という考え方を知ることで、夫婦関係や他の人とのコミュニケーションに取り組む中で不和が生じても、一時停止し健全な思考を取り戻せることが重要だと感じます。 夫婦関係に限らず、1対1のコミュニケーションに悩んだことがある方にはとてもおすすめの良書です。

    27
    投稿日: 2025.03.29
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    夫婦間のコミュニケーションをより良くする1冊。アサーションは心理学用語で「自分も相手も大切にする」。以心伝心なんてものはない、ただしズバズバ本音を言って良いわけではない。本当に難しい…繰り返し読みたい

    1
    投稿日: 2025.03.29
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    「パートナーともう少し対等で健全な関係を築くにはどうしたらいいんだろう?」と思ったときに手に取る、アサーション入門書です。 入門書相当なので短めな説明にとどまっている分、具体事例が浮かびにくいかもしれませんが、コミュニケーションで大事な要素を網羅できます。 パートナー間のコミュニケーションに具体的な課題を感じている人であれば、この本だけでもある程度解決策が浮かぶはず。 ただし、60代前後の古典的な夫婦観を前提にして事例を紹介しているため、古臭さを感じる場面がいくつもありました。 心理学、カウンセリング、具体事例などで理解を深めたい人はもう少し実践的な本や専門的な本にステップアップするのがよいです。 私はこの一冊で学習を終えて、実践に移ってみます。

    1
    投稿日: 2025.02.11
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    人間関係構築やコミュニケーションが苦手な私にとってカップル、夫婦関係の継続のために1読してよかったなと思える1冊だった。実践するには難しそうな部分もあったけど、定期的に繰り返し読んで、自分の内面を見つめなおしたいと思える本だった!

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    印象的なメッセージ ○自分自身で感じ対処できる感情の範囲においてパートナーの感情も理解し適切に対処できる。 自分自身がさみしさを感じることに抵抗があり、日頃からそうした感情を避けていると、パートナーの表現にどのように対応したら良いかわからず言葉をかけられなかったり、不機嫌になることがある。 ○抽象的で大きな提案や、一度にたくさんの提案をしない

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    相手と良好な関係を築いていくためのステップが、具体例を交えて述べられている。 対象が彼氏彼女、夫妻でなくても、応用できそうな内容であると思う。 相手を変えることはできない。相手を認めて理解しようとすることを、愛する人との関わりの中で大切にしていきたいと再認識した。 アサーティブな表現法について、巻末の推薦図書を参考にさせていただきたい。

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    良書だった! 夫婦・カップルの関係性はとても複雑で難しい、永遠の課題とも言えるが、誰からも教えてもらえない。 仕事におけるコミュニケーション術は多くの人が学ぼうとするのに、この課題に関しては学ぶ風潮自体が無いように思える。 そのため、育ってきた環境やメディア、身近な人たちからの偏った影響で自然と価値観が形成されていく。 本作では、夫婦関係によって生じる問題の原因が言語化されている。自分たちの間に起きている問題はまったく珍しいことではない、よくあることなのだと知ることができる。 自分の弱み、ものの見方や考え方の癖に気付かされ、面白いしためになる本だった。 もしこの本の内容をパートナー同士で共有できたら、お互い楽になるし、意見の食い違いを恐れることなく、より強い絆で結ばれた関係になれると思う。

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    私は本作における非主張型を自負する一方、察してくれないと勝手に相手にマイナスな感情を持つこともあると改めて反省。普段であるとそのような局面では感情を抱くこと自体を嫌悪したり、遠回りから始めて最終的には嫌味な形で表出したりすることが常である。 己の感情を軽視せず正しく把握しつつ、それを相手に伝えるためにいかに客観的・具体的に表現して伝えるかが自己課題。

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    攻撃的でも非主張的でもよくない。バランスが大事。 自己表現を理解し、どんなときにアサーティブに表現できるか自分を客観的に見直すのも大切なんだなぁと思った。 自分も相手も尊重し、お互いを大切にできて成長していける関係が理想だな!

    2
    投稿日: 2024.08.25
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    夫婦の危機を迎えてから、手に取った本。 本当は危機を迎える前に読みたかった。 いまの私自身の課題、夫婦としての課題をうまく言語化してくれている。 特に、機能不全家族で育った人、この本に書かれているようなあるべき夫婦像を知らない人にはぜひ手にとってほしい。 また、誤った言動の背景(原家族の問題や生育環境の問題)も示唆されているので、自分と向き合うこともできる。

    3
    投稿日: 2024.07.16
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    アサーティブな状態とはどういうことなのかが理解できる、入門編のような感じ。 夫婦やカップルという、問題を二人で乗り越える必要のある関係性の人たちにとって、一度自分たちの行動や自分の感じ方などについて整理できる良書。 あまり深いところまでは触れられていないので、まずはアサーションという概念の全体感を知るのにいい本なのかなという感じ。

    0
    投稿日: 2024.04.14
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    読んでよかった! 何度か読み直したい。(喧嘩した時とか特に笑) 夫婦、カップルが寄り添う会話、コミュニケーションを目指す

    1
    投稿日: 2024.03.25
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    夫婦・カップルだけの関係にとどまらず、人間関係を良好に築くためにどうすればいいかを、本質的に記載している本だった。 説明も分かりやすく、初学者でも理解しやすい言葉遣いだった。 人といい関係を築くためには、自分のことを受け入れ、相手とアサーティブに対話することが必要。簡単にアサーティブにな対話ができるとは思わないが、少しずつ、自分の改善するべき点を見つけ、人と良い人間関係を築いていきたい。 以下、気になった言葉 ■パートナーの話を聴けないとき ・聴けないということをアサーティブに伝えることが大切。 「私は今いそがしいし疲れているから、あなたの話に集中できないと思う。だから、明日にしてほしんだけど」 →今すぐ話しを聴けない理由を明確に示し、一方で話を聴くつもりがあることを伝え、いつなら話を聞けそう見通しを伝える。

    4
    投稿日: 2024.02.19
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    結婚する前に出逢いたかった本 結婚すると色々ありますがこの本を読み返して、自身の至らなさを素直に感じる事ができます 読んで損は無いと思います

    16
    投稿日: 2024.01.31
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    読んでよかったと思う。 自分のことも相手のことも尊重して物事を考えられるようになりたい。 相手に変わって欲しいと願うならまずは自分が変わっていかなきゃいけない。 特に家族との強い結びつきの話。ハッとさせられました。 夫婦は自分が育った家庭より長く続くであろう一つの家族なのに。 自分も、相手も弁えていかなければいけないなと思った。

    0
    投稿日: 2024.01.08
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    いい夫婦の日には毎年夫婦に関連のある本を読むことにしている。(今年は妻に「まるでこたつレッグウォーマー」をプレゼントした、妻からのプレゼントは勿論ない) WEBで「夫婦関係 改善」とかで探しいくつかのページで出てきた本書に決める。 読もうと思って、机の上に置いておると、妻が「これまた読むの?」と。 ん、記憶にない、ブクログにも無い。おそらく開いたがつまらなくて読まなかった本だなと思うが、本を開いてみる。 面白くない、というかバカが読むようには書かれていない。最近の本は、読む人にいかに届き、改善に至るかも考えられてわかりやすく工夫されているものが多くヒットしているが、本書は読みづらい。 まあ、私もたまには難しい本を読むかと読み進む。(ここでまたスルーすると何年後かにまた手にしてしまうだろう。) アサーションとは「自分も相手も大切にする自己表現」 夫婦、カップルのマズイ例、改善ポイント等が書かれている。面白くないが、中々我々は上手く行っているからかとも思う。著者の言葉にすると 「お互いアサーション権を守り、行使」出来ていそうだ。 ■学 妻「ねえ、私、頭が痛いの」 夫「じゃあ、頭痛薬を飲めば?」 妻「あなた、何もわかっていない!(怒り)」 海外のジョーク 研修の際にこの例を出し、なぜ女性が起こったのかわかるか男性の出席者に聞くと9割以上わからない DESC法は有効に思える

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    投稿日: 2023.12.01
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    私に旦那さんどころかパートナーさえ居ませんが、YouTubeで紹介されていたのでこの度読んでみました。 相手のことを考えながら、自分のことも主張していく…アサーション、難しいですね! さらに、私は実家から精神的に自立できてないのでさらにあかんやーん!ってなりました。 自立していることが大前提みたいです!

    0
    投稿日: 2023.09.27
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    夫婦関係に悩んでる人には解決策の一つになるかもしれない。 今現在で悩んでいない人たちは自然と出来ている、もしくは常日頃心がけている事を書いてくれている。 どっちが悪い、などではなく考え方や捉え方の提案をしている本なので、抜本的な解決になるような特効薬的な効能は期待しない方が良い。 これから関係を築いていく人には、こうなるかもよ、相手はもしかしたらこういう考えだから貴方に対してそんな風に思ってる、態度に出てるのかも、という解説も出てくるので、より良い関係性を保とうと意識したい時の指針に出来る本だと思います。

    0
    投稿日: 2023.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そもそもで、関係性を続けることの大変さを異文化交流と表現しています。 上手くいかないのも当たり前、という事ですね。 そんな中、付き合いたてから、子供ができて成人するまでなど、様々なライフステージで起こりうる問題の話があります。 親密でいるには、お互いにケアし、他ではない相手を尊重し、楽しむことが大事とのこと。 ・パートナーをありのままに受け入れる ・二人の関係に自分が責任を持つ ・謝ることを許す ・痛みを分かち合う 親密になる前に身構えてしまう防衛反応、親との関係性が成人になってからも影響していること、男女の問題に対する取り組みの違いなど、内容は多岐です。 ここまでは問題のパターンの話が多いですが、アサーションとして、相手と自分を尊重するコミュニケーションの取り方が、本書のメイン?です。 自分を尊重するということは? 相手を尊重するということとは?? 嫌なことを嫌と伝える、相手の話を積極的に聴く(傾聴)、相手を非難せず自分が感じたことをIメッセージで伝える。 パートナーとの関係で傷つくのも自分の権利。 あえて言わないを選択する権利。 柔軟性のある考え方が必要なのは、唯一のパートナーとうまくいくためですね。 200ページに満たない本なのに、とても充実した内容でした。 上手くまとめられませんでした。笑

    3
    投稿日: 2023.05.19
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    今後の人生で何回も読んで、内容を実践していきたいと思えた本。まずはDESC法で自分の意見をアサーティブに伝えていきたい。夫婦間だけでなく、仕事、友達、兄弟親全てにおいて。

    0
    投稿日: 2023.05.18
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    バイブル 何度も読み返したい カップルだけでなく、実家、職場にも応用できそう。 ただやっぱり夫婦は特殊だが。 自分の実家の思想や文化に寄ってしまうというのは意識したい。いいのも悪いのも。 自分も相手も理解するのに役立ちそうです!

    0
    投稿日: 2023.03.02
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    コミュニケーションをとるうえで慮る観点という意味では、必ずしもパートナーに限定するものでもない有用性を感じました。

    0
    投稿日: 2023.02.27
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    コミュニケーションにおける問題点と解決策の提案がまとめられている。 こうすればうまくいく!と言う簡単な裏ワザは存在せず、面倒でもひとつひとつステップを踏んでいくしかないと実感した。 感情や問題に囚われてしまった際に立ち返って客観視するよい契機となる良書。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    アサーティブなコミュニケーションとは 相手を肯定する 自分も肯定して気持ちを適切に表現する (※本書の引用ではなく一般論としてです) といった、スピリチュアルな定義もあります。が、 具体的に、 怒りにおけるアサーティブとは、 傷ついた、悲しいなどの一次感情を飛ばして怒りや恨みなどの二次感情を表現せずに、 一次感情を冷静に伝えて相手との折り合いをつけるべく提案をすること。 女性がやりがちな 嫌味を言って相手に気づかせようとする わざとカマをかけて否定してもらいたい 拗ねる というノンアサーティブアクションでは 男性もうんざりするでしょう さらに女性はネガティブな方へ想像力を働かせてしまう。 でも意外と男性はそこまで考えてはいないようです。 だから伝えたいことがあるときは 感情任せに発言したり 行間を読ませるような言い方をせずに 建設的に提案をする といった内容が具体例を交えて書かれています。 わたしはこれに加えて、 ネガティブ動詞を使わないでお願いする ことを心がけています。 例) 帰る時間を言ってくれ「ない」と夕飯が作れ「ない」 ↓ 帰る時間を「教えてもらえたら」ちょうどいいタイミングで晩ごはんを準備「できる」 このようにお互いの利益になるような言い回しをすると相手の気分を害さずに相手の気持ちを引き出したり、思い通りに動かせたりするのでは。

    4
    投稿日: 2023.01.04
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    パートナーとの関係に悩んでいる人に読んでほしい本。 自分は良かれと思ってやってることや正しいと信じているものが、育った環境や思い込みだったと自覚させてくれます。 私自身、パートナーとの関係に10年近く悩み、試行錯誤を繰り返してきました。 しかし、この本を読んでから改めて自分の未熟さを知り、もっと早く読みたかったと後悔しています。 タイトルにある通り、パートナーと良い関係を築くためには、アサーション(自分も相手も大切にする自己表現)という考え方が必要不可欠です。 このアサーション能力が自然と高い人もいますが、多くの人が足りておらず、だからこそ本書は読む価値があります。 また紹介されているエクササイズをすることで、自分を見つめ直すきっかけにもなりました。 定期的に読み返して、パートナーと良好な関係を築く指南書にします。 ちなみに巻末にはアサーションに関する推薦図書も記載されているので、そちらも読もうと思います。

    0
    投稿日: 2022.11.30
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    誰でも自分でもアサーションな権利がある 愛し合う夫婦でも気持ちを察するのに限界がある 自分が適切な表現をする努力が大切 相手に肯定的なメッセージを伝えることが長期的な関係を続けることで大切

    0
    投稿日: 2022.11.18
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    タイトルのまんまという感じ。 アサーションについては他で学んでいるので、私個人としては目新しいと感じることはあまりなかった。 ただ、関係が近しい人ほど期待や甘えが出てしまうものなので、近しい人ほど意識しないとアサーティブでいられないとあらためて感じた。 わかりやすい言葉で書かれており、エクササイズもあるため実践もしやすいかと思う。 傷つく権利、自己主張しない権利など、伝えること以外にも言及していたのがよかった。 印象に残った言葉 ・夫婦が離婚を考えているとき、本当に別れるべきなのはパートナーではなくて、心の中に生き続けている親であることがしばしばある →アメリカの家族療法家の言葉。親の影響は大きく、ここが当てはまる人は多そうに感じた。 ・自分の中にしみついているある種の「クセ」から自由になるのはたとえ幸福になることであったとしても、それほど簡単なことではないのかもしれません。 →クセから脱却できなくても、それが簡単ではないと思えたら良いのではないかと思う言葉。

    2
    投稿日: 2022.09.09
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    メンタリストDAIGOさんが以前薦めていた一冊。 一度ゆっくり読んだ後再びサッと読破。 小難しい話はなく、ふむふむ分かりやすい描写でサクサク読み進められる。 実家との結びつきが強すぎたり、 片方が趣味だけに夢中になったり、 するとこじれやすい。 言葉のあやで相手の本心が分かるわけではない… また読み返したい。

    0
    投稿日: 2022.08.26
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    パートナーだけでなく、両親や兄弟、先輩後輩など、男女のコミュニケーションのズレが気になって読んだ本。 男女によって思考の癖があるけど、感情的なタイプ、理性的なタイプ、主張の仕方が攻撃的、非主張的なタイプがいる。日本人は概ね非主張的な人が多い。 ★攻撃的=I’m OK, You’re not OK ★非主張的=I’m not OK, You’re OK ここで学ぶアサーションとは、自分も、相手も大切にする自己主張の方法で、 ★アサーティブ=I’m OK, You’re OK 相手の個性と主張を理解した上で、アサーティブに自分の主張や感情を伝える方法のこと。 集団や社会を重んじる日本人は、私もそうなのだけど、言えない、というよりは、言わない、という選択をしがちな気がする。 自分が我慢することで、ことが収まるならそれでいいかと思ったり、いちいち大ごとにしたくなかったり。 だけど、 自分が感じた感情は、私の感情として受け止めて大事にすること、それを表現するかしないかは、自分が決める権利があり、同時にパートナーにもその権利がある。 と知れたことは、よく考えたら当たり前なのだけど、はっとしてしまった。 お互い知りたい、わかり合いたいと思ってるのにこんなズレるのは何でなのかなと思ってたけど、 察してほしい、という非主張的な態度はさらに分かり合えなさを加速させるだけで、話し合いこそが唯一の解決方法だとわかった。 アサーションで好きなところは、お互いが素敵な個性を持った二人であり、違う文化をもっているのであり、尊重する必要がある、というところがベースにあるところだった。 余裕がないと無理そう、、と思いつつ努力したい。

    0
    投稿日: 2022.08.14
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    時間をかけてゆっくり少しずつ読んだ本。 大事なことがわかりやすく書かれているが、「完璧な人はいない」ということを前提で考えることや、アサーション権の項が特に印象深かった。自分と同じくらいの心理的成熟度の人と、共に成長できたら嬉しく思う。 220512読了。

    0
    投稿日: 2022.05.12
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    自分は非主張的なコミュニケーションを取りがちなので、アサーティブなコミュニケーションを心がけていきたいと思った。 カップルだと衝突することは少ないが、これから夫婦になると何かと話し合う必要が出てくると思う。何か大事な話をする前にはこの本の内容を思い返してみたい。

    0
    投稿日: 2022.04.30
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    夫婦やカップルのパートナーシップについて勉強したくて読みました。 I messageで自分の気持ちを伝えたり、怒りの気持ちを自分で処理することなど今まで自分で学んできたことの良い復習にもなりました。 充実した家庭生活を送るためには良いパートナーシップが築くことはかなり重要だと思うので、何度か読み返しながら身につけていきたいと思いました!

    0
    投稿日: 2022.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「夫婦・カップルのためのアサーション」 アサーション=自分も相手も大切にする自己表現 「大事なものは、たいてい面倒くさい」by宮崎駿 長年にわたって夫婦の良好な関係を保ち続けていくために必要なこととは、公平性(ギブアンドテイクのバランス)と親密さ 人から支えられることも大切なのですが、自分で自分を支えることも、同じくらい大切。 夫婦が幸せに暮らしていく責任は自分達にある 自分の気持ち、考え、欲求などを率直に、正直に、その場の状況に合った適切な方法で述べること 自分自身が感じるさまざまな感情をありのまま認めることは、自分の心を自由にすることでもありアサーティブな自己表現につながります 感情は自分自身のものである

    2
    投稿日: 2022.03.06
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    親密な人との関係性に悩む人に読んでほしい本。自分がなんとなく感じていたことが、わかりやすく書いてあったのでよかった。独身時代に親密な関係を築く能力を身につけたい。 【印象に残った点】 ・2人の関係性を築くポイント…ルール作りをする・お互いに不完全な人間と認識する・感情をシェアし合う…etc ・源家族の関係性に左右されることが多い…感情に対する恐怖・拒絶されることに対する恐怖(受け容れてもらえない)・コントロールに対する恐怖(自由を奪われるのではないか) ・感情と論理のすれちがいは起きがちで、それぞれの考え方を知り歩みよることが大切。また、2人の関係性であるため、三角関係関係は作らないこと(こども、親、浮気など) ・感情を表現するためには、自分自身を理解することが大切(自己理解・自己受容・自尊心) ・ABC理論…出来事から感情は引き出されるが、その間にはモノの考え方見方(belief)があり、引き起こす感情を左右している。 ・Desc法…客観的な描写→自分の気持ちを表現する→改善策について提案する→選択する ・自分自身の感情であることを理解し受容する。 家族、恋人といった親密な関係になるほど、自分を表現することが怖く億劫になっていく自分を感じていた。特に、拒絶される恐怖、コントロールに対する恐怖が強いと思う。自分が何を感じどうしたいのか、感情を押し殺してる節は否めない。エクササイズがあったので、休日に時間をかけて実践したいと思う。

    5
    投稿日: 2022.02.09
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    とても勉強になった。 夫婦やカップルが上手くいかない問題は、多かれ少なかれ本書のどれかに分類されると思う。 とりわけ自分は問題解決型に傾向しがちなきらいがありそうなので、気をつけたい。 100%理想の相手というのは存在しない以上、本書にあるアサーティブなコミュニケーションにより、歩み寄りを探ることが重要だと思った。

    2
    投稿日: 2021.10.30
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    このアサーションは完璧に理解して実行することはとても時間がかかることだと感じた。周りの環境、自分と相手の心の状態など様々なことでアサーションが出来なくなってしまうこともある。けれど、この本を読んで頭の中に理解しておくだけで、相手を傷つけてしまった時や、意図していないことが相手に伝わった時に取り戻すことができると思う。 今の私は相手の話を聴くことが優先になってしまうところがある。だから、先に自分の意見を伝えた上で、相手の意見を聴く癖をつけておこうと思った。

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    投稿日: 2021.09.11
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    面白い! ヒントがあたくさんあった 自己信頼を高めるの意識してみたい あとは傾聴の後の自分の意見を持つこと

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    投稿日: 2021.08.24
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    自分の怒りという感情は自分の価値観によって生まれているもので、怒りを感じることは決して悪いことではないが相手も同じように怒りを感じるのは限らないので、怒りの表出を自分の思うがままにして、相手を傷つけることは、よいことではない。  怒りを感じることよりその怒りの表現方法に間違いがあると気づいた。  私はつい攻撃的になり、相手に自分の考えを認めてほしい傾向があると思った。相手がNOと言った時の返答を考えておくことは効果的だと思った。  楽しむ お互いをケアする 2人の関係を守る  自分とパートナーをありのまま受けいれる  二人の関係に責任を持つ 謝る許す  傷つきや痛みを分かち合う

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    投稿日: 2021.07.25
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    アサーション関係の本は初めて読んだけど、この本は夫婦、カップルといった型に当てはめるだけではなく、他の人達に対しても通ずるところがあると感じた。日頃から感謝を伝える習慣だったり、具体的なアクションが書かれていて早速実践してみようと思う。男女で脳の構造も違うみたいだし、伝え方伝わり方も人それぞれだよな、と色々考えさせられる一冊でした。この本は何回も読み直す予定。

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    投稿日: 2021.07.18
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    全日本人読むべき本。 伝えたいことは、はっきりと伝えながらも相手を不快にさせないようにする方法が学べる。

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    投稿日: 2021.06.28
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    カップルや夫婦での人間関係をメインテーマにしたアサーション本。 個人的にはカップルや夫婦だけでなく、人間関係をうまくするにはどうすべきかという視点でも読めるのでどんな人にもオススメ。 カップル〜夫婦として定型的に発生する課題がライフサイクル別に示されている。 そして人間関係維持志向、問題解決志向、ABC理論や自己分化、カップルダンス、アイメッセージ、DESC法など、男女や人としてどんな特徴による課題が発生しどう解決する方法、考え方があるのかを客観的に知ることができる。 なかでも『危機』に対する考え方は素敵だなと思った。 危機=危険+機会、自分やパートナーが苦しむ危険性がある一方で乗り越えることができたら以前よりも大きく成長し、関係がより良くなる機会になる可能性も秘めている。

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    投稿日: 2021.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間関係の悩みを俯瞰的に見ることができる本。 ◼︎カップルダンス ①衝突 ②距離をとる ③追跡者・回避者 ④過剰機能・過少機能 ⑤三角関係化

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    投稿日: 2021.05.01
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    カップルがより良い関係を築いていくための具体的方法が解説された本。伝えたいことがあるときに、自分も相手も我慢せず落ち着いて話し合うための方法論。具体的事例が満載なので、索引的に使いたい。

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    投稿日: 2021.04.26
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    まさに、自分の両親に読んで欲しい本でした。私の両親は不仲です。父は論理的に説明する姿勢は見せますが、すぐにキレて怒鳴る人です。母は、感情表現は安定しているものの、論理的説明力があまりに低い人です。15年くらい前にこの本を見せてあげたかったと思います。一方、両親を反面教師に育った私は、論理と感情のスキルをバランスよく身につけることができました。本書の内容は、ほとんどが既に実践したものでしたが、まだ夫との間に葛藤があります。自分に活かせるヒントがもっと多ければさらに嬉しかったと思います。

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    投稿日: 2021.03.17
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    親密さとは、価値観、趣味が似ていることではない。「察してほしい」では相手と豊かな関係を築くことはできない 【感想】  大学教授がカップル間のアサーションについて語った論。平和に問題を解決してくためのフレームをいくつか提供してくれていて、勉強になる。「アイ・メッセージ」「ABC法」「DESC法」など。大切なのは、穏やかに、しかしはっきりと、自分の気持と意思を相手に伝えること。勝手に相手の気持ちや価値観を推し量り、評価を下さないこと。相手の価値観は尊重しつつも、自分の考えていることを相手に伝える努力を惜しまないコト。 【本書を読みながら気になった記述・コト】 ■パートナーの魅力は不満と裏表の関係にある ・完璧な人がいない、というのはこういうこと。魅力の側面が不満と感じる瞬間も必ず訪れるはず ■カップル・セラピーでは、夫婦は基本的に自分と同じくらいの心理的成熟度の人をパートナーに選ぶとされる  →なんか分かる。経験上、そうなっている気がする。 ■長年にわたって関係が良好な夫婦の多くは、互いのギブアンドテイクを認識しており、そのバランスが取れている ■>>相手のその人らしさを承認できるとは「相手を変えたり説得したり直したりという要求を抱かずに、自分と異なる考えや信念を持った他者と情緒的な関係を持てること」 ■>>アサーションとは「自分も相手も大切にする自己表現」 【本のエッセンスを抽象化すると】 穏やかに、はっきりと、素直に伝えあおう

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    投稿日: 2021.02.13
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    夫婦の対立や課題を家族心理学の側面からわかりやすく解説した上で、夫婦それぞれに与えられた権利としてアサーション(自己表現)を実例を交えて解説いただけます。何かを押し付ける訳ではなく夫婦がどう認め受け入れ合うかを考えさせてくれる良書。

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    投稿日: 2020.08.09
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    「平木典子流アサーション」の正統な一冊です。 パートナーと長期間共にすごすと、どうしてもすれ違いはおきます。その都度、「その場をうまく納めよう」としすぎていると、本当の自分の感情を押し込めてしまうしか解決できないような気分になりがちです。 この本では夫婦・カップルでの場面を取り上げています。本来、どちらかだけに力があるわけではない関係のはずです。なかなかうまくいかない。 そういうときも必ずあります。 どちらかの心掛けだけで望ましいコミュニケーションがとれるわけではないと思います。 歩み寄るためには、お互いに、お互いを大切にすることが必要。そういわれれば、そのとおり。 また、長期間固定される関係性、と言えば、職場の人間関係です。職場でのコミュニケーションには、指揮命令関係や先輩後輩、仕事を知っているかどうか、経験があるかないかなど、力関係の違いが存在しないことの方が珍しいです。 いきなり職場にアサーション、と思うと場面設定が難しいと思います。この本でまず、ABC理論とDESC法について、具体的に理解することができます。 また、「いつも~」「なんで~」「どうせ~」、の「聴くを妨げる言葉」を意識するようになれるだけでも、本書の価値、十分にあるはずです。

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    投稿日: 2018.09.24
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    帯文:”ともに支え合って暮らそうと決めた私たちなのに、どうしてこんなにコミュニケーションがうまくいかないのだろう……?” ”本書は、夫婦やカップルが必ず出会うこのような問題について、日常的な夫婦関係とコミュニケーションの視点からその現実と取り組み方を伝えてくれる案内書です。” 目次:巻頭言、はじめに、第Ⅰ部 夫婦・カップルの関係について理解する、第1章 夫婦関係を理解する、第2章 二人の関係を育てるもの・妨げるもの、第3章 夫婦・カップルを悩ませる自分と相手の違い、第4章 夫婦・カップル関係における悪循環、第Ⅱ部 心の中のアサーション、第5章 アサーションについて知る、第6章 自己信頼を高めアサーション権を確信する・・・・他

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    投稿日: 2016.11.08
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    夫婦とは相手を選択してできる関係。裏を返せば解消もできる関係。パートナーに失望したり疑問を感じたりすることはあるだろうが、関係を継続していく意志とそれを可能にするコミュニケーションのスキルが肝要。パートナーの魅力はいつしか不満に変わる。実はパートナーが変わったのではなく、自分が同じコインを表から眺めていたのを裏に変えただけ。おかしいなと感じたならば、自分のパートナーに対する見方や期待を見直し、自分自身の関わり方を変えるのが良い。自分とパートナーのありのままを受け入れること。自分もパートナーも完璧ではないという現実から目を背けていても親密な関係は育たない。アサーションとは、自分の気持ち、考え、欲求などを率直に、その場の状況に合わせた方法で述べることで他者の基本的人権を侵すことなく自己表現すること。 必要なのは自分を理解し、パートナーのことも理解し建設的なコミュニケーションができること。自分も相手も大切にする自己表現=アサーションが大事になってくる。自分とパートナーの関係を見つめ直し、より親密なコミュニケーションができるよう努める。パートナーを変えようとするのではなく自分の方から変化を起こしてみる。アサーティブに聴き話し合う。本書からは様々なアサーションのスキルを学ぶことができる。お互いに認め合い支えあえる夫婦関係を目指したい。

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    投稿日: 2015.10.30
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    パートナーに思っていることがうまく伝えられていない気がするときに読む本。 "アサーション"とは、自分も相手も大切にする自己表現のこと。素直に正直にその場にあった適切な方法で自分の気持ちを伝えることが最終目標。 『きっかけは相手からでも、その感情は自分が引き起こしているものである』というのは全くもって納得。 DESC(描写・表現・具体的提案・提案に対する選択)をうまいことやって、一人で我慢するでもなく、相手を傷つけるでもなく、根気よく改善する努力をしないと夫婦関係は良くなっていかないのだなと再認識。非常に疲れるけど。

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    投稿日: 2015.10.15